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源氏物語の検索結果1 - 40 件 / 314件

  • 源氏物語内に「いま『交野の少将』という小説が人気ですが」と書かれてるが、その作品が残ってないらしい。【記録する者たち】 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    その時に流行っているモノを作中に取り入れるとすぐに意味不明になってしまうという話の元祖「源氏物語・第二帖・帚木より」 ついでに漫画によくある、物語に関係なく作者が独り言をつぶやくってのも紫式部は1000年前にやっている。 pic.twitter.com/4LRjosjnz2— 杉村喜光:知泉(源氏物語の漫画、執筆中 (@tisensugimura) October 18, 2022 古くなりかけた流行語を登場人物に言わせて別の登場人物に「古い古い」とツッコませ、更に単行本化の時に「本当に古くなった」と作者独白を書き足した漫画家師も居らっしやいますね。 元ツイートで触れられている人でもない、本ツイートをリツイートしている人でもない、また別のひらがな漫画家で。— detcha (@detcha4) 2022年10月18日 司馬遼太郎が多用して、小説らしくなくなり、司馬本人が「小説の作り方なんて

      源氏物語内に「いま『交野の少将』という小説が人気ですが」と書かれてるが、その作品が残ってないらしい。【記録する者たち】 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
    • 源氏物語の解釈本に「貴族の娘が財と地位を失うと荒屋でぼんやり過ごす羽目になるに至る考察」があって面白い 「末摘花の話だ」と気づくヒトも

      やすなか @yasunakayo 色々雑多煮呟き広場。成人済み。企画とか刀とかfgoとか創作とか。 時々昔の作品とか読んでもらいたくなるといくらでも過去のツイートを自己RTします注意。 フォローリムブロご自由に。だいぶかなり人見知りです。 やすなか @yasunakayo 今、源氏物語の解釈本みたいなのを読んでて、当時の貴族の娘は高貴であればあるほど本当に何もやることがなくて、そして何もすることがないからこそ高貴たる女になるが、そのまま財と地位を失うと、何かをするという発想に至らず、荒屋で、ぼんやり過ごす羽目になる、という話を末恐ろしく読んでいる 2024-02-04 12:19:00 やすなか @yasunakayo 1990年代に男性の作家で描かれているので、バブル期の日本人の男性的な考え方も見えつつ、ちょっと面白い。源氏物語は解釈をした書物が点々と残っていて「これをこの時代の人たちが

        源氏物語の解釈本に「貴族の娘が財と地位を失うと荒屋でぼんやり過ごす羽目になるに至る考察」があって面白い 「末摘花の話だ」と気づくヒトも
      • 高校のとき「源氏物語はクズ男の所業が羅列してあるだけで面白くない」と国語教師に言ったら素晴らしい返答がきた

        恒星間飛行 @OKB1917 高校生とき「源氏物語は生粋のクズ男の所業が羅列してあるだけで面白くありません」と国語教師に言ったら「あの話はその背後にある女達の怨念がメインテーマなのだ」と返されたのでたまに学校教育はいいこと言うんだよな 2023-10-31 13:14:43

          高校のとき「源氏物語はクズ男の所業が羅列してあるだけで面白くない」と国語教師に言ったら素晴らしい返答がきた
        • #光る君へ 15話でファーストサマーウイカの見事すぎる清少納言爆誕 そして道綱の間違え夜這いに『源氏物語』「空蝉」が浮かぶヒトも

          大河ドラマ「光る君へ」(2024年) @nhk_hikarukimie 躍動せよ!平安の女たち男たち!主人公は紫式部、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた女性。光源氏=光る君のストーリーの原動力は秘めた情熱とたぐいまれな想像力、そして一人の男性・藤原道長への想い。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。主演 #吉高由里子 利用規約nhk.jp/rules nhk.jp/hikarukimie 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) @nhk_hikarukimie 第十五回「おごれる者たち」をご覧いただきありがとうございました。 見逃した方、もう一度見たい方は ぜひ #NHKプラス でご覧ください。 ▼配信ページはこちら plus.nhk.jp/watch/st/g1_20… ※配信期限:4/21(日) 夜8:44 まで ※要ログイン #吉高由里子 #財前直見

            #光る君へ 15話でファーストサマーウイカの見事すぎる清少納言爆誕 そして道綱の間違え夜這いに『源氏物語』「空蝉」が浮かぶヒトも
          • 現代に蘇る『源氏物語』: 極東ブログ

            久しぶりのブログという感じになってしまい、近況というのもなんだが、今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』を楽しく見ている。藤原道長と紫式部の若き日の秘められた恋といった、ラノベ(ライトノベル)のような展開も面白いが、そこここに『大鏡』や『小右記』などからの史実に『蜻蛉日記』をまぜたりするのも楽しい。これからは『御堂関白記』や『枕草子』もまぜていくだろうと期待が高まる。『源氏物語』を仄めかす趣向も楽しい。『光る君へ』というタイトル自体この趣きもある。今回の大河ドラマを好むのは私だけではなく、令和六年の『源氏物語』ブームといった印象も受ける。が、この『源氏物語』、一千年も昔の物語の反面、現代の反映もあることも興味深い。連想される一番大きな話題は、五年ほど前に発見された写本である。この後続の話はなお興味深い。 発端は五年前、三河吉田藩主・大河内松平家の子孫の実家に源氏物語を書写した写本があるとして、

            • 源氏物語 ロマンを求めて よみがえる “紫式部のすずり” | NHK | WEB特集

              紫式部が「源氏物語」の着想を得たときに使ったと伝えられている大きな「すずり」。 このすずりを研究し現代の職人が再現することで、すずりがいつどこで作られ、「源氏物語」がどのような状況で書き始められたのか、その謎に少しでも近づこうというプロジェクトが進んでいます。 研究の中で、すずりが使用された痕跡や毛らしきものなど、思わぬ発見も…。 平安のロマンを追いました。 (報道局 ニュースLIVE!ゆう5時 ディレクター 下道愛莉) 源氏物語はいまからおよそ1000年前、平安時代中期に紫式部によって書かれた全54帖(じょう)からなる長編の物語です。 主人公、光源氏の恋愛や生涯を中心に、当時の宮廷のくらしや貴族の日常などが書かれ、世界最古の長編小説と評されるほど後世の文学に大きな影響を与えました。 一方で、「源氏物語」は正確にいつ、どれぐらいの期間をかけて書き上げられたのか、そもそもなぜ書かれたのかなど

