ふっさふさ @fussafsa 大船渡の山火事。今朝のラジオあさぼらけで、津波被害で家をなくした親戚が高台に家を建てたけど今回の山火事で全焼したという投稿が読まれており、絶句。 2025-02-27 05:45:40 リンク NHKニュース 【詳しく】岩手 大船渡の山林火災 避難指示 1340世帯3306人に | NHK 【NHK】岩手県大船渡市で26日発生した山林火災は延焼が続いていて、警察によりますと、三陸町綾里の小路地区で男性とみられる遺体が見… 17 users 1059
34年前、史上最悪の原発事故が起きたウクライナのチェルノブイリ原子力発電所周辺の立ち入り禁止区域で今月初めから森林火災が続き、地元の防災当局は、放射性廃棄物の保管庫などに火が燃え移らないよう対応に追われています。 チェルノブイリ原子力発電所の技術担当者は13日、NHKの取材に対し、火の手が発電所の敷地からおよそ2キロの地点まで迫っていることを明らかにしました。 火の手が最も接近している施設の1つは、34年前の原発事故で散らばったがれきなどの放射性廃棄物の保管庫で、ウクライナの防災当局は保管庫を取り囲む水のない堀を深くするなど、延焼を防ぐための対策をとったということです。 チェルノブイリでは事故現場から放射性物質が飛散するのを防ぐシェルターが建設され、去年運用が始まったものの、原子炉内部に残された燃料をどうやって取り出すかなど技術的な問題は解決されておらず、今回の火災によって、廃炉に向けた作
──シベリアの雪の下でくすぶる万年火災。従来火災を監視していたロシア軍は、ウクライナ派兵で人員不足に陥っている シベリアでは毎年、「ゾンビ火災」と呼ばれる野火が繰り返している。雪の下、泥炭質(泥状の石炭の一種)を多く含んだ土壌で火の気がくすぶり続け、春になると再燃するものだ。 動画:ロシアが苦しむ「ゾンビ森林火災」の様子 今年もシベリア西部では、気温上昇に伴う火災シーズンに突入した。大規模な野火が発生しており、グリーンピース・ロシアによると、4月時点ですでに火災規模は昨年の2倍に達している。 通常は軍隊などが消火に当たる。だが、多くがウクライナに動員されている今年、火災の監視体制は手薄だ。延焼が続けば汚染された大気が近隣国へ流入するほか、メタンガス放出による温暖化要因になるとしてロシア国外でも憂慮されている。 ロシアのニュースサイト『シベリアン・タイムズ』が4月20日に公開した動画には、実
チリ領イースター島で、森林火災で被災したモアイ像。ラパヌイ当局提供(2022年10月6日撮影)。(c)AFP PHOTO / RAPANUI MUNICIPALITY 【10月7日 AFP】南太平洋のチリ領イースター島(Easter Island)の有名なモアイ(Moai)像の一部が森林火災で被災した。当局が6日、発表した。 文化・芸術・遺産省のカロリナ・ペレ(Carolina Perez)文化遺産担当次官はツイッター(Twitter)で、60ヘクタールの森林が燃え、モアイ像の一部も被災したと投稿した。 ペレ氏によると、チリ西岸から約3500キロ離れたイースター島では3日以降、100ヘクタールの森林が燃え、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)に登録されているラノララク(Rano Raraku)山の周辺が最も大きな被害を受けたという。この地
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ナウラ近くの森林火災(2019年12月31日撮影)。(c)Saeed KHAN / AFP 【3月12日 AFP】オーストラリア先住民アボリジニの人々は長きにわたり、土地を管理する方法として火を利用してきた。昨年から今年にかけて猛威を振るった森林火災を経験し、同国ではこの伝統的な防災方法に再び目を向け始めている。 昨年から続いた森林火災は、気候変動による高温と乾燥で前例のない規模となった。こうした事態を受け同国では、先住民らが用いる土地管理の技術を取り入れるよう求める声が高まっている。 東部および南部で10万平方キロ以上燃え広がった今回の火災では、少なくとも33人が死亡し、家屋2500軒が損壊した。また、10億匹の動物が死んだとも考えられている。 東部沿岸の大雨によって同地域での火災はほぼ収まったが、科学者らは上昇する気温により森林火災が今後さらに頻
