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権威主義独裁の検索結果1 - 34 件 / 34件

  • トマス・ホッブズ - Wikipedia

    トマス・ホッブズ(Thomas Hobbes, 1588年4月5日 - 1679年12月4日[1])は、清教徒革命(イングランド内戦)から王政復古期にかけてのイングランドの哲学者。 17世紀の近世哲学にあって、ルネ・デカルトなどと共に機械論的世界観の先駆的哲学者の一人であり、バールーフ・デ・スピノザなどとともに唯物論の先駆的思索を行った哲学者の一人である。政治哲学者としての側面は広く周知され、人工的国家論の提唱と社会契約説により近代的な政治哲学理論を基礎づけた人物として一般的に知られる。王太子時代のイングランド王チャールズ2世の家庭教師でもあった。 概要[編集] イングランド国教会の聖職者の子として生まれる。1588年、スペインの無敵艦隊襲来というニュースにショックを受けた母親は産気づき、予定より早く出産した。このため「恐怖と共に生まれた」といわれる。1608年にオックスフォード大学を卒業

      トマス・ホッブズ - Wikipedia
    • 民主主義/権威主義 - sunaharayのブログ

      2020年内は感染症の影響で色んなプロジェクトがストップしてしまったことの反動からか,年末あたりからいろいろと興味深いご著書が出ていて何冊か頂いております。できるだけ紹介させていただきたいのですが,とりあえずその一部を。 10月には宇野重規先生から『民主主義とは何か』を頂いておりました。古代ギリシャ以来2500年の民主主義の歴史を眺めながら民主主義とは何かという問題について説明する,というのはなかなかできる作業ではないと思います。宇野先生のご著書では,元々評判の悪かった民主主義というものがいかにして正統性を獲得し,その基礎付けを得てきたのかということが議論されていきます。多数決か少数派の尊重か,選挙か選挙以外か,制度か理念か,という3つの問いについてもまさに民主主義を考えるときに避けて通れないものですし,ぜひ広く読まれるべきではないかと。ただこういう本て,授業でじっくりやるのも難しいし(教

        民主主義/権威主義 - sunaharayのブログ
      • これから翻訳が出てほしいVery Short Introduction(+α)の一覧 - 道徳的動物日記

        kozakashiku.hatenablog.com 先日にくちなしさん(id:kozakashiku)がイギリスはオックスフォード大学出版会のVery Short Introductionシリーズの邦訳を一覧の形でまとめてくれるという実に有益な記事を公開してくれたが、今回の記事は、わたしがVery Short Introductionの既刊・続刊リストやその他の同様の英語圏入門書シリーズのリストを眺めながら「これも邦訳が出たらいいのになあ」「これも翻訳がほしいなあ」とダラダラ思った本を適当に紹介していくという無益な内容。ほとんどは原書を読んだり著者のことを知ったりしているわけでもなく、タイトルだけで判断したものだ。 『一冊でわかる 幸福』 Happiness: A Very Short Introduction (Very Short Introductions) (English Ed

          これから翻訳が出てほしいVery Short Introduction(+α)の一覧 - 道徳的動物日記
        • 自説を「世界」「国際社会」とすり替える日本の新聞。中国の孤立という「つくられた」虚構

          2021年6月28日、中国共産党創立100周年を記念し、北京国家体育場(愛称:鳥の巣スタジアム)で行われた祝賀行事。日本では、習近平国家主席の絶大な権力にフォーカスした報道が数多くみられた。 Kevin Frayer/Getty Images 「国際社会は国安法撤廃を求める声を上げ続けたい」 「中国共産党は世界との溝埋める努力を」 香港、台湾や中国を論じるメディアが、「国際社会」や「世界」という主語を使って中国を批判する記述が目立つ。 自己主張と「世界」を一体化させ、それと中国が対立する構図のなかで論理を展開するのだが、「世界の大半の国」をイメージさせる「世界」や「国際社会」とは、果たして実体のある存在なのか。 中国が世界で孤立しているという自説を補強するための権威づけとして、「世界」や「国際社会」なる言葉を都合よく使ってはいないか。 社説なのに「大多数」を主語に語る新聞 メディアが使う例

