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今年の「かわいい」
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転職や新卒採用などでビジネスパーソンの多くが知っているであろうエン・ジャパン。最近では草彅剛さんを起用した「エンゲージ」のCMをテレビやWebでご覧になった方もいるでしょう。 そのエン・ジャパンで執行役員マーケティング本部長を務めるのが、同社に新卒で入社した田中奏真さんです。 挑戦的な取り組みと若手の積極起用で、異動当時7人だったマーケティングの部署を70人まで拡大してきたという田中さん。日頃どのようにマーケティング本部を運営し、組織の拡大を図ってきたのでしょうか。 今回はエン・ジャパン執行役員マーケティング本部長の田中奏真さんに話を聞きました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:海保 竜平) エン・ジャパンとの運命的な出合い ――田中さんがどんなキャリアの方か、そこから教えてください。 出身は神戸で、運動は苦手でしたが、勉強は好きでした。それなのに明石高
マーケティング部門のマネジメントの役割は、プロダクトやサービスをグロースさせる中でチームをうまくまとめて成果を上げ、事業を前に進めることです。 それはわかってはいるものの、実際はなかなか成果を出せず、チームの雰囲気がギスギスしてしまうことがあります。そんな状態から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか。 今回はマーケティング部門などのマネジメント経験が豊富で、マネジメントに関する講演の機会も多い、株式会社ディー・エヌ・エー(以下DeNA)のエグゼクティブビジネスプロデューサー・今西陽介さんに話を聞きました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、写真:矢島 宏樹) 停滞している事業を前に進める「潤滑油」のバリュー ――今西さんがどんな人なのか、簡単にキャリアを教えてください。 マーケティングの専門家というよりBizDevの何でも屋になります。新規事業を推進するために
『“未”顧客理解』に続き、『戦略ごっこ』(いずれも日経BP)と2冊の著書が話題になっている株式会社コレクシア 執行役員でマーケティングサイエンティストの芹澤連さん。 マーケティングの重要フレームワークである「WHO、WHAT、HOW」について、「WHOで顧客を絞る前にマーケターが考えることがある」と問題提起しているのをはじめ、従来「当たり前」とされてきた考え方に異論を投げかけ、注目されています。 具体的にはどんなことなのか。みる兄さんの「キーパーソン深掘り」第4回は、2冊の著書が話題の芹澤連さんに話を聞きました。 (構成:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:永山 昌克) 小さなブランドの浸透率を上げるには みる兄さん 最初は「書籍が話題になったポイント」を伺います。バイロン・シャープの『ブランディングの科学』(朝日新聞出版)が以前、1つの事例として話題になりましたが、事
中高年の転職は珍しくなくなりました。それでも30代後半から40代初めにかけては、「今の会社にずっと勤めるのだろうか」「自分はこういう人生だったのか」などと考えてみたり、「このままリストラされず、大過なく定年退職を迎えたい」と不安に思ったり、独立を模索するなど、キャリアについて思い悩む機会が増えがちです。 取材をしていても、「マーケターとして、40代からどう生きていくべきか」と悩みのような言葉を口にする人が少なくないと感じていました。 そこで今回は、人生の先輩マーケターである株式会社かげこうじ事務所代表の鹿毛康司さんに、40代以降に後悔しないマーケターの生き方、働き方について話を聞きました。 (取材・文:Marketing Native編集部、撮影:海保 竜平) 60歳に備えて、お金の準備を ――鹿毛さんも40代で転職という転機を迎えられましたが、あらためてこれから40代を迎えるマーケターは