ロシアの大半の地域を覆う森林火災の煙を撮影した米航空宇宙局(NASA)の画像(2021年8月6日撮影、7日公開)。(c)AFP PHOTO / NASA 【8月10日 AFP】ロシアの気象当局は9日、シベリア(Siberia)地方の森林火災の延焼が続いていると発表した。米航空宇宙局(NASA)の衛星画像によると、煙は北極に達しているという。 ここ数年、シベリアでは壊滅的な森林火災が以前よりも頻繁に発生している。ロシアの気象当局や環境保護団体は、気候変動や森林当局の資金不足が原因だと指摘している。 今年、シベリアで最も大きな被害を受けた地域の一つがサハ(Sakha)共和国だ。永久凍土の上に位置するロシア最大の寒冷地だが、記録的な高温と干ばつに見舞われている。 ロシア水文気象環境監視局(Rosgidromet)は9日、サハ共和国の状況は「悪化し続けている」と警告した。同局によると、「アクセスが
ヘリコプターから捉えたロシア・リャザニの森林火災の様子。グリーンピース・ロシア提供(2022年8月18日提供、撮影日不明)。(c)AFP PHOTO / HANDOUT - Greenpeace Russia 【8月19日 AFP】ロシアの首都モスクワは18日、南東に250キロ離れた森林で発生した火災の影響で煙霧に覆われた。連邦森林局は、地元当局が火災の規模を軽視し、適切に対応しなかったため事態が深刻化したと非難している。 非常事態省によると、火災が発生したリャザニ(Ryazan)州の現場では、消防士数百人と複数の航空機が消火に当たっている。風が強く、火勢は強まっている。 連邦森林局は国営ロシア通信(RIA)に対し、リャザニの森林当局は「実際の火災規模を隠していた」と語った。 リャザニ州の州知事は17日、800ヘクタール強が火災により影響を受けていると語った。 これに対し、国際環境NGOグ
ウクライナ・チェルノブイリ原発から半径30キロ圏内で広がる森林火災(2020年4月5日撮影)。(c)Yaroslav EMELIANENKO / AFP 【4月6日 AFP】(更新)ウクライナ政府は6日、世界最悪の原発事故が起きた同国チェルノブイリ(Chernobyl)周辺の居住禁止区域で、森林火災により放射線レベルが急上昇したとした当局者の主張を否定した。 火災は4日に発生し、チェルノブイリ原発に近い森林地帯に燃え広がった。政府は航空機2機とヘリコプター1機、消防士約100人を出動させ、現在も消火作業に当たっている。 同国生態学調査当局のトップ、エホール・フィルソフ(Yegor Firsov)氏は5日、「火災の中心部で、放射線量が通常値を超えている」とフェイスブック(Facebook)に投稿。放射線測定器のガイガーカウンターが通常の16倍の放射線量を示す動画も公開した。 だが緊急当局はA
カナダ・アルバータ州フォートマクマレーに迫る森林火災。Kosar提供(2024年5月14日撮影)。(c)AFP PHOTO / HANDOUT / KOSAR 【5月16日 AFP】カナダ西部で森林火災が広がっており、15日にはオイルサンド(油砂)由来の原油の主要産地であるアルバータ(Alberta)州フォートマクマレー(Fort McMurray)の近郊まで迫った。ただ州当局は、風の勢いが収まるため被災は免れると予想している。 火災は現在、フォートマクマレーから4.5キロの地点まで迫っており、前夜からの森林消失面積はほぼ2万1000ヘクタールに及んだ。一部住民は14日にすでに避難している。 州当局の報道官は記者会見で、気温と風速の低下に伴いフォートマクマレーは延焼を免れ、火の勢いも衰えるだろうとの見通しを示した。 州政府のマイク・エリス(Mike Ellis)公共安全・緊急サービス相はた