                源氏物語 ロマンを求めて よみがえる “紫式部のすずり” | NHK | WEB特集
              • 世界が絶賛した英訳「源氏物語」が現代日本に転生するまで…『レディ・ムラサキのティーパーティ』を読む(毬矢 まりえ,森山 恵)

                いつの時代のことでしたか、あるエンペラーの宮廷での物語でございます。 ワードローブのレディ(更衣)、ベッドチェンバーのレディ(女御)など、後宮にはそれはそれは数多くの女性が仕えておりました。そのなかに一人、エンペラーのご寵愛を一身に集める女性がいました。その人は侍女の中では低い身分でしたので、成り上がり女とさげすまれ、妬まれます。あんな女に夢をつぶされるとは。わたしこそと大貴婦人(グレートレディ)たちの誰もが心を燃やしていたのです。 これは「ヴィクトリアン源氏」。つまりわたしたち毬矢まりえ、森山恵姉妹による『源氏物語The Tale of Genji』〈戻し訳〉の冒頭部である。源氏物語の現代語訳といえば、だれもが与謝野晶子、谷崎潤一郎に始まる錚錚たる大作家、権威ある源氏物語学者の名を次々思い浮かべるだろう。 拙訳『源氏物語 A・ウェイリー版』(左右社)は、世界ではじめて『源氏物語』を英語全

                  世界が絶賛した英訳「源氏物語」が現代日本に転生するまで…『レディ・ムラサキのティーパーティ』を読む(毬矢 まりえ,森山 恵)
                • 「源氏物語」は男性中心社会への批判だ 大河「光る君へ」大石静さん:朝日新聞デジタル

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                  • 幼い出会いは『源氏物語』のあの名シーン!叫びそうになった『光る君へ』衝撃の1 話を振り返る | アートとカルチャー | クロワッサン オンライン

                    今年の大河ドラマは『光る君へ』 (NHK/日曜夜8:00〜)。舞台は平安時代、主人公は『源氏物語」の作者・紫式部。1000年前を生きた女性の手によって光る君=光源氏の物語はどう紡がれていったのか、その過程はどう描かれるのか。ドラマを愛するつぶやき人・ぬえさんと、絵師・南天さんが各話を毎週考察する連載スタートです。 私が平安時代の文化、風俗そして古典文学に興味を持ったきっかけは、子どもの頃に読んだ漫画『あさきゆめみし』(大和和紀)であった。源氏物語がこんなにも面白いのだと知り、図書館で今度は漫画ではない源氏物語の訳本を探して読みふけった。同じく「あさきゆめみし」からそうした道を辿った友達数人と、どの作家の訳本が一番好きかなどを語り合った日々が懐かしい。 少女の私たちを夢中にさせた源氏物語、それを世に送り出した約1000年前の作家・紫式部が今年の大河ドラマ『光る君へ』の主人公である。 私は子ど

                      幼い出会いは『源氏物語』のあの名シーン!叫びそうになった『光る君へ』衝撃の1 話を振り返る | アートとカルチャー | クロワッサン オンライン
                    • 「おしゃべり源氏物語」、大阪工業大が開発 声とチャットで質問に回答 和歌も読み上げ

                      大阪工業大学は4月5日、複数のAI関連技術を活用した「おしゃべり源氏物語 -生成AIで学ぶ『源氏物語』-」を開発したと発表した。マイクに向かって源氏物語について質問すると、生成AIで解説を作成し、音声とチャットで回答する。 開発したのは、同大学情報科学部 ネットワークデザイン学科の矢野浩二朗教授。OpenAI APIを用いた自動採点付き学習アプリを開発し、本格的に授業で実践するなど、生成AIを活用したさまざまな挑戦を行っているという。 おしゃべり源氏物語には、音声から文字への変換にAI音声認識のAmiVoice、文章生成にOpenAIのAPIを利用するなど、6種類のAI関連技術を活用している。 和歌の発音に関するデータを追加することで、和歌独特のリズムでの読み上げを可能にした他、古典が苦手なOpenAIのために和歌現代語訳をデータベース化するなど、開発には多くの工夫が必要だったという。 精

                        「おしゃべり源氏物語」、大阪工業大が開発 声とチャットで質問に回答 和歌も読み上げ
                      • 【趣味どきっ!】で源氏物語を深堀りしてるのが面白い - 満喫!わたしの自分時間

                        母校で撮影されているのがこのうえなく懐かし! *当ブログではアフィリエイト広告を利用しています* ごきげんよう!erizaです(^^♪ 源氏物語に興味を持ってくださった方に朗報です。 毎週水曜日「Eテレ」で21:30~21:55まで、趣味どきっ!「源氏物語の女君たち」(全8回)が放送されています。 しかもなんと!母校の中で撮影されていて、懐かしいあの歴史ある建物を見ることが出来るのです。これはもう、見るしかないね。 私が今、【源氏物語】を読んでいることを知っている友人が教えてくれたのです。あり がとう~♬ 大学の本館で撮影なんて凄いことなのですが、番組講師が平安文学を研究する清泉女子大学文学部教授の藤井由紀子さんだから許可が出たのでしょう。 私も在学中にこの先生の講義を受けてみたかった。(時代が違うから無理なのですが・・・) だって、凄く現代的で面白い。少しも堅苦しくないのです。藤井教授の

                          【趣味どきっ!】で源氏物語を深堀りしてるのが面白い - 満喫!わたしの自分時間
                        • 小説・ドラマ・旅の予備知識『源氏物語解剖図鑑』 - 平日腰掛けOLのメモ帳