            自説を「世界」「国際社会」とすり替える日本の新聞。中国の孤立という「つくられた」虚構
          • 2021自民党総裁選出馬への想い

            この度、自由民主党総裁選挙に立候補することを決意しました。 昨年来のコロナとの戦いに、菅総理の強いリーダーシップのもと、全身全霊を傾けて取り組んできました。菅総理には、日夜コロナ対策にご尽力頂き、心より敬意を表します。しかし、結果として今、国民の間には、 政治が、自分たちの声、現場の声に応えてくれない。 政治に、自分たちの悩み、苦しみが届いていない。 政治は、信頼できない、期待しても仕方ない。 こうした切実な声があふれています。 国民政党であったはずの自民党に声が届いていないと国民が感じている。 「信無くば立たず」。 政治の根幹である国民の信頼が大きく崩れ、我が国の民主主義が危機に瀕しています。私は、自民党が国民の声を聞き幅広い選択肢を持つ政党であることを示し、もってこの国の民主主義を守るために、自民党総裁選に立候補します。 コロナ禍で総裁選挙などやるべきでないとの声が一部にあることは承知

              2021自民党総裁選出馬への想い
            • 我々はいかに権威主義に立ち向かうべきか:エリカ・フランツ(Erica Frantz) | 権威主義からの挑戦 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

              「民主主義vs.権威主義」という構図で世界を捉える時、そもそも権威主義とは如何なるものかを理解することが重要だ。 『権威主義:独裁政治の歴史と変貌』(白水社)の著者であるミシガン州立大学のエリカ・フランツ助教授が、権威主義の量的・質的分類と冷戦以降の進化の歴史から、民主主義陣営が取るべきアプローチを提唱する。 長い歴史の中で、古代ローマ皇帝から帝政ロシアのツァーまで、権威主義支配は普通のことであった。20世紀には世界各地で民主主義が現れ始めたが、今でも世界の国の4割程度は独裁政権下にある(註1)。ここ10年ほどは,世界的な民主主義の後退にあわせて権威主義が台頭しつつある(註2)。 権威主義の持続は,世界平和と繁栄に対しても重大な意味を持つ。独裁政権は第一次世界大戦以降のあらゆる国家間戦争に関与してきたし、第二次大戦以降の内戦・民族紛争のおよそ3分の2、政府による大量殺害のほとんどすべてに関

                我々はいかに権威主義に立ち向かうべきか:エリカ・フランツ(Erica Frantz) | 権威主義からの挑戦 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
              • 彩流社

                権威主義独裁体制が敷かれたアジア諸国は建国父像をどのように継承し変容させていったのか。アジア近現代比較政治史共同研究。 ▶書評掲載 日本経済新聞 5/4

                  彩流社
                • 家父長制(カフチョウセイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

                  父系の家族制度において、家長が絶対的な家長権によって家族員を支配・統率する家族形態。また、このような原理に基づく社会の支配形態。 [類語]封建的・封建主義・保守的・コンサバティブ・前近代的・守旧・守旧派・圧制・威圧的・強圧的・高圧的・権威主義・独裁的・全体主義 家父長制は次の三つに分類できる。 (1)家族類型としての家父長制家族におけるいっさいの秩序が,最年長の男性がもつ専制的権力によって保持されている場合,こうした家族は〈家父長制家族patriarchal family〉と呼ばれる。家父長paterfamiliasは,奴隷ばかりでなく妻や子どもに対しても(極端な場合)生殺与奪を含めて無制限で絶対的な権力をふるう。家族内のいっさいの権威は家父長にのみ帰属する(父権制)。家族の財産(土地と動産)はすべて家父長によって専有され,父から息子へと相続される(父系制)。このような家族類型は,とくに遊

                    家父長制(カフチョウセイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
                  • 外岡秀俊の「コロナ 21世紀の問い」(11) 「中国式」の力と限界

                    昨年暮れに中国・武漢で発生した新型コロナウイルスは、瞬く間に世界を一巡し、刻一刻と感染地図を塗り替えている。米国や中南米、南アジア、アフリカの被害が増え続けているため、おおむね沈静化した中国は今や「制圧」を自画自賛するまでになった。だが、その方式に限界はないか。「中国式」が国際標準になるのは、遥か先のことだ。 コロナをめぐる中国の位置 20世紀末から今世紀初めにかけ、中国ほど「後発者利益」を享受してきた国は少ない。改革開放路線に舵を切って以来、経済特区に外国資本を呼び込み、技術移転によって製造業を興し、安価な労働力を武器に「世界の工場」を自他ともに認める存在になった。 先行者の失敗やリスクに学び、長い時間をかけてインフラを構築する手間を省き、ITや衛星通信など世界最先端の技術を一気に導入する。そうした後発組ゆえの強みを発揮し、成長の道を驀進してきた。 だが、こと今回の新型コロナになると、最