米カリフォルニア州ナパ近郊で、森林火災の炎の中を通る消防車(2020年8月18日撮影)。(c)JOSH EDELSON / AFP 【8月20日 AFP】米カリフォルニア州で今週、森林火災が数十か所で発生し、18日夜、非常事態宣言が出された。州北部と中央部で急速に拡大している火災の多くは厳しい熱波の中での落雷によるもので、住宅街を危険にさらし数千人が避難を強いられた。 救急隊によると、同州では今週に入り激しい雷雨が起き、火災が拡大。北部ベイエリア(Bay Area)に近いバカビル(Vacaville)付近では約20か所で火災が発生した。メディアの報道によると、この火災で120平方キロメートル余りが焼失した。火災が発生した地域は、ワインの産地として有名なナパ(Napa)・ソノマ(Sonoma)郡にも近い。 消防当局によると、州内で発生した火災によるこれまでの焼失面積は約480平方キロに上る。
モロッコ北部クサルスギルで、森林火災から燃え広がった火の様子を見る消防隊員ら(2022年7月14日撮影)。(c)FADEL SENNA / AFP 【7月25日 AFP】猛烈な熱波に見舞われた欧州南部で森林火災が相次ぐ中、ジブラルタル海峡(Strait of Gibraltar)を挟んだ北アフリカのモロッコでも今月中旬に大規模な森林火災があった。 航空機13機と、防災組織・警察・軍から合わせて約2000人が出動。出火の状況を把握するため、初めて監視ドローンも使用された。遠隔地を含む20の村で住民が避難した。 17日までに6600ヘクタールが焼けた。18日になって、それ以上の延焼を食い止められる状態になったと当局が発表した。 モロッコでは森林火災の1か月ほど前から熱波に見舞われ、深刻な干ばつになっていた。ある環境専門家は国営マグレブ・アラブ通信(MAP)に対し、「気候変動の現実」が、大きな被
豪ニューサウスウェールズ州の森林火災(2019年12月31日撮影、資料写真)。(c)Saeed KHAN / AFP 【7月19日 AFP】オーストラリア固有の野生動植物が、森林火災や干ばつ、生息地の消失、地球温暖化により大打撃を受けているとの政府報告書が19日、公開された。絶滅に向かっている種が増えていると警告している。 環境報告書は5年ごとにまとめられているもの。 5月の総選挙で労働党が勝利したことに伴い環境相に就任したばかりのタニア・プリバセク(Tanya Plibersek)氏によると、前環境相は昨年12月にこの報告書を受け取っていたが、公表していなかった。 プリバセク氏は報告書について「衝撃的」とした上で、「私は現実から目を背けたりしない」と述べた。 報告書は、動植物への打撃は温暖化により加速していると指摘。国内の陸地の平均気温は20世紀初頭から1.4度上昇したと警告している。
世界最大の湿原である南米のパンタナールでは、ことしに入り1万5000件余りの森林火災が発生していて貴重な生態系への影響が懸念されています。 ブラジルの国立宇宙研究所によりますと、今年1月から今月中旬までに森林火災がおよそ1万5000件発生していて、観測を開始した1998年以降、もっとも多かった年の件数をすでに上回っています。 この森林火災によりブラジル国内では、すでにパンタナール全体の12%以上にあたる、およそ1万9000平方キロメートルが焼失しています。 火災の原因は、農家が雑草を処理する際の野焼きなどが原因とみられていますが、過去50年間で最悪と言われる干ばつにより被害はさらに拡大しています。 ブラジル政府は、軍を投入するなどして消火活動にあたっていますが鎮火のめどはたっておらず、周囲の都市では煙による健康被害が報告されているほか、森が破壊されたことでジャガーなど希少な野生動物の生態系