                          おつかれさまです。 11月1日は古典の日。 ということで、今日は、日本古典文学の最高傑作とも言える「源氏物語」を読み始める前におすすめの一冊を紹介します。 源氏物語解剖図鑑 「源氏物語」の登場人物、物語の流れを把握できる一冊。 これを読んでおけば「源氏物語」をより一層楽しめる! 源氏物語 解剖図鑑 作者:佐藤 晃子 エクスナレッジ Amazon 源氏物語 解剖図鑑 [ 佐藤 晃子 ] 価格: 1760 円楽天で詳細を見る 「源氏物語」を読み始める前 だけでなく、2024年から始まる大河ドラマ 「光る君へ」が始まる前に、 京都観光をする前に、 備えておきたい知識が盛りだくさん! ①「源氏物語」を読み始める前におすすめ! 例えば 正直レビュー ② 大河ドラマ「光る君へ」を見る前におすすめ! 例えば ③京都観光に行く前におすすめ! 例えば ①「源氏物語」を読み始める前におすすめ! 「源氏物語」に

                            小説・ドラマ・旅の予備知識『源氏物語解剖図鑑』 - 平日腰掛けOLのメモ帳
                          • 一見チャラそうだけど実は貴公子達は漢🌊 刀伊の入寇で活躍した 藤原隆家に重なる 中将の気概✨ - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                            苦境の友を見舞う中将🌊貴公子は意外と漢🥰 〜罰を受けても悔やまぬと決心して 左大臣家の中将が源氏のもとに来た。 長く相見る時を得なかった二人は、 たまたま得た会合の最初にまず泣いた。 🪷第12帖 須磨🪷 源氏が日を暮らし侘《わ》びているころ、 須磨の謫居《たっきょ》へ左大臣家の三位中将が訪ねて来た。 現在は参議になっていて、 名門の公子でりっぱな人物であるから 世間から信頼されていることも格別なのであるが、 その人自身は今の社会の空気が気に入らないで、 何かのおりごとに源氏が恋しくなるあまりに、 そのことで罰を受けても自分は悔やまないと決心して にわかに源氏と逢うために京を出て来たのである。 親しい友人であって、 しかも長く相見る時を得なかった二人は たまたま得た会合の最初にまず泣いた。 🪷ぜひこちらもご覧ください↓ 葵上の兄君ということで義理の兄、従兄弟でもある中将。 時には熟

                              一見チャラそうだけど実は貴公子達は漢🌊 刀伊の入寇で活躍した 藤原隆家に重なる 中将の気概✨ - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                            • 再挑戦するぞ【源氏物語】読破!! - 満喫!わたしの自分時間

                              一度挫折したので原文は諦めました *当ブログではアフィリエイト広告を利用しています* 暦の上では【立冬】の今日。 秋がないまま冬を迎えるのでしょうか。読書の秋に相応しい話題なのに~(^-^; そうです!今年の試験をすべて終えたので、ついに始めますよ、源氏物語を読み解いていきます。 大学は国文科でしたので、入学した時にかなりの気合いを入れて源氏物語を原文で読み始めました。国文学を学ぶ者は源氏物語くらい原文で読まなきゃ!という謎の意識の刷り込みがあり、何はともあれ読み始めたのですが・・・ 当然、挫折しました。 じゃあ、現代語訳で読めば?と自分でも思ったのですが、なんか読むなら原文でしょというプライドが邪魔をして、今に至ったのです。 ただ最近になって、歳を重ねたせいか変なプライドはなくなり(^-^;・・・しかも2024年の大河の主人公が「光源氏」ときたらもう読むしかないではありませんか。 という

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                              • 源氏物語執筆地「廬山寺」と 藤原道長の栄華の跡... - すまりんの てくてく ふたり旅

                                上賀茂神社参拝のあと すまきとすまりんが訪れたのは 「源氏物語の執筆地跡」と言われる 廬山寺(ろざんじ)というお寺です 「源氏物語」の執筆者は 言わずと知れた紫式部 今年 (2024年) のNHK大河ドラマの主人公です✨ 「源氏物語」は古典の教科書にも出てきますよね... 原文や小説は読んだことがなくても もしかしたら『源氏物語 あさきゆめみし(←源氏物語をもとに作られた漫画)』を読まれた女子は多いのではないでしょうか? 光源氏✨ 美しいですよね(*^^*)💛 さて 「廬山寺」の場所ですが… 京都御所のすぐ東隣りにあります ※地理院地図航空写真より ここは南北に走る寺町通の北の果て... 今はずっと下った四条寺町あたりが繁華街ですが 平安時代にはこのあたりが京都の中心地だったのでしょうか 「源氏物語執筆地」の案内がありました 廬山寺は第18代天台座主で延暦寺中興の祖といわれる元三大師良減

                                  源氏物語執筆地「廬山寺」と 藤原道長の栄華の跡... - すまりんの てくてく ふたり旅
                                • 花散里:源氏物語11帖で素敵な女性の登場 - 満喫!わたしの自分時間

                                  巻2最後の【花散里】(源氏物語11帖)がやっぱり好き *当ブログではアフィリエイト広告を利用しています* こんばんは!erizaです(^^♪ 今日を入れて、今年もあと10日になりましたね。 年末年始前に次の巻を図書館から借りてくるべく、スピードアップ。巻2が読み終わり ました。 源氏物語に登場する女性の中で、いちばん私が素敵だなと思えるのが、花散里です。 その花散里が初めて源氏物語に登場する帖が、源氏物語 第11帖の【花散里】になりま す。この帖は作中で最も短い帖としても知られています。 橘の香をなつかしみほととぎす花散る里をたづねてぞとふ この光源氏が詠んだ和歌にちなんで、その帖名がつけられています。 その意味は 「橘の花の香りが懐かしく飛んできたホトトギスのように、私もこの橘の花の散る里に訪ねてきました」というもの。 この和歌からも察することができるように、光源氏と花散里は、若い頃に逢

