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桜庭一樹の検索結果41 - 78 件 / 78件

  • 人員削減に反対するための桃色争議で仲間割れが起きた理由!朝ドラ『ブギウギ 第13話』 - AKIRAの映画・ドラマブログ

    引用:https://www.nhk.jp/p/boogie/ts/NLPYVZYM29/blog/bl/p5kPw8DWyV/ ドラマ『ブギウギ 第13話』では、梅丸の社長が人員・給料の削減をしようとしますが、これが契機となり『桃色争議』が起きてしまいます。 会社のやり方に反対するための『桃色争議』だったのに、仲間割れが起きてしまうので、その理由について紹介しましょう。 ドラマ『ブギウギ』のキャスト 演出 登場人物&俳優 ドラマ『ブギウギ 第話 第13話』のストーリー 『人員削減に反対するための桃色争議で仲間割れが起きた理由』 ドラマ『ブギウギ 第13話』の見所とまとめ ドラマ『ブギウギ』のキャスト 朝ドラ『ブギウギ』は、2023年10月2日から放送開始されました。 演出 福井充広 二見大輔 泉並敬眞 鈴木航 盆子原誠 登場人物&俳優 花田鈴子-福来スズ子(演:趣里)笠置シヅ子をモデルに

      人員削減に反対するための桃色争議で仲間割れが起きた理由!朝ドラ『ブギウギ 第13話』 - AKIRAの映画・ドラマブログ
    • 『安達としまむら』だけじゃない!作家・入間人間の作品まとめ - アニゲーまとめ

      2020年秋アニメ「安達としまむら」の放送が待ちきれない人にオススメ。原作者・入間人間(いるま ひとま)の作品をまとめました。 「安達としまむら」は、電撃文庫MAGAZINEで連載中のライトノベルです。 TVアニメ『安達としまむら』は、2020年10月より、TBSにて放送予定です。 TVアニメ「安達としまむら」公式サイト|TBSテレビ ◎『安達としまむら』 安達としまむら (電撃文庫) [ 入間 人間 ] 安達としまむら読了。すごく良い百合ラノベでした。不器用な安達がしまむらとの距離感に戸惑いながら少しずつ甘えて行く姿がたまらねぇ。最高。文章もすごく綺麗で、空気が伝わる描写がいい。残暑の時期を上手く使って明るさとちょっと影を指す雰囲気がまた良い。— かまめし (@kama_meshi) March 10, 2013 『安達としまむら』1巻読了。終始ニヤニヤが止まらない。マスクしてて良かった

      • 【アニメーション映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』】トムス・エンタテインメントらしさ全開の新南総里見八犬伝。 - ioritorei’s blog

        アニメーション映画 伏 鉄砲娘の捕物帳 伏 鉄砲娘の捕物帳 『伏 鉄砲娘の捕物帳』とは あらすじ 登場人物 大山 浜路 信乃 冥土 大山 道節 船虫 凍鶴(いてづる) 馬加(まくわり) 徳川 家定 滝沢 馬琴 東太 番作 百花商店店主 大角 網乾(あぼじ) お路 住職 世四郎 残三 音楽 主題歌 挿入歌 掘り下げが足りない 贋作・里見八犬伝 トムス・エンタテインメントらしさ全開 『伏 鉄砲娘の捕物帳』とは 『伏 鉄砲娘の捕物帳』は、2012年10月20日公開のアニメーション映画。 桜庭一樹先生の小説『伏 贋作・里見八犬伝』が原作。 監督は『千と千尋の神隠し』で監督助手を務めた宮地昌幸氏、脚本に『コードギアス 反逆のルルーシュ』の大河内一楼氏、ビジュアルイメージに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でデザインワークスを手掛けたokama氏、人物設計に『カウボーイビバップ』で原画を手掛けた橋本誠一氏、

          【アニメーション映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』】トムス・エンタテインメントらしさ全開の新南総里見八犬伝。 - ioritorei’s blog
        • 『小説家の有川浩さん「『抗議します』『反対します』系ハッシュタグは怠惰が過ぎる」 桜庭一樹さん「声を上げた誰一人怠惰ではありません」』へのコメント

          エンタメ 小説家の有川浩さん「『抗議します』『反対します』系ハッシュタグは怠惰が過ぎる」 桜庭一樹さん「声を上げた誰一人怠惰ではありません」

            『小説家の有川浩さん「『抗議します』『反対します』系ハッシュタグは怠惰が過ぎる」 桜庭一樹さん「声を上げた誰一人怠惰ではありません」』へのコメント
          • 世界を揺るがした「スター」の光と闇 |

            『傷痕』 桜庭 一樹 (著) 文春文庫あらすじキング・オブ・ポップと呼ばれた偉大なスターが51歳という若さで亡くなった。遺されたのは11歳の娘、「傷痕」。 彼女は世界のカリスマの死をどのように乗り越えていくのか。 子供時代は姉兄たちとグループで活躍。やがてソロとして見事に花開いたキング・オブ・ポップ。世界は彼に熱狂しました。 やがて彼は、銀座の一等地に、遊園地や動物園をそなえた住居を建て、子供たちを招待していましたが、1人の少女の親から訴えられてしまいます。 まとめ故マイケル・ジャクソンの日本版、といったところでしょうか。スターの活躍ぶり、執拗に追われる私生活。 幼い頃から大人の中で夢を売り続けてきた彼の中身は、どんなものだったのでしょう。 彼の周囲の人間が彼を語ることにより、スターの光と闇がくっきりと浮かび上がります。 強い光ほど濃い闇が生まれる、ということを感じる物語です。 <こんな人

