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設計の検索結果1 - 14 件 / 14件

  • 誰も教えてくれないSIの本質、SIerの世界観

    本記事について 国内の IT 業界について、ネット上では「SIer」VS「Web系」の構図がしばしば見られる。本記事は前者、SIer の世界観をひとりの当事者として雑多にまとめたものである。記事としては読み物、特にポエムの類。 対象読者 以下を想定する。 ITエンジニアまたはその卵で、 SIerを知らないWeb系の人 SIerに入社した新人や中途入職者 SIerにてSEまたはマネージャーして働いている者 SIerにてSEではないが裏方で働いている者(開発、研究、調査、教育、管理など) 学習や就労の初歩として参考にしてもいいし、議論やキャリアのダシに使っても良いだろう。 筆者について 吉良野すた: https://stakiran.github.io/stakiran/ 国内の大手 SIer に勤めるサラリーマン。現場には出ておらず、裏方で支えてメシを食べている。SI にも IT にもさほど

      誰も教えてくれないSIの本質、SIerの世界観
    • プログラミングが設計作業であるという話 - きしだのHatena

      いわゆる「ソフトウェア設計書」が設計ではなく、ソースコードが設計であるという話。 随筆です。考えマトメ中なので、ツッコミはそのあたり踏まえていただければ。 追記:ブコメに「設計の定義は?」とあったので末尾に追加しています。 追記(2024/8/15):設計書ってなんだろう?というのも書いておきました。 ソフトウェアの「設計書」とはなんなのか - きしだのHatena このエントリで書いたのですけど、もうすこしちゃんと。 建築では多重下請けでやれてるのに業務システムでだめなのはなぜ? - きしだのHatena このエントリでは次のように書いています。まあ、これで全てではあるのだけど。 「建築などの施工図面に相当するのはソースコードで、建築現場で多重下請けでやってる作業は、ソフトウェアだと(でも?)ビルドです」 あと「継続的デリバリーのソフトウェア工学」からの抜粋。 「継続的デリバリーのソフト

        プログラミングが設計作業であるという話 - きしだのHatena
      • データベース中心の設計になってしまう問題と闘う - laiso

        『手を動かしてわかるクリーンアーキテクチャ 』の第二章の冒頭に登場する話題に共感したので紹介。 従来の多層アーキテクチャでは、データベースを中心にアプリケーションの 開発が行なわれます。この場合、Web 層はドメイン層に依存し、ドメイン層は 永続化層、つまり、データベースに依存することになります。そうなると、す べてのものは永続化層上に構築されることになり、その結果、いくつかの要因 が絡まり合って、問題が起きやすくなります。 手を動かしてわかるクリーンアーキテクチャ ヘキサゴナルアーキテクチャによるクリーンなアプリケーション開発 20p 手を動かしてわかるクリーンアーキテクチャ ヘキサゴナルアーキテクチャによるクリーンなアプリケーション開発 作者:Tom Hombergs,須田 智之インプレスAmazon 著者によれば、機能開発をデータベース中心に設計すると、ドメイン層と永続化層の密結合が

          データベース中心の設計になってしまう問題と闘う - laiso
        • ゼロからRAGを作るならこんなふうに

          どんな人向けの記事? これからRAGを作ってみたい DifyやLangChainにこだわらず、自分で開発をハンドリングしたい ベクトルDBや埋め込みモデルの選定の勘所をサッと知りたい ここではRAGとは何かのような話題は扱いません。 RAGが、ほぼAI活用の現実的な最適解になりつつある LLMは高度な知的タスクを実行可能である。 そんな理解が世界に広まっていく中で、企業は自らが蓄えたデータをLLMに組み合わせてどう活用するか躍起になっています。これからはビッグデータだ!という時代を経ているため、情報インフラに投資した企業も多く、AIでデータを活用する流れはもはや確定路線と言えます。 この問題を解決する手法として一番最初に思いつくのは、モデル自体を改変するファインチューニングです。しかし、ファインチューニングにはいくつかの実用上の問題があります。ファインチューニング自体に専門知識が必要である

            ゼロからRAGを作るならこんなふうに
          • 『ドメイン駆動設計をはじめよう』がわかりやすすぎた|ミノ駆動

            こんにちは、リファクタリング大好きなミノ駆動です。 2024/07/20に発売された『ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法』を、訳者の増田亨氏よりご恵贈賜りました。 この記事は、この書籍の感想です。 著者の許可を得た上でのだいたんな意訳総評等の前にいの一番で伝えたいポイントです。 エリック・エヴァンス氏の『ドメイン駆動設計』は大変価値の高い知見が網羅されている一方、「ユビキタス言語」や「境界づけられたコンテキスト」といった独特の用語が登場したり、難しい言い回しをしていたり、読解がかなり難しい書籍です。 独自用語が登場するたびに「ユビキタス言語?なんだこれ?」とつまづきを覚え、内容理解に集中できず、読む手が止まってしまったことがある人も少なくないのではないでしょうか。 本書『ドメイン駆動設計をはじめよう』は『Learning Domain-Driv