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                                  • 『源氏物語の解釈本に「貴族の娘が財と地位を失うと荒屋でぼんやり過ごす羽目になるに至る考察」があって面白い 「末摘花の話だ」と気づくヒトも』へのコメント

                                    学び 源氏物語の解釈本に「貴族の娘が財と地位を失うと荒屋でぼんやり過ごす羽目になるに至る考察」があって面白い 「末摘花の話だ」と気づくヒトも

                                      『源氏物語の解釈本に「貴族の娘が財と地位を失うと荒屋でぼんやり過ごす羽目になるに至る考察」があって面白い 「末摘花の話だ」と気づくヒトも』へのコメント
                                    • 【源氏物語494 第14帖 澪標68】斎宮に求婚する男は多かったが、源氏が乳母達に親らしい注意をあたえていた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                      女房たちを仲介にして求婚をする男は各階級に多かったが、 源氏は乳母《めのと》たちに、 「自分勝手なことをして問題を起こすようなことを宮様にしてはならない」 と親らしい注意を与えていたので、 源氏を不快がらせるようなことは慎まねばならぬと おのおの思いもし諫《いさ》め合いもしているのである。 それで情実のためにどう計らおうというようなことも皆はしなかった。 🪷🎼少女は寒空の下待ち続ける written by alaki paca 🪷 🪷澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください🪷 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧ください🪷 https://syounagon-web-1.jimdosite.com 🪷聴く古典文学 少納言チャンネルは、聴く古典文学動画。チャンネル登録お願いします🪷 【ふるさと納税】うさぎ蒔絵 白蝶貝帯留 | 石

                                        【源氏物語494 第14帖 澪標68】斎宮に求婚する男は多かったが、源氏が乳母達に親らしい注意をあたえていた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                      • 【源氏物語490 第14帖 澪標64】宮は非常に内気で 羞恥心がお強くて 異性に声を聞かせることは 思いもよらぬようにお考えであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                        「失礼ですが、お母様の代わりと思ってくだすって、 御遠慮のないおつきあいをくだすったら、 私の真心がわかっていただけたという気がするでしょう」 などと言うのであるが、 宮は非常に内気で羞恥《しゅうち》心がお強くて、 異性にほのかな声でも聞かせることは 思いもよらぬことのようにお考えになるのであったから、 女房たちも勧めかねて、宮のおとなしさを苦労にしていた。 女別当《にょべっとう》、内侍《ないし》、 そのほか御親戚関係の王家の娘などもお付きしているのである。 🌸🎼辺の夜桜 written by のる🌸 🪷澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください🪷 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧ください🪷 https://syounagon-web-1.jimdosite.com 🪷聴く古典文学 少納言チャンネルは、聴く古典文学動画。チャン

                                          【源氏物語490 第14帖 澪標64】宮は非常に内気で 羞恥心がお強くて 異性に声を聞かせることは 思いもよらぬようにお考えであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                        • 石山寺の紫式部・源氏物語御朱印帳が素敵すぎる! - 平日腰掛けOLのメモ帳

                                          おつかれさまです。 今日は、素敵な御朱印帳を紹介します! 石山寺で購入した 紫式部・源氏物語 御朱印帳 一冊1200円です。 石山寺は紫式部ゆかりの寺。 紫式部はこの寺で『源氏物語』の着想を得て、物語を書き始めたと言われています。 表紙は、江戸時代の絵師・土佐光起が描いた「紫式部図」。 紫式部と言えばこれ!というような馴染みのある絵姿です。 御朱印もいただきました。 紫式部の邸宅跡地に建つ廬山寺の御朱印(右)も素敵。 www.koshikakeol.com ランキング参加してます。 にほんブログ村 応援よろしくお願いします! ランキング参加中観光旅行ブログ

                                            石山寺の紫式部・源氏物語御朱印帳が素敵すぎる! - 平日腰掛けOLのメモ帳
                                          • 興味の有無に関わらずおすすめ『源氏物語ミュージアム』 - 平日腰掛けOLのメモ帳

                                            おつかれさまです。 2024年放送の大河ドラマ『光る君へ』は、「源氏物語」の作者・紫式部の物語。 ということで、宇治にある『源氏物語ミュージアム』へ。 宇治旅行をする人は、興味の有無に関わらず、要チェックです! 『源氏物語ミュージアム』とは おすすめしたい理由 ①入館料が安い! ②カフェがある! ③天気が読めない! 館内のようす 見学所要時間 施設概要 周辺の観光スポット 紫式部ファン必見! おすすめ書籍 『源氏物語ミュージアム』とは 京都府宇治市にある公立博物館『源氏物語ミュージアム』は、模型や映像を使って「源氏物語」の世界を分かりやすく紹介するミュージアム。 3000冊以上もの蔵書や、定期的に開かれる講座で、より深く「源氏物語」を学ぶことができます。 また、平安時代の貴族の暮らしや文化を知ることが出来るので大河ドラマ『光る君へ』に備えて行っておきたいミュージアムでもあります。 初夏は眩

                                              興味の有無に関わらずおすすめ『源氏物語ミュージアム』 - 平日腰掛けOLのメモ帳
                                            • 【源氏物語第513 第15帖 澪標13】末摘花の叔母の夫が九州の大弐に任命された。任地に旅立つ時、叔母は末摘花を伴って行きたがった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                              そのうちに叔母の夫が九州の大弐《だいに》に任命された。 娘たちをそれぞれ結婚させておいて、 夫婦で任地へ立とうとする時にもまだ叔母は女王を伴って行きたがって、 「遠方へ行くことになりますと、 あなたが心細い暮らしをしておいでになるのを 捨てておくことが気になってなりません。 ただ今までもお構いはしませんでしたが、 近い所にいるうちはいつでもお力になれる自信がありましたので」 と体裁よく言《こと》づてて誘いかけるのも、 女王が聞き入れないから、 「まあ憎らしい。いばっていらっしゃる。 自分だけはえらいつもりでも、 あの藪《やぶ》の中の人を大将さんだって 奥様らしくは扱ってくださらないだろう」 と言ってののしった。 🍃🎼冬待人 written by のる🍃 🌷第15帖 蓬生(よもぎう)のあらすじはこちら↓ 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧くださ

