数日前におもしろい記事を見た。 東京大の研究グループが、極薄の有機ELディスプレーを開発したという。 どれくらいの薄さかというと、皮膚に貼れるくらいなのだ。 厚さ3マイクロメートルほどのディスプレーは、人の表皮の1割ほどの薄さで、くしゃくしゃに曲げられ、手の甲などの曲面に貼れてしまう。 有機ELは、発光部の劣化を防ぐのにガラスなどで覆う必要があるため、高分子やガラスに似た材料を重ね、(水分や酸素を通しにくい)2マイクロメートル以下の保護膜を作ることに成功した、という。 センサーとつなぎ、脈拍数などを手の甲に表示することもできたり、作業現場でマニュアルを表示させるなど、幅広い応用が考えられるそうだ。そうなれば、手の甲でインターネットの検索も可能になってきそうだ。 “レスキューロボドッグ”なるものを東北大などの研究チームが、国の補助金を受けて開発したという。それは、災害救助犬にGPS(全地球測