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重力波の検索結果201 - 240 件 / 1215件

  • 宇宙の謎に迫るJAXAの将来計画「HiZ-GUNDAM」とは?

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、現在開発中の天文観測衛星や探査機などに加えて、まだ検討段階にある将来計画も紹介しています。その1つに思いがけない名称が付けられているのをご存じでしょうか。 その名も「HiZ-GUNDAM」。初放送から40年以上が経った今も新作が作られているアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの2作目「機動戦士Zガンダム」(1987~88年放映)に登場した主役モビルスーツ(MS)・Zガンダムを思い起こさせる名称です。思わず「アニメ本編には出てこなかった強化型?」などと妄想してしまいますが、一体どのような計画なのでしょうか。 劇中でのZガンダムは、通常の“人型の形態”と、追加装備なしでの高速移動や地球大気圏への単独突入を行える“ウェーブライダー(飛行)形態”の2段変形機構を備える、敵味方合わせても屈指の超高性能機でした。 そんなZガンダムの性能を踏まえると、HiZ-GUNDA

      宇宙の謎に迫るJAXAの将来計画「HiZ-GUNDAM」とは?
    • ESAが2024年打ち上げ予定の「PROBA-3」2基の小型人工衛星でどのように太陽コロナを観測するのか?

      SpaceXの「Starlink(スターリンク)」やAmazonの「Kuiper(カイパー)」などの「衛星コンステレーション」は、多数の小型人工衛星を協調させて動作するシステムとして知られています。例えばStarlinkはすでに4000機以上の衛星が打ち上げられていて、日本を含む世界各地で衛星インターネットサービスを利用できるようになりました。 【▲2機の小型人工衛星で太陽コロナを観測するPROBA-3の想像図(Credit: ESA-P. Carril)】一方、欧州宇宙機関(ESA)のような宇宙機関も、衛星コンステレーションとは別の仕組みで複数の小型人工衛星を協調的に運用させるプロジェクトを始めています。ESAは、「PROBA-3」プロジェクトで打ち上げ予定の2機の小型人工衛星の組立を3月27日に完了したと報告しています。 複数の人工衛星で互いを制御しあう「編隊飛行」ESAによる一連の「

        ESAが2024年打ち上げ予定の「PROBA-3」2基の小型人工衛星でどのように太陽コロナを観測するのか?
      • AIのもたらす深刻なリスクとその歴史的背景概要|bioshok

        I saw the work performed by intelligence; smart was no longer a property, but an engine. 私は知性による仕事を目の当たりにした。賢さはもはや財産ではなく、エンジンだった。 (Eliezer Yudkowsky) My Naturalistic Awakening本記事は以下私が公開した「AIのもたらす深刻なリスクとその歴史的背景」の概要とAI存亡リスクに対する深層防護的な対策、QA(AIが何故存亡リスクを導くか等)、関連資料を抜き出したものです。 詳細は以下のGoogle Docsから参照ください。 概要私たちが今いる21世紀は過去人類が体験したことのないような技術の発展の最中にあるかもしれず、特に近いうちに高度なAIが開発され、様々な意味で劇的に世界が変わる可能性があります。 その一方で今世紀に人類が

          AIのもたらす深刻なリスクとその歴史的背景概要|bioshok
        • トンガ噴火(2022年1月15日)によるKAGRAの環境データ – KAGRA 大型低温重力波望遠鏡

          トンガ噴火(2022年1月15日)によるKAGRAの環境データ 2022年1月15日13:14:45 (日本時間)、フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイの海底火山が噴火し、現地で甚大な被害をもたらしたことが世界中で注目されています。この噴火による影響は日本にもおよび、津波で船が転覆するなどの被害があった一方、KAGRAの環境モニターでも検出されました。 KAGRAは日本の神岡地下に建設された重力波望遠鏡で、東京大学宇宙線研究所・国立天文台・高エネルギー加速器研究機構を中心に国内外の約400人の研究者が参加しています。同様の重力波望遠鏡としてアメリカのLIGOやイタリアのVirgoがありますが、これらが地上に建設されているのに対し、KAGRAは雑音低減のため地下施設に建設されています。重力波の信号は非常に微弱なので、これを観測するためにはありとあらゆる雑音を削減することが必要になります。その中で

          • 星団から星を放り出すブラックホール

            球状星団内のブラックホールが星を放り出して星団が崩壊するという数値計算が発表された。銀河のハローに存在する帯状の星の分布はこうしてできたのかもしれない。 【2021年7月13日 バルセロナ大学】 「パロマー5」はへび座の方向約6万5000光年の距離にある球状星団で、私たちの天の川銀河を取り巻く「ハロー」領域にある。ハローには約150個の球状星団があり、天の川銀河の周りを回っている。パロマー5の推定年齢は100億年以上で、他の球状星団と同様に、天の川銀河が形成される非常に早い段階で誕生した天体だ。 位置天文衛星「ガイア」の観測で得られた天の川銀河の星の分布。銀河円盤を横から見た図になっていて、円盤の上下にある星の少ない領域がハロー。銀河円盤の上にある小さな領域は、天の川銀河をより暗い天体まで網羅した「DESIレガシー撮像サーベイ」のデータを示したもので、球状星団「パロマー5」とその左右に伸び