                                                【源氏物語第513 第15帖 澪標13】末摘花の叔母の夫が九州の大弐に任命された。任地に旅立つ時、叔母は末摘花を伴って行きたがった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                              • 【源氏物語529 第15帖 蓬生29】惟光は自分の名を告げた。家の人達は、狩衣姿の惟光を狐か何かと思ったが、姫君がまだおいでなのか聞くと皆 笑い出した。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                「いらっしゃったのはどなたですか」 惟光《これみつ》は自分の名を告げてから、 「侍従さんという方にちょっとお目にかかりたいのですが」 と言った。 「その人はよそへ行きました。 けれども侍従の仲間の者がおります」 と言う声は、昔よりもずっと老人じみてきてはいるが、 聞き覚えのある声であった。 家の中の人は惟光が何であったかを忘れていた。 狩衣《かりぎぬ》姿の男がそっとはいって来て、 柔らかな調子でものを言うのであったから、 あるいは狐か何かではないかと思ったが、 惟光が近づいて行って、 「確かなことをお聞かせくださいませんか。 こちら様が昔のままでおいでになるかどうかお聞かせください。 私の主人のほうでは変心も何もしておいでにならない御様子です。 今晩も門をお通りになって、 訪ねてみたく思召すふうで車を止めておいでになります。 どうお返辞をすればいいでしょう、 ありのままのお話を私には御遠慮

                                                  【源氏物語529 第15帖 蓬生29】惟光は自分の名を告げた。家の人達は、狩衣姿の惟光を狐か何かと思ったが、姫君がまだおいでなのか聞くと皆 笑い出した。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                • 【読了】源氏物語 巻1 瀬戸内寂聴訳 - 満喫!わたしの自分時間

                                                  「稀有な美貌の持ち主の目まぐるしい恋愛事件」 *当ブログではアフィリエイト広告を利用しています* こんばんは!erizaです。ご訪問いただき、ありがとうございます(^^♪ 今日はお休みだったので、お気に入りのスタバで読了を目指しました。 勉強するときは、自分の部屋でないと集中できない私ですが、読書に限っては少しざわ ざわしてるくらいのカフェなどが、なぜか集中できるんですよね~(^-^; ということで、見事読了しましたので、忘れないうちにちょっとだけ記しておこうと思 います! まず、巻末にある瀬戸内寂聴さんが書いた「源氏のしおり」が随分と分かりやすかったです。 人物相関図も掲載されていたのが良かった。紫式部の文体の特徴として、同一人 物を違う呼び方で何度も登場させるという癖?!があります。これが曲者。えーっと、 誰のことだっけ?と頭の中で変換しながら読まないといけない。それが巻末の人物相関

                                                    【読了】源氏物語 巻1 瀬戸内寂聴訳 - 満喫!わたしの自分時間
                                                  • 【源氏物語512 第15帖 蓬生12】叔母は貴族の出ながら下の階級に入ったため、蔑まれた腹いせに末摘花の姫君を娘達の女房としたいと思っていた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                    初めから地方官級の家に生まれた人は、 貴族をまねて、 思想的にも思い上がった人になっている者も多いのに、 この夫人は貴族の出でありながら、 下の階級へはいって行く運命を生まれながらに持っていたものか、 卑しい性格の叔母君であった。 自身が、家門の顔汚しのように思われていた昔の腹いせに、 常陸《ひたち》の宮の女王を自身の娘たちの女房にしてやりたい、 昔風なところはあるが 気だてのよい後見役ができるであろうとこんなことを思って、 時々私の宅へもおいでくだすったらいかがですか。 あなたのお琴の音《ね》も伺いたがる娘たちもおります。 と言って来た。 これを実現させようと叔母は侍従にも促すのであるが、 末摘花は負けじ魂からではなく、 ただ恥ずかしくきまりが悪いために、 叔母の招待に応じようとしないのを、 叔母のほうではくやしく思っていた。 🌷第15帖 蓬生(よもぎう)のあらすじはこちら↓ 少納言の

                                                      【源氏物語512 第15帖 蓬生12】叔母は貴族の出ながら下の階級に入ったため、蔑まれた腹いせに末摘花の姫君を娘達の女房としたいと思っていた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                    • 【源氏物語507 第15帖 蓬生7】兄の禅師は生活能力がない。末摘花の邸は、浅茅《あさじ》は庭の表も見えぬほど茂って、蓬《よもぎ》は軒の高さに達するほど荒れている。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                      兄の禅師《ぜんじ》だけは稀《まれ》に 山から京へ出た時に訪《たず》ねて来るが、 その人も昔風な人で、同じ僧といっても生活する能力が全然ない、 脱俗したとほめて言えば言えるような男であったから、 庭の雑草を払わせればきれいになるものとも気がつかない。 浅茅《あさじ》は庭の表も見えぬほど茂って、 蓬《よもぎ》は軒の高さに達するほど、 葎《むぐら》は西門、東門を閉じてしまったというと 用心がよくなったようにも聞こえるが、 くずれた土塀《どべい》は牛や馬が踏みならしてしまい、 春夏には無礼な牧童が放牧をしに来た。 八月に野分《のわき》の風が強かった年以来廊などは倒れたままになり、 下屋の板葺《いたぶ》きの建物のほうはわずかに骨が残っているだけ、 下男などのそこにとどまっている者はない。 🍂🎼三味線独奏・間 written by 伊藤ケイスケ🍂 🌷第15帖 蓬生(よもぎう)のあらすじはこちら