              『ドメイン駆動設計をはじめよう』がわかりやすすぎた|ミノ駆動
            • ソフトウェアの「詳細設計書」とはなんなのか - きしだのHatena

              「設計書」というのは、作るものの構造を抽象的に表現したものと言うことができます。 ただ、ソフトウェアの抽象化の仕組みはプログラミングコード自体に備わっているので、ソフトウェア生成可能な抽象的表現というのはコード表現ができるはずですね。コードで表現しておくと、整合性のチェックとかも行いやすいです。 でも、コードではない「詳細設計書」というものが一部業界には必要とされているので、その「詳細設計書」というのは実際はなんなのか考えてみます。 ※ 最初はタイトルは「設計書」としてましたが、話を限定するため「詳細設計書」に変更しました。 追記:納品物に関する記述を追加しました。 表現を変えたコーディング ソフトウェア生成可能な抽象的表現というのはコード表現ができるわけですが、文字で表記する必要もなく、ダイアグラムで表現することもできますね。 代表的なのがER図やクラス図で、これは文字表現との相互変換が

                ソフトウェアの「詳細設計書」とはなんなのか - きしだのHatena
              • 文脈と名前で設計をマスターする本

                分かりやすいプログラムの構成はどうやったら設計できるのでしょうか? この本では、文脈と名前という二つの切り口でプログラムの構造とプログラマーの認識がどう結び付いてゆくのかを解き明かします。 本書は以下のような方々にお勧めです。 🤔大きくて複雑なプログラムを綺麗で分かりやすい設計にまとめることがうまくできなくて困っているプログラマー 😵他の人が書いたプログラムを読むときに、どこに何が書かれているのか手掛かりがつかめなくて迷ってしまう人 🧐DRY とか SOLID みたいなプログラム設計理論に関心があって、関連する事柄についての知識や考察を摂取したい設計オタク

                  文脈と名前で設計をマスターする本
                • 『ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法』を読んだ - Magnolia Tech

                  ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法 作者:Vlad KhononovオライリージャパンAmazon 訳者の増田亨様より献本いただきました ありがとうございます さっそく読んでみました システムは、なぜ必要とされるか?という「why」が有り、次に何を作るべきか?という「what」が有り、それを受けての「how」が有る。 (たまに突然「what」だけが有ったり、なぜか「how」の議論だけが先行する事例も聞くけど、それは順番が間違っているだけなので、その問題はここでは触れない) この「why」と「what」と「how」が上手く繋がった状態を作り上げていくために、過去にさまざまな開発方法論が考案され、語られてきた。 「ドメイン駆動設計」は、開発方法論として「名前がついて、生き残ってきた手法」の一つであり、昨今複数の解説書が発行されている唯一の手法と言え

                    『ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法』を読んだ - Magnolia Tech
                  • 実装する前にきちんとドキュメントを読んだ方が良い、という話 - Qiita

                    どうも、初めまして。 tokeと申します。 今回は自分の失敗談を話したい、と思います。 実装する前にドキュメントを読まないと、最後になってゴールに辿り着けない可能性がある そういう経験をしたのでご紹介します。 例えば、自社で集めた顧客のデータを活用し、Marketoにデータ連携したいとします。 marketoのAPIドキュメントを調べると、顧客の情報を登録する手段では以下の2パターンがあります。 POST /rest/v1/leads.jsonを使うパターン 以下のドキュメントにあるPOST /rest/v1/leads.jsonを使って、顧客のデータを送信し、連携する事ができます。 https://experienceleague.adobe.com/en/docs/marketo-developer/marketo/rest/lead-database/leads [※Marketoで

                      実装する前にきちんとドキュメントを読んだ方が良い、という話 - Qiita
                    • リクルート、新卒エンジニア向け研修資料を無料公開 「実践データベース設計」など全26種類

                      リクルートは8月9日、新卒エンジニア向け研修資料を無料公開した。公開したのは、2024年度に実際行った研修の内容と資料の一部。エンジニアの心構えからデータベース設計、JavaScript研修、Webアクセシビリティー入門など、26種類の資料を無償公開している。 例えば、エンジニアの心構えを学べる資料「ソフトウェアエンジニアとしての姿勢と心構え」は、プログラマー向けの技術書を複数出版している、ソフトウェア開発者の和田卓人さんが作成したもの。エンジニアとしてどのように技術を学んでいけば良いのか、「技術の学び方を学ぶ」ために作成した資料だという。 同社は例年、新卒エンジニア向けの研修資料を無償公開している。23年度は24種類の資料を公開していたが、24年度は「実践データベース設計」などの資料を追加した。この資料を使った講座では、具体的なデータベースの設計方法や、実際の開発プロセスを実践に沿った形

