サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
今年の「かわいい」
samakita.hatenablog.com
【子ども向け元素本(編著『元素のふしぎ366』)でラドンのところを書くので…】 ※知ってほしいのは「放射線ホルミシス効果」なるものは、定説になっていないこと、一生懸命これが立証できれば「低レベル放射線は健康に良い」といえると研究してきた電力中研もダメだったようだ。 しかし怪しげな商売人達がこの効果にすがるので要注意だ。 ある自称温泉博士の本でもこの効果で放射能泉を説明していた。素人を騙すなよ! *ラドン温泉(ラジウム温泉)で放射線被ばくは大丈夫か? わが国は、世界屈指の温泉大国です。さまざまな温泉の中には130カ所以上もの「放射能泉」とよばれる温泉があります。とくに有名なのは、三朝温泉(鳥取県三朝町)、有馬温泉(兵庫県神戸市)、増富温泉(山梨県北杜市)などです。 放射能泉の定義は「温泉水1キログラムの中にラドンが111ベクレル以上ふくむものとされています。文字通り放射性同位元素がふくまれて
【インチキ、トンデモ技術 水が油になる!水と二酸化炭素が油になる!】 画期的な技術なら一流科学誌に論文が載る。画期的ならサイエンス誌かネーチャー誌に。あるいはその分野の一流科学誌に載る。 そして画期的なほど追試が行われる。 発見者がそう信じて載せたはいいが、その後追試などでインチキだったことが判明したこともある(常温核融合が超有名)。 しかし、インチキ技術は、そのことを飛ばして公開実験なるものをする。 古くは、19世紀末に、ジョン・ウォレル・キリーが発明した「キリー・モーター」。原子と原子の間にあるエーテルの力から巨大な力を取り出しているとして、公開で電源をつないでいないモーターを回して見せた。 出資者から多額のお金をまきあげて死ぬまでペテンを通した。彼の死後、床下から圧縮空気を使った仕掛けが発見された。 その後も幾たびも同様の事がくり返されてきた。 中でもわが国では「水を油(燃料)に変え
NMRパイプテクターの分解 https://www.youtube.com/watch?v=LxB6I1p-JJ8 by水商売ウォッチングYouTube出張版 日本システム企画株式会社のNMRパイプテクターの中身が非常にお粗末で、数千円レベルのものとわかる。 *これもわかりやすい。 ゆっくり解説「NMRパイプテクターを分解してみた」 https://www.youtube.com/watch?v=HEkh9PYTX_U こういうものの製造販売に科学的に検討を加えた論説を『RikaTan(理科の探検)』誌に載せたら、以下が来たことを思いだした。 ↓ NMRパイプテクターの会社(日本システム企画株式会社)熊野社長からSAMA企画へ文書 - 左巻健男&理科の探検’s blog https://samakita.hatenablog.com/entry/2021/11/27/123302 *近著で
2つ来ています。 1つは、12/7発売の理科の探検(RikaTan)誌40号についてです。 これは謎水さんが書かれたNMRパイプテクターについての論説6pについてです。 編集委員会でよい論説と判断し、掲載。広く読まれて、その上でいろいろ議論したいです。 もう一つは、『RikaTan(理科の探検)』誌37号に小波秀雄さんが書かれた論説6pへのものです。 これは次に公開されています。ここにも下に画像を貼り付けておきます。 ↓ 「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々 小波 秀雄 『RikaTan(理科の探検)』誌37号掲載 http://konamih.sakura.ne.jp/Documents/PipeTec_Rikatan2019.pdf この論説公開の経緯は次にあります。 「理科の探検」誌の記事を公開します http://konamih.sakura.ne.jp/blog/2
RikaTan (理科の探検) 2022年1月号 12/7発売 ニセ科学を斬る! Forever 目次 http://www.rikatan.com/wiki.cgi 巻頭言 左巻 健男 PCR 検査の結果は絶対正しいの? 長田 和也 mRNA ワクチンは治験が終わっていないのに接種されているの? 左巻 惠美子 mRNA ワクチンを接種すると不妊症になるの? 左巻 惠美子 mRNA ワクチンを接種すると、人体の遺伝子構成が変わってしまうの? 左巻 惠美子 mRNA ワクチンを接種をした人の体からは、まわりに毒素が出るの? 左巻 惠美子 EM 菌は有用な微生物の集まりなの? 呼吸発電 EM 菌で川や湖や海がきれいになるの? 呼吸発電 EM 菌でプール清掃すると環境にいいの? 呼吸発電 EM 菌は環境保護活動で役立っているの? 呼
○サプリ・健康食品問題の旗手の1人小内亨さんの回顧 私は、『RikaTan(理科の探検)』誌という大人の科学好きに向けた雑誌の編集長をしています。 2010年のことですが、サプリ・健康食品問題で活躍する1人小内亨医師に、新しく「健康情報を科学的に読み解く」という連載を引き受けて貰いました。 その連載第1回目は、次の文章から始まりました。 ─────────────────────────── 今でこそ私はサプリメントに対して批判的な立場にいますが、30年前にはサプリメントにはまっていたことがありました。30年前といえばサプリメントのサの字もないときでしたから、私はさしずめサプリメント利用者のはしりであったともいえるでしょう。 医学生の頃、ライナス・ポーリング博士の著書『ビタミンCとかぜ、インフルエンザ』(共立出版 1977)に触発され、私はせっせと毎日ビタミンCをとっていたのでした。博士は
