リンク 搾精研究所のBlog 搾精病棟あとがき、キャラ裏話、グッズ、次回作案について : 搾精研究所のBlog ◆搾精病棟シリーズ あとがきこの度は搾精病棟シリーズをご覧いただき、誠にありがとうございます。作者の搾精研究所です。本来であれば、あとがきは本編最終回に同梱すべき内容でしたが、自身の体力と精神の限界のため、間に合わず、ブログでの掲載で失礼します。・搾精病 1 user
性別では女性医師で、よりチーム主治医制が望まれる傾向 医師の病棟対応において一般的に(自身の業務に限らず)望ましいと思う体制について、男性医師(N=1,460件)・女性医師(N=423件)それぞれの回答結果は下図のようになっています。 チーム主治医制を望ましいと思う医師が男性の場合は44%なのに対して、女性では57%と多くなっています。 年齢別では若手医師でややチーム主治医制がより望まれる傾向 同様に年齢別に20代・30代(N=660件)、40代(N=629件)、50代以上(N=594件)の3区分で検証したところ、以下のような結果となりました。 チーム主治医制を望ましいと考える医師の割合で比較すると、20代・30代は51%、40代は47%、50代以上は43%と、年齢が若いほどチーム主治医制を望ましいと考える医師の割合が高くなっています。ただし、男女間の違いと比べると年齢別の違いはそれほど顕
5月8日から新型コロナは「5類感染症」に移行します。マスク着用も緩和され、世間は通常モードへ移行しつつありますが、医療従事者目線で改めてこの課題について触れたいと思います。 「5類」化で変わること「5類感染症」に移行することによって、どのようなことが変わるでしょうか? 全数把握となっている感染者数は、一部の医療機関でカウントされる定点把握へ移行する見込みで、1日感染者数は発表されなくなるでしょう。 現在、約3,000の医療機関で新型コロナを受け入れていますが、「5類」化により、すべての医療機関、すなわち約8,200の医療機関で診療することを目指しています。 表. 5類感染症移行によって変わること(筆者作成) 医療費の自己負担も少し増える見込みです。3割負担の場合、現在は初診料2,590円がかかりますが、これが5月8日から最大で4,170円まで増えます。10月以降、治療薬の補助がなくなると、
中東のイラク南部で12日、新型コロナウイルスの患者の治療にあたる病院で起きた火災で、これまでに92人が死亡しました。当局は、酸素ボンベの爆発が火災につながったとして詳しい原因を調べています。 イラク南部のナシリーヤにある病院で12日、火災が起き、現地の保健当局によりますと、これまでに患者や医療従事者合わせて92人が死亡し、数十人がけがをしたということです。 火災があったのは新型コロナウイルスの患者の治療にあたるため、病院の敷地内に新たに設けられた専用の病棟で、保健当局は13日、病棟内にあった酸素ボンベの爆発が、火災につながったと発表し、警察などが原因を調べています。 イラクではことし4月にも首都バグダッドにある新型コロナウイルスの指定医療機関で火災が起きて80人以上が死亡し、酸素ボンベの爆発が原因とみられています。 イラクではここ数日1日の新規感染者数がおよそ9000人と増加傾向にあり、医
新型コロナの陽性者が入院できる全国の病床数は約4万8,000床ありますが、オミクロン株の感染拡大により、軽症中等症病床の使用率が50%を超える地域が出てきました。 アルファ株・デルタ株が主役だった第4波・5波の頃と比較して、重症化率は減少していますが、新規感染者数の急増により、全国のコロナ病棟は嬉しくないにぎわいを取り戻しつつあります。 現在、東京都では第5波に迫る勢いで入院患者数が増えており、大阪府ではコロナ禍始まって以来、過去最多の軽症中等症病床患者数となっています(図1)。 図1. 2022年2月1日時点の東京都および大阪府の軽症中等症病床患者数(筆者作成) 入院例:「重症」は少ないが「軽症」ばかりでもない現在コロナ病棟に入院している多くが、オミクロン株に感染した高齢者です。 肺炎や酸素飽和度の低下がなければ「軽症」に区分されます。軽症中等症病床を有する当院では、2週間ほど前までは「