                        リクルート、新卒エンジニア向け研修資料を無料公開 「実践データベース設計」など全26種類
                      • 「ソフトウェアアーキテクチャの基礎」と「アーキテクトの教科書」の備忘と感想

                        はじめに 最近、ソフトウェアアーキテクチャを改めて勉強しようと2冊の本「ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ」と「アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築」を読んだので要点と感想を備忘としてまとめます。 ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築 概要とポイント ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ アーキテクチャには正解も間違いもない。ただトレードオフがあるだけだ。 この本はアーキテクチャを考えるための思考から、代表的なアーキテクチャスタイルの紹介やアーキテクトとしてのソフトスキル(対人スキルやチーム運営、キャリアパス等)まで網羅的にまとめられているものとなります。 アーキテクチャの技術

                          「ソフトウェアアーキテクチャの基礎」と「アーキテクトの教科書」の備忘と感想
                        • ウォーターフォールを見直して自チームに最適化した開発フローを構築する - カンムテックブログ

                          エンジニアの佐野です。バンドルカードではポチっとチャージという後払いの機能を利用する際に年齢確認が必須となりました。通信キャリアや銀行との連携等によって年齢確認ができるようになっています*1。今回はこの機能の開発を題材に普段開発でどのようなことを考えて開発し、本機能の開発ではどのようなフローを構築して進めていったかを書きます。 少し概要を書くと、本件についてはウォーターフォールモデル "のような" 開発フローで行いました。事業上の理由でビッグバンリリースが必要でした。要件をしっかり決めてステップバイステップで開発を行いすべての機能を同時にリリースする...案件の性質を考えるとウォーターフォールが開発フローの候補の1つだと思っていたためです。ただそのまま一般的に思われているウォーターフォールを導入するのではなく、その欠点や面倒な点を解消しつつ、認識齟齬なしに設計と実装を行い、納期を死守しつつ

                            ウォーターフォールを見直して自チームに最適化した開発フローを構築する - カンムテックブログ
                          • ソフトウェアテストはQA(品質保証)の手段の一つでしかないと言われるけれど、QAってなぁに? - テストするアシカ

                            QA(品質保証)とテストの違いについて述べたコンテンツはたくさんありますが、自分自身の言葉で整理することを目的に記事にしたためました。 なお、QAに関する具体的なアプローチについては触れないため、そういった情報を求めている方は、そっとタブを閉じるか、ブラウザバックしていただければと思います。 また、本稿で述べる違いは、「QAエンジニアとテストエンジニアの違い」ではありません。 二つの品質 西堀栄三郎先生の「品質管理心得帖」では、「二つの品質」というものが提案されています。 この書籍は、40年以上前に出版され現在は絶版となっていますが、紹介されているマネジメントの考え方は現代にも活かすことができる素晴らしい書籍です。 入手困難な状況ではありますが、国会図書館のデジタルコレクションで読むこともできます。 そのときに、私は二つの品質を提案しました。 その一つは、『狙いの品質』であり、もう一つは、

                              ソフトウェアテストはQA(品質保証)の手段の一つでしかないと言われるけれど、QAってなぁに? - テストするアシカ
                            • アジャイル開発の「安定感」を高める、「スプリントゼロ」

                              「HRMOSタレントマネジメント」目標・評価チームでは日々スクラムを実践し、アジャイル開発を目指しています。 私たちのチームは開発の中で、以下の課題に直面しました。 🚨 開発者にとって、他の開発者やプロジェクトへのサポートや連携に入りづらい 仕様や見積ドキュメントが標準化されておらず、開発案件の進め方や知識が属人化していました。 これにより、開発者がどう他の開発者やプロジェクトへのサポートや連携に入って良いのかわかりづらくなっていました。 🚨 PO・EMにとって、開発の計画が立てづらい サポートへの入りづらさによるコミュニケーション工数の増加、および仕様見落としによる手戻り工数の増加により、ベロシティ見積の信頼性が低下していました。 これにより、プロダクトオーナー(以下、PO)・エンジニアリングマネージャー(以下、EM)は不測の事態に備えたバッファ工数込みで見積らざるを得ず、開発の計画

                                アジャイル開発の「安定感」を高める、「スプリントゼロ」
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