                                                        【源氏物語507 第15帖 蓬生7】兄の禅師は生活能力がない。末摘花の邸は、浅茅《あさじ》は庭の表も見えぬほど茂って、蓬《よもぎ》は軒の高さに達するほど荒れている。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                      • 【源氏物語501 第15帖 蓬生1】真実悲しい境遇に落ちた人というのは、源氏が京を出発した際のことも 無視して行かれた恋人たちがそれであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                        源氏が須磨《すま》、明石《あかし》に 漂泊《さすら》っていたころは、 京のほうにも悲しく思い暮らす人の多数にあった中でも、 しかとした立場を持っている人は、苦しい一面はあっても、 たとえば二条の夫人などは、 源氏が旅での生活の様子もかなりくわしく通信されていたし、 便宜が多くて手紙を書いて出すこともよくできたし、 当時無官になっていた源氏の無紋の衣裳《いしょう》も 季節に従って仕立てて送るような慰みもあった。 真実悲しい境遇に落ちた人というのは、 源氏が京を出発した際のこともよそに想像するだけであった女性たち、 無視して行かれた恋人たちがそれであった。 🪻🎼静かな夜(Quiet Night) written by 蒲鉾さちこ🪻 🌷第15帖 蓬生(よもぎう)のあらすじはこちら↓ 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧ください🪷 https://s

                                                          【源氏物語501 第15帖 蓬生1】真実悲しい境遇に落ちた人というのは、源氏が京を出発した際のことも 無視して行かれた恋人たちがそれであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                        • 【源氏物語489 第14帖 澪標63 】恋をささやくのではなく、前斎宮を自分の養女としてかしづくことにしよう。そして後宮にあげようと源氏は思った。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                          もう今は忌垣《いがき》の中の人でもなく、 保護者からも解放された一人の女性と見てよいのであるから、 恋人として思う心をささやいてよい時になったのであると、 こんなふうに思われるのと同時に、それはすべきでない、 おかわいそうであると思った。 御息所がその点を気づかっていたことでもあるし、 世間もその疑いを持って見るであろうことが、 自分は全然違った清い扱いを宮にしよう、 陛下が今少し大人らしくものを認識される時を待って、 前斎宮を後宮に入れよう、 子供が少なくて寂しい自分は養女をかしずくことに 楽しみを見いだそうと源氏は思いついた。 親切に始終尋ねの手紙を送っていて、 何かの時には自身で六条邸へ行きもした。 🪷🎼神秘的な和の夜 written by ゆうり🪷 🪷澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください🪷 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜ

                                                            【源氏物語489 第14帖 澪標63 】恋をささやくのではなく、前斎宮を自分の養女としてかしづくことにしよう。そして後宮にあげようと源氏は思った。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                          • 【源氏物語493 第14帖 澪標67】片時離れることもない十幾年の御生活であった母君が、死の道だけはただ一人でおいでになったとお思いになることが、斎宮の尽きぬお悲しみであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                            同じく母といっても、宮と御息所は親一人子一人で、 片時離れることもない十幾年の御生活であった。 斎宮が母君とごいっしょに行かれることは あまり例のないことであったが、 しいてごいっしょにお誘いになったほどの母君が、 死の道だけはただ一人でおいでになったとお思いになることが、 斎宮の尽きぬお悲しみであった。 🪻🎼花影 written by Fukagawa🎼 🪷澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください🪷 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧ください🪷 https://syounagon-web-1.jimdosite.com 🪷聴く古典文学 少納言チャンネルは、聴く古典文学動画。チャンネル登録お願いします🪷 【ふるさと納税】 絵墨12色 水筆はがき梅皿セット イラスト 水彩 アナログ画法 水筆 和紙はがき 梅皿 アート 絵はがき

                                                              【源氏物語493 第14帖 澪標67】片時離れることもない十幾年の御生活であった母君が、死の道だけはただ一人でおいでになったとお思いになることが、斎宮の尽きぬお悲しみであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                            • 【源氏物語488 第14帖 澪標62】斎宮の宮は、源氏に返事を書いた。おとなしい書風で応用で品のあるものであった。源氏は伊勢へお行きになった頃から、この方に興味を持っていたのである。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                              宮は返事を書きにくく思召したのであるが、 「われわれから御挨拶をいたしますのは失礼でございますから」 と女房たちがお責めするので、 灰色の紙の薫香《くんこう》のにおいを染ませた艶《えん》なのへ、 目だたぬような書き方にして、 消えがてに ふるぞ悲しき かきくらし わが身それとも 思ほえぬ世に とお書きになった。 おとなしい書風で、そしておおようで、 すぐれた字ではないが品のあるものであった。 斎宮になって伊勢へお行きになったころから 源氏はこの方に興味を持っていたのである。 🌖🎼月夜に光る written by すもち🌖 🪷澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください🪷 🪷聴く古典文学 少納言チャンネルは、聴く古典文学動画。チャンネル登録お願いします🪷 【ふるさと納税】菖蒲蒔絵 白蝶貝帯留 | おしゃれ レディース 着物 帯留め 帯どめ アクセサリ 和 和小物 価格:

                                                                【源氏物語488 第14帖 澪標62】斎宮の宮は、源氏に返事を書いた。おとなしい書風で応用で品のあるものであった。源氏は伊勢へお行きになった頃から、この方に興味を持っていたのである。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                              • 【源氏物語535 第15帖 蓬生35】源氏は末摘花と歌を交わす。自身の植えた松ではないが、昔に比べて高くなった木を見ても、年月の長い隔たりが源氏に思われた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                泊まって行くことも この家の様子と自身とが調和の取れないことを思って、 もっともらしく口実を作って源氏は帰ろうとした。 自身の植えた松ではないが、 昔に比べて高くなった木を見ても、 年月の長い隔たりが源氏に思われた。 そして源氏の自身の今日の身の上と 逆境にいたころとが思い比べられもした。 「藤波《ふじなみ》の打ち過ぎがたく見えつるは まつこそ宿のしるしなりけれ 数えてみればずいぶん長い月日になることでしょうね。 物哀れになりますよ。 またゆるりと悲しい旅人だった時代の話も聞かせに来ましょう。 あなたもどんなに苦しかったかという辛苦の跡も、 私でなくては聞かせる人がないでしょう。 とまちがいかもしれぬが私は信じているのですよ」 などと源氏が言うと、 年を経て待つしるしなきわが宿は 花のたよりに過ぎぬばかりか と低い声で女王は言った。 身じろぎに知れる姿も、 袖に含んだにおいも 昔よりは感じ