米ネバダ州リノにあるリナウン地域医療センターが立体駐車場内に設置した、新型コロナウイルス軽症患者専用の代替病棟(2020年12月16日撮影)。(c)Patrick T. Fallon / AFP 【12月25日 AFP】新型コロナウイルス感染者の急増に備え、米ネバダ州リノ(Reno)にある病院「リナウン地域医療センター(Renown Regional Medical Center)」は隣接する立体駐車場の2フロアを改造して、比較的軽症の患者を受け入れる病棟にした。これにより、病院本館の集中治療室を重症者向けに確保すると同時に、一般患者と病院職員は検査室や薬局から飲食サービスまで、主な病院設備を安全に利用できるようになった。 屋内型立体駐車場が代替病棟に改造されたのは、4月のことだ。専門業者が呼ばれ、10日間で新しい床を敷き、病院として利用するのに欠かせない電気配線や水道、換気設備を取り付け
※本文中青太字は、さだまさし「療養所(サナトリウム)」の歌詩を引用しています。 私が子どもの頃(大体40年程前)は、よく言われていた。 「人は歳をとると、子どもに帰る」と。 自分が年寄りになるなんてイメージできるわけもなく、近所のお年寄りや自分の祖母を思い浮かべながら、 「子どもになっちゃうんだな~」と思っていた。 そんな小学生の頃、さだまさしさんの「療養所(サナトリウム)」を耳にした。 彼は、こう歌っていた。 歳と共に誰もが子供に帰ってゆくと 人は云うけれどそれは多分嘘だ 認知症になることは「子どもに帰る」ことではない Y子さんの笑顔 さだまさし「療養所(サナトリウム)」 認知症になることは「子どもに帰る」ことではない 以前勤務していた認知症病棟は、「療養所」ではなかったし、 大声を出す人、徘徊し続ける人、患者同士の諍いなどで、実に騒々しい場所だった。 それでも、フロアに日の光が差し込む
第4波はピークアウト?私は大阪府の軽症中等症病床で新型コロナの診療にあたっていますが、大阪府は第4波がようやくピークアウトしてきた印象です。まだ重症病床には数多くの患者さんがおり多数の死亡者が出ている状況ですが、ホテル療養者数や新規入院要請例が急減しており、重症病床の逼迫もいずれ改善されるものと予想されます。 大阪府では一時、軽症中等症病床で多数の人工呼吸器装着患者さんを診ざるを得ない状況に陥ってしまい(下図の緑部分)、「えっ!あの病院で人工呼吸器装着患者さんを診ているの!?」という話もよく耳にしました。人工呼吸器の使用が急増したことにより、プロポフォール(商品名ディプリバン)という鎮静薬の流通が懸念される状況にまで陥りました。 大阪府の重症患者数[5月25日時点](筆者作成) 「なぜ軽症中等症病床で人工呼吸器装着患者さんの診療がしにくいか」については、以下の記事を参照ください。 ■参考記
2日間の座学研修が終わり、同期のみんなで帰りに少し飲みに行った。 緊張も続いてたからまっすぐ帰宅した方が良かったんだけど、同じ病棟に配属される人もいたし、久しぶりの仕事仲間で嬉しくて私も和に入りたかった。 同期と乾杯 休職中は誰かと看護の話をすることがなかったから、久しぶりに看護の話でキャッチボールできるのは嬉しかった。 それぞれに違う経験や知識があって、新しい出会いにワクワクしていた。 (私人間関係が苦手なんだけど、人間は好きっていうコミュ障あり(・∀・)) 楽しい時間もあっという間に過ぎて、私はお酒を飲み過ぎないよう気をつけてたからめずらしく酔わずして飲み会は終わった。 へへ(*^_^*)v 翌週からはそれぞれの病棟に配属になり、会う機会が減るからたまにはみんなで集まろうねって言ってバイバイした。 同期っていいな。気兼ねなく話せる。これから仕事で悩んでも、すぐ相談できる人がいるって心強