The Marketing Native #59 グロースX 執行役員 マーケティング責任者 兼 コンテンツ責任者 松本 健太郎 『人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学』などのヒット作で知られる松本健太郎さんが、18冊目の著書『マンガでわかる数式なしのデータ分析』を出版しました。副業で18冊もの著書を連続で執筆しているマーケターは、そういないのではないでしょうか。 一方、本業では今年(2023年)1月に人材育成のSaaSサービスなどを展開するグロースXへ入社、マーケティングとコンテンツの両責任者を兼任しています。代表取締役社長の津下本耕太郎さんをはじめ、取締役COOの山口義宏さん、取締役CMOの西井敏恭さんらが在籍するグロースXで、松本さんはどのような経験を積んでいるのでしょうか。1年近く働き、マーケティングに対する考え方などに何か変化はあったのでしょうか。 今回は、グロースX 執行役
業績好調のファミリーマート。既存店売上高は25カ月連続、客数は19カ月連続で前年を上回るという素晴らしい結果が出ています(2023年9月末現在)。 快進撃を支える要因の1つが、CMOの足立光さんが指揮を執るマーケティング戦略です。魅力的な商品が次々と誕生する背景には、どんなマーケティング戦略があるのでしょうか。 今回は「Marketing Native Fes(マーケティング・ネイティブ・フェス)2023」で行われた、足立光さんとモデレーター・はなまるCMO髙口裕之さんによる「セッション1」の中から、「マーケティングの全体戦略」と、注目のリテールメディア「FamilyMartVision(ファミリーマートビジョン)」の2つのテーマを中心にお届けします。 (構成:Marketing Native編集部・早川 巧) 「マーケティングの全体戦略」編 コンビニとメーカーのマーケティングの違い 髙口
熱心なコアファンは変わらずにいる一方で、聴取率や広告収入の凋落と長期低迷が指摘されるラジオ業界。 生き残りを懸けて岐路に立つラジオを盛り上げるべく、舞台演劇や東京ドームでのライブイベントなど、番組制作の枠を超えた仕掛けで話題を呼んでいるのがニッポン放送の石井玄(ひかる)さんです。 今回は石井さんをインタビュー、新規リスナー数の増加や収入拡大へ向けた取り組みの背景と狙いのほか、ラジオに懸ける情熱や意気込み、未来への思いを聞きました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:矢島 宏樹) ※肩書、内容などは記事公開時点のものです。 ラジオの枠を超えて、放送外収入を増やす取り組み ――肩書はプロデューサー/ディレクター。今は面白いラジオ番組を作るというより、放送外収入を増やす取り組みが中心ということでしょうか。 企画によって立場が異なります。今は演出/プロデューサー/
ヤフーニュースなどでよく見かけるようになった集英社オンラインの記事。失礼ながら初めは「集英社オンライン!?見慣れない名前だな」と思っていたのですが、検索したところ2022年3月31日にローンチし、約1年後の今年3月には月間1億PVを達成するなど急成長中のメディアでした。 集英社といえば、『週刊少年ジャンプ』をはじめとする超有名マンガ誌をはじめ、女性誌、男性誌、書籍を複数刊行し続け、多くの読者に支持される、日本を代表する総合出版社の1つです。 その集英社が出版社としては後発でWebニュースメディアに参戦したのはなぜでしょうか。 今回は集英社オンライン編集長の志沢直子さんに話を聞きました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:永山 昌克) ニュースを本気で噛み砕き、隠れた“ヒーロー”を見つけだす ――ローンチから約1年となる今年3月に月間約1億PVを達成。おめで
アメリカのスタートアップ企業・OpenAIが手がける対話型AI「ChatGPT」。2022年11月の公開から2カ月で月間アクティブユーザー数は1億人を突破したと言われ、世界中でムーブメントを巻き起こしています。 ChatGPTには高度な自然言語処理能力が備わっており、これまでのAIよりも自然な文章を生成することができます。文章の作成や要約、校正、翻訳、文字起こしなどが可能で、多種多様な分野で活躍が期待されていますが、マーケティング業務においてはどのような活用方法があるのでしょうか。 この記事では、ChatGPTの仕組みや使い方とともに、マーケティング業務に活用する具体的なアイデアを紹介します。 ChatGPTの基礎知識 2022年11月のリリース以降、使い勝手の良さから広く利用されているChatGPT。活用するうえで知っておきたい概要や仕組みをあらためて押さえておきましょう。 そもそもCh