              星団から星を放り出すブラックホール
            • 合体して光った?連星ブラックホール

              ブラックホール連星が合体すると重力波を伴うが、理論上、光は放たない。しかし、特殊な環境での合体により発生した可能性のある輝きが、重力波とともに検出された。 【2020年6月30日 カリフォルニア工科大学】 近年、連星ブラックホールや連星中性子星の合体に伴う重力波が次々と検出されている。このうち、中性子星同士が衝突する場合は明るく輝くため、重力波と電磁波で同時に観測できた例もある。一方、光を放たないブラックホール同士の合体は、そのままだと電磁波ではとらえられないはずだ。だが、環境次第では連星ブラックホールでも合体とともに電磁波で輝く可能性が、理論家たちによって提唱されている。そんなブラックホールの合体で放たれたと思われる光が、初めて観測された。 2019年5月21日に米・国立科学財団のレーザー干渉計型重力波検出器「LIGO」とヨーロッパの重力波検出器「Virgo」が重力波イベント「S1905

                合体して光った?連星ブラックホール
              • 総質量が太陽の280億倍もあるブラックホール連星 ある問題解決への糸口となるかも?

                ほぼ全ての巨大な銀河の中心部には「超大質量ブラックホール」があると考えられていますが、その中には最大で太陽の数百億倍という途方もない質量を持つものがあります。こうしたブラックホールもより小さなブラックホールが合体して生じたと考えられていますが、そのメカニズムを考えると「合体しているはずのないブラックホールが合体している」という奇妙な矛盾に突き当たります。これは「ファイナルパーセク問題」と呼ばれています。 スタンフォード大学のTirth Surti氏などの研究チームは、ジェミニ北望遠鏡による観測データから、活動的な銀河「4C+37.11(B2 0402+379)」にある超大質量ブラックホールの性質を分析しました。その結果、4C+37.11の中心部にある超大質量ブラックホールは、総質量が太陽の280億倍であることを突き止めました。4C+37.11の中心部にあるブラックホール同士はお互いにわずか

                  総質量が太陽の280億倍もあるブラックホール連星 ある問題解決への糸口となるかも?
                • 「存在し得ないモノ」とブラックホールが衝突か(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース

                  宇宙物理学界を揺るがす大ニュース。 ブラックホールがなにか得体の知れない天体と衝突した!との新しい研究が発表されました。 【全画像をみる】「存在し得ないモノ」とブラックホールが衝突か 6月23日付で『The Astrophysical Journal Letters』に掲載された論文によれば、地球からおよそ800万光年離れているブラックホールがなにがしかの天体とぶつかり、その衝撃が重力波となってアメリカのLIGOとイタリアのVirgo干渉計に届いたそうです。 以下、ブラックホール(中央の大きな黒い円)が謎の天体(ブラックホールのまわりを螺旋状に落ちていく小さな影)を飲みこむ様子と、その衝撃が重力波となって伝わってくる様子を再現した映像をご覧ください。 検出された重力波は「GW190814」と名付けられました。問題は、衝突した時のブラックホールは太陽の23倍の質量を持っていたのに対し、もう一

                    「存在し得ないモノ」とブラックホールが衝突か(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース
                  • 宇宙の親切?光速はなぜかキリがいい|物理の4大定数|小谷太郎

                    小谷太郎『物理の4大定数 宇宙を支配するc、G、e、h』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 光速c、重力定数G、電子の電荷の大きさe、プランク定数h。これらの基礎物理定数は日常から宇宙までを支配する法則が数値となったものだ。我々はふだん物理定数など意識せずに暮らしているが、この値が違えば太陽はブラック・ホールと化し、人類は地球にいられず火星に住むハメになり、宇宙の姿は激変する。本書では人類がいかにして4大物理定数を発見したか、そのことでどんな宇宙の謎が解け、またどんな謎が新たに出現したかを解説。相対性理論、宇宙の構造、素粒子や量子力学までわかる画期的な書! 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 小谷太郎『宇宙はどこまでわかっているのか』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天

                      宇宙の親切?光速はなぜかキリがいい|物理の4大定数|小谷太郎
                    • 世紀の大失敗実験…そして真理はみちびかれた|物理の4大定数|小谷太郎

                      小谷太郎『物理の4大定数 宇宙を支配するc、G、e、h』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 光速c、重力定数G、電子の電荷の大きさe、プランク定数h。これらの基礎物理定数は日常から宇宙までを支配する法則が数値となったものだ。我々はふだん物理定数など意識せずに暮らしているが、この値が違えば太陽はブラック・ホールと化し、人類は地球にいられず火星に住むハメになり、宇宙の姿は激変する。本書では人類がいかにして4大物理定数を発見したか、そのことでどんな宇宙の謎が解け、またどんな謎が新たに出現したかを解説。相対性理論、宇宙の構造、素粒子や量子力学までわかる画期的な書! 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 小谷太郎『宇宙はどこまでわかっているのか』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天

                        世紀の大失敗実験…そして真理はみちびかれた|物理の4大定数|小谷太郎
                      • 挫折した人でもわかる「相対性理論」 アインシュタインは何を考えたのか 講談社 今日のおすすめ

                        相対性理論という難解な理論・学問の入門書はあまたありますが、この本ほど読むものを楽しくその世界へ誘ってくれるものはそうはありません。一気に読めて、アインシュタインがどのように相対性理論を発見していったのか、そしてその理論が私たちになにをもたらしているのかが手に取るようにわかります。入門書のマスターピースです。 難解さを溶かせるユーモア アインシュタインというと舌を出した写真が有名ですが、その写真からもわかるように彼は人間味、ユーモア精神に満ちた天才でした。(そういえばファインマンもですが物理学者にはユーモア溢れる人が多いのでしょうか) この本もユーモア精神ではアインシュタインにひけをとりません。 飛行機に乗って、高い空の上から海と空の境目をみたときには、大地は丸いと感じるだろう(ほんとかいな)。いや、少なくとも、月が地球の影に入って起こる月食のとき、月に映える地球の影のフチをみたときに、地