                      外岡秀俊の「コロナ 21世紀の問い」(11) 「中国式」の力と限界
                    • 761 そのうち「平和も切り売りする商人」って言われちゃうかも - さるきちのしっぽ

                      みなさん、こんにちは。 アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことで、中国がプンスカ怒ってますね。 なんでお、直前の米中首脳会談(電話)では、「ペロシなんか来させないでよね~!」って言ってた習近平にバイデンおじじがなんて答えたのかはわかりませんが、とりあえず中国としては釘を刺したつもりでいたんでしょう。 ところが蓋を開けてみたら、訪問してんじゃん!ってことで、どうやらメンツをつぶされたってことで怒ってるみたいですね。 でもって、台湾を囲むように6つの軍事訓練区域を設けて、今はミサイルを撃ちまくってるんだとか。 そのうちの数発が日本のEEZ内に落下したとかで、お約束の抗議をしたんですって。 これって戦争になっちゃいますかね? 実家で夕飯を食べていた時母親が「わざわざ行って、怒らせることないのに」って言ってました。 まぁ、それも考えの一つかもしれません。 でも、これまでの下手に刺激しない方が

                        761 そのうち「平和も切り売りする商人」って言われちゃうかも - さるきちのしっぽ
                      • Amazon.co.jp: 権威主義:独裁政治の歴史と変貌: エリカ・フランツ (著), 上谷直克 (翻訳), 今井宏平 (翻訳), 中井遼 (翻訳): 本

                          Amazon.co.jp: 権威主義:独裁政治の歴史と変貌: エリカ・フランツ (著), 上谷直克 (翻訳), 今井宏平 (翻訳), 中井遼 (翻訳): 本
                        • 646 シーソーじゃないんだから - さるきちのしっぽ

                          みなさん、こんにちは。 気が付いてみたら、公園の桜は散ってました。 今は、わずかばかり残った花と新たに芽を出してきた葉がまじりあって、妙な色合いになってます。 ゆっくりと初夏に備えて衣替えしてますねぇ。 これはこれでなんかいい感じ。 その公園では子供たちがサッカーして遊んで・・・? あれ、今日は月曜日でしょ。もう、春休みって終わってたんじゃなかったっけ? ま、まぁいいです。うららかな陽気に誘われて、子供らが屋外でボール蹴って遊んでるのは悪いことではありません。 とりあえず近所の家や、停まってる車に当てないように気をつけてな!ということでいいんじゃないかと思うんですよ。 さて、ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアの標的はウクライナだけでなくヨーロッパ全体だ!なんて言ってましたね。 いやぁ、煽りますね。 私、この大統領さんのこと、あまり好きじゃないんですよねぇ。 それと、ロシアが野蛮人丸出

                            646 シーソーじゃないんだから - さるきちのしっぽ
                          • シリア 2012-13 - 現代世界をどう捉えるか

                            (2013.3) シリアの内戦、こう着状態の今 http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=29110 http://www.youtube.com/watch?v=aDIxfvUDj0Q シリア戦地報告:医師が自分の血液を… http://www.youtube.com/watch?v=BJV2AQdjLUg シリア難民がレバノン山岳地帯に相次ぎ避難 http://jp.reuters.com/video/2013/03/22/?videoId=241798089 困難なシリア人難民の診察 http://jp.reuters.com/video/2013/03/08?videoId=241547097 --------------------------------------------------

                              シリア 2012-13 - 現代世界をどう捉えるか
                            • ミャンマーで勃発した危機。このまま世界は権威主義体制に塗りかえられるのか?日本に期待される対応とは?(伊藤和子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              昨日、朝の第一報には心底驚いた。ミャンマーの事実上の指導者の地位にあるアウンサンスーチー氏や政権幹部が軍に拘束されたというのだ。 このニュースを私はたまたまロヒンギャ族の女性人権活動家から伝えらえた。すでにミャンマーを逃れ海外で不自由な生活を余儀なくされている彼女とチャットをしている最中に、ミャンマーでクーデターが起きたことを知らされたのだ。 合法的な政権への軍によるクーデターなど20世紀の遺物ではないのか? 私たちは本当に21世紀を生きているのだろうか? ■ クーデターの予兆 クーデターの予兆はあった。ミャンマーでは総選挙が11月に行われ、スーチー氏率いる与党NLDが勢力を伸ばしたが、軍は選挙に不正があったなどと言い募り、このままでは行動に出るなどと述べていたのだ。 何かに似ている、といえば、米国大統領選挙である。トランプ氏は選挙に不正があったと述べて訴訟を続々とおこし、Twitterで