                                                                  【源氏物語535 第15帖 蓬生35】源氏は末摘花と歌を交わす。自身の植えた松ではないが、昔に比べて高くなった木を見ても、年月の長い隔たりが源氏に思われた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                • 【源氏物語487 第14帖 澪標61】源氏は、斎宮の宮に 「降り乱れ ひまなき空に 亡き人の 天《あま》がけるらん 宿ぞ悲しき」 という手紙を送った。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                  雪が霙《みぞれ》となり、 また白く雪になるような荒日和《あれびより》に、 宮がどんなに寂しく思っておいでになるであろうと 想像をしながら源氏は使いを出した。 こういう天気の日にどういうお気持ちでいられますか。 降り乱れ ひまなき空に 亡き人の 天《あま》がけるらん 宿ぞ悲しき という手紙を送ったのである。 紙は曇った空色のが用いられてあった。 若い人の目によい印象があるようにと思って、 骨を折って書いた源氏の字はまぶしいほどみごとであった。 ❄️🎼雪月花 written by まんぼう二等兵 ❄️ 🪷澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください🪷 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧ください🪷 https://syounagon-web-1.jimdosite.com 🪷聴く古典文学 少納言チャンネルは、聴く古典文学動画。チャンネル登録

                                                                    【源氏物語487 第14帖 澪標61】源氏は、斎宮の宮に 「降り乱れ ひまなき空に 亡き人の 天《あま》がけるらん 宿ぞ悲しき」 という手紙を送った。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                  • もしも平安時代だったら……あなたはどの姫君タイプ?『源氏物語 お姫様診断』なるものが - 発達凸凹息子との学習や生活あれこれ

                                                                    おはようございます ずんだです。 こんなのがあったので (ちょっと今、タイムリー?(笑)) もしも平安時代だったら……あなたはどの姫君タイプ?『源氏物語 お姫様診断』 https://otonasalone.jp/396430/ 私は、やってみたら 紫の上タイプ あなたは紫の上タイプです。幼少期に光源氏に見初められ、そのまま実質の正室となった紫の上。光源氏が生涯で一番大切にした女性として知られています。天真爛漫で明るく、そこにいるだけで周りの人々の気持ちまで明るくさせることができるのが最大の魅力。無垢な雰囲気が年上の男性の庇護欲をかきたてる姫君です。 あなたも紫の上同様、周囲の人から愛され、特に年上の男性からの人気が高いことでしょう。ただ、やや苦労知らずな面があるため、仕事でも恋愛でも、予期せぬトラブルには弱い傾向があります。自分をとりまく状況、噂話などにも耳を傾けるよう意識すれば、トラブ

                                                                      もしも平安時代だったら……あなたはどの姫君タイプ?『源氏物語 お姫様診断』なるものが - 発達凸凹息子との学習や生活あれこれ
                                                                    • 【源氏物語499 第14帖 澪標73 】斎宮の宮をしれっと二条院にお迎えし、自邸から入内を考える源氏。紫の上は、喜んで準備をしていた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                      のちにはまた何事も素知らぬ顔で二条の院へ斎宮を迎えて、 入内は自邸からおさせしようという気にも源氏はなった。 夫人にその考えを言って、 「あなたのいい友だちになると思う。 仲よくして暮らすのに似合わしい二人だと思う」 と語ったので、 女王《にょおう》も喜んで 斎宮の二条の院へ移っておいでになる用意をしていた。 入道の宮(藤壺の宮)は兵部卿《ひょうぶきょう》の宮が、 後宮入りを目的にして姫君を教育していられることを 知っておいでになるのであったから、 源氏と宮が不和になっている今日では、 その姫君に源氏はどんな態度を取ろうとするのであろうと 心苦しく思召した。 🌃🎼夜と静寂(The night and quiet) written by 蒲鉾さちこ 🌃 🪷澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください🪷 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧

                                                                        【源氏物語499 第14帖 澪標73 】斎宮の宮をしれっと二条院にお迎えし、自邸から入内を考える源氏。紫の上は、喜んで準備をしていた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                      • 【源氏物語583 第19帖 薄雲 14】源氏は、花散里の姫君の性格がきわめて善良で、無邪気で、自分にはこれだけの運よりないのであるとあきらめることを知っていた。源氏にとって心安らぐ女人である。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                        東の院の対《たい》の夫人も品位の添った暮らしをしていた。 女房や童女の服装などにも洗練されたよい趣味を見せていた。 明石の君の山荘に比べて近いことは 花散里《はなちるさと》の強味になって、 源氏は閑暇《ひま》な時を見計らってよくここへ来ていた。 夜をこちらで泊まっていくようなことはない。 性格がきわめて善良で、無邪気で、 自分にはこれだけの運よりないのであると あきらめることを知っていた。 源氏にとってはこの人ほど気安く思われる夫人はなかった。 何かの場合にも 紫夫人とたいした差別のない扱い方を源氏はするのであったから、 軽蔑《けいべつ》する者もなく、 その方へも敬意を表しに行く人が絶えない。 別当も家職も忠実に事務を取っていて 整然とした一家をなしていた。 🌿🎼立夏 written by 落葉 剛 少納言のホームページ 源氏物語&古典 少納言の部屋🪷ぜひご覧ください🌿 https

                                                                          【源氏物語583 第19帖 薄雲 14】源氏は、花散里の姫君の性格がきわめて善良で、無邪気で、自分にはこれだけの運よりないのであるとあきらめることを知っていた。源氏にとって心安らぐ女人である。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                        • 【源氏物語480 第14帖 澪標54】意外な忖度《そんたく》までもするものであると思ったが、近年の自分は真面目であることは、自然お分かりになるだろうと伝えた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                          意外な忖度《そんたく》までもするものであると思ったが 源氏はまた、 「近年の私がどんなにまじめな人間になっているかをご存じでしょう。 昔の放縦な生活の名残をとどめているようにおっしゃるのが残念です。 自然おわかりになってくることでしょうが」 と言った。 もう外は暗くなっていた。 🌿🎼窓越しの雨 written by Fukagawa 🌿 🪷澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください🪷 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧ください🪷 https://syounagon-web-1.jimdosite.com 🪷聴く古典文学 少納言チャンネルは、聴く古典文学動画。チャンネル登録お願いします🪷 【ふるさと納税】職人が丹精込めて染めあげた世界で一つだけの「手差し型染め 半幅帯」(魚) 価格: 180000 円楽天で詳細を見る 【ふるさと