                          挫折した人でもわかる「相対性理論」 アインシュタインは何を考えたのか 講談社 今日のおすすめ
                        • 宇宙の錬金術 解明始まる重元素合成

                          あなたがはめているプラチナや金の指輪には,宇宙における大きな謎が秘められている。そうした重元素が生まれる場所を突き止めるため,銀河宇宙がくまなく探されてきた。軽い元素,具体的には原子1個に陽子2個を持つヘリウムから,陽子26個を持つ鉄までの元素の起源はかなりわかっている。それらの大半は星内部の核融合で作られる。一方,鉄より重い元素については,私たちの知識は曖昧になってくる。原子1個に陽子79個を持つ金はそうした方法では作られない。白金(プラチナ)やキセノン,ラドン,多くのレアアースも同様だ。 こうした重元素の起源やそれらが地球に存在するようになった理由について,数十年にわたって議論されてきた。最も有力な仮説は,宇宙で起こった非常に激しい現象が引き金となった「速い中性子捕獲(r過程)」だ。最近まで,この説には観測的証拠がなかった。状況が変わったのが数年前,中性子星合体の際の重力波が検出され,

                            宇宙の錬金術 解明始まる重元素合成
                          • 宇宙創成「インフレーション」の謎に迫る~簡単かつ直観的な方法で原始重力波の計算が可能に~

                            宇宙の創成直後に、非常に高い真空のエネルギーにより宇宙が急激な加速膨張していた時期(インフレーション)を経てビッグバンが起こったと考えられています。この理論は、宇宙の観測を通じて原始宇宙の密度の濃淡(原始密度揺らぎ)を調べる研究によって検証されてきました。しかし、具体的に何が急激な加速膨張を引き起こした駆動源だったのかその全体像はまだ分かっていません。加速膨張宇宙を説明する多くの理論(インフレーション模型)が提案されており、各模型の理論的な予言と最新の観測を比較することによってどの模型が正しいか検証することができます。 田中貴浩 理学研究科教授と浦川優子 高エネルギー加速器機構准教授(兼:名古屋大学特任准教授)の共同研究グループは、宇宙をモザイクアートのように粗視化して捉え直す「分割宇宙アプローチ」を応用し、原始重力波の数値計算を大幅に簡単化しました。これにより、複雑な数値計算が必要なため

                              宇宙創成「インフレーション」の謎に迫る~簡単かつ直観的な方法で原始重力波の計算が可能に~
                            • 21世紀の宇宙の数学、超弦理論|Macro Scope|リクルートワークス研究所

                              物理学者 大栗博司氏 Ooguri Hirosi 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)機構長。カリフォルニア工科大学フレッド・カブリ冠教授、ウォルター・バーク理論物理学研究所所長。京都大学大学院修士課程修了後、プリンストン高等研究所研究員などを経て、1989年東京大学理学博士号。シカゴ大学助教授、カリフォルニア大学バークレイ校教授をなどを歴任。2000年にカリフォルニア工科大学に移籍し、現在に至る。2016 年から2019年にはアスペン物理学センターの所長も務める。『重力とは何か』(幻冬舎)、『大栗先生の超弦理論入門』(講談社)など著書多数。 20世紀の物理学における最大の発見は、一般相対性理論と量子力学の理論だ。この2つのあいだには深刻な矛盾があるのだが、それを解消する、“セオリー・オブ・エブリシング”といわれている理論が「超弦理論(超ひも理論)」であ

                                21世紀の宇宙の数学、超弦理論|Macro Scope|リクルートワークス研究所
                              • 【プレスリリース】大型低温重力波望遠鏡KAGRA 観測開始 – ICRR | Institute for Cosmic Ray Research University of Tokyo

                                ニュース検索 すべて プレスリリース プレスリリース プレスリリース プレスリリース プレスリリース プレスリリース プレスリリース 大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)が観測を開始しました。 KAGRAは、東京大学宇宙線研究所、高エネルギー加速器研究機構、自然科学研究機構国立天文台を共同ホスト機関とした協力体制のもと、国内外の研究機関・大学の研究者と共同で岐阜県飛騨市に建設されました。昨年秋の完成後、感度を高めるための調整、試験運転が続けられていましたが、本日2020年2月25日重力波観測のための連続運転が開始されました。 KAGRAの研究代表者、宇宙線研究所長の梶田隆章教授は「2010年のKAGRAプロジェクト開始後から研究チーム一丸となった準備をしてきましたが、ようやく重力波観測を始めることができました。このプロジェクトを支援していただいた多くの方々のおかげであり、あらためてこれ

                                • 光の正体とは 性質や光速を測る方法って? - リアイム

                                  光とは 光速の測り方 光の性質 色の正体 光ってとても身近なのに存在を意識することは少なく、実際なんなのかよくわからないものですよね。この記事では基本的な光の性質や光速を測った方法をなどご紹介します。かなり深い部分もご紹介しているので、驚きと発見があると思います。 光とは 光の正体ってなんだと思いますか? 光の速度は約30万キロで、アインシュタインの特殊相対性理論では基本原理として『光速度不変の原理』があります。ですが、光速度不変の原理は真空中での話なので地球上では光速は減速していきます。 減速しているのが想像できない方もいると思うので身近な例をご紹介します。深海って真っ暗ですよね。水などによって光が減速しているため、深海にまで光が届かないのです。 アインシュタインに関する記事 ・アルベルト・アインシュタインとは【偉人】 最大の物理学者 相対性理論 ・相対性理論の歴史 ・時空のゆがみとは