「2018年の12月でした。朝方にいきなり4人組の男が職場へ入ってきて、羽交い締めにされて車に押し込まれたんです。そのまま病院へ連れて行かれ、1カ月以上もの期間、強制的に入院させられて年も越しました。なぜ入院させられたかというと、認知症と診断されたからです。しかし私は認知症では絶対になかった。当時も今もです。 後に分かったのですが、入院中の検査では非認知症の結果も出ていたんです。それなのにこちらが何を言っても妄想だと片付けられました。思い出すだけでも本当に悔しいです」 こう話すのは、富山市に住む江口實さん(80)。高齢だが、過去のことも細かく覚えており、受け答えもしっかりできる。少なくとも取材の場で認知症を窺わせる様子はなかった。 「認知症ではないのに…」強制入院させられたワケ 江口さんを、認知症という“事実ではない診断結果”をもとに強制的に入院させたとされるのは栃木県にある報徳会宇都宮病
手術中は当然のことながら全く覚えていません。 気がつけばICUでした。 ICUでも入ってしばらくは記憶が定かではなく、最初の担当看護師さんは女性でした。 少し会話をしたように思うのですが、会話内容などは覚えていません。 歯磨きをしてくれましたが、『結構雑やな』という印象が残っています。 (とはいえ、麻酔が完全に抜ききれていない患者さんが、しっかりと口を開けてられるとも思えず、致し方ないかなと思っています。) 推測ですが、手術が終わったのが16:30前後、ICUで気がついたのは全く見当がつきませんが、日勤の看護師さんがいらしたので、20:00より以前には気がついていたと思います。 歯ブラシをしてもらった後、また意識がなくなり寝ていました。 ほんとにストレスなく眠れていましたので、非常に心地よい。 そんな心地よい状況から、なんとなく現実に引き戻されるような呼びかけがあったように感じ、目を開ける
前回記事 #130 救命救急病棟にて 12月の入院の話に戻ります(^o^)丿 入院2日目の12月2日、救命救急病棟に迎えが来た。 循環器内科の一般病棟に移動する時だ。 運転手付き病院用リムジン(車イス)に乗り込み、レッツゴー\(^o^)/ 看護師さんとの会話 循環器内科の一般病棟に着いた。 病棟は2つに別れてて、今回は初めて入院する病棟で知らないスタッフばかりだった。 若い看護師さんがバイタルサイン(呼吸・体温・脈拍・血圧・痛み等)の測定に来てくれた。 看護師が体の観察をしてくれている時の会話で、 チチ「注射痕いっぱいです。今朝も逆血がなくて4回目で採血できました。」 看護師「チチさん、医療従事者ですか?もしかして看護師とか?」 チチ「お!? はい。休職中ですけどね。看護師です。」 看護師「やっぱり(☆▽☆)」 チチ「カルテ読んでくれたんですか?」 看護師「いえ、逆血って言ってたか
密着取材2日目の7月27日朝、埼玉医科大学病院総合医療センターのコロナ病棟ナースステーション。 医師らは別室の医局でカンファレンス(会合)中で、静かな時間が流れている。 午前9時45分。この日で最初の新型コロナ患者受け入れの要請が総合医療センターに届いた。 容態は「中等症2」。基本的には酸素吸入を必要とし、予断を許さない。 埼玉県庁の調整本部からは、入院調整中の患者が多く待機しているという情報も入る。医師らは、この患者の受け入れを決めた。 午前10時すぎ、ナースステーションがにわかに慌ただしくなる。 「今日、明日で同じくらい患者が入ってくると、もう受けられない」 医師の1人がつぶやいた。 午前10時10分、総合診療内科・感染症科教授の岡秀昭さんの電話が再び鳴った。 「もう1件ですか?」 再び患者受け入れを要請する電話だった。 別の病院ですでに治療を受けていたが、状態が悪化。高濃度酸素が充満