            • 21世紀ラノベミステリ年表(暫定)|浅木原忍

              個人的に歴史の流れを整理するために作成した、富士見ミステリー文庫が創刊された2000年からのラノベミステリ刊行年表です。個人的なメモなので正確性は保証しません。情報募集中。 ミステリが主要ジャンルであるライト文芸と講談社BOX・星海社FICTIONSはとりあえず外し、狭義の文庫・新書ライトノベルレーベル(少女小説含む)およびWeb小説系B6判レーベルについて集めています。 ミステリの範囲はかなり広めに取り、頭脳戦もの・特殊ゲームもの、ループもの、ホラー寄りのサスペンス系、探偵・ミステリネタのコメディ、活劇寄りの作品なども含めます。序盤だけミステリのシリーズものも含めます。ミステリとしての鑑賞が可能な部類の作品であればミステリとしての質は問いません(重要)。シリーズものの途中の巻だけミステリという場合はその巻のみ掲載。 一般レーベル作品のラノベレーベルでの再刊もの(『Another』とか)は

                21世紀ラノベミステリ年表(暫定)|浅木原忍
              • 大人だって読みたい! 少女小説ガイド - 時事通信出版局

                定番の氷室冴子や折原みと、みんな大好き小野不由美・須賀しのぶ、 直木賞作家の知られざる傑作からマニアックな逸品まで… 目利きが選んだ珠玉の名作が勢揃い! ◎作家インタビュー:津原泰水 若木未生 ◎豪華コラム:青柳美帆子・池澤春菜・コイケジュンコ・小池みき・小松原織香・桜井宏徳・髙橋かおり・土居安子・ひらりさ ◎人気作家に独占インタビュー 津原泰水 若木未生 ◎作品紹介 Ⅰ 妖 《悪霊(ゴーストハント)》小野不由美/《鬼舞》瀬川貴次/《かくりよの宿飯》友麻碧/《封殺鬼》霜島ケイ/《天外遊戯》ミズサワヒロ/《英国妖異譚》篠原美季/《鬼の風水》岡野麻里安/《双界幻幽伝》木村千世/《少年陰陽師》結城光流/《にゃんこ亭のレシピ》椹野道流/《霧の日にはラノンが視える》縞田理理/《姫神さまに願いを》藤原眞莉/《仙姫幻想》桂木祥/《死が二人を分かつまで》前田栄/『モノノケ踊りて、絵師が狩る。―月下鴨川奇譚

                  大人だって読みたい! 少女小説ガイド - 時事通信出版局
                • 孤独な大スターの横顔 |

                  『傷痕』  桜庭 一樹 (著) 文春文庫BOOK」データベースより偉大なるスター、キング・オブ・ポップが51歳で急逝した。子供時代、二人の兄と一人の姉と共にデビュー後、独立して類稀な歌と踊りで世界の救世主となっていた。 遺されたのは11歳の娘“傷痕”。だがその出生は謎でイエロージャーナリズムは色めき立つ。彼女は、世界は、カリスマの死をどう乗り越えるのか。 イラストブックレビューの制作動画はこちら『傷痕』のイラストブックレビュー制作動画を作りました。テキストやイラストが出来上がっていく様子をお楽しみください。

                  • 港岳彦 on Twitter: "桜庭一樹さんの「少女を埋める」を鴻巣友季子さんが朝日新聞社の文芸時評で取り上げ、その要約に重大な誤りがあるとして桜庭さんが意見表明した件について、思うところを書きます。僕は、これは朝日新聞社による報道被害(に該当し、その危険性が今まさに起きつつある)事案だと考えます。"

                    桜庭一樹さんの「少女を埋める」を鴻巣友季子さんが朝日新聞社の文芸時評で取り上げ、その要約に重大な誤りがあるとして桜庭さんが意見表明した件について、思うところを書きます。僕は、これは朝日新聞社による報道被害(に該当し、その危険性が今まさに起きつつある)事案だと考えます。

                      港岳彦 on Twitter: "桜庭一樹さんの「少女を埋める」を鴻巣友季子さんが朝日新聞社の文芸時評で取り上げ、その要約に重大な誤りがあるとして桜庭さんが意見表明した件について、思うところを書きます。僕は、これは朝日新聞社による報道被害(に該当し、その危険性が今まさに起きつつある)事案だと考えます。"
                    • 桜庭一樹 on Twitter: "そこで自分の担当者宛に「紙媒体の訂正記事掲載」と「ネット記事の訂正」を求めるご連絡をしました。果たされない場合はわたしが朝日新聞社での仕事をすべて降ります。(自分のメールのスクショです) https://t.co/qweMILCC0h"

                      そこで自分の担当者宛に「紙媒体の訂正記事掲載」と「ネット記事の訂正」を求めるご連絡をしました。果たされない場合はわたしが朝日新聞社での仕事をすべて降ります。(自分のメールのスクショです) https://t.co/qweMILCC0h

                        桜庭一樹 on Twitter: "そこで自分の担当者宛に「紙媒体の訂正記事掲載」と「ネット記事の訂正」を求めるご連絡をしました。果たされない場合はわたしが朝日新聞社での仕事をすべて降ります。(自分のメールのスクショです) https://t.co/qweMILCC0h"
                      • 続・鴻巣友季子の時評は何が問題なのか