                                ミャンマーで勃発した危機。このまま世界は権威主義体制に塗りかえられるのか?日本に期待される対応とは?(伊藤和子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • クーデタやポピュリズム 権威主義体制が権力を獲得する7つの方法|じんぶん堂

                                記事:白水社 私たちは、ビジネスパートナーや援助先として権威主義体制と関わり、また国内の権威主義化に向き合わなければならない地点に立っています。デモクラシーが後退する潮流を、新しい局面から捉える! エリカ・フランツ著『権威主義──独裁政治の歴史と変貌』(白水社刊)は、Q&A形式で全篇わかりやすく記された人文書。21世紀を生きる私たちが身を守るために必読の一冊。 書籍情報はこちら 権威主義体制はいかに権力を獲得するのか? 1946年から2010年にかけて、250の新しい権威主義体制が権力の座に就いた。その約半分の事例(46%)では先行する権威主義体制に取って代わり、また4分の1強の事例(29%)が民主主義体制を打倒し、残りの事例では独立を機に成立した。 これまでの研究では、権威主義体制の権力獲得には7つの方法が一般的であることが明らかにされている。つまり、王族による世襲、クーデタ、反乱、民衆

                                  クーデタやポピュリズム 権威主義体制が権力を獲得する7つの方法|じんぶん堂
                                • 脆弱国家(失敗国家)の定義と評価項目の詳細に関して:Fragile States Index - 忘れん坊の外部記憶域

                                  ネット上で不定期に話題となる脆弱国家(失敗国家)、その具体的な定義と評価項目の詳細に関して、個人的なメモとして記録します。 日本の具体的なスコアは過去記事に記載しています。 脆弱国家(失敗国家)の大枠を理解するならば、うちの記事を読むよりも以下の動画を見ることをおススメします。とても分かりやすく、なにより投稿者の菊之字さんの言語センスが抜群に高くて面白いです。 情報量で言えばアニオタWikiが充実しています。 ◆失敗国家 - アニヲタWiki(仮) - atwiki(アットウィキ) この記事は、脆弱国家(失敗国家)を簡単に説明し、各項目の詳細を淡々と翻訳するだけの記事です。 誤訳がありましたら指摘いただけますと幸甚です。 【目次】 脆弱国家(失敗国家)の定義と簡単な説明 C1: 安全機構(Security Apparatus) C2: エリートの派閥(Factionalized Elite

                                    脆弱国家(失敗国家)の定義と評価項目の詳細に関して:Fragile States Index - 忘れん坊の外部記憶域
                                  • 改革開放(カイカクカイホウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

                                    中国で1978年から開始された経済政策。鄧小平の主導により市場経済への移行が図られた。当初は「改革開放」という表現が明確に用いられたわけではなく、1979年の人民公社の解体に始まる農村の体制「改革」、対外「開放」政策を初めとして、それぞれ用いられるようになった。 [天児 慧 2018年4月18日] 農村と沿海部から始まった改革開放第一次天安門事件(1976年4月)で失脚し、1977年7月の第10期中央委員会第3回全体会議(三中全会)で復活した鄧小平(とうしょうへい)は、ただちに周恩来(しゅうおんらい)が提唱した工業、農業、科学技術、国防の「四つの近代化」を柱に掲げ、路線の大転換と華国鋒(かこくほう)体制の切り崩しに集中的に取り組んだ。その重大な転換点となったのが1978年10月から11月にかけて開かれた党中央工作会議と、12月の第11期三中全会であった。前者は毛沢東(もうたくとう)路線の継

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                                    • モジャーヘディーネ・ハルグ - Wikipedia

                                      モジャーヘディーネ・ハルグ(英語: People's Mujahedin of Iran, PMOI、他に MEK、MKO とも。ペルシア語: سازمان مجاهدين خلق ايران‎、ラテン文字転写: sāzmān-e mojāhedin-e khalq-e irān)は、イランの反体制武装組織。イスラーム社会主義を掲げ、現在のイランのイスラム共和制に基づく政権と厳しく対立している。日本語ではムジャヒディン・ハルク、イスラム人民戦士機構などと表記される場合もある。イラン公式メディアによる日本語表記はモナーフェギン(ペルシア語: منافقین‎)[1]。事実上の最高指導者であるマスウード・ラジャヴィー書記長は2003年以降、公の場に姿を見せておらずその所在は不明である。変わって妻のマルヤム・ラジャヴィー議長が表舞台で活動し、フランス・パリを拠点に欧米でのロビー活動を行っている。

