7月10日、北京市は新コロナ・ウィルス防疫コントロール工作に関する記者会見を行い、感染流行を抑え込んだと公式に表明しました。6月11日から始まった北京・新発地卸売市場を震源とする新コロナ・ウィルス集団感染問題が一段落し、感染者335人で収束させたことになります(無症状感染者が24人おり観察中)。今回の北京市の鮮やかな取り組みについては、7月7日付けのブルームバーグ通信も、"Beijing Just Reported No Cases. Here's How They Turned It Around"と題する記事で、北京がわずか4週間で抑え込んだことに関する分析記事を掲載し、これを賞賛しています。特にブルームバーグは、武漢の際は都市の全面封鎖措置を取ったのに対して、北京では重点を絞り込む取り組みによって成功したことを重視し、他の国(西側諸国を除く)にとっても参考になると指摘しています(参考