新型コロナウイルスにより、二つの総合病院で計400人超の大規模なクラスター(感染集団)が確認されている北海道旭川市。市内の新型コロナ専用病棟で勤務する女性看護師が読売新聞の取材に応じ、「勤務の負担は跳ね上がり、とても満床まで受け入れる余裕はない」と、逼迫(ひっぱく)する医療現場の現状を訴えた。(林麟太郎) 女性が勤務するのは、旭川市に五つある新型コロナ患者を受け入れる基幹病院の一つ。陰圧室のある病棟で患者対応にあたっている。11月上旬に慶友会吉田病院でのクラスターが発生すると、受け入れが一気に増加し状況は一変したという。 同病院で感染した入院患者は基礎疾患を持つ寝たきりの高齢者が多い。症状がつらくても言葉にできない患者がおり、容体が急変しないか注意深く観察し、呼吸などから重症度を測らなければならないという。 さらに、おむつのはき替えや歯磨きなどの手伝いも必要で、「接触する機会が跳ね上がり、
新型コロナウイルス患者の軽症・中等症病床の使用率がついに115%を超えた大阪府。医療現場の負担は限界に近づいています。オミクロン株の容赦ない感染力は病院内でもクラスターを次々と引き起こしています。患者と職員合わせて70人規模のクラスターが起きた大阪市内の病院を取材しました。 大阪市此花区にある「大阪暁明館病院」。第3波の頃から新型コロナの軽症・中等症患者を受け入れてきました。そして今年1月下旬に院内で初めてクラスターが発生したといいます。この病院では36床のベッドがある外科病棟を2020年11月から新型コロナ病棟に転用。ゾーニングなどの観点から19床を運用していました。しかし、2つあるリハビリ病棟のうちの1つで、1月24日に患者1人の新型コロナ陽性が判明。その後、感染者は雪だるま式に増え、1月31日には32人の新型コロナ患者がコロナ病棟で治療する事態となりました。 (大阪暁明館病院 西岡崇
新型コロナウイルスの入院患者や医療スタッフら計180人超の感染が判明した永寿総合病院(東京都台東区)で、集団感染が始まった約2週間後も陽性と陰性の患者が複数病棟で混在していたことが厚生労働省クラスター対策班の報告書で明らかになった。混在で感染が広がったとみられる。 【図解】新型コロナ予防するには? すぐできる四つのこと 同病院が17日に公表した報告書によると、集団感染は3月14日ごろ始まった。二つの病棟が中心だったが、患者の移動で他の病棟にも感染が広がったと考えられるとしている。基本的な感染予防策が不十分で認知症患者らが動き回ったことも拡大要因と推定している。 同30日時点でも複数病棟で陽性・陰性患者が混在し、報告書は「ウイルス伝播(でんぱ)のリスクが高い状態」と指摘。仮眠室や食堂の「密に過ごす空間」で医療スタッフ間の感染が拡大した可能性もあるとした。全面的に病棟ごとに患者を分けたのは今月
搾精病棟単語 サクセイビョウトウ 1.4万文字の記事 214 0pt ほめる 掲示板へ 記事編集 概要あらすじ登場人物名言集用語集関連動画関連静画関連商品関連項目関連リンク脚注掲示板 とにかく・・この記事の未成年・仕事中の閲覧は認めん・・ この記事を開いてるのを親や同僚に見られたらお前のプライドに傷がつくからな・・ 搾精病棟とは、サークル「搾精研究所」が制作・販売している成人向けCG集である。 正式名称は「搾精病棟~性格最悪のナースしかいない病院で射精管理生活~」。 後にメディアミックス化し、小説版、成人アニメ版、成人ゲーム版、実写AV版、全年齢版漫画化している。 概要 2018年12月17日に第1話が発売。翌年の10月21日に最終話が発売され、無事完結した。 全11話。ダウンロードショップサイト「DLsite」および「FANZA」で販売されており、サークル設定価格は1話から10話までが7