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                                      • ブックレビュー:権威主義とポピュリズム ~前篇・理論的考察~|白石直人|WEB別冊文藝春秋

                                        最初へ戻る / 前へ /TOPページへ戻る / 次へ 現在の世界では、各地で権威主義化やポピュリズムの波が起きており、民主主義は脆弱な状況にある。今年は世界各国で選挙が行われる選挙イヤーでもある[1]。そこでこの記事では、ポピュリズムや権威主義について、より深く理解するための本を紹介していきたい。 権威主義 権威主義体制を知る最初の一冊には、エリカ・フランツ・著『権威主義──独裁政治の歴史と変貌』(上谷直克、今井宏平、中井遼訳、白水社)が格好の入門書である。「なぜ一部の豊かな国は権威主義なのか?」「権威主義的なリーダーは権力離脱後どうなるのか?」など、各節ごとに権威主義[2]に対する素朴な疑問を立てて、それに対してデータと事例に基づきながら答えていくという書き方をしており、初心者にも読みやすい構成である。 本書では、権威主義体制の類型論として、権威主義のリーダーを規律する存在に着目した「軍

                                          ブックレビュー:権威主義とポピュリズム ~前篇・理論的考察~|白石直人|WEB別冊文藝春秋
                                        • 『戦闘続けるプーチン氏の独善 対テロ・文明で弾圧強化 - 日本経済新聞』へのコメント

                                          「テロ側」の社会性や主張を無視してただ絶対悪にせよ…というのは前々からプーチンや中共など権威主義独裁側の"国際標準"なんだよな。西側は逆に原因や社会性を追求して対策を強化すべきという方針。

                                            『戦闘続けるプーチン氏の独善 対テロ・文明で弾圧強化 - 日本経済新聞』へのコメント
                                          • 岸田文雄候補の政策~沢山の「柱」ー自民党総裁選挙ー - 小林英介のブログ

                                            岸田文雄候補の政策~沢山の「柱」ー自民党総裁選挙ー 自民党総裁選挙(9月17日告示、29日投開票)の告示日が明日へと迫っている。 このブログでは、他の2候補の政策について以下のように書いてきた。 chimatabaseball.hatenablog.com chimatabaseball.hatenablog.com 今回は3人目、岸田文雄候補の政策を取りあげる。 会見数の多さはピカイチ 岸田氏は全4回、記者会見を行っている。 8月27日の1回目の会見では、出馬表明と政策の概要を。9月2日の2回目の会見では、新型コロナ対応を、3回目(9月8日)の会見では経済対策、4回目(9月13日)では外交と安全保障について、それぞれ説明した。 1回だけの会見では説明しきれないのだろうか。会見が4回にも及ぶと飽きてしまい、岸田候補を応援しようとしている人も「白けてしまう」のではないかと懸念してしまいそうに

                                              岸田文雄候補の政策~沢山の「柱」ー自民党総裁選挙ー - 小林英介のブログ
                                            • 2022年第77回国連総会、ロシア外務大臣ラブロフの言葉ハイライト|Jano

                                              ラブロフの国連でのスピーチハイライト 1.ロシアの安全保障についての要求は西側によって傲慢に拒絶されたロシアは何年にも渡り、ヨーロッパのOSCEで認められている平等かつ不可分の安全保障を求めてきました。2021年12月、ロシアはこれを法的に規制する事をお願いしましたが、これは傲慢な拒否で終わりました。 💬↓これの事です。反ナチスに対してウクライナとアメリカが反対票。日本は棄権してます。ロシアはナチスの脅威を取り除きたかった。 https://consortiumnews.com/2021/12/23/us-ukraine-refuse-to-condemn-nazism-at-un/ 2.ウクライナはアメリカの消耗品アングロサクソンが完全支配したヨーロッパにおいて、アメリカが支配できていないロシアを制圧するため、ウクライナを使っているのは明らかです。 ラブロフ外相は、ウクライナ政府が発射

                                                2022年第77回国連総会、ロシア外務大臣ラブロフの言葉ハイライト|Jano
                                              • 世界健康評議会資料

