P&Gやロート製薬、ロクシタンジャポンなど大手消費材メーカーを渡り歩きながら、数々のヒット商品のマーケティングを手がけてきた西口一希氏。その後、軸足をITへと移し、スマートニュースの累計5000万ダウンロードやユニコーン企業への成長に大きく貢献した。 2019年8月末にスマートニュースを退職し、現在はビジネスコンサルタントや投資活動に従事しているという同氏に、コロナ禍のマーケティングに求められること、スタートアップや起業家に伝えたいこと、いま描いている今後のビジョンなど、幅広いテーマについて話を聞いた。 ■西口一希氏 大阪大学経済学部卒業後、P&G入社、ブランドマネージャーやマーケティングディレクターを歴任。2006年ロート製薬入社、執行役員マーケティング本部長に就任。「肌ラボ」「デ・オウ」などスキンケア、医薬品、目薬など60以上のブランドを統括。2015年ロクシタンジャポン代表取締役就任