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note.com/bioshok
AGI以後数年(早ければ1年)で産業と経済成長率が爆発し、汎用ロボットが数億台、数十億台、数百億台、果てはその先に数兆台以上になり、現在のエネルギー消費量の1000倍を利用するカルダシェフスケール文明に超短期間で至る宇宙規模産業爆発シナリオがベイエリアの先端では議論されている。 しかし私は疑問に思っていた。確かに「年間10億台」の汎用ロボットの生産までこぎつければ、それぞれがフォンノイマンレベルの賢さで自己複製工場を作り、いっきに産業爆発が地球と太陽系の資源とエネルギーを何千万倍と利用するまでいっきに双曲線もしくは指数的に大きくなる可能性は理解できた。 しかしその「年間10億台」までがそこそこ長い道のりなのではないか?汎用ロボット100万台程度なら、自動車の年間生産台数9000万台と比較して、さらに汎用ロボットは自動車の1/10の重さということも考慮して、自動車産業の0.1%のインフラがあ
あなたは2030年にAGI(人間のできることならほぼ何でもコスト効率よく実行可能なAIシステム)により実効労働力が人間換算で2000億人、2040年にそれが100京人になり、実質GWPが現在の1000万倍、エネルギー使用量は少なくとも1000倍以上、汎用ロボットの数は百兆を超え、カルダシェフスケール文明タイプ1-2の間に到達すると言われたら信じられるだろうか。 私もここ数ヶ月信じられていなかった。信じられないと言うか空論すぎると考えていた。(この数字は後で解説するEpochAI GATEによるシミュレーション結果) ちなみに普通の経済予測だと2040年の実質gwp成長予測はおよそ「2倍」。年間成長率3%でその程度だ。それが「1000万倍」になる可能性がシミュレーションで出てくるのは普通に小学生の適当な冗談みたいな話しすぎて意味不明だ。 しかしここ1-2年、直近だとこの数週間で上記のような「
AIのもたらす深刻なリスクに関する発信(AI Alignment,Governance)や技術トレンドを推定して将来起こり得ることを発信しています。 Xアカウント https://x.com/bioshok3?t=zveV31pS1Sy0jiBGisbKpA&s=09
正直なところo1までは超知能の実現をまだあまり実感していなかった。しかし、oシリーズの進歩の速さとその性能飛躍の大きさに現実感が逆に今なくなっている。これは現実に起こっていることなのだろうか、と。 下手をしたら来年か再来年には人間のトップAI研究者に比肩するAIシステムが開発される可能性もあるのではないか・・・?と。 もうすぐ人間のできる殆どの認知タスクを凌駕するAIシステムが誕生するというのは文化的には何十年も前から語られていたことだし、今年の2024年6月に公開されたLeopold Aschennbrener氏のエッセイを読めば2027年末までにはAGIが開発される可能性があることは理解できた。 しかし、2024年の12月半ばに入って、o3が発表された時、少し目を疑った。o3がo1と比較していっきにおよそ人口換算100倍の能力をcodeforcesで会得したのだ。 Codeforces
※この記事はメモ代わりに書いているため、証拠も論拠も荒々しく引用もあまりありませんがひとまず置いておきます。 AGIは近いのか?元OpenAI SuperAlignment teamのLeopold Aschenbrenner氏が2024年6月5日にAGIは2027年末までに開発されるという衝撃的なエッセイ「Situational Awareness」を公開した。これについては少しXで解説した。 基本的には計算資源をGPT-4の数百倍から千倍かけ、アーキテクチャをトレンド通りに改善し、現実世界でエージェントになるように推論時間(思考する時間)を長くすればAGIが開発できると書かれている。 ここではあまりAGI(汎用人工知能)の定義には拘らない。 大雑把に優秀な研究者以上にさまざまな科学研究を行え、殆どすべてのリモートで実行可能なホワイトカラータスクを自動化できるAIシステムとここでは考えて
I saw the work performed by intelligence; smart was no longer a property, but an engine. 私は知性による仕事を目の当たりにした。賢さはもはや財産ではなく、エンジンだった。 (Eliezer Yudkowsky) My Naturalistic Awakening本記事は以下私が公開した「AIのもたらす深刻なリスクとその歴史的背景」の概要とAI存亡リスクに対する深層防護的な対策、QA(AIが何故存亡リスクを導くか等)、関連資料を抜き出したものです。 詳細は以下のGoogle Docsから参照ください。 概要私たちが今いる21世紀は過去人類が体験したことのないような技術の発展の最中にあるかもしれず、特に近いうちに高度なAIが開発され、様々な意味で劇的に世界が変わる可能性があります。 その一方で今世紀に人類が
上記和訳は3時間超えの動画の書き起こしになっており、またDeepLによる直訳なので読みにくいと思われるため、個人的にYudkowsky氏の主張で重要だと感じたところを以下にまとめました。 意識の問題について GPT4は意識を持っているかどうか、恐らくないだろうが、誰にもわからない。少し心配になっている。ニューラルネットワークの中で何が起こっているかを理解するには何十年もかかるだろう。 AGIについて 今まではTransformerを積層させるだけではAGIにはいかないと考えていた。いくつかの技術的ブレイクスルーが重なって能力が向上すると考えていたが、今では展開が全く違い、なんとも言えない。ニューラルネットワークでAGI自体は実現可能だと考えている。 オープンソース オープンソースは単に人類が生き残ることのできる時間を短くするようなもの。アライメントに時間を割く時間がないままAIが世界に放た
とりあえず僕(TwitterID @bioshok3)がAIトレンド(現状から長期まで)を追うのに参考にしている人やサイトを随時ここに書いていきます。 (※個人的に追っている方orリンクなので情報の正確性は保証しません。それと分類も主観的なものです。) AI論文系発信
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