『顧客起点マーケティング』などのヒット作で知られる西口一希さん。これまでの著書がマーケターを中心に好評を博してきたものの、一部のマーケティング初心者にとっては少々難しさを感じるところもあったようです。 そうした事情を考慮して出版された西口さんの最新刊『マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ』は、マーケティングの基本の中でも特に重要なポイントに絞って解説されていて、初心者だけでなく、なかなか成果が上がらずに悩んでいるマーケターにも評判になっています。 今回はマーケティングを学んでいるけれど、実務にどう活かせばいいかわからない人や、成果が出ずに伸び悩んでいる人向けに、成長するためのポイントについて株式会社Strategy Partners代表取締役の西口一希さんに著書の内容を踏まえてお聞きしました。 (取材・文:Marketing Native編集長・佐藤綾美) 執筆スタ
マーケティングへの注目度上昇と比例して、「自分もマーケティングで成果を出したい」「マーケターとして成長したい」と考える人や、業績向上のためにマーケティングやDXに投資する企業が増えています。 一方で「せっかくマーケティングに投資したのに、なかなか成果が出ない」と、マーケティングへの期待値が下がっているケースもあるようです。 なぜマーケティングに力を入れているのに、成果が出ないのでしょうか。 最新刊『マーケティング思考』が好調なグロースX取締役COOでインサイトフォース取締役の山口義宏さんに話を聞きました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:矢島 宏樹) 必ず押さえるべき強力なフレームワーク ――『マーケティング思考』、発売前から重版がかかり、現在3刷(2023年4月12日現在)とのこと。私もこの本を読んでから「誰に?」「何を?」が口癖になりました。まず本に
問いを投げかけると答えが返ってくる対話型のAIチャットツール「ChatGPT」。公開から2カ月後の2023年1月には月間アクティブユーザー数が1億人を超えたと言われており、読者の皆さまの中にも使用経験のある方がいらっしゃるのではないでしょうか。 ChatGPTの活用法の中でも、マーケティング従事者が最も注目する1つが、コンテンツ制作における活用です。AIで作成した記事は本当に検索エンジンで評価されないのか。どのように活用すればコンテンツ制作の効率化を図れるのか。 今回は、衝撃的な性能の高さと活用範囲の急拡大が話題のChatGPTについて、株式会社CINC 取締役副社長/R&D事業開発室 室長で、YouTubeチャンネル「SEO研究チャンネル」を運営する平大志朗が緊急寄稿で検証します。 2022年11月に公開された「ChatGPT」。 どのような問いを投げても確からしい文章を返すことから、そ
WACUL代表取締役・垣内勇威さんの2冊目の著書『BtoBマーケティングの定石』は重版がかかる売れ行きを見せています。 1冊目の著書『デジタルマーケティングの定石』はすでに7刷で、今もコンスタントに売れ続けているとのこと。「売れない」と言われるマーケティング関連本としては異例の好調さと言えるでしょう。 垣内さんがヒットを連発できる秘密は何か。WACULに伺って、話を聞いてきました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、人物撮影:永山 昌克) どん底の危機から学んだマネジメントの重要性 ――デジタルマーケティング関連のインタビューは多くても、垣内さん本人に迫った記事はそれほど見つけられなかったので、そのあたりを聞いていきたいと思います。まず、思い切りさかのぼってどんな少年時代だったのか教えてください。 友達があまりいなかったですね。高校の修学旅行のとき、1人でラーメ
『沈黙のWebマーケティング』や『沈黙のWebライティング』などの著書をはじめ、Webマーケティングに関する各種セミナーで知られるウェブライダーの松尾茂起さん。私も松尾さんの著書を読み、セミナーに参加し、ウェブライダーがつくるリッチコンテンツを読んでWebライティングを学びました。 松尾さんがこのほど、「ウェブライダー第二章」に進むとツイートしているのを見て気になり、話を伺いました。AIの進化によって、まるで人間が書いたような文章の作成が可能になった時代を迎え、ウェブライダーはコンテンツづくりをどう考え、価値をどこに見いだそうとしているのでしょうか。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:海保 竜平) 価値を見える化するコンテンツ制作 ――ウェブライダーとはどんな会社なのか、あらためて紹介をお願いします。 ウェブライダーはWebマーケティング支援をしている会社