ウクライナのチェルノブイリ原発半径30キロ圏内で広がる森林火災の航空写真(2020年4月12日撮影)。(c)Volodymyr Shuvayev / AFP 【4月14日 AFP】1986年に世界最悪の原発事故が起きたウクライナのチェルノブイリ(Chernobyl)原発周辺の居住禁止区域で発生した森林火災について、ウクライナ当局は13日、発生から約10日たった今も消防士数百人を動員した消火活動が依然続いていることを明かした。 チェルノブイリ原発に近い森林で火災が発生したのは今月4日。火は強風にあおられて瞬く間に燃え広がった。ウクライナ政府は400人以上の消防隊員とヘリコプターを投入し、大量の水を使用した空中消火作業を行ってきた。救急当局幹部は13日夜に発表したビデオ声明で、現在は延焼抑止に焦点を当てていると述べた。 チェルノブイリ周辺の居住禁止区域では森林火災は珍しくないが、環境団体グリー
この画像を大きなサイズで見る 4月4日、史上最悪の原発事故が発生したウクライナのチェルノブイリ原子力発電所周辺の立ち入り禁止区域で森林火災が発生し、既に10日以上が経過した。 雨が降ったことで火の勢いは収まったものの、完全消火には至っておらず、1986年に爆発した原子炉や放射性廃棄物保管施設に炎が迫り、放射線汚染が広がるのではないかとのうわさもあり警戒が続いている。 Aerial footage shows Chernobyl forest fires still raging as radiation “exceeds norm” チェルノブイリで大規模森林火災 現在400名もの消防士たちが必死で消火作業にあたっているが、火災が発生して以来、すでに34.8平方キロメートルが焼き尽くされ、11日の土曜日には400人の消防士と100台の消防車、数台のヘリが現場に投入された。 この火災により、
山火事が発生した米カリフォルニア州ジェーンズビル近郊=8月17日/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images (CNN) 欧州連合(EU)の地球観測プログラム「コペルニクス大気監視サービス(CAMS)」が21日に公表したデータによると、北半球ではこの夏に各地で相次いだ森林火災の影響で、記録的な量の二酸化炭素が放出された。 大規模な火災は地中海沿岸部や北米、シベリアなどで発生し、この夏の間に27億トン以上の二酸化炭素が放出された。7月と8月には火災による月間の放出量がそれぞれ過去最高を記録。7月の放出の半分以上は北米とシベリアの火災が原因だった。 欧州のこの夏の気温は観測史上最高を記録し、地中海や北極圏、カナダの一部でも記録を大幅に更新した。 人間の活動による気候変動の影響で、異常気象の頻度や激しさが増し、地中海は干ばつや熱波に襲われて山火事が多発、大量の煙による汚
米カリフォルニア州ベンチュラのモンドズ・ビーチを覆う煙。2017年撮影。海岸の近くを泳ぐイルカやネズミイルカは特に、森林火災の煙を吸い込む危険がある。(PHOTOGRAPH BY MARK RALSTON/AFP, GETTY IMAGES) 森林火災で発生した煙と化学物質によって、海洋哺乳類がどのような影響を受けるかという研究はほとんどない。ただ、2010年のメキシコ湾で起きた原油流出事故を参考に考えると、数年後の海洋哺乳類の健康に深刻な影響がないとは言えないだろう。 2010年、獣医師のカーラ・フィールド氏は米ニューオーリンズで救急隊の一員として、米国史上最悪と言われる原油流出事故が野生生物に与えた影響を目の当たりにした。75万キロリットル超の原油がメキシコ湾に流出。当時、海面に漂う原油を除去するため、油膜を燃やす方法が採られた。しかし、5年後に行われた研究では、化学物質を含む煙を吸い