                                                worldcouncilforhealth.org/policy/ World Council for Health Policy Documents 世界健康評議会(WCH)は、様々な専門家グループと協力し、様々な本質的な問題について、専門家や非専門家に対して調査や提言を行うための政策概要書を作成している。これらの文書は、読者が十分な情報に基づいた意思決定を行えるよう、エビデンスに基づいた政策助言を提供するものである。 目次 I. はじめに II. 国際保健規則の改正 A. 強制措置と国家主権 B. サーベイランス:(デジタル)健康証明書とロケーターフォーム C. 世界的な反対運動への対抗 D. カルテルの権利と規制 E. 未承諾の申し出と協力義務 F. 病原体サンプルと遺伝子配列データの共有 G. 人権の放棄 III. パンデミック条約・協定(WHO CA+) A. WHOとグローバル

                                                  世界健康評議会資料
                                                • 保守的 | 職場の人間関係110番~苦手な上司・部下の特徴、心理、対処法~

                                                  保守的な人の特徴・心理・対処法 保守的という言葉を聞くと中年以上の年齢の人を思い浮かべますが、年齢が若くても保守的な人は存在し ます。特に最近の人は若いときから保守的な考え方をする人が増えているように思えます。 そもそも保守的というのはどのような考え方なのでしょうか? 特に職場では保守的な考え方をする人はどのような位置づけになるのでしょうか? 今回は保守的な人の特徴や心理、対処法について考えてみます。 保守的とは 「保守的」には保つ、守るという漢字が含まれていますが、その漢字の意味の通り保守的には保って守るという意味があります。 それではなにを保って守るのでしょうか? 保守的な人が保って守るのは現状の環境や立場です。 反対に言えば、現状を打破するような革新的なことや、環境を刷新するようなことを嫌うのが保守的な人なのです。 政治の世界でも保守と革新という言葉はよく対比させて使われています。

                                                  • ロシアによる軍事侵攻 停戦が持つ意味 領土奪還だと声高に叫ぶ日本国内のネット民は周回遅れ ウクライナ市民の犠牲を考えよ

                                                    うーん、先生の言う「和平派」のほうが、ことが起こった原因、ロシアの主張をの正しさ認めるという意味で「正義派」だと思うのですが・・・。 もうちょっとロシア軍がウクライナ軍を殲滅してくれないと「和平」も難しいのでは。 >それはともかくとしてウクライナ国民が命を落としてまで領土を奪還せよというのは少数派だということです。 >誰もが命を落としてまで守るものは何なのかという大きな疑問にぶつかっているんだと思います。 領土を守ると言うのは、その土地だけを守るという意味ではないんですよ。 その土地に住んでいる人をも守るという事だよ。 ロシアに支配されれば、その領土に住む人の生命や自由、権利、財産が脅かされるのです。 ロシア軍は、占領地で一般市民を惨殺しているとか、強制収容所に送り込んでいるととか言われていますよね。 ロイターより 戦争終結に向けた領土の譲歩、ゼレンスキー大統領が一蹴 https://jp

                                                      ロシアによる軍事侵攻 停戦が持つ意味 領土奪還だと声高に叫ぶ日本国内のネット民は周回遅れ ウクライナ市民の犠牲を考えよ
                                                    • 「NOサンキューとサンキュー」 - 【スローライフ阿寒】

                                                      ※列島を10年に一度と言われる強力寒波が襲ってる。北海道は勿論のこと、本州日本海側、九州、四国、沖縄までも降雪があったという。高速道路はホワイトアウトで大渋滞、列車も数時間に及ぶ立ち往生があった。いやはやこの暴力冬将軍にはお手上げだ。 (最高気温-7℃。南に向かってる。まさかロシアの戦闘機じゃないだろうな) ※北海道じゃ、来週もこの冬将軍が居座る予想。真冬日が続き、道路は各種のアイスバーンで大変なことになりそうだ。ドライバーに求められるのは「NOサンキュー(NO3急)」。「急発進」「急ハンドル」「急ブレーキ」の自制だ。世界中で、だ! (圧雪アイスバーン。ちょっと誤るとブレーキは役に立たない) ※だが、いま世界中でこの「NO」を削らなければならないことがある。そう、ウクライナ戦争支援についてだ。国際社会はいま「3つの急(3Q)」を求められてる。「Quickly(素早く)」「Quantiry(

                                                        「NOサンキューとサンキュー」 - 【スローライフ阿寒】
                                                      • 日本の安全保障「現実に即した転換」が急がれる訳