                                    光の正体とは 性質や光速を測る方法って? - リアイム
                                  • 0.000001秒未満でバラバラに…「ブラックホールに人が落ちるとどうなるか」研究者が高頻度でされる質問に丁寧回答(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

                                    ブラックホールに人が落ちるとどうなってしまうのでしょう。高頻度でこの質問をされるという、宇宙物理学の研究者・武田紘樹さんは「ブラックホールは、フィクションの世界のもので実際の宇宙にはないんでしょ? と思っている人もいるようです。しかし、ブラックホールはさまざまな観測から、はっきりと存在が確認されている天体の一種。ブラックホールのまわりはあまりにも空間が大きく歪んでいるために、一度ブラックホールに入り込んでしまうと、光すらも抜け出すことはできないのです」といいます――。 【この記事の画像を見る】 ■ブラックホールはフィクション? 「宇宙物理学の研究をしている」と伝えると、高頻度でぶつけられる質問の一つが「ブラックホールに落ちたら人はどうなりますか?」というものです。非常に純粋で単純な質問ですが、ブラックホールが作り出す時空の性質を理解する上で良い教材になります。そこで、「ブラックホールに落ち

                                      0.000001秒未満でバラバラに…「ブラックホールに人が落ちるとどうなるか」研究者が高頻度でされる質問に丁寧回答(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
                                    • 『専門知を再考する』(名古屋大学出版会) - 著者:H・コリンズ,R・エヴァンズ 翻訳:奥田 太郎,和田 慈,清水 右郷 監修:奥田 太郎 - 奥田 太郎による後書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                      著者:H・コリンズ,R・エヴァンズ翻訳:奥田 太郎,和田 慈,清水 右郷監修:奥田 太郎出版社:名古屋大学出版会装丁:単行本(220ページ)発売日:2020-04-27 ISBN-10:4815809860 ISBN-13:978-4815809867 内容紹介: <専門家 vs 素人>を超えて――。科学技術の浸透した世界で物事を決めるとき、専門家を無視することも、絶対的に信頼することもできない。では専門知とは何か。会話や「農民の知」から、査読や科学プロジェクト運営まで、専門知の多様なあり方を初めてトータルに位置づける。対話型専門知の可能性に光をあて、現代社会に展望をひらく名著。 現下のウィルス禍では、さまざまな分野の専門家がまさしく命がけで奮闘している。科学技術を基盤とする今日の社会において、社会的に物事を決めようとするときには、専門家(expert)の意見を聞きその声を無視することがあ

                                        『専門知を再考する』(名古屋大学出版会) - 著者:H・コリンズ,R・エヴァンズ 翻訳:奥田 太郎,和田 慈,清水 右郷 監修:奥田 太郎 - 奥田 太郎による後書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                      • 【宇宙に外側はあるのか】宇宙論の課題のNAVER的まとめ。誕生の秘密を狙うには、その瞬間から一兆分の一秒までがターゲット。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                        こんにちは、カタツムリ系です🐌 Kindle版。意外と読みやすい!! 2016年の重力波発見前の作品(2012年発表)ですが、内容がなぜか古さを感じさせません。そして、丁寧な丁寧な書きっぷり。コンパクトに宇宙ランを流れも追いつつ、面白いくもあり、好感のもてる作品です😊 宇宙に外側はあるか (光文社新書) 作者: 松原 隆彦 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2012/02/17 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 47回 この商品を含むブログ (14件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連記事↓ ———————————————————————— 【目次】 宇宙の外側が存在するかどうかの検証をする前に、まず、今の宇宙の生い立ちから しかし、いかんせん「宇宙誕生〜38万年後」のデータにはアクセス難しそう💦 ただし、代替案がなくはない?! 宇宙誕生という起源を求めることは、なん

                                        • 過去最大「あり得ない」ブラックホール衝突を観測 米欧の研究グループ(サイエンスポータル) - Yahoo!ニュース

                                          2つのブラックホールが衝突して重力波を出す様子を模擬した図(N.フィッシャー氏、H.ファイファー氏、A.ボナンノ氏=独マックスプランク重力物理学研究所、SXSコラボレーション提供) 恒星の終末の姿として理論上あり得ない、これまでで最大質量のブラックホールの衝突、合体を記録した、と米欧の研究グループが発表した。重力波観測による成果で、衝突を経験済みのブラックホールが再び衝突した可能性などが指摘されている。ブラックホール形成の理解の見直しを迫られる可能性があるという。 米国の2カ所の観測施設「LIGO(ライゴ)」と欧州の施設「VIRGO(バーゴ)」のグループはそれぞれ昨年5月21日、太陽の約66倍と約85倍の質量を持つブラックホール同士が衝突、合体して同約142倍の質量のブラックホールが生まれたのを観測した。これまで観測したブラックホール衝突で最大の質量となった。残りの太陽質量の約8倍に相当す

                                            過去最大「あり得ない」ブラックホール衝突を観測 米欧の研究グループ(サイエンスポータル) - Yahoo!ニュース
                                          • ブラックホールとは。ノーベル物理学者キップ・ソーンも尽力したSF映画「インターステラー」 - kpilglim