ネパール各地では、気候変動と関連した猛暑と干ばつの増加により過去最悪となった森林火災シーズンからの復興が進んでいる。ただ消防関係者や当局者は、森林火災に対応するために用いている手段が、もはや力不足になっているのではないかと懸念している。写真は2021年4月、同国のシバプリ国立公園で火災に対応する警官(2023年 ロイター/Navesh Chitrakar) [ピュータン/カトマンズ(ネパール) 28日 トムソン・ロイター財団] - ネパール各地では、気候変動と関連した猛暑と干ばつの増加により過去最悪となった森林火災シーズンからの復興が進んでいる。ただ消防関係者や当局者は、森林火災に対応するために用いている手段が、もはや力不足になっているのではないかと懸念している。
米オレゴン州ポートランドのウィラメット川。州のあちこちで起きている森林火災のせいで、濃い煙が立ちこめるなか、パドルボードで川を渡っている人がいる。(PHOTOGRAPH BY NATHAN HOWARD, GETTY IMAGES) 米国オレゴン州の東端、アイダホ州との州境近くにジョセフという小さな町がある。9月11日金曜日に筆者がこの町を訪れたとき、朝の空は澄み切っていた。しかし、州東部の住民たちにとって、同州の南部と西部で猛威を振るう災害が迫りつつある兆候は明らかだった。 筆者が入ったカフェのウェイトレスは、ワローワ山脈を覆うもやを指さした。いまや、山々はもやに覆われて青い影にしか見えない。西風が吹き始めたので、B&B(1 泊朝食付きの小規模な宿)や土産物店が並ぶ美しい町並みも、まもなく灰と煙に覆われるはずだ。このカフェでも、2日後の日曜日には外のテーブルに客を案内できなくなった。 新
5月6日、ロシア中南部地域オムスクでは、山火事により非常事態が宣言された...... twitter@siberian_times <シベリアの雪の下でくすぶる万年火災。従来火災を監視していたロシア軍は、ウクライナ派兵で人員不足に陥っている> シベリアでは毎年、「ゾンビ火災」と呼ばれる野火が繰り返している。雪の下、泥炭質(泥状の石炭の一種)を多く含んだ土壌で火の気がくすぶり続け、春になると再燃するものだ。 今年もシベリア西部では、気温上昇に伴う火災シーズンに突入した。大規模な野火が発生しており、グリーンピース・ロシアによると、4月時点ですでに火災規模は昨年の2倍に達している。 通常は軍隊などが消火に当たる。だが、多くがウクライナに動員されている今年、火災の監視体制は手薄だ。延焼が続けば汚染された大気が近隣国へ流入するほか、メタンガス放出による温暖化要因になるとしてロシア国外でも憂慮されてい
ブラジル・パラ州のアマゾン熱帯雨林から立ち上る煙(2020年8月15日撮影)。(c)CARL DE SOUZA / AFP 【8月20日 AFP】ブラジルのアミルトン・モウラン(Hamilton Mourao)副大統領は19日、米俳優で自然保護活動家のレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)さんをアマゾン(Amazon)熱帯雨林に招待し、一緒に8時間歩いて実際には火災は発生してないことを証明したいと発言した。 ジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領が設置した森林破壊対策本部の本部長も務めるモウラン氏は、ディカプリオさんが14日、自身のインスタグラム(Instagram)アカウントに共有した英高級紙ガーディアン(Guardian)の動画に反発。動画には、アマゾンが燃えている様子が映っていた。 ディカプリオさんの投稿には、ブラジルの国立宇宙研究所(IN
