パナソニックコネクティッドソリューションズ(CNS社)は5月20日、アメリカのソフトウエア会社ブルーヨンダーの発行済み株式の20%を8億ドル(約860億円)で取得すると発表した。 ブルーヨンダーは機械学習を用いたサプライチェーンマネジメントで優位に立つ企業とされる。その企業価値は55億ドル(約5900億円)にのぼるとの評価を受けている。 ブルーヨンダー側は、今回の資本提携をどう受け止めているのか。同社の最高経営責任者(CEO)ギリッシュ・リッシ(50)と日本法人の幹部らが取材に応じた。 リッシは、パナソニックとの資本提携をこう振り返った。 「パナソニックは、企業向けソフトウェアの能力を持つ我々のようなパートナーを必要とする一方で、我々が持っていないエッジデバイスやIoTの能力がある。両社は補完的な関係だ」