脱炭素社会の実現に向けて、「水素エネルギー」が注目を集めています。水素は利用時にCO₂を発生させないため、地球温暖化対策に大きく貢献することができます。さらに、水素は様々な資源から製造・調達ができるため、日本ではエネルギーセキュリティの面でも期待されています。川崎重工は、水素を「つくる」「はこぶ」「ためる」「つかう」の4つのフェーズで、独自の技術開発を推進しています。水素エネルギーのサプライチェーン構築をめざすその革新的な取り組みを探ります。
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コロンビア大学国際公共政策大学院グローバル・エネルギー政策センターの研究者アンヌ=ソフィー・コルボーによると、低炭素水素の生産プロジェクトで具体的に進展しているところは少ないという。コルボーが低炭素水素の現状を解説する。 ──天然ガスや化石燃料はグローバルに取引されていますが、水素もこれからグローバルに取引されるようになるのですか。 正直な話をすると、低炭素水素関連のプロジェクトで具体的な進展があるものは少ないです。2021年に数多くのコンサルティング会社や機関が低炭素水素を奇跡の解決策として売り込みましたが、そこまで話が単純でなかったのは明らかです。 日本やブラジル、サウジアラビアの人たちと話をしていますが、どこも同じ問題が出てきています。エネルギー資源としての水素はコストが高く、そのせいで需要が充分に生まれない問題があるのです。 グリーン水素のプロジェクトをきちんと進めていくには、数ギ
次世代のエネルギーとして注目される水素。 水から作ることができ燃やしても二酸化炭素を排出しないことから今後、需要が拡大していくと見られています。 水素の燃料電池を使ったバスや乗用車など、徐々に私たちの身の回りでも目にすることが多くなってきました。 こうしたなか政府は6日に6年ぶりに「水素基本戦略」をとりまとめ今後15年間で官民で15兆円を超える投資を行うとしています。 水素の開発、普及は進むのか? 各国の動きも含めて詳しくまとめました。 「水素基本戦略」とは? 政府は6日に水素や再生可能エネルギーに関する関係閣僚会議を開き「水素基本戦略」を正式に取りまとめました。 日本は世界に先駆けて水素社会を実現させようと、2017年に「水素基本戦略」を策定し、水素を燃料とする燃料電池車の普及や火力発電への活用などに取り組んできました。 その後、欧米などでも温室効果ガスの排出量削減に向けて、技術開発や投
兵庫県 世界遺産姫路城、その城下町を今月(2021年4月)からある新しいバスが走り出した。 「水素で動く燃料電池バス」である。 兵庫県を中心に700台ほど運行するバス会社(神姫バス)が、西日本で初めて路線バスに導入、事業者として悲願であったという。 「バスは昔であれば黒い煙を出して環境に悪そうなイメージがあったと思いますので、対応しなければ企業としても残っていけない」 *【参考】ワールドビジネスサテライト(WBS)2021年4月15日放送「グリーン革命の未来 水素 日本 最新技術で挑む!」 日本にとってそのカギを握るのが、使用時に二酸化炭素(以下CO2)を排出しない究極のエネルギー『水素』 実はその製造過程で多くのCO2を排出するという課題があり、普及の壁となっている。 その壁を打ち破ろうと動き出した日本の最先端技術がまとめられ放送された内容を紹介したい。 ー目次ー 製造方法により呼ばれ方
トヨタが開発するポータブルカートリッジが、水素エネルギーをより身近なものにしてくれる2022.06.05 15:0043,662 巽英俊 ポータブル化されれば可能性も大きく広がる。 CO2フリー社会の鍵を握る水素エネルギー。水素社会が実現すればカーボンニュートラルへと大きく前進し、地球環境の大きな変革が期待できますが、技術的なハードルはまだまだ高く時間がかかりそうです。 自動車メーカーのなかでもとりわけ水素技術の開発に熱心に取り組んでいるトヨタは、子会社のウーブン・プラネットとともに、手軽に持ち運びできるポータブル水素カートリッジのプロトタイプを開発したことを発表しました。 ひとりで持ち運べるサイズ発表されたカートリッジは直径約180mm、全長約400mmで、重さは約5kg。イメージとしては、ご家庭で使われている加湿空気清浄機の水タンクをひと回り大きくした感じでしょうか。このくらいであれば