                                                        国家安全保障戦略、防衛計画の大綱および中期防衛力整備計画(戦略3文書)の見直しに向けた政府の検討がヤマ場を迎えている。わが国で初となる現国家安全保障戦略が策定されたのは、第2次安倍政権下の2013年12月のことであり、その後、日本の安全保障環境は激変した。 リベラル国際秩序は大きく後退し、世界は米中対立に象徴される自由主義民主体制と権威主義独裁体制の競争構造へと変貌した。今年2月に勃発したロシアによるウクライナ侵攻は、国家間の大規模な軍事紛争が現実の脅威であることを示している。日本は、巨大化した経済力と強大化した軍事力をもって台湾併合を狙う中国、核・ミサイル能力の強化に邁進する北朝鮮、そして核大国で交戦中のロシアという3正面への対応を迫られている。 一方、唯一の同盟国たるアメリカは相対的な国力の低下と国内の分断に悩まされ、日本を含む同盟国やパートナー国との共同に依存する意図を明らかにしてい

                                                          日本の安全保障「現実に即した転換」が急がれる訳
                                                        • ポーランド着弾のミサイル 誰もがヒヤッとしたはず いつまでロシア・ウクライナ戦争を続けるのか、即時停戦あるのみ

                                                          別スレで私も同様のコメントを書きましたが、 記事の趣旨に同感です。 また、国連によりますと、ウクライナ軍もロシアの捕虜に対し、拷問を行っていた模様。 (もちろん、ロシアの方が圧倒的に酷いものだが) 戦争が長引けば長引くほど、 兵士や一般市民の心も荒んで来ます。 (これはかつて、日本も経験したこと) だからこそ、一刻も早く即時停戦を!! ウクライナが勝つまで続ける? ウクライナは自国がボロボロになるまで1年でも2年でも続けるつもりなのか? 一般市民がこれからも多く殺され、国土がボロボロになっても続けるのか? >だからこそ、一刻も早く即時停戦を!! >ウクライナが勝つまで続ける? >ウクライナは自国がボロボロになるまで1年でも2年でも続けるつもりなのか? >一般市民がこれからも多く殺され、国土がボロボロになっても続けるのか? また、こんな非論理的な喚きをしていますね。 まず、前提として 即時停

                                                            ポーランド着弾のミサイル 誰もがヒヤッとしたはず いつまでロシア・ウクライナ戦争を続けるのか、即時停戦あるのみ
                                                          • 懸念される米国とトルコ両国関係

                                                            トルコ国軍の一部が15日、クーデターを実行し、イスタンブールとアンカラの政府関連施設や主要橋を占領したが、休暇でエーゲ海沿いのトルコ南西部マルマラスにいたエルドアン大統領はスマートフォンなどを通じて支持者や国民に抵抗を呼びかけた結果、16日に入るとクーデター派は頓挫し、政府側はクーデター派を鎮圧したと表明した。 トルコは地理的にもオリエント(東洋)とオクシデント(西洋)の2つの世界の中間点に位置する。当方も国際会議の取材のためトルコ最大の都市イスタンブールを訪ねたことがある。ホテルからボスポラス海峡を眺めながら、両世界の接点の街風景を堪能した。 トルコは1952年以来、イスラム教国の初の北大西洋条約機構(NATO)加盟国として重要な役割を果たしてきた。それだけに、トルコの政情不安が長期化すれば、イスラム過激組織「イスラム国」(IS)との戦いに支障が懸念される。 具体的には、米国とトルコ両国

                                                              懸念される米国とトルコ両国関係
                                                            • No. 1744 台湾と戦争?

                                                              これまでで最もクレイジーな戦争になるだろう。 by Ted Rall アメリカや西側諸国は台湾をめぐる中国との戦争という構想を推進し始めている。もし中国が台湾に侵攻すれば、アメリカはウクライナ以上に踏み込んでアメリカの地上軍だけでなく武器も送るだろうとジョー・バイデン大統領は述べている。アメリカの有権者の37パーセントがバイデンに同意している。しかし自国に侵略される国を守るために、どうすれば戦争になるのだろう? アメリカ、国連、そして台湾自身を含む世界のほとんどの国によれば、台湾は中国の一部である。 アメリカはオハイオ州を侵略できるのだろうか? 他の多くの場所と同様に、何年も前にアメリカの政策立案者が行った決定によって台湾は厳しい状況に置かれている。 1945年まで台湾は日本の植民地だった。台湾人である私の元義父の出生証明書には、「Taipei, Japan」と書かれていた。第二次世界大戦

                                                                No. 1744 台湾と戦争?
                                                              • ポルトガル第三共和政 - Wikipedia