                        「鴻巣友季子の時評は何が問題なのか」(https://anond.hatelabo.jp/20210826203711)の著者です。 非本質的な、《誤読か否か》を議論するコメントが依然として多いので、記事を改めて補論を書きます(文中敬称略)。 元の記事では鴻巣の意見から矛盾を示すために使ったまでで、「解釈」という言葉を本文で一切用いずとも問題を整理できるし、他にも鴻巣の矛盾を指摘できるのでそうします。 論点整理・集約版 少なくとも桜庭が問うている本質的な問題は、 「作中に描写がないこと」を「作品に書いてあるかのように読める断定で書いた」こと である。 そしてこの点について鴻巣はスルー、もしくは無理筋の意見を出しているのみである。 ①27日13時39分 いえ、また繰り返しになりますが、どう評しても自由とは言っておらず、 「読まれ方は自由だが、実際の描写にはないストーリーを、読み、想像で考えた

                          続・鴻巣友季子の時評は何が問題なのか
                        • 【トラウマの宝石箱】4044人分の「辛くて二度と読めない本」を集計してみた - 俺だってヒーローになりてえよ

                          ※記事の特性上、ランキングに入っている作品をボロクソに貶していることがあります。精神が弱い人間の防衛反応ですのでご容赦ください※ さっさとランキングだけ知りたい方はこちら→ランキングのみ 大好きを超える衝撃 トラウマ本よ、集まれ 36位    4票 35位    5票 34位    6票 33位    7票 32位    8票 31位    9票 30位    10票 29位    11票 28位    12票 27位    13票 26位    14票 25位    15票 24位    16票 23位    17票 22位    19票 21位    20票 20位    22票 19位    23票 18位    24票 17位    25票 16位    26票 15位    27票 14位    28票 13位    29票 12位    31票 11位    33票 10位 9

                            【トラウマの宝石箱】4044人分の「辛くて二度と読めない本」を集計してみた - 俺だってヒーローになりてえよ
                          • デマを流したのは誰か? こべに氏に抗議する - 孤立無援のブログ

                            目次 真偽不明の情報源 小山田圭吾の謝罪文 こべに氏によるフェイクニュース 作者の意図 サンプリングとパロディ まとめ 真偽不明の情報源 「新婚さんいらっしゃい!」という番組があります。 あれに出演した夫婦を知っていますが、「収録ではまじめなことも話したのに、オンエアでは全部カットされて性的なエピソードだけ使われた」と怒っていました。 あの手の番組は、編集によって面白おかしく作られていることは、誰でも知っています。したがって、あの手の番組の情報は信頼できません。 同じことは雑誌の記事についても言えます。 芸能人のインタビュー記事。その情報の真偽は、読者にはわかりません。 本人が嘘をついているかもしれない。誇張しているかもしれない、しゃべってないことをライターが加筆しているかもしれない、編集者が話の前後を入れ替えているかもしれない、あらゆる可能性が考えられます。 小山田圭吾のインタビュー記事

                              デマを流したのは誰か? こべに氏に抗議する - 孤立無援のブログ
                            • ひらりさ×瀬戸夏子トークイベント「女と女」選書リスト - It all depends on the liver.

                              2021年5月29日、瀬戸夏子さんをゲストにお呼びして、同人誌「女と女2」の刊行記念イベントを行いました。来場・視聴くださった皆さん、ありがとうございました。 bookandbeer.com ログインした #女と女 pic.twitter.com/9bUowVTjnE — ひらりさ (@sarirahira) 2021年5月29日 会場・オンライン合わせて60人以上の方にお申し込みいただいたそうです!嬉しい。アーカイブ視聴の予定の方、ぜひお忘れなく……(笑)。 そしてそもそもイベントのきっかけである「女と女2」も既にかなり売れたようです。欲しい方はお早めに! 【新入荷】『女と女』第二号入荷いたしました。 店内入り口すぐのイベント関連コーナーに展開しております。 また5月29日にはひらりささんと瀬戸夏子さんをお呼びした刊行記念イベントも開催いたします!https://t.co/9vqmQNA

                                ひらりさ×瀬戸夏子トークイベント「女と女」選書リスト - It all depends on the liver.
                              • 「ライト文芸」ってなんなのだ|岡田勘一[編集者・ライター]

                                「ライト文芸」という言葉はこの21世紀になってから新しく生まれた言葉であり、ライトノベルと一般文芸作品の間にあるような小説の作品群を指します。 登場するキャラクターたちの個性が立っていることから「キャラクター文芸」「キャラ文芸」と呼ばれることもあります。 「イラストをカバーに用いたエンタメ小説」という括りで言えば広義のライトノベルとなりますが、書店の棚を見るとコミックコーナーではなく、文庫コーナーに置かれています。 では「ライト文芸」とは何なのか……。 僕自身の考え方で言えば、ライトノベル的なパッケージングで売っている文芸作品、だと思っています。 もともと一般文芸と呼ばれる大衆小説の中にもキャラクター性が強い作品はありますし、そういった作品はキャラクターの言動や個性が受けて、シリーズ化していきます。 それが一般向けの小説ということで、ビジュアル化されたキャラクターのイラストは用いられていな

                                  「ライト文芸」ってなんなのだ|岡田勘一[編集者・ライター]
                                • 『七つの魔剣が支配する』から「十二国記」シリーズまで タニグチリウイチが2019年のラノベ注目作を振り返る