匿名マーケター・みる兄さんの連載第10回は、読者の方からリクエストをいただいたウェルネスブランド「TENTIAL」を取り上げます。 TENTIALは2019年の立ち上げ以来、ビジネスアスリートをターゲットにした「BAKUNE」などのリカバリーウェア、インソール、サンダルといった製品を展開し、年平均440%の成長を遂げています。TENTIALがなぜ驚異の成長を達成できるのか、みる兄さんに考察いただきました。 メディア運営、ブランド(プロダクト)それぞれがビジネスとして成立するカテゴリーであり、メディアであればトラフィックを集めて、広告収入を増やす。ブランドであれば、売れる商品を作り、さまざまな販売接点で売上を上げる。メディアもブランドもビジネスモデル単体で売上を拡大している企業がいくつもあり、それぞれの難しさがあります。 今回はメディア事業からD2Cへとビジネスモデルを圧倒的なスピード感で変
30代はキャリアの分岐点と言われます。 有り余る体力で駆け抜けた20代が終わりに差し掛かり、30歳を迎えると「自分の人生、このままでいいのか」と不安になり、35歳を前にして「転職はラストチャンスか」「起業すべきか」と悩み、40歳を迎えるときには将来が見え、「課長止まりの人生か」「ここからキャリアアップできるのか」と考えてしまう人は、今も昔も少なくないでしょう。 後悔しないキャリアにするためには、20代に続いて30代以降も成長することが必須。そのためには、ただガムシャラに働くだけでなく、工夫が必要です。 そこで今回は、30代をひたすらハードワークに費やしてきたというアナグラム株式会社代表取締役でフィードフォースグループ株式会社取締役の阿部圭司さんに、ご自身の経験を踏まえながら、30代からも伸びる人の特徴について話を聞きました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、撮
『ラヴィット!』の視聴率が好調だとして話題になっています。『ラヴィット!』とは、お笑い芸人・麒麟の川島明さんがMCを務めるTBS系・朝の情報バラエティ番組(月曜~金曜午前8時~9時55分)のこと。 2021年春の放送開始当初は低視聴率にあえぎ、「やはりこの時間帯のバラエティ番組は厳しいか」と思われましたが、今では『スッキリ』や『めざまし8』を上回る勢いを見せており、出演者・スタッフともに意気軒高だそうです。 では、『ラヴィット!』はなぜ、どんなきっかけで上昇気流に乗ることができたのでしょうか。 今回は『ラヴィット!』の構成を担当する放送作家の中野俊成さんに話を聞きました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:矢島 宏樹) 「独自ネタ」が10割、『ラヴィット!』の大変さ ――番組のエンディングで流れるスタッフロールで中野さんの名前を見ます。「構成」としてどんな
WACUL垣内勇威が教える!デジタルマーケティングで成果を上げる「定石」と4つのステップ【シード・ゼミレポート第2回】 株式会社ビタミンが創業期(シード期)のスタートアップ企業向けにオンラインで開講している「シード・ゼミ」のレポート第2回です。テーマは「スタートアップがデジタルマーケティングでやるべきこと」で、株式会社WACUL代表取締役の垣内勇威さんが講師を務めました。 垣内さんが登壇するのは「ビタミンゼミ」(シード・ゼミの前身)に続けて2回目です。2020年に行われた垣内さんの講義内容を当時の参加者が実践したところ、LPのCVRが30%改善されたとの報告があったと言います。 2年前の講座ではLPの必勝パターンに関する内容が中心でしたが、今回はデジタルマーケティングの基本と、営業につながるリードの増やし方に焦点が当てられました。講義内容の一部をご紹介します。 (構成:Marketing
株式会社ビタミンが2018年~2022年3月に開講していたスタートアップのためのマーケティング支援コミュニティ「ビタミンゼミ」が、新たに「シード・ゼミ」となって今年8月に帰ってきました。企業成長のための具体的なアクションにつながる1次情報にアクセスしづらい創業期(シード期)のスタートアップ企業を対象に、月1回のオンライン講座を1年間限定で開講しており、Marketing Nativeでは不定期で講座内容のレポートをお届けします。 記念すべき第1回のテーマは「ユーザーヒアリングを活用した顧客解像度の高め方」です。60社以上のスタートアップに投資するだけでなく、デューデリジェンスの際、自らユーザーヒアリングを実践する朝日メディアラボベンチャーズ株式会社 パートナーの白石健太郎さんが講師を務めた内容をご紹介します。 (構成:Marketing Native編集長 佐藤綾美、画像提供:朝日メディア
