主に漢字に対して、その読み方を示すために、 その字の周りに添えるものである「振り仮名」。 江戸時代までは読み下し文のためにある、 補助記号として主に機能していましたが、 江戸時代になって出版が盛んになると、 幅広い層の人たちに読んでもらうための補助として、 徐々に、特定の時期では一気に普及していきました。 現代ではとりわけ漫画やライトノベルなどで、 その場限りの訓を当てる「義訓」が多く用いられます。 有名な例は「本気」を「マジ」と読ませるケースですが、 日本語版で漫画などを読んでいる外国人からすると、 本来の読み方とは違う振り仮名が振られているため、 困惑してしまうことも少なくないようです。 現在この義訓がXで話題となっており、 以前からこの日本語独特の表現は、 日本語を学習する外国人には謎だったようで、 関連投稿には様々な意見が寄せられていました。 その一部をご紹介しますので、ごらんくだ