森林火災の煙には、危険な微小粒子状物質であるPM2.5という汚染物質が含まれており、そのせいで人が新型コロナに感染しやすくなる恐れがある。写真は、制御不能に陥った米カリフォルニア州チェリーバレーの火災「アップルファイア」の巨大な煙を見守る消防士。(PHOTOGRAPH BY GINA FERAZZI, LOS ANGELES TIMES/GETTY IMAGES) 米カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州で昨年起こった森林火災の煙が、これら3州において新型コロナの感染者と死者を大幅に増やしていたとの研究結果が発表された。 「森林火災はパンデミックを大いに悪化させました」。8月13日付けで学術誌「Science Advances」に発表された論文の著者で、米ハーバード大学の生物統計学者フランチェスカ・ドミニチ氏はそう述べている。論文によると、火災の煙がなければ、新型コロナの感染者は1万9
焼け落ちた住宅街。チリ中部バルパライソ州ビニャデルマルで(2024年2月4日撮影)。(c)RODRIGO ARANGUA / AFP 【2月5日 AFP】南米チリで発生した森林火災による死者は4日、少なくとも99人となった。ガブリエル・ボリッチ(Gabriel Boric)大統領は、死者数はさらに増える恐れがあるとしている。 チリ国家防災対策庁(SENAPRED)によると、中・南部の焼失面積は4日時点で2万6000ヘクタール近くに達した。 ボリッチ氏は非常事態を宣言。消防ヘリと航空機31機が出動し、消防士約1400人のほか、兵士とボランティア合わせて1300人が消火活動に当たっている。(c)AFP
この画像を大きなサイズで見る人工衛星からはっきりわかるアメリカ森林火災の恐ろしさ image by:NOAASatellites 今年8月以降、アメリカ西部では森林火災が多発している。その被害面積は1万6千平方キロメートルを超え(東京都の面積の約6倍)、数千件以上の住宅が損壊し、多くの人が犠牲となっている。 コロラド州立大学の大気科学共同研究所(CIRA)が新たに提供した人工衛星からの映像には、アメリカ西海岸で発生した森林火災の様子がはっきり映し出され、ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州にまで広範囲に広がっていることがよくわかる。 Extreme Fire Activity on the West Coast 衛星映像からは、無数の火柱が空をオレンジ色に染め、灰が町に降りかかり、数百万エーカーの広大な土地が破壊されているのがわかる。 この9月8日の映像はアメリカ海洋大気庁(NOAA
米アラスカ州ユーコンデルタの溶解する永久凍土と近くにできた湖(2019年4月12日撮影、資料写真)。(c)Mark RALSTON / AFP 【4月8日 AFP】北極圏で発生する落雷が、今世紀のうちに倍増する可能性があると最新の研究が警告している。これにより、ツンドラ(凍土帯)で広範囲に火災が発生し、永久凍土に閉じ込められてきた炭素が一気に放出される危険性が高まるという。 北米とシベリア(Siberia)の永久凍土には、地球大気中に現在存在する炭素量のおおむね2倍にあたる二酸化炭素(CO2)が含まれている。さらに温暖化が進むにつれ、永久凍土の著しい溶解が懸念されている。 米国の研究チームは、北方圏および北極圏で発生した落雷に関する米航空宇宙局(NASA)の衛星データを20年以上さかのぼって分析。次に、気温上昇に伴い落雷率がどのように上昇するかをモデル化した。 この際に使用したのは、対策や
ヤギが一心不乱に植物を食べる。米カリフォルニア州の企業セージ・エンバイロンメンタル・グループが貸し出したもの。2021年7月にカリフォルニア州グレンデールで撮影。(PHOTOGRAPH BY ROBYN BECK/AFP VIA GETTY IMAGES) プエンテヒルズは、ロサンゼルスの超高層ビル群から遠くの太平洋まで見渡すことができる米国カリフォルニア州の保護区。その丘陵地帯に、黄色い花があちこちに固まって咲いている。同州で「侵略的外来種」として脅威を及ぼしつつある植物クロガラシだ。 クロガラシはユーラシア原産のアブラナ科の植物。成長が非常に早いうえ、他の植物の発芽を阻害する化学物質を作り出して、在来植物を駆逐してしまう。厄介なのはそれだけではない。春になると盛んに成長して2.5メートルもの高さになるが、初夏には燃えやすく危険な枯れ草となる。 カリフォルニア州では気候変動の影響もあり、
