とある学生時代の 講義ノート 懐かしいですね・・ そして少し恥ずかしい・・・ 遠い昔となってしまった医学生時代の講義ノートです。 解剖学・組織学で組織の顕微鏡でみた所見をスケッチしています。 先日、Marshal先生から頂いたコメント どうでも良い話ですが、昔は「虫垂炎」と呼ばずに「盲腸炎」と呼ぶのが一般的でした。 正式な学名であるラテン語で「虫垂」は appendix vermiformis (虫様の付属器、おまけ) であり、その炎症 appendix + itis (炎症) → appendicitis なのだから、本来ならば「付属器炎」と呼称すべきなのでしょうね。 これはドイツ医学の名残りで、ドイツ語では今でも 「Blinddarmentzündung」 (Appendizitis) と言います。 つまり、 Blinddarmentzündung を分解すると、 Blind (盲目の