                                            ※大学は物理学科出身、大学院は航空宇宙工学専攻の私が、「ブラックホール」とそれに関連した映画「インターステラー」を簡単に紹介します。 さてみなさん、ブラックホールと言われたら「吸い込まれそう」や「光をも飲み込んでしまう真っ暗な天体」、「結局よく分からない」など様々な意見があると思います。 正直なところ、まだ人類は完全な解明には至っていません。 しかし、とてつもなく重力が強い天体であることは確かです。その理由を1つの簡単な数式で理解してみましょう。その前に以下の図を見てみてください。 天体表面にいる豚さんに働く重力 ある天体の地表に豚さんがいて、その豚さんに重力がかかっています。私たちが地球から引っ張られているのと同じですね。このときの豚さんにかかる重力の大きさはどのように表されるのでしょうか。 正解は、万有引力の式 で書くことができます。 簡単だと思います。豚さんの質量が変わらないとすれば

                                              ブラックホールとは。ノーベル物理学者キップ・ソーンも尽力したSF映画「インターステラー」 - kpilglim
                                            • 数学的に美しいと、科学的に正しいのか?『数学に魅せられて、科学を見失う』

                                              科学実験から得られたデータというのは、ノイズだらけで、混沌としており、それらをきれいに説明する数式やモデルを作るのは簡単ではない。 そのため、データを説明する数式の候補をいくつか検討することになる。このとき、よりシンプルに実験を説明する、美しい数式の方が、正しいような気がする(オッカムの剃刀、という言葉があるくらい)。 しかし、数学的に美しいことは、科学的に正しいことを保証しない。ひょっとすると、数学的に美しくない数式やモデルの方が、科学的には正しいのかもしれないのだ。 にもかかわらず、数学的に美しい方が科学的に正しいとする誘惑に駆られ、それに合わせて実験データの取捨選択まで手を染める科学者がいる―――現役の物理学者である著者は、そう告発する。 『数学に魅せられて、科学を見失う』は、ザビーネ・ホッセンフェルダーの初の著書となる。フランクフルト高等研究所の理論物理学者だ。ちょっと変わったタイ

                                                数学的に美しいと、科学的に正しいのか?『数学に魅せられて、科学を見失う』
                                              • 議論を呼ぶ「サイエンスの停滞」を示すレポートがNatureに掲載 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                学術誌ネイチャーが1月4日に掲載したレポートによると、AIや医療、原子力などの研究が急速に進んでいるにもかかわらず、科学技術の進歩は鈍化しており、10年前に比べて目覚ましい進歩は極めて稀になっているという。研究者らは、気候変動など人類が直面する緊急事態に対処するためには、「サイエンスの停滞」を脱する必要があると指摘している。 イノベーションや科学研究は、この数十年で爆発的に進歩してきたものの、発展はより漸進的になり、革新性は薄れ、いくつかの主要分野では進歩が停滞していることが「Papers and patents are becoming less disruptive over time」と題されたレポートで示されている。 研究者らは、1945年から2010年の間に発表された約4500万件の科学論文と390万件の特許やその引用ネットワークを調査し、科学技術の進歩が現状を補強したに過ぎない

                                                  議論を呼ぶ「サイエンスの停滞」を示すレポートがNatureに掲載 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                • 重力波望遠鏡「KAGRA」が観測を開始 9年かけ完成:朝日新聞デジタル

                                                  ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                    重力波望遠鏡「KAGRA」が観測を開始 9年かけ完成:朝日新聞デジタル
                                                  • 人類4台目の重力波望遠鏡、日本が誇る「KAGRA」がついに完成(3) 重力波の発生源を正確に特定せよ! - KAGRAと世界の大挑戦

                                                    2019年10月4日、岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の跡地に、大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」が完成した。KAGRAは「重力波」と呼ばれる時空のさざ波を捉えるための望遠鏡で、アジア地域では初、そして世界で4台目の重力波望遠鏡となる。 第1回では、重力波の特徴について、第2回では、KAGRAに採用されている重力波を捉えるための日本独自の、そして世界最先端のテクノロジーについて紹介した。 今回は、これから切り拓かれようとしている、KAGRAと世界の他の重力波望遠鏡との共同観測による重力波天文学、そして電磁波やニュートリノ、宇宙線など、他の観測方法を加えて多角的に観測する「マルチメッセンジャー天文学」による、数々の宇宙の謎への探求について紹介していきたい。 KAGRAとLIGO、VIGROの共同研究協定に調印した、東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章氏、LIGOプロジェクト代表のDavid

                                                      人類4台目の重力波望遠鏡、日本が誇る「KAGRA」がついに完成(3) 重力波の発生源を正確に特定せよ! - KAGRAと世界の大挑戦
                                                    • 宇宙とSFには、まだまだ想像力を振るう余地がある――『三体Ⅲ 死神永生』藤井太洋氏解説再録|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                      『三体Ⅲ 死神永生』、おかげさまでたいへんなご好評をいただいております。もうゲットされましたでしょうか? 本日は藤井太洋さんによる解説を再録いたします。2015年の世界SF大会以来、中国SFの躍進を肌で感じてきた藤井さんは『三体』をどう読まれたのか? おたのしみください。 解説 藤井太洋 #スリー・ボディー・プロブレム 本書の存在を意識したのは、2015年にワシントン州のスポケーンで行われた第74回目の世界SF大会、ワールドコン・サスコンに参加するために渡米した時だった。 サンフランシスコの書店で、英訳出版されたばかりの自作を朗読した私は、イベントを手配してくれた翻訳出版インプリント〈ハイカソル〉の担当編集者から、ワールドコンと、ヒューゴー賞について教えてもらった。知らない作品と作家の名前を並べたあとで、編集者はやっと私の知っている作家の名前を挙げた。 「ケン・リュウは知ってる?」 私は頷