空が赤く染まるほど激しかった森林火災=1月6日、ニューサウスウェールズ州ジンダビン/Saeed Khan/AFP/Getty Images (CNN) オーストラリア東部ニューサウスウェールズ(NSW)州の消防当局は7日までに、同州で240日間以上続いていた森林火災の鎮火を公式に宣言した。 昨年7月初旬から始まった火災では少なくとも住民ら28人が死亡し、民家約3000棟が全焼などしていた。野生動物の被害も甚大で最大10億匹が影響を受けたとされる。 今回の公式な制圧宣言は今月2日だが、同州の消防当局は先月13日、州内で発生していた全ての火災の封じ込めに成功したと初めて発表していた。火災は他州でも起きていたが、ニューサウスウェールズ州の被害が最も大きかった。 森林火災の封じ込めは部分的に豪雨の到来の恩恵もある。ただ、大雨は逆に大規模な洪水、強風や危険な荒波などももたらし、同州内では数カ所の町の
Scientists find burnt, starving koalas weeks after the bushfires <焼け野原となった生息地で救助チームが発見したのは、ひどい火傷を負い、住む場所も食べ物も失ったコアラだった> 昨年9月からオーストラリア南東部で続いた過去最大の森林火災で、コアラが受けた被害は国内外で大きく報道された。現在、火災は終息の方向に向かっているが、野生生物の危機的状況はまだ終わっていない。炎を生き延びたコアラも飢えや脱水、煙の吸引、その他の危険で死にかけている。 私たち「自然保護のための探知犬」チームは過去3週間、ある野生動物保護施設で救助活動を行った。その間、火災による倒木に押しつぶされたコアラや、火災が通過した後、食べ物を探すためにまだ煙がくすぶる地表に降り、手足に火傷を負ったコアラを何頭も発見した。つい先日見つけたコアラの子供は親を失い、やせ衰え
【リビウ(ウクライナ西部)共同】ウクライナ最高会議の人権担当者デニソワ氏は27日、ロシア軍が侵攻直後に制圧した北部チェルノブイリ原発周辺の立ち入り禁止区域で戦闘による森林火災が起き、1万ヘクタール以上が焼失したと主張した。土壌中の放射性物質が空気中に放出され、風に乗って欧州諸国へ拡散する恐れがあると警告した。 デニソワ氏はロシア軍が立ち入り禁止区域を占拠し、消火作業ができない状態だと指摘。使用済み核燃料など放射性廃棄物の貯蔵施設にまで火災が及びかねないと警鐘を鳴らした。国際原子力機関(IAEA)に早急な専門家派遣と消火機材の提供を要請、国際人権団体にロシア軍に危険地域から撤退するよう圧力強化を求めた。
2019年以降のオーストラリア森林火災で犠牲になったり生命を脅かされたりした動物をまとめた図解。(c) AFP 【7月28日 AFP】(図解追加)オーストラリアで2019年から2020年にかけて発生した、「現代史上、野生生物にとって最悪の災害の一つ」である、前例のない規模の森林火災により、30億匹の動物が犠牲となった、もしくはすみかを失ったとする研究結果が28日、発表された。 複数の大学の科学者らが手掛けたこの研究によると、哺乳類1億4300万匹、爬虫(はちゅう)類24億6000万匹、鳥類1億8000万羽、そしてカエル5100万匹を含む野生生物が被害を受けた。 研究では火災で犠牲になった動物の数には言及しなかった一方、共著者の一人であるクリス・ディックマン(Chris Dickman)氏は、餌やすみかを失い、捕食動物から身を守ることができなくなったことにより、火災を免れた動物たちの展望は「
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