                                  スニーカー文庫や電撃文庫、GA文庫といったレーベルに加えて、メディアワークス文庫、集英社オレンジ文庫といったキャラクター小説系のレーベル、そして小説家になろう、カクヨムといった小説投稿サイトで人気の作品を多く出しているノベルズのレーベルを含めると、ライトノベルと呼べそうな作品の数は、いったい何千冊に及ぶのだろう。 それらを全部読み切ることも、内容を調べて傾向を掴むことも不可能だという前提で、視野に入る範囲や、好みのジャンルから2019年のライトノベルの状況を振り返ってみた時、もっとも気になった作家として挙げたいのが斜線堂有紀だ。 第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞した『キネマ探偵カレイドミステリー』(メディアワークス文庫)で2017年にデビュー。シリーズ化された一方で、体が硬化して金塊に変わる難病に罹った女性と、中学生との交流を描いた『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』(

                                    『七つの魔剣が支配する』から「十二国記」シリーズまで タニグチリウイチが2019年のラノベ注目作を振り返る
                                  • ライトノベル・漫画・アニメ等で『現代思想〈恋愛/友情〉の現在』を考えていくために書いたメモ。 - ななめのための。

                                    本記事はX(旧Twitter)スペースで9月28日におこなう『現代思想〈恋愛〉の現在』『現代思想〈友情〉の現在』読書会のために書かれた。すばらしく雑に書いているのでこの内容はおおむね無視してもよい。あとで加筆するかもしれない。あとガガガ文庫が好きなのでガガガ文庫を中心に話をします。 現代思想2021年9月号 特集=〈恋愛〉の現在――変わりゆく親密さのかたち 作者:永田 夏来,高橋 幸,石井 ゆかり,清田 隆之,菊地 夏野 青土社 Amazon 現代思想 2024年6月号 特集=〈友情〉の現在 作者:児玉雨子,ゆっきゅん,太田ステファニー歓人,佐々木チワワ,ひらりさ 青土社 Amazon 俺ガイル以前の(ゼロ年代)自意識フィクション 90~ゼロ年代の終わりなき日常(?)のことはよくわからないものの、ライトノベルや漫画のなかでたびたび描かれてきたのは主人公の「自意識」だったように思う。あるいは

                                      ライトノベル・漫画・アニメ等で『現代思想〈恋愛/友情〉の現在』を考えていくために書いたメモ。 - ななめのための。
                                    • 最近読んだ本、読んでる本、買った本、借りた本 - on the road

                                      〇最近読んだ本 高丘哲次『最果ての泥徒』 前作『約束の果て 黒と紫の国』を読んでファンになったので、発売してすぐに買った。数年前はamazonで頼むことが多かったのだけれど、最近では本屋で取り置きしてもらうことが増えた。本屋で取り置きしてもらってでも買うことで、少しでも自分の趣味が反映された本が棚に並ぶんじゃないか、という期待。取り置きしてもらった本がレジ奥のキャビネットから取り出される特別感。この本も取り置きしてもらった。 尖筆師とその泥徒のふたりの半生を描いた話。尖筆師というのは、泥で作られた躯体に霊息を吹き込んで、泥徒を創る職業。1890~1910年くらいのヨーロッパを舞台にしていて、当時の情勢が妙にリアルなので、まるっきりファンタジーと言うことでもない。旅順を防衛するため、日本とロシアが戦闘するシーンが相当グロテスクで迫力があった。描写でグッと引き込まれた場面でいちばん印象に残って

                                        最近読んだ本、読んでる本、買った本、借りた本 - on the road
                                      • 「鬼滅の刃」惜しくも特別賞 手塚治虫文化賞、大番狂わせの舞台裏

                                        25回手塚治虫文化賞が2021年4月28日発表され、「マンガ大賞」に山下和美さんの「ランド」(講談社)が決まった。大ブームを巻き起こした吾峠(ごとうげ)呼世晴(こよはる)さんの「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」(集英社)は特別賞だった。主催の朝日新聞社は同日朝刊で1ページにわたって受賞作と選考経過などを説明しているが、まれにみる大激戦だったことがうかがえる。 意外性のある結果 同紙によると、最も優れた作品に贈るマンガ大賞は、社外選考委員が持ち点15点(1作につき最高5点)で投票した1次選考の上位9作と、専門家や書店員の推薦1位の作品を合わせ、ウェブ会議方式の最終選考会で議論した。 社外選考委員は、秋本治(漫画家)、桜庭一樹(小説家)、里中満智子(マンガ家)、高橋みなみ(タレント)、中条省平(学習院大学フランス語圏文化学科教授)、南信長(マンガ解説者)ら8氏。 一次選考では「鬼滅の刃」(=秋本

                                          「鬼滅の刃」惜しくも特別賞 手塚治虫文化賞、大番狂わせの舞台裏
                                        • 「十二国記」シリーズ、なぜ新潮文庫から発売? 少女小説/ライトノベルの一般文芸化を考察

                                          小野不由美による「十二国記」シリーズで、 18年ぶりとなる新作長編『白銀の墟 玄の月』が発売された時、これは落丁ではないかといった話が広まった。文庫本の上の小口、「天」の部分がそろっておらずギザギザになっていたからだが、これには理由がある。新潮文庫では、天アンカットと呼ばれる製本手法が使われているからだ。 1814年の創刊で、国内で最も古くから続いている文庫レーベルならではの伝統が息づく部分とも言え、そうした伝統の中に、講談社ホワイトハートX文庫という少女小説のレーベルから誕生した「十二国記」のシリーズが、組み入れられた証と見ることもできる。 「十二国記」のシリーズで紡がれる架空の国々の物語は、政治があって軍事があって、社会があって人々の営みがあってと、世界をかたち作るすべてが詰め込まれていて、読む人たちの人生に語りかける。ファンタジーだからといって絵空事だとは思われないディテールの濃さで