北欧雑貨のECメディアを運営するクラシコムが2022年8月5日に東京証券取引所グロース市場へ上場を果たし、大きなニュースとなりました。同社が運営する「北欧、暮らしの道具店」は、優れたビジネスモデルの展開やファンからの支持の高さなどで、以前より注目を集める機会の多かったECメディアです。 みる兄さんが話題のプロダクトを考察する連載・第8回は、「北欧、暮らしの道具店」を取り上げ、顧客を惹きつける「カルチャー」の秘密について考察します。 「北欧、暮らしの道具店」。このECメディアをご存じでしょうか?マーケティングに携わる人なら一度は聞いたことがある名前かと思います。 最近では、今年8月5日の上場がニュースになり、注目を集めました。 画像出典:北欧、暮らしの道具店 僕が初めて「北欧、暮らしの道具店」を知ったのが2016年頃。当時、オウンドメディアの立ち上げを検討し、事例を探していた際、「メディア×
Preferred NetworksでCMO(最高マーケティング責任者)を務める富永朋信さんは、これまで約30年のキャリアをマーケティング一筋に歩み、西友やドミノ・ピザ ジャパンなど計4社でCMOとして活躍しています。 そのため、「日本を代表するマーケター」の一人と評されることもあり、目標としているマーケターの方も多いのではないでしょうか。 優れたCMOになるために必要なことは何か。今回は富永朋信さんにお話を伺いました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:永山 昌克) 「WebTV」の経験から学んだ、メンタルモデル共有の重要性 ――富永さんはマーケティング一筋のキャリアに加えて、西友から現在のPreferred Networksなど直近4社でCMOを歴任。若手マーケターが目指す理想のキャリアの1つではないかと思います。特に印象深い経験は何ですか。 30代前
北の達人コーポレーション代表・木下勝寿さんの2冊目の著書『ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング』が注目されています。 資本金1万円で1人で創業した会社を東証プライム上場企業に育て上げたWebマーケティングの手法が生々しく綴られており、マーケターはもちろん、近い将来に起業を考えている人にもよく読まれているそうです。 Marketing Nativeで連載中のマーケター、エルモさんも、木下勝寿社長に強い関心を持つひとり。そこで今回はエルモさんに木下社長をインタビューしてもらいました。 (構成:Marketing Native編集部・早川 巧) Webマーケターが見落としがちな視点への危機感 エルモ 木下社長の著書1冊目『売上最小化、利益最大化の法則』が大変好評だったので、2冊目のオファーはたくさんあったと思います。その中でなぜ『ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング』を執筆し
ソーシャルメディアを中心にデジタルマーケティング事業を幅広く手掛けるトライバルメディアハウス。同社が2007年3月の設立から15周年を迎えたとTwitterで知り、代表の池田紀行さんに話を聞きました。 mixiやブログサービス中心の時代に会社を立ち上げてからTwitter、Facebookの日本参入で大きく飛躍。現在では大手クライアントのソーシャルメディアマーケティングやブランド戦略を多数手掛けているそうです。 まさにこの15年間、ソーシャルメディアマーケティングの第一人者の一人として、ソーシャルメディアの最前線で会社を経営してきた池田さんだからこそ気づく、時代のうねりや価値観の変化がたくさんあるはず。そこで今回は池田さんにトライバルメディアハウスとソーシャルメディアの過去・現在・未来について伺いました。 時代の変化とともに転機を迎えたマーケティングの役割 ――会社設立から15年。紆余曲折
メディアが厳しい時代を迎えています。特にWebメディアは最近、閉鎖やリニューアルが相次ぎ、マネタイズ継続の難しさをあらためて認識させられました。 エルモさんの連載「逆境をチャンスに変えたビジネスを分析」の第2回は、まさに逆境真っただ中で先行き不透明なメディアビジネスに焦点を当て、「生き残るメディアの条件」について寄稿いただきました。 今回は、「これから生き残っていくメディア」というテーマで記事を書かせていただきます。 メディアの話となると、メディアビジネスに関わる方から関心を集めることになると思いますが、今回この記事を最も読んでいただきたいのは、商品やサービスを販売しているマーケターです。 広告を活用しているブランドであれば、メディアは自社の広告を受けとるユーザーが集まる場でもあります。どのようなコンテンツに興味を持って人が集まっているのかを知ることは、つまり「メディア理解=ユーザー理解」