注目すべき4つのポイント 脱炭素を支える基幹産業として、改めて水素ビジネスが脚光を浴びる気配が濃厚になってきた。背景にあるのは、遅ればせながら、菅義偉政権が昨年、「2050年までにカーボンニュートラルを実現する」と宣言し、そのロードマップの策定などに着手したことである。 すっかり米国勢や中国勢に後れを取ってしまったDX(デジタル・トランスフォーメーション)主導の第4次産業革命とは違い、カーボンニュートラルの分野では、まだGAFAMやBATのような圧倒的なプラットフォーマーは存在しない。 それだけに、カーボンニュートラルは、日本企業が競争力を獲得してエネルギー面からの第5次産業革命というべき大きな潮流を作り出し、リードすることも十分に可能なフロンティアだ。 本コラムの2021年の第1回目に当たる今回は、水素ビジネスを巡る最前線の成長政策作りや経営戦略の動向と課題をレポートしてみよう。 なぜ今
KRY山口放送公式ニュースチャンネルです。 https://www.youtube.com/@KRYNewsChannel ぜひチャンネル登録を頂き、選りすぐり最新ニュースをご覧ください。 山口県周南市の総合化学メーカー・トクヤマが新たな設備の稼働を開始しました。このフルオーダーで唯一無二の設備により、固体化された水素「水素化マグネシウム」が製造されています。この技術は水素の新しい可能性を開き、私たちの身近な存在へと変えてくれるかもしれません。 次世代エネルギーとして注目される水素は、周南市でどのように推進されてきたのでしょうか?トクヤマが進める水素の新しい可能性について詳しく取材しました。 市内を走る水素自動車や工場地帯での水素生産の様子をご紹介。また、水素化マグネシウムの特性やその利便性、安全性についても解説しています。トクヤマが取り組む水素化マグネシウムの量産化は、運搬コストの
再生可能エネルギーの中で大きな割合を占めている太陽エネルギーに注目し、日本太陽エネルギー学会の監修により基礎解説をしていく本連載。第9回目は、太陽エネルギーなどを使って製造することができ、燃料電池などで利用される水素についてです。太陽光発電や風力発電などの変動が大きい自然エネルギー、そして季節や昼夜で大きく変動するエネルギー需要に対応するため、その運び手と調整役として水素エネルギーが期待されています。水素需要シナリオを紹介しつつ、製造プロセスの種類によって色分けされる水素の種類や燃料電池など水素の利用形態について、日本太陽エネルギー学会理事で東海大学の木村英樹教授に解説していただきます。 経済産業省は、グリーン成長戦略で2030年に水素導入量を最大300万トンとする方針を検討しています。日本のシンクタンクの富士経済が2021年10月19日に発表した日本国内の水素関連市場の調査結果によれば、
関西 13℃から21℃。いいお天気~と思ってたら強風で黒雲があれよあれよとやってきています。降るのかなぁといそいで洗濯物を取り入れました。 このあいだから目にする話題が、どうも繋がってるっぽい。 ホンダが2040年までに販売する車は電気か水素エネルギー車にするらしい。あと20年。 中学の理科の授業で、たしか水素エネルギーはとてもクリーンだけれど爆発制御が難しくて危険なんだと先生が話してた記憶がある(中学まではかしこかったのですよ、わたし)。今の原子エネルギーは核分裂の力だから廃棄物がでる。水素は核融合ですごいエネルギーを発生させることができて廃棄物もない、とかそんなだったと思う。バックトゥザフューチャーのバナナの皮を車の燃料タンクに押し込んでたデロリアン。水で走る車ができるといいよね。ガソリンスタンドもいらなくなる。きっとそんな時代になるのかな。 こないだはごみゼロの話題が目に入りました。