                                            「十二国記」シリーズ、なぜ新潮文庫から発売? 少女小説/ライトノベルの一般文芸化を考察
                                          • 年末の風物詩『このミステリーがすごい!2020年版』 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

                                            このミステリーがすごい!SINCE1988 2020年版 年末の風物詩ともいえる各種ミステリーランキング本の中でも、30年を越える歴史を誇る老舗ランキング本。 表紙、巻頭カラー、インタビューは昨年に続き「乃木坂46」から、今をときめく白石麻衣さんです。主演映画の「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」について語ります。 近年の内容として、映画、アイドルとの連携が増えているように思えます。ミステリードラマ、ミステリー映画の活況の裏返しでもあるといえるでしょう。 「3年A組―今から皆さんは、人質です―」や「あなたの番です」のヒットは記憶に新しいところです。 著者:『このミステリーがすごい!』編集部 編 発売日:2019年12月11日 価格:本体680円+税 判型:A5判 ISBN : 978-4-299-00096-5 SINCE1988 令和初の1位はどの作品? 新作情報「私の隠し玉」

                                              年末の風物詩『このミステリーがすごい!2020年版』 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2
                                            • 2016-2018年のウェブ小説書籍化③ SF系ウェブ小説の書籍化と純文学が狙った「足し算」型のウェブ小説|飯田一史|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。

                                              2016年から2018年にかけては、広い意味での一般文芸に含まれるSFと純文学でもウェブ小説書籍化の動きが見られた。ただ、SFはウェブ小説との折り合いを見つけられたのに対して、純文学は散発的な施行に終わった。「歴史」を事実ベースで辿るに留まらず、今回はその違いがなにゆえだったのかまで考えてみたい。 SF系ウェブ小説書籍化の一般化 前回挙げた北野勇作の100文字SFのように、2016年からはウェブ発のSF小説が書籍化されることが当たり前になっていく。 早川書房が主催する第4回「ハヤカワSFコンテスト」で優秀賞を受賞した吉田エン『世界の終わりの壁際で』と黒石迩守『ヒュレーの海』はウェブが初出の作品だった。 吉田は2014年ころから「小説家になろう」で執筆を開始。黒石は2010年頃から個人サイト「矛盾でふらぐ。」で、2011年末頃から「なろう」で活動を開始。両作品は「なろう」投稿作を元にしている

                                                2016-2018年のウェブ小説書籍化③ SF系ウェブ小説の書籍化と純文学が狙った「足し算」型のウェブ小説|飯田一史|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。
                                              • 『ライトノベル』とは何か?(2)

                                                本コラム「『ライトノベル』とは何か?」は記事を三分割しています。 『ライトノベル』とは何か?(1)はこちら 『ライトノベル』とは何か?(3)はこちら 5『ライトノベル』の大流行 2000年代に入ると『ライトノベル』が大流行します。2000~2004年の代表作を『ライトノベル☆ぶった斬り!』を参考に振り返りましょう(代表作の一部を表記・順不同)。 ・時雨沢恵一『キノの旅』 2000~ ・喬林知『まるマ』シリーズ 2000~ ・秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』 2001~2003年 ・吉田直『トリニティ・ブラッド』 2001~2004年 ・冲方丁『マルドゥック・スクランブル』 2003年 ・おかゆまさき『撲殺天使ドクロちゃん』 2003~2007年 ・谷川流『涼宮ハルヒ』シリーズ 2003~ ・滝本竜彦『NHKにようこそ』 2004~2007年 ・成田良悟『デュラララ!!』 2004~201

                                                  『ライトノベル』とは何か?(2)
                                                • 『涼宮ハルヒの直観』なぜ“本格ミステリ”な作風に? 17年続く人気シリーズの文脈を紐解く

                                                  谷川流『涼宮ハルヒ』シリーズ9年ぶりの新刊『涼宮ハルヒの直観』が2020年11月25日に発売になり、話題になった。最初の『涼宮ハルヒの憂鬱』が刊行されたのは2003年6月。2006年に京都アニメーションによりTVアニメ化され、エンディングテーマ「ハレ晴れユカイ」に合わせて踊るキャラクターたちの通称「ハルヒダンス」を真似た「踊ってみた」動画が相次ぐなどして、社会現象と化した。 新刊も『ハルヒ』らしい作品だったが、さすがに17年前に始まったシリーズだけあって、最近のラノベとは全然違うなという感想を抱いた。何が違うのか? 懐かしすぎるツンデレヒロイン 『ハルヒ』のヒロイン・涼宮ハルヒと言えば『灼眼のシャナ』のシャナ、『ゼロの使い魔』のルイズと並んで2000年代にツンデレブームを巻き起こした存在である。 しかしその後『ソードアート・オンライン』のアスナなどツンデレ以外の正ヒロインにも人気キャラが登

                                                    『涼宮ハルヒの直観』なぜ“本格ミステリ”な作風に? 17年続く人気シリーズの文脈を紐解く
                                                  • “巨大猫”のイラストレーター・もの久保さんが逝去 生前最後のツイートで「誰もが幸せであることを願っています」

