産業遺産情報センターを3月31日に開館することを、産経新聞がつたえていた。 www.sankei.com まず最初に「朝鮮半島出身の犠牲者を記憶にとどめるため」の情報センターだと説明されている。 情報センターの設置は、韓国側の主張を受けた朝鮮半島出身の犠牲者を記憶にとどめるための措置。世界遺産登録への反発を避けるため、日本政府が平成27年に軍艦島を含む登録施設の一部に「意思に反して」連れてこられた朝鮮半島出身者の存在を認め、センターの設置を決めた。 しかし軍艦島などに朝鮮人労働者が強制連行されて重労働をしいられたことは、韓国だけでなく日本の歴史学で認められているし*1、そもそも労働を強制されたという説明は世界遺産登録にかせられた条件だったはずだ。 反論として紹介されているのは、国策の強制問題と末端の人間関係を混同したり、賃金をえていたという奴隷でも珍しくはない逸話ばかり*2。 先の大戦中を