【東北大発】CO2も核廃棄物も出さない「量子水素エネルギー」で世界のエネルギー産業を刷新する クリーンプラネット 2020年10月8日 東北大発!イノベーション CO2, Google, TUSG, クリーンエネルギー, スタートアップ, 東北大学, 水素発電 (量子水素エネルギーの商用化に日夜取り組む、吉野社長(右)と岩村教授(左)。神奈川県にある研究開発拠点「KAWASAKI BASE」はエンジニアと科学者で活気にあふれている) 二酸化炭素を一切排出せず、原子力発電で懸念される暴走事故の危険性もない、クリーンで安全な新たなエネルギー「Quantum Hydrogen Energy(量子水素エネルギー)」の開発と普及に取り組む。環境に最も優しいスマートシティやオフィスビルの電力を賄う発電装置、電気自動車への搭載など幅広い電力源としての社会インフラ導入を目指し、将来的には火力発電や原子力発
都民を対象としたテーマ別環境学習講座【第1回・第2回】「ごみ収集の現場で見た食品ロス」・「水素エネルギーから見る未来」東京都環境局主催のオンライン環境学習講座 都では、都民の皆様が環境問題への理解を深め、環境に配慮した自発的な行動を取れるよう、環境学習講座を実施しています。第1回は、お笑い芸人でごみ収集員のマシンガンズの滝沢秀一さんに、ごみ収集の現場で見えてきた『食品ロス問題』について、お話しいただきます。第2回は、未来のエネルギーとして期待される『水素エネルギー』について、専門家の基調講演や都の取組紹介を通して考えていきます。 【第1回】食品ロス削減オンラインジョイントセミナー「ごみ収集の現場で見た食品ロス」 日 程:令和2年11月11日(水曜日) 14時00分から15時00分まで 実施方法:YouTube LIVEによるオンライン配信 ※参加費無料(ただし、通信料等は自己負担) ※期間
GEPRHydrogen fuel car charging station white color visual concept design. 3d Illustration 元静岡大学工学部化学バイオ工学科 松田 智 管政権の目玉政策の一つが「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」であり、日本だけでなく国際的にも「脱炭素」の大合唱しか聞こえないほどである。しかし、どのようにして「脱炭素社会」を実現するかについての具体的な議論は、筆者の見立てでは相当に貧弱である。マスコミ等で具体例として挙げられている昨今の「脱炭素政策」の中には、科学技術的に見てナンセンスとしか言えないものが散見される。例えば水素とアンモニア発電・CCS・森林吸収・排出権取引等である。 本稿では、水素関連の「ナンセンス」を指摘したい。最近のマスコミ等には「CO2を排出しない次世代のエネルギーとして期待される水素」等の言葉が
学研の科学が復刊すると聞いて、また水素ロケットと聞いて絶対面白いわと思って買った。 学研の科学 水素エネルギーロケット ([バラエティ]) 学研プラスAmazon 全体像。手回し発電、電気分解装置、発射台、水タンク、圧電素子の発射ボタン。思った以上に普通に電気分解の実験ができてすごい。手回し発電機を回すと簡単に電極から泡が発生する。科学が身近だ。 一方、小学1年生には説明は少し難しい。冊子に説明は書いてあるもののやはり口頭での補足は必要。水をずーっとズームして見ていくと、水素と酸素という粒がくっついた粒からできている。それに電気を流すと、ばらばらになる。そしてそれはペアになりたがるので水素と酸素の気体になるんだ、という感じで説明をしたものの、原子と気体で名前が同じなのでややこしい。ペアになりたがる、というのも説明不足。まあ理解されなくてもなんとなくでいいかと思う。 長男に説明していたら、次
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