                                                        宇宙とSFには、まだまだ想像力を振るう余地がある――『三体Ⅲ 死神永生』藤井太洋氏解説再録|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                      • 重力波望遠鏡「KAGRA」は能登半島地震被害の復旧に最低でも数か月かかる見込み

                                                        東京大学(東大) 宇宙線研究所(ICRR)は2月5日、大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」が、1月1日に発生した能登半島地震の影響で装置の一部に損傷を受けていることが判明し、修理には少なくとも数か月を要すること、さらに現在も損傷や不具合の調査が続行中であることを発表した。 1月1日に地震が発生した際、KAGRAの設置トンネル坑内での震度は3だったという。KAGRAのごく近辺の地表での正確な震度は震度計がなく不明であるものの、周辺地域では震度4程度の場所が多く、KAGRAのある岐阜県飛騨市での最大震度は震度5弱だった。 地震直後は余震の危険性があったことから、1月8日ごろまではトンネルへの入坑調査は最小限にし、主に遠隔での調査が行われた。1月2日から5日にかけて、真空ダクトや各種真空タンクには顕著な真空漏れがないこと、アクセストンネル、3kmの2本のトンネル、中央エリア、2つのエンドステーショ

                                                          重力波望遠鏡「KAGRA」は能登半島地震被害の復旧に最低でも数か月かかる見込み
                                                        • RikaTan (理科の探検) 2022年1月号(12/7発売) 目次・表紙・新聞広告 - 左巻健男&理科の探検’s blog

                                                          RikaTan (理科の探検) 2022年1月号 12/7発売 ニセ科学を斬る! Forever 目次 http://www.rikatan.com/wiki.cgi 巻頭言    左巻 健男 PCR 検査の結果は絶対正しいの?    長田 和也 mRNA ワクチンは治験が終わっていないのに接種されているの?    左巻 惠美子 mRNA ワクチンを接種すると不妊症になるの?    左巻 惠美子 mRNA ワクチンを接種すると、人体の遺伝子構成が変わってしまうの?    左巻 惠美子 mRNA ワクチンを接種をした人の体からは、まわりに毒素が出るの?    左巻 惠美子 EM 菌は有用な微生物の集まりなの?     呼吸発電 EM 菌で川や湖や海がきれいになるの?    呼吸発電 EM 菌でプール清掃すると環境にいいの?     呼吸発電 EM 菌は環境保護活動で役立っているの?    呼

                                                            RikaTan (理科の探検) 2022年1月号(12/7発売) 目次・表紙・新聞広告 - 左巻健男&理科の探検’s blog
                                                          • ハイパーカミオカンデ計画が正式始動、2027年の運用開始を予定

                                                            1987年2月、岐阜県の神岡鉱山跡に建設されたニュートリノ検出器「カミオカンデ」は、大マゼラン雲で発生した超新星爆発「SN 1987A」から飛来したニュートリノを検出。計画を率いた小柴昌俊さんは2002年にノーベル物理学賞を受賞しました。今回、カミオカンデの流れをくむ新世代のニュートリノ検出器「ハイパーカミオカンデ」の計画が正式に始動したと発表されています。 ■26万トンの超純水を満たす検出器で素粒子物理学や天文学に貢献ハイパーカミオカンデの検出器イメージ図(Credit: Hyper-Kamiokande Collaboration)ハイパーカミオカンデは2019年10月に完成した重力波望遠鏡「KAGRA」と同じ、岐阜県飛騨市神岡町にある神岡鉱山跡の地下に建設されます。検出器の中核となるのは直径68m、深さ71mの巨大な円筒形のタンクで、その内部は26万トンの超純水(きわめて純度の高い水

                                                              ハイパーカミオカンデ計画が正式始動、2027年の運用開始を予定
                                                            • 宇宙の歴史を一年で表す - リアイム

                                                              宇宙は137億年ほど前に誕生したとされています。 地球が誕生したのは46億年前で人類の誕生は40万年ほど前だと考えられています。 ここまで大きい数字ではなかなか想像することができませんよね。 そこで今回は宇宙の歴史を一年で表したものをご紹介します。 参考にしたのはこちらの動画です。 1月1日0時0分:宇宙誕生 1月6日:最初の星が誕生 2月15日:天の川銀河誕生「120億年前」 8月25日:太陽系誕生「48億年前」 8月30日:地球誕生「46億年前」 9月18日:原始生命誕生「39億年前」 10月1日:バクテリア登場「35億年前」 11月29日:多細胞生物登場「12億年前」 12月21日:両生類が生まれ陸へ上がる「3億5000万年前」 12月23日:恐竜誕生 12月31日21時38分:人類誕生 12月31日23時59分55.4秒:西暦1年「2000年前」 1月1日0時0分:宇宙誕生 宇宙が

                                                                宇宙の歴史を一年で表す - リアイム
                                                              • eの値が変わると宇宙は大爆発する【再掲】|物理の4大定数|小谷太郎