介護保険制度の生まれる前、まだ、認知症が「痴呆」と呼ばれていた頃、精神科の「老人性痴呆病棟」に勤務していた。 精神疾患で長期入院のまま高齢になった人のうち、症状が落ち着いている人も、 認知症の人も、ひとくくりに「痴呆」としてその病棟で過ごしていた。 「殺してくれー」と叫ぶ人 「殺されるっ!助けてくれー」と叫ばれて 「白いアンティークのソファー」の奥にある思い 言葉の奥の思いをさぐる 「殺してくれー」と叫ぶ人 全くの未経験で介護の仕事に飛び込んだ初日、ドキドキしながら病棟の扉を入ると、 「殺してくれー!殺してくれー!」 と叫ぶ男性の大声が耳に入った。 他にも色々と衝撃的な光景に 「きっとやれる。頑張ろう!」という微かな自信は、あっさり吹っ飛んだ。 www.honsaki.com 大声の主はH田さん。70代男性。 中途失明で、歩行も難しく、移動も食事も排泄も全部介助を要する。 「寝たきり、寝か
救命救急病棟では個室で眠ることになり、怖かったから看護師さんに「電気消さなくていいです」と伝えた。 「明るいですよ?眠れなくないですか?」って不思議そうな顔して聞かれたけどでもそんなの関係ねぇ。 アタシは怖いんだ。 一夜明けて ほとんど眠れず朝になった。 生きてる。 ホッとした。 ありがとうがこみ上げてくる。 朝まで何度も心電図モニターのアラームが鳴り、「私はそんなに不整脈出てるの??」と考えながら、でも考えないようにして自分で確認することもなくスルーしていた。 そして朝に判明したのだけど、心電図モニターの記録用紙が一定時間ごとに出てくるように誤設定されていた。 Oh〜NO~ なんともないなら良かった。 山のように積まれたモニター用紙 生きてるってことだね。 確認するため一部切り取ってみた。 きれいな波形。 表示されてるのは、 HR(Heart Rate):心拍数、脈拍 Spo2(サチュレ
『懲役病棟』垣谷 美雨 (著)小学館文庫あらすじ暴走族だった過去を持つ、金髪の女医・太田香織は半年の任期で女子刑務所の勤務医に。 後輩から餞別にと渡された聴診器を使うと、何と患者の過去や思いが聞こえてくる。 同じく派遣されることになったベテラン看護師・松坂マリ江とともに、受刑者と個人的に接してはならないという禁を破り、彼女たちの進む道を拓いていく。 不思議な聴診器が思わぬものを医師に聞かせる「病棟」シリーズ第三弾。 惣菜四三〇円の万引きで懲役二年六十二歳の谷山清子は万引き意を繰り返し、惣菜四三〇円の万引きで懲役二年を科せられました。 夫とは離婚、息子も結婚して手が離れています。 パートをクビになり、生活に困り惣菜を万引き。 息子も親が犯罪者では恥ずかしいと思っているらしく身元引き受け人になってくれそうにありません。 一方、女子刑務所の勤務医となった香織は、微熱の出た清子を診療することに。
事件当時、病棟の浴室に染みついた黒いカビ。壁一面、天井に至るまで浸食し、穴が開いている箇所もあった=神戸市西区神出町勝成、神出病院(関係者提供) 男性患者同士でキスをさせる。陰部にジャムを塗って、別の患者になめさせる。粘着テープで頭をぐるぐる巻きにする。看護師たちは抵抗できない相手をもてあそび、笑っていた-。神戸市西区の精神科病院「神出病院」であった虐待事件は発覚から3年が過ぎ、組織は健全化を進めている。しかし、同じような事件は全国で後を絶たない。患者を人と思わぬ行為と、それを黙認する集団はどうして生まれるのか。(前川茂之、小谷千穂) 事件は、誰が通報したわけでもなかった。 2019年9月、神戸市内の夜道でまた女性が襲われた。背後から突然抱き付かれ、口をふさがれ、下着の中に手を入れられる。 前月から連続で起きた強制わいせつ事件。兵庫県警の捜査線上に浮かんだのが、神出病院で看護助手を務める2