                                                    『Megalophilia』『メガシア異界譚』(ともにKADOKAWA)などの作品集で知られる、イラストレーターのもの久保さんが1月24日に逝去していたことを、KADOKAWAのコミックレーベル「キトラ」が1月31日に公式サイトで公表しています。 「キトラ」公式は、「独創的な作風と優しいお人柄で多くのファンに愛された作家でした」と、生前のもの久保さんを追想し、「今はただ惜別の情を禁じ得ません」と追悼コメントを発表。 もの久保さんの「姉」を名乗るTwitterアカウントも「キトラ」公式の訃報ツイートを引用し、ファンや関係者に「もの久保の作品を愛し、画業を応援していただきましたこと、厚く御礼申し上げます」とコメント。「もの久保の作品が皆様の心の片隅でひっそりと息づいていけますように」とささやかな願いを込めてつづっていました。 『Replicare』などの作品集を扱っていた「小学館集英社プロダク

                                                      “巨大猫”のイラストレーター・もの久保さんが逝去 生前最後のツイートで「誰もが幸せであることを願っています」
                                                    • 鴻巣友季子の時評は何が問題だったのか

                                                      『文學界』2021年9月号に掲載された桜庭一樹「少女を埋める」を取り上げた、鴻巣友季子による朝日新聞の文芸時評に対して、桜庭が抗議の声をあげ、記事の訂正などを求めた(文中敬称略)。 この問題に関して筆者は「鴻巣友季子の時評は何が問題なのか」に始まる3本の文章を投稿した。その後、桜庭の求めに沿う形で、9月1日に朝日新聞デジタル版の時評で文面が修正され、9月7日付朝日新聞本紙および朝日新聞デジタルに、両者と時評担当者の見解が掲載された。 この記事では総括として、両者の見解を検討するとともに、時評担当者が「期待」しているという「文学についての前向きな議論」のために、この一件にまつわる諸論点を、桜庭と鴻巣が直接言及していない点も含めて挙げる。なお、はてな匿名ダイアリーの仕様でURLの掲載可能数に制限があるようなので、最小限に留めている。 見解の検討 両者の主張は、以下のように整理できるだろう。 桜

                                                        鴻巣友季子の時評は何が問題だったのか
                                                      • 今、児童書は凄く売れていて、子供達は日本の歴史において最も読書家な時..

                                                        今、児童書は凄く売れていて、子供達は日本の歴史において最も読書家な時代になっている これは教育政策の成功。 1990年代以前は、子供の読書率は低く、 「子供の時に本を読まない→大人になっても本を読まない」という悪循環が起きていた。 その為、2000年代以降、読書を教育として重要なものと位置づけ、読書の時間を設ける、図書室の機能を強化、司書を増員し、児童書を沢山入れた。 それが大成功したのが今。 今は読書教育は目的別読書(何かを調べたりするリテラシーを磨く)、探求型読書(何かの目的の為に読む読書)が増えていて、図書室の司書さんが指導する形で凄く上手く回っている。 その時、図書室の本を司書さんがお勧め貸し出しするので、児童書や、児童書を卒業した子には一般図書が選ばれる。 ラノベっていうのは、こういった学校の読書教育からは完全に外れた。 図書室の司書さんは、美少女お色気イラスト満載の本(ラノベ)

                                                          今、児童書は凄く売れていて、子供達は日本の歴史において最も読書家な時..
                                                        • 【『名探偵の有害性』8月刊行記念スペシャル企画】ちょっとだけ帰ってきた桜庭一樹読書日記 第1回 : Web東京創元社マガジン

                                                          2024年06月21日17:00 by 東京創元社 【『名探偵の有害性』8月刊行記念スペシャル企画】ちょっとだけ帰ってきた桜庭一樹読書日記 第1回 カテゴリ小説・エッセイ・評論 桜庭一樹さんの新作長編『名探偵の有害性』の刊行を記念して、あの一世を風靡した伝説のweb連載〈桜庭一樹読書日記〉が二回限りで復活します! 本を読み、編集者と打ち合わせ、喫茶店で仕事して、ふしぎな人たちと行き会う毎日。「ちょっとだけ」帰ってきた読書日記を読みながら『名探偵の有害性』発売日を楽しみにお待ちください。 ※第二回は7月公開予定です。 ※『桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ。』『書店はタイムマシーン 桜庭一樹読書日記』は電子書籍でお求めいただけます。 2024年8月下旬発売! 『名探偵の有害性』四六判上製 「――推理の風が吹いたぁっ!」東京の下町で、鳴宮夕暮が年下の夫とともに営む「純喫茶おいでぃぷす」

                                                            【『名探偵の有害性』8月刊行記念スペシャル企画】ちょっとだけ帰ってきた桜庭一樹読書日記 第1回 : Web東京創元社マガジン
                                                          • 桜庭一樹「コロナ禍の暗黒の日記」を1年つけて見えてきた"かすかな希望" 見聞きしたことだけでも残したい

                                                            直木賞作家・桜庭一樹さんの最新エッセイ『東京ディストピア日記』(河出書房新社)は、東京都内でひとり暮らしをしている作家が、新型コロナウイルス関連のニュースを見たり、町を歩いたりしながら1年間の日常を記録したもの。自粛生活の中、人々のストレスが溜まり分断が深まる様子を事実に即して丁寧に綴り、読めば、既に忘れていたパンデミックの各段階がリアルによみがえる。私たちはこの1年で何を学んだのだろう。桜庭さんに聞いた――。 未来の作家が参考にできる記録として ——『東京ディストピア日記』では、新型コロナウイルスのニュースが流れ始めた2020年1月26日から、2回目の緊急事態宣言が出た直後の2021年1月9日まで、激動の1年を綴っています。この日記をつけようと思ったのはなぜですか。 【桜庭一樹さん(以下、桜庭)】10年前の東日本大震災時のことを振り返ったとき、時系列をごっちゃにして記憶しているなと思った