                                                                小谷太郎『物理の4大定数 宇宙を支配するc、G、e、h』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 光速c、重力定数G、電子の電荷の大きさe、プランク定数h。これらの基礎物理定数は日常から宇宙までを支配する法則が数値となったものだ。我々はふだん物理定数など意識せずに暮らしているが、この値が違えば太陽はブラック・ホールと化し、人類は地球にいられず火星に住むハメになり、宇宙の姿は激変する。本書では人類がいかにして4大物理定数を発見したか、そのことでどんな宇宙の謎が解け、またどんな謎が新たに出現したかを解説。相対性理論、宇宙の構造、素粒子や量子力学までわかる画期的な書! 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 小谷太郎『宇宙はどこまでわかっているのか』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天

                                                                  eの値が変わると宇宙は大爆発する【再掲】|物理の4大定数|小谷太郎
                                                                • ブラックホールは最速2万9000km/sで運動する場合があると判明 光速の約10分の1

                                                                  ブラックホール同士が合体すると激しい重力波が発生し、時に合体後のブラックホールを “蹴りだし” ます。ブラックホールの運動速度が早ければ早いほど、ブラックホール同士が衝突する可能性は高まり、宇宙に存在する重いブラックホールの起源になるとも考えられます。 ロチェスター工科大学のJames Healy氏とCarlos O. Lousto氏は、2つのブラックホールが衝突した場合、合体後のブラックホールが最速で約2万9000km/sで運動することをシミュレーションによって明らかにしました。これは以前のシミュレーションで示された速度の5.7倍も速く、光の速度の約10分の1に相当します。 【▲ 図1: お互いの周りを公転している2個のブラックホールの想像図(Credit: SXS)】■天体同士の接近によって発生する “制限速度違反”複数の天体が極めて近くに接近した場合、お互いが重力で引かれ合うことで運

                                                                    ブラックホールは最速2万9000km/sで運動する場合があると判明 光速の約10分の1
                                                                  • 活動銀河「OJ 287」で超大質量ブラックホール連星の“セカンダリー”の存在が実証される

                                                                    活動銀河「OJ 287」は、最も古い記録で1888年に観測されていますが、本格的に注目されたのはほぼ一世紀後の1982年ごろからでした。過去の観測記録を精査した結果、OJ 287の明るさは55年周期および12年周期という、2つの周期が複雑に絡み合いながら変化していることが分かったからです。 短いほうの12年周期で現れる変光を詳しく観測したところ、さらに短い間隔を置いて2回の閃光が生じていることがわかりました。こうした複雑な変光周期を説明するために、OJ 287の中心部には連星をなす2つの超大質量ブラックホールが存在する、というモデルが提唱されました。 【▲ 図1: OJ 287の想像図。プライマリーの周りをセカンダリーが公転し、セカンダリーは時々プライマリーの降着円盤を貫通する。これが地球では12年周期での変光として観測される(Credit: AAS 2018)】【▲ 図2: OJ 287

                                                                      活動銀河「OJ 287」で超大質量ブラックホール連星の“セカンダリー”の存在が実証される
                                                                    • 2つのブラックホールが衝突合体して「中間質量ブラックホール」を形成した際に発生した観測史上最大の重力波を検出

                                                                      太陽の85倍の質量を持つブラックホールと、66倍の質量を持つブラックホールが衝突合体した際に発生したと考えられる過去最大の重力波が検出されました。これまでに観測されてきたブラックホールは、そのほとんどが太陽の質量の数十倍程度である恒星質量ブラックホールもしくは、太陽の質量の100万倍以上の超大質量ブラックホールに分類することができましたが、今回観測された重力波は、「中間質量ブラックホール」が形成される際に発生したものである可能が指摘されています。 GW190521 https://www.ligo.org/detections/GW190521.php A 'bang' in LIGO and Virgo detectors signals most massive gravitational-wave source yet - ScienceDaily https://www.scien

                                                                        2つのブラックホールが衝突合体して「中間質量ブラックホール」を形成した際に発生した観測史上最大の重力波を検出
                                                                      • ブラックホールが謎の天体をのみ込んだ、重力波で初検出、天文学者ら困惑(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

                                                                        2つのブラックホールが渦を巻きながら合体し、重力波を発する様子を可視化したもの。オレンジ色の帯は、放射線の量が最も多い部分を示している(IMAGE BY N. FISCHER, S. OSSOKINE, H. PFEIFFER, A. BUONANNO) 宇宙で不思議な衝突が起きた。 地球から約8億光年の彼方で、ブラックホールが正体不明の天体をのみ込んで激しく合体し、時空を波立たせるほどのエネルギーを放出した。重力波と呼ばれるこのさざ波は宇宙を広がり、2019年8月14日についに地球に打ち寄せて、感度の高い3台の重力波検出器にとらえられた。重力波に書き込まれていた情報を解読したところ、天文学者たちは謎に直面した。 ギャラリー:ブラックホールの謎に迫る宇宙の画像 6点 今回の衝突はGW190814と名付けられた。検出したのは、米国のワシントン州とルイジアナ州にある2台の「レーザー干渉計重力波

                                                                          ブラックホールが謎の天体をのみ込んだ、重力波で初検出、天文学者ら困惑(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
                                                                        • 私たちの生きる世界は「ブレーン」に閉じ込められている?相対性理論と量子論を融合させるためのモデル(本がすき。) - Yahoo!ニュース

