寄稿いたしました。 blog.tinect.jp イギリスの「禁煙法」について、最近興味をもっている倫理学の立場からどんなんだろう、みたいな話です。 そのあと、こんな本を読みました。 タバコ吸ってもいいですか ― 喫煙規制と自由の相剋 (法と哲学新書) 作者:児玉 聡,奥田 太郎,後藤 励,亀本 洋,井上 達夫 信山社 Amazon 「受動規制と自由の相克」ときたもんだ。児玉聡先生の部分はだいたいおれがさきに読んだものと同じ。 で、ほかの人の意見で、法哲学からの見方についてメモしておく。 現在、日本には「禁煙法」はない。イギリスみたいなやつは。ただ、改正健康増進法とたとえば東京都受動喫煙防止条例とかがたばこを規制している。 これについて、井上達夫先生がこんなことを述べていた。 井上達夫 - Wikipedia J.S.ミルの危害原則について、危害自体の排除を求めているわけではなく、諸個人に