                                                                ^ a b “UNdata”. 国連. 2021年10月11日閲覧。 ^ a b c d e IMF Data and Statistics 2021年10月15日閲覧([1]) ポルトガル第三共和政(ポルトガルだいさんきょうわせい、ポルトガル語: República Portuguesa)は、現在のポルトガルにおける共和政体のことである。 歴史[編集] 1974年4月25日のカーネーション革命により、アントニオ・サラザールとマルセロ・カエターノによる権威主義独裁体制、エスタド・ノヴォ(第二共和政)が崩壊した後に成立した。新憲法の制定、検閲の廃止により言論の自由が保障され、政治犯は釈放、独裁政権時代の機関(秘密警察など)の多くが解散した。アフリカやアジアに残っていた植民地の放棄を決定し、1986年には欧州共同体に加盟した。 歴代大統領[編集] アントニオ・デ・スピノラ(軍人、1974年)

                                                                  ポルトガル第三共和政 - Wikipedia
                                                                • ウクライナへの派兵、進駐、進軍、侵攻、侵略のどれ

                                                                  ジャーナリズムStack of newspaper, close-up. Journalism concept. Pile of newspapers 入り乱れるジャーナリズムの表現 ウクライナ情勢が緊迫し、各新聞とも1面トップの扱いです。軍事情勢についての表現は、これまで見られなかったほどまちまちで、読者や視聴者が混乱しています。 派兵、進駐、侵攻、進軍、侵略などが見出しで踊っています。さらに「本格侵攻」「実効支配」などの説明をつける新聞もあります。現地情勢を直接、取材できないための結果でもあります。 読者や視聴者は混乱するばかりですから、用語解説を掲載し、どのような判断基準でそうした言葉を使っているのかを明らかにしてもらいたい。一覧表を掲載し、新聞社の立場を分かりやすく説明してほしい。簡単にできることです。まず1面の見出しを比べてみました。 最も穏やかな表現は、「露、ウクライナ派兵へ/

                                                                    ウクライナへの派兵、進駐、進軍、侵攻、侵略のどれ
                                                                  • ロブ・ライナー監督が来日「自由なメディアなしに民主主義は成り立たない」 : 映画ニュース - 映画.com

                                                                    ロブ・ライナー監督が来日「自由なメディアなしに民主主義は成り立たない」 2019年2月1日 19:00 会見したロブ・ライナー監督[映画.com ニュース] イラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器の存在に疑問を持ち、真実を追い続けた記者たちの奮闘を描いた「記者たち 衝撃と畏怖の真実」を発表したロブ・ライナー監督が来日、2月1日に日本外国特派員協会で記者会見を行った。 2003年から温めていた企画であり、さまざまな取材から得たエビデンスを基に「政府は9・11前からイラク侵攻を行うと決めていた」と確信を持ったそうで、「自分自身がベトナム戦争で徴兵される年齢になってから、その後2003年のイラク侵攻という過程に怒りを感じていた。嘘が根拠となって戦争がおき、カタストロフィが起こるのを見て、なぜこういうことが起こるのかという思いでこの映画を作りました」と語る。 リンドン・ジョンソン米元大統領の報道

                                                                      ロブ・ライナー監督が来日「自由なメディアなしに民主主義は成り立たない」 : 映画ニュース - 映画.com
                                                                    • <インタビュー>フランシス・フクヤマ氏(2)「中国は火薬樽の上に座った状態」

                                                                      --同じ論理で中国の未来を見ることができるのか。 「そうだ。中国の未来で最も大きな問題は、規模が大きくなった中産層のために似たことが起きるかどうかという問題だ。中国政権はアラブ独裁政権よりはるかに賢い(clever)。しかし政治への参加を許さなければ、同じ問題に直面することになる。中国はいつ爆発するか分からない火薬樽(powder keg)の上に座っている。しかし米国のような先進国も政治的な衰退を別の意味で経験しているのは同じだ。国家・法治・責任政府が均衡を保ってこそ成功的な政治体制といえる。中国は法治が制限されていて、責任政府が具現されていない。米国の国家は緊密性(coherence)が欠如している」 --政党政治自体が政治的衰退の原因になっているのでは。 「違う。民主主義が機能するためには、良い政党体制が絶対的に必要だ。国民の政治参加は政党という乗り物(vehicle)を通じるからだ。

                                                                        <インタビュー>フランシス・フクヤマ氏(2)「中国は火薬樽の上に座った状態」
                                                                      1