                                                                          『ワープする宇宙』NHK出版 リサ・ランドール/著 向山信治/翻訳 宇宙を扱う研究者の多くは、「万物理論」を探し求めている、と言っていいだろう。これは、宇宙の始まりから終わりまでを統一的に説明できる理論のことだ。候補になり得ると言われている理論は色々とあるが(以前「大栗先生の超弦理論入門」で書いた「超弦理論」もその一つ)、現在まで「万物理論」を発見できた者はいない。 現時点での最大の障害は、「相対性理論」と「量子論」の融合にある。「相対性理論」と「量子論」については、以前「宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか」でざっと書いたが、もう一度簡単に説明すると、「相対性理論」は非常に大きなものに適応される理論であり、「量子論」は非常に小さなものに適応される理論である。「相対性理論」は天体などの動きを、「量子論」は原子などの動きを予測するのに使われる。 では、一体

                                                                            私たちの生きる世界は「ブレーン」に閉じ込められている?相対性理論と量子論を融合させるためのモデル(本がすき。) - Yahoo!ニュース
                                                                          • 【再掲】読書メモ:数学に魅せられて、科学を見失う(サビーネ・ホッセンフェルダー) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)

                                                                            数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠 作者:ザビーネ・ホッセンフェルダー 発売日: 2021/04/09 メディア: Kindle版 ”Lost in Math"の待望の翻訳。原書の読書メモを再掲します。Sabine Hossenfelder氏は、物理学者にして科学ライター。中の人にしかできない批判的な科学コミュニケーションを繰り広げる、特異な人物です。 現代の素粒子物理学が陥ってしまっているかもしれない集団思考的な落とし穴に果敢に挑んだ本書は、物理学を志す人だけでなく、広く「科学とは」を今後語るうえで外せない一冊だと思います。 なお、本書を読んで浮かび上がる疑問に「なぜ数学は科学の役に立つのか(もしくは立ってきたのか)?」があります。この謎についての整理を試みたYouTube動画を貼っておきます。 *** Lost in Math: How Beauty Leads

                                                                              【再掲】読書メモ:数学に魅せられて、科学を見失う(サビーネ・ホッセンフェルダー) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
                                                                            • VR宇宙博物館コスモリア | 天文仮想研究所 VSP

                                                                              VR宇宙博物館コスモリアへようこそ!ワールドリンクVR宇宙博物館コスモリア Cosmoria - VRChat 施設詳細 「コスモリア」は、エントランス、メインホール、常設展示室(前半「挑戦の軌跡」(人類の夜明け、宇宙開発競争、宇宙の活用、宇宙の観測)、後半「探求と知見」(太陽系と惑星、恒星と銀河、宇宙物理)という2つのテーマからなる計7つの常設展示スペース)、企画展示室、天体観測室/プラネタリウム、イベントホール等からなる、VR空間に設置された宇宙博物館です。 コスモリアでは、天文学・宇宙開発などに関する様々な資料を展示し、宇宙を身近に感じながら楽しく学ぶ体験ができます。精巧な3Dモデルと3Dアニメーションによって製作された、総数百点以上にも上る展示をぜひお楽しみください。 フロアマップ 外観 ワールドに入場すると、建物の入口前から体験が始まります。 当館のライトアップは最小限に抑えられ

                                                                                VR宇宙博物館コスモリア | 天文仮想研究所 VSP
                                                                              • なぜすれ違うのか、すれ違っているのになぜほうっておけないのか 『科学を語るとはどういうことか 増補版』について|Web河出

                                                                                エッセイ 単行本 - 自然科学 なぜすれ違うのか、すれ違っているのになぜほうっておけないのか 『科学を語るとはどういうことか 増補版』について 谷村省吾 2021.05.28 『科学を語るとはどういうことか 増補版』の増補対談のために、初版をもとにした提題をくださった、谷村省吾氏(理論物理学者)から、提題にいたる背景や本書への感想を寄せていただきました。『科学を語るとはどういうことか』は、科学哲学について異なる見解をもつ、須藤靖氏(科学者)と伊勢田哲治氏(哲学者)が、時にケンカのようになったり、時に粘り強い説明をしてくださったりしながら、長時間にわたって行った真摯な対話をまとめたものです。科学者側・哲学者側それぞれに共感する意見を持つ人たちどうしが、すれ違うのではなく、議論をし続けるための新たな提題のひとつとしても、谷村氏からの論考をお楽しみください。 * * * 私、谷村省吾は理論物理学

                                                                                  なぜすれ違うのか、すれ違っているのになぜほうっておけないのか 『科学を語るとはどういうことか 増補版』について|Web河出
                                                                                • 大気球を用いた観測の将来

                                                                                  大気球を用いた観測の将来 宇宙線研究所将来計画に向けた勉強会 第5回 「飛翔体を用いた観測の将来」 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 大気球観測センター 吉田 哲也 大気球観測プロジェクト � 歴史・実績 � 1954年 日本で初めて大型ポリエチレン気球を放球 � 1965年 東京大学宇宙航空研究所に気球部門発足 � 1971年 茨城県大洋村、福島県原町を経て、 岩手県大船渡市三陸町に恒久気球建設 � 2003年 JAXA発足に伴い、ISAS大気球観測センターに改組 � 放球機数 � 1966年から現在に至るまで、591機の気球を放球 � 三陸大気球観測所では405機の気球を放球 � 最近は、年間10機から15機の気球を放球 � 2005年からはブラジルでの大型気球による気球実験を実施 (年最大2機) 飛翔体の比較(気球から見た) 大気球 ロケット 衛 星 観測時間 △ (時間~月)