まだ、認知症が「痴呆」と呼ばれていた頃、精神科の「老人性痴呆病棟」に勤務していた。 もちろん介護保険制度の生まれる前。呼び名も違えば、対処もまるで違っていた。 その病棟では、机とイスが並ぶ、だだっ広く妙に明るい空間で、日中60人が過ごしていた。 そのホールと、ベッドのある病室スペースは分断されていて、日中は強制的に全員ホールに出て、自分のベッドには戻れない(昼寝以外)。 「ベッドに寝かせてばかりで刺激がない」、「日中傾眠傾向で昼夜逆転する」といった問題点を解決し、残っている心身の機能を活かす取組みとして、「画期的だ」と見学者も来ていた。 「痴呆」が「認知症」と呼ばれるようになり、ケアの研究も進み、新たな職場で「認知症の人は広い空間は不安になりやすい」とか、「少人数だったり、自分のペースで過ごせるほうが良い」といった話を耳にした。 あの「画期的」な病棟は、認知症の人にとって、むしろ酷な場所だ
ロシア・シベリアで春分を祝う儀式を行うシャーマン(2008年3月22日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / YURI YURIEV 【6月6日 AFP】ロシアの裁判所は2日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領への批判を繰り広げていることで知られるシベリア(Siberia)出身の自称霊媒師(シャーマン)に対し、精神科病棟に収容する決定を下した。人権団体は反体制派の口封じを狙う抑圧的な措置だと非難している。 【関連記事】プーチン氏の「退治」目指した霊媒師、再び旅に出て拘束される 自称霊媒師のアレクサンドル・ガビシェフ(Alexander Gabyshev)氏は昨年、プーチン氏を「追い払う」ためにシベリア・ヤクーツク(Yakutsk)の自宅から、大統領府がある約8000キロ先の首都モスクワを目指して徒歩で出発。所持品を乗せた荷車を引いて幹線道路を歩き、旅の途上
2022年10月スタートのドラマ「ザ・トラベルナース」 第2話まで見たのですが、もう次の放送は第6話。 なにかと慌ただしい毎日で、録画が溜まる一方。 追いつける気がしなくなってきました。 とはいえ、結構興味深いドラマ。 第2話は「口から食べる」ことについて取り上げられていました。 少々無理があるようなスカッと系の展開を見ながら、 私は、30年ほど前に勤務していた認知症病棟のN村さんを思い出していました。 ザ・トラベルナース~第2話 経鼻経管栄養のN村さん N村さんとの日々 ザ・トラベルナース~第2話 木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」 フリーランスの看護師が主人公の医療ドラマです。 トラベルナースとは… スーツケースひとつを手にいろんな街を渡り歩き看護に従事する、優れた資格を持ったフリーランス看護師のこと。 日本ではまだその存在はあまり知られていませんが、アメリカでは全看護師の10%を占める
●2020年7月11日(土) 16:00~17:30 「新型コロナ重症病棟」で初めて報道カメラが長期取材。謎の出血、脳障害、最悪の多臓器不全…知られざる新型ウイルスの恐怖に挑む「医師たちの闘い」に迫る。 放送内容詳細 新型コロナウイルスへの“最後の砦”と呼ばれる者たちがいる。自治医科大学附属さいたま医療センターで、重症化した新型コロナ陽性患者たちの救命活動をする集中治療専門医たちだ。今回番組では特別な許可を得て、この「コロナ重症病棟」で初めて長期取材を行った。新型ウイルスとの死闘が繰り広げられるその最前線で、いま何が起きているのか?日々のニュースでは伝えられることのなかった「コロナ重症化の本当の恐怖」と、その未知のウイルスに立ち向かう「医師たちの闘い」に迫る。 出演者 続きを読む
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