                                                              桜庭一樹「コロナ禍の暗黒の日記」を1年つけて見えてきた"かすかな希望" 見聞きしたことだけでも残したい
                                                            • 『女には向かない職業』P.D.ジェイムズ|確かに、若い美女が探偵業をするのは限界がある!? - 書に耽る猿たち

                                                              『女には向かない職業』P.D.ジェイムズ 小泉喜美子/訳 ハヤカワ文庫 2022.1.3読了 ハヤカワ文庫では年に一度「ハヤカワ文庫の100冊」というフェアをやっている。去年も9月にラインナップが発表され、各書店で大々的に展開された。2021年は「つながる物語。」というテーマで、いくつか気になった本のうちの一冊が本書だ。カバーが新しくなり目を引いたのも手にしたきっかけである。 コーデリアの共同事業主であるバーニィ・プライドが自殺をするという衝撃的な場面から幕を開ける。もしやこれが殺人事件の始まりか?と思いきや、バーニィは不治の病を苦にして本当に自殺したのだった。残されたコーデリアは若干22歳の女性であるから、探偵業をするには「女には向かない」と周りに言われる。それでも、ある学者から、息子の自殺を調べて欲しいという最初の依頼をなんとか1人で成し遂げようと奮闘する。 そんなに期待していなかった

                                                                『女には向かない職業』P.D.ジェイムズ|確かに、若い美女が探偵業をするのは限界がある!? - 書に耽る猿たち
                                                              • 2023年5月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言

                                                                2023年5月に読んだ本は28冊。 Phaの「人生の土台となる読書」は知らない本ばかり紹介されていたので面白かった。すでに読んだことのある本は「夜と霧」「春にして君を離れ」「蒲団」くらいだった。決して勝間和代の本などは紹介されていない。キラキラ系ではなく、脱力系。 求職中の22歳の男性の食事にまつわる漫画の「鬱ごはん」とか。 あとは現実が苦手な人が書いた本や、サイエンス系、人間社会に疲れた時にお勧めの「宇宙に関する本」とか。たくさん紹介されてたので、図書館で借りたい本のリストが潤った。夏に家族が旅だったら読もうと思う。 好運の条件 生き抜くヒント! (新潮新書) 読了日:05月31日 著者:五木 寛之 私の男 (文春文庫) 読了日:05月30日 著者:桜庭 一樹 OD>大活字版「孤独」のすすめ (SB新書) 読了日:05月28日 著者:ひろ さちや 人生の土台となる読書 ーーダメな人間でも

                                                                  2023年5月に読んだ本 - 子持ちワーママの独り言
                                                                • コロナ禍、何を読んだか。何を読むか【事実はなぜ人の意見を変えられないのか/シャーロット・ターリ】 - みらっちの読書ブログ

                                                                  こんにちは。みらっちです。 前回、前々回と、お題がらみで少しお遊び回になってしまいました。 息子に「ああ、まあ、ちょっと独りよがりな感じが続いたよね」と言われ、納得しながらもそういうことは早く言ってよ、と思った私です。 そんなわけで今回は、少し読書ブログらしい記事にしようと思います。ちょっと真面目に、お蔵入りだったこちらを出しておきたいと思います。 コロナ禍、何を読んだか。何を読むか。 2019年~2021年に読んだ本のまとめです。 以前もこちらのブログのどこかでお話ししたことがあったかもしれませんが、この状況下で起こっていることに興味があり、できるだけ事象に関連したり、学ぶことができる本を読みたいと思っていました。その記録になります。 紀伊国屋書店のリンクが多いのは、私はアフリエイトやAmazonアソシエイトなどをやっていないので、あえてAmazonでないところから持ってきた、ということ

                                                                    コロナ禍、何を読んだか。何を読むか【事実はなぜ人の意見を変えられないのか/シャーロット・ターリ】 - みらっちの読書ブログ
                                                                  • 20年の歴史を経て来場者急増、次はビッグサイトで開催へ 「文学フリマ」主催者に訊く インディペンデントなイベントの続け方|FINDERS

                                                                    CULTURE | 2024/01/30 20年の歴史を経て来場者急増、次はビッグサイトで開催へ 「文学フリマ」主催者に訊く インディペンデントなイベントの続け方 サムネイル画像は2023年11月11日開催「文学フリマ東京37」の模様 撮影・山本純 聞き手・構成・写真:神保勇揮(FINDERS編集部) 小説・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイ・評論など、多種多様なテキストメインの同人誌が販売されるイベント「文学フリマ」。バックに大資本や自治体がついているわけではないインディペンデントなイベントだが、その歴史は20年以上積み重ねられており、全国各地で開催されている。コロナ禍を経た2023年の東京会場では来場者が過去最大の1万人を突破、しかも前年より倍増近い人数になっており周囲を驚かせた。しかも2024年には過去最大規模となる、東京ビッグサイトでの開催を予定しているという。 初期からプ