大人気のお笑いコンビといえば、チョコレートプラネットもそのひとつ。テレビで見ない日はないほどの活躍ぶりの一方で、YouTube「チョコレートプラネット チャンネル」の登録者数は157万人に上り、中には視聴回数が約1年間で3700万回を超える動画もあるなど、他の芸人と比較しても非常に高く支持されています。 背景として、ものまねや「悪い顔選手権」「マネーのクズ」など、チョコプラの企画力の高さ、クリエイティブセンスの秀逸さが世間から評価されているのだと思っていたのですが、ネタ作りを担当する長田庄平さんの考え方は少し異なる様子。 そこで、自分たちの動画が大ヒットしていることを本人がどう思っているのか、長田さんに話を聞きました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧 撮影:永山 昌克) ※数字はいずれも2022年4月12日現在 何がバズるのかわからない、YouTubeの面白さ
事業や施策の多くは、実施当初こそ成果が勢いよく伸びるものの、次第に伸びが逓減していくのが一般的です。そのときマネジメントも担当者も「以前より伸びなくなったのは努力が足りないからだ」「何かが間違っているに違いない」と考えて、そのまま継続しがちですが、それでは鈍化した伸びを復活させるのは難しいでしょう。 そんなときはどうすれば良いのか。「コマースプロデューサー」「Eコマース先生」こと川添隆さんにお話しいただきました。マーケティングやECだけでなく、多くの仕事に通じる内容です。 (構成:Marketing Native編集部・早川 巧) 目標までの乖離をどう埋めるのか 今年(2022年)1月19日にSNSに投稿した内容が想像以上に反響が大きかったので、あらためて解説します。この考え方自体はこれまでもECに関するセミナーやアドバイザー先の企業などで何度かお話しする機会があり、驚かれることが度々あり
企業の公式TwitterアカウントとしてはNo.1となる650万人以上(2022年2月9日現在)のフォロワー数を誇るローソン。そのローソン公式アカウントのキャラクター「ローソンクルー♪あきこ」ちゃんを作ったのが、同社でマーケティング戦略本部 部長を務める白井明子さんです。 今回は初代「あきこちゃん」の白井さんに、フォロワー数を伸ばし続けるTwitter運用のコツや情報の届け方、「TikTok売れ」への対応、企業のTwitter運用担当者へのアドバイスなどをお聞きしました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:矢島 宏樹) 「スイーツ」と「エンタメ」系キャンペーンの強力コンビ ――白井さんはローソン公式Twitterアカウントのキャラクター「ローソンクルー♪あきこ」(以下「あきこちゃん」)の初代であり、現在はマーケティング戦略本部部長を務めていらっしゃるとのこ
事業会社のマーケティング部門に所属する匿名マーケター・みる兄さんが話題のプロダクトを考察する連載の第5回は、ビーズソファやクッションなどのリラックスアイテムで知られるYogiboを考察します。アメリカで誕生したYogiboが日本国内で着実に認知を拡大し、売上を伸ばしていったのはなぜなのか、「認知」「配荷」「プレファレンス」の観点で解説していきます。 今回のテーマは、Yogiboの日本国内の取り組みを森岡毅氏の著書『確率思考の戦略論』を参考図書として用い、そのマーケティング戦略とブランディングをひもといていきたいと思います。 2022年1月に入り、Yogiboと国内代理店契約を結ぶウェブシャークが米国Yogiboを買収してニュースになりました。SNSでも話題になっていたのでご存じの方も多いと思います。日本の販売代理店がブランド本体を買収する事例は、事業会社でサービス開発やマーケティングを担っ
ベイジ代表の枌谷力さんが昨年(2021年)11月に投稿したツイートに驚きました。社内勉強会にゲストを招いてキャリアの話をすることがあり、社員にオススメの転職本を紹介することもあるというのです。 ツイートには「本心は他の会社に転職してほしくない」とありますが、会社の代表が転職について想起させる本を勧めるなど、あまり聞いたことがありません。その真意は何か。枌谷さんのところに伺うと、ツイートの内容以上に驚くべき話を聞くことができました。 (取材・文:Marketing Native編集部・早川 巧、撮影:矢島 宏樹) ※ベイジ社内勉強会資料は記事の最後にあります。 綺麗事でないキャリア論に真剣に向き合うべき理由 ――このツイートを拝見し、驚きました。社内勉強会でゲストを招いてキャリアの話をしたり、会社の代表自らおすすめの「転職本」を紹介したりするのは異例だと思います。社員が外部の人と接触するのを
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