                                                                            【源氏物語480 第14帖 澪標54】意外な忖度《そんたく》までもするものであると思ったが、近年の自分は真面目であることは、自然お分かりになるだろうと伝えた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                          • 🍁【源氏物語567 第18帖 松風31】日暮れ前に参内しようとして出かけぎわに、大井の明石の上に 源氏は隠すように手紙を書く。こまごまと書かれている様子がうかがわれるのであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                            二条の院に着いた源氏はしばらく休息をしながら 夫人に嵯峨《さが》の話をした。 「あなたと約束した日が過ぎたから私は苦しみましたよ。 風流男どもがあとを追って来てね、 あまり留めるものだからそれに引かれていたのですよ。疲れてしまった」 と言って源氏は寝室へはいった。 夫人が気むずかしいふうになっているのも気づかないように源氏は扱っていた。 「比較にならない人を競争者ででもあるように考えたりなどすることも よくないことですよ。 あなたは自分は自分であると思い上がっていればいいのですよ」 と源氏は教えていた。 日暮れ前に参内しようとして出かけぎわに、 源氏は隠すように紙を持って手紙を書いているのは大井へやるものらしかった。 こまごまと書かれている様子がうかがわれるのであった。 侍を呼んで小声でささやきながら手紙を渡す源氏を女房たちは憎く思った。 🪻🎼KANADE written by のる

                                                                              🍁【源氏物語567 第18帖 松風31】日暮れ前に参内しようとして出かけぎわに、大井の明石の上に 源氏は隠すように手紙を書く。こまごまと書かれている様子がうかがわれるのであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                            • 【源氏物語509 第15帖 蓬生9】友達もいず、趣味もない。親戚とも親しもうとすることも、手紙を書くこともない。末摘花は父宮に大切にされた時と同じ心持ちでいた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                              古い歌集を読んだり、 小説を見たりすることでつれづれが慰められることにもなるし、 物質的に不足の多い境遇も忍んで行けるのであるが、 末摘花はそんな趣味も持っていない。 それは必ずしもよいことではないが、 暇な女性の間で友情を盛った手紙を書きかわすことなどは、 多感な年ごろではそれによって自然の見方も深くなっていき、 木や草にも慰められることにもなるが、 この女王は父宮が大事にお扱いになった時と同じ心持ちでいて、 普通の人との交際はいっさい避けて友人を持っていないのである。 親戚関係があっても親しもうとせず、 好意を寄せようとしない態度は手紙を書かぬ所にうかがわれもするのである。 🪷🎼welter written by みみみ 🪷 🌷第15帖 蓬生(よもぎう)のあらすじはこちら↓ 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧ください🪷 https://

                                                                                【源氏物語509 第15帖 蓬生9】友達もいず、趣味もない。親戚とも親しもうとすることも、手紙を書くこともない。末摘花は父宮に大切にされた時と同じ心持ちでいた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                              • 【源氏物語628 第20帖 朝顔10】源氏は朝顔の姫君に手紙を送り続ける。姫君は、冷静であり 友情以上の気持ちはなく 恋愛をする年でもないと 心動くことはなかった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                                今になってまた若々しい恋の手紙を人に送るようなことも 似合わしくないことであると源氏は思いながらも、 昔から好意も友情もその人に持たれながら、 恋の成り立つまでにはならなかったのを思うと、 もうあとへは退《ひ》けない気になっていて、 再び情火を胸に燃やしながら心をこめた手紙を続いて送っていた。 東の対のほうに離れていて、 前斎院の宣旨を源氏は呼び寄せて相談をしていた。 女房たちのだれの誘惑にもなびいて行きそうな人々は 狂気にもなるほど源氏をほめて夢中になっているこんな家の中で、 朝顔の女王だけは冷静でおありになった。 お若い時すらも友情以上のものを この人にお持ちにならなかったのであるから、 今はまして自分もその人も恋愛などをする年ではなくなっていて、 花や草木のことの言われる手紙にも すぐに返事を出すようなことは人の批評することがうるさいと、 それも遠慮をされるようになって いつまでたっ

                                                                                  【源氏物語628 第20帖 朝顔10】源氏は朝顔の姫君に手紙を送り続ける。姫君は、冷静であり 友情以上の気持ちはなく 恋愛をする年でもないと 心動くことはなかった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                                                                • 【源氏物語481 第14帖 澪標55】ほのかな灯影から見る六条御息所の姿は絵のように美しい。源氏は哀れでたまらない気がした。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                                                                  ほのかな灯影《ほかげ》が 病牀《びょうしょう》の几帳をとおしてさしていたから、 あるいは見えることがあろうかと静かに寄って 几帳の綻《ほころ》びからのぞくと、 明るくはない光の中に昔の恋人の姿があった。 美しくはなやかに思われるほどに切り残した髪が背にかかっていて、 脇息によった姿は絵のようであった。 源氏は哀れでたまらないような気がした。 🪷🎼離れない迷い written by Fukagawa 🪷 🪷澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください↓🪷 少納言のホームページ 源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧ください🪷 https://syounagon-web-1.jimdosite.com 🪷聴く古典文学 少納言チャンネルは、聴く古典文学動画。チャンネル登録お願いします🪷 【ふるさと納税】 ネックレス ダイヤモンド タンザナイト ピンクサファイア

                                                                                    【源氏物語481 第14帖 澪標55】ほのかな灯影から見る六条御息所の姿は絵のように美しい。源氏は哀れでたまらない気がした。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