                                                                      20年の歴史を経て来場者急増、次はビッグサイトで開催へ 「文学フリマ」主催者に訊く インディペンデントなイベントの続け方|FINDERS
                                                                    • あのとき、はっぴいえんどは何を見ていたのか――松本隆、鈴木茂がカタログ再発記念イベントで話したこと | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                                      はっぴいえんど カタログ再発記念スペシャルトークイヴェント タワーレコード渋谷店 B1F CUTUP STUDIO 出演:松本隆/鈴木茂、安田謙一(司会) きみを燃やしてしまうかもしれません、の永久機関盤。 イヴェント取材後、渋谷マークシティの上りエスカレーターに揺られる。溢れかえる下り集団の他民族率に驚いた刹那、無意識の隧道を抜けて“浮かぶ驛の沈むホームに”の詞が唇のレール上を通過して行った。最新リマスターCD発売記念トークイヴェントに登壇した二人(松本隆/鈴木茂)の談話が、千切れ雲状に流れては脳裡を漂う。 「遠藤賢司さんの詞って割と、松本さんの詞と似ている気がしていた。コトバの選び方とかね」(茂)/「うん、彼は凄い才能だったよね」(隆)、記憶の単線上で“夜汽車のブルース”と“抱きしめたい”がタブレット交換する。音搦みで小坂忠の“機関車”が連結される。世代を超え、50年以上も愛される名曲

                                                                        あのとき、はっぴいえんどは何を見ていたのか――松本隆、鈴木茂がカタログ再発記念イベントで話したこと | Mikiki by TOWER RECORDS
                                                                      • ミステリ系100冊リストをめぐる冒険 - ななめのための。

                                                                        ミステリーのベスト表作りが楽しかったのは、せいぜい二十代の半ばくらいまでだ。その頃までは私的なリスト作りが、自分のミステリー観を他人に伝えるための、有効な表現手段になりうると信じていた。 ――法月綸太郎「ミステリー通になるための100冊(海外編)」 ハルヒの新刊が出て、読んで、長門有希の100冊(長門有希の100冊とは (ナガトユキノヒャクサツとは) [単語記事] - ニコニコ大百科))はなんだかんだいって大学時代のミステリとSFの読書の指標にはなっていたんだな、と思い直すなどしました。新本格前後の作品がそれなりにあったし、それをありがたがるくらいにはなにも手掛かりを持たない読者でした。 では、いまの読者はどこから本を読めばいいのだろう? ネットにあるうろんな情報を鵜呑みにすればよいだろうか? まあ正直それでいいかもしれませんが、選択肢があることに気づける場は有用じゃないですか。 なので思

                                                                          ミステリ系100冊リストをめぐる冒険 - ななめのための。
                                                                        • 織守きょうやさんの読んできた本たち 「アルスラーン戦記」は今読み返しても最高|好書好日

                                                                          織守きょうや(おりがみ・きょうや) 1980年ロンドン生まれ。2012年に『霊感検定』で第14回講談社BOX新人賞Powersを、15年に『記憶屋』で第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。2021年、『花束は毒』で第5回未来屋小説大賞を受賞。ほかの著書に『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『花村遠野の恋と故意』『響野怪談』『幻視者の曇り空──cloudy days of Mr.Visionary』などがある。 >「作家の読書道」のバックナンバーは「WEB本の雑誌」で 好きな作品はいろんな翻訳を読む ――織守さんはプロフィールに「ロンドン生まれ」とありますね。いつまでそちらにいらしたのですか。 5歳までイギリスにいて、小学校の6年間は神戸、中学の3年間はドイツ、高校の3年間はイギリスという感じです。 ――なるほど。では、いちばん古い読書の記憶といいますと。 本当に古い読書というと、たぶん幼児の頃の

                                                                            織守きょうやさんの読んできた本たち 「アルスラーン戦記」は今読み返しても最高|好書好日
                                                                          • 和訳 “The Hollow Men” T・S・エリオット「空ろな人間」 | マイケルと読書と、、

                                                                            ★★★★☆以上(110) MJ系メモ(102) 大阪(82) 訳詞(80) 昭和(74) 映画(64) 旅行(63) HIStory(60) Invincible(58) アメリカ(57) マイケル歌詞和訳(53) コーディネート(47) 日本(46) Prince(41) 散歩(36) Dancing With The Elephant(34) フィギュアスケート(34) サッカー(31) ユダヤ(29) マーロン・ブランド(28) ミステリ・サスペンス(27) Dangerous(27) ヒストリー・ティーザー(27) 東京(27) 江戸(24) チョコレート(24) ドナルド・トランプ(23) MJの神(23) MJと映画(23) イギリス(22) Thriller(22) 三島由紀夫(22) 伝記(22) 6.25(21) 桜(21) SONY(21) カフェ・レストラン(20)

                                                                              和訳 “The Hollow Men” T・S・エリオット「空ろな人間」 | マイケルと読書と、、
                                                                            • 『彼女が言わなかったすべてのこと』を読みました - りとブログ

                                                                              またしてもむちゃくちゃ刺さる小説を読みました。 桜庭一樹さん著の小説『彼女が言わなかったすべてのこと』です。 以下、ネタバレにならないよう感想を書きます。 彼女が言わなかったすべてのこと 作者:桜庭 一樹 河出書房新社 Amazon 主人公の「小林波間」さんが、街中をフラフラと歩いていると、通り魔無差別殺傷事件に出くわします。 目の前で綺麗な女の子が刺されるところを呆然と見ていた波間さんは、その場で偶然、大学時代の同級生の「中川」くんと再開します。 LINEで連絡先を交換し、家に帰り、事件のニュースを追ってみると犯人は「幸せそうな女を殺したかった」と供述していました。 波間さんは一瞬犯人と目があってたんですが標的にされなかったのですが、実は彼女は乳癌の投薬治療中なんですよ。 で、薬の副作用で以前のように頭が回らず、髪の毛が抜けたのでウィッグを被って街中をフラフラ歩いているところだったのです

                                                                                『彼女が言わなかったすべてのこと』を読みました - りとブログ