先ず結論を書いておきます。 ─────────────────────────── ・シリカ水には健康によいというはっきりした根拠はない ・「老化予防によい」「美容によい(肌のハリなど)」といわれているが、販売側が述べているだけ ・通常の食品(野菜など)から摂取は問題はないだろう ・シリカが多く含まれているものを摂取すると腎結石の可能性 ・犬の場合、シリカ尿結石に ─────────────────────────── *前向きコホート研究、RCT、メタアナリシスの研究結果を示しての反論を歓迎。 メンタリストのDaiGoが路上生活者(ホームレス)や生活保護受給者を差別するような発言をしたことでネット上で大炎上しました。 ─────────────────────────── DaiGo「僕は生活保護の人にお金を払うために税金を納めているわけではない。だったら猫を救ってほしい。生活保護の人が
【日本共産党は科学から離れすぎていないか?】 2020年12月3日 · FB左巻 健男に公開した記事の再録 https://www.facebook.com/samakitakeo/posts/3832818223415705 今日(2020/12/3)日本共産党の「しんぶん赤旗」5面の「種苗法改定強行に抗議」という記事に、静岡県から駆けつけた農業生産法人・日本豊受自然農の由井寅子代表…の言葉が大きく載っていた。 この人、かのオカルト・ニセ科学ホメオパシーの超有名人。 ホメオパシーは学術会議がその非科学性を問題にして会長声明を出したもの。 由井寅子氏の日本豊受自然農もホメオパシージャパン系。 よりにもよってこんな人を大きく取り上げるところに共産党がオカルト・ニセ科学汚染に塗れていることが見て取れる。非常に残念。 とくに食・健康・農業系でトンデモに傾いている。民主党政権の農水大臣としてEM菌
*手元に「液体肥料中の細菌叢解析」報告書。 EM生活販売のEM1号中に光合成細菌の有無をQiime2で調べたもの。 光合成細菌は検出されず。 この報告書は光合成細菌の専門家、佐々木健・佐々木彗『光合成細菌 採る・増やす・とことん使う』農文協2015に「通常出回っているEM菌に光合成細菌はいないというのが結論です。…もっとも不安なのは、EM菌の関係は、科学的データがまったく示されていないことです」とあるのを見てEM利用者が資材分析の専門機関で分析して貰ったもの。 その人は「比嘉照夫氏に裏切られた思いでいっぱい…社会正義的に許されるべきではない…この怒りをどこにぶつけていいか…」ということで、ぼくに送ってこられました。 解析したEM生活販売のEM1号は80%半ばが酢酸菌(想定はAcetobacter fabarum)でした。 元々のEM菌種菌を供給していたサイオンEM側の比嘉EMのEM研究機構
EM菌開発者・(株)EM研究機構株主の比嘉照夫氏。 『新・地球を救う大変革』サンマーク出版に、比嘉氏としては踏み込んで書いていた放射能とかウイルスに対する健康効果が、出版社に全部カットされた経緯を語っている。 →EM菌開発者・比嘉照夫先生のお人柄 - Togetter https://togetter.com/li/511735 @togetter_jpより(講演の動画が公開されていたものの文字起こし。現在は非公開だが動画は保存されている) それは薬事法の関係だったことをこの講演で明らかにしている。 つまりEM菌開発者・(株)EM研究機構株主の比嘉照夫氏が「清涼飲料水 EM-X ゴールド」の効能を述べることは薬事法(現薬機法)違反になることをサンマーク出版はわかっているし、比嘉氏もそれを了解して本からカットした。 しかし、このような信者向けの講演やDND出口俊一氏(EM菌批判の学者のいる大
【ニセ科学と教員】by左巻健男『学校に入り込むニセ科学』平凡社新書 ●ニセ科学にひっかかりやすいタイプの人 ニセ科学を信じ込み、ニセ科学を学校で教えてしまう教員がいるのはなぜなのか? と問われることがある。そんなときぼくは、「教員も一般の大人に過ぎない。一般の大人にも、ある割合でニセ科学を信じ込んでしまう人たちがいるのと一緒だ」と答えている。そのときによく例として取り上げるのが、経営コンサルタント・故船井幸雄氏のマーケティング論における人のタイプ分けだ。 船井氏は、ニセ科学を「すごい! 驚きの技術だ、考え方だ」と褒めそやし、ニセ科学の普及に一役も二役も買ってきた人物である。氏は人を4つのタイプに分け、その第一のタイプ「先覚者」(2%くらい)に注目している。その男女比は男:女=2:8で、女性がメインである。少し例は古いが、インドにサイババという超能力者がいると知れば、インドに会いに行ってしま
●虫食い野菜・果物は健康にいいか? - 農薬と有機農法 ○完全無農薬栽培の「奇跡のリンゴ」という物語 有機農法(有機農業、有機栽培)とかオーガニックと聞くと、「安全・安心」「健康によい」「環境にやさしい」「おいしい」というイメージを持つ人が多いようです。 私は、学力的に劣等生の子どもでしたが、小学国語の教科書に、虫食いのリンゴの話があったのを覚えています。虫が食べるほどだから低農薬で安心だし、おいしいという内容でした。 この教科書に載っていた話は、「奇跡のリンゴ」の話と重なりました。 「奇跡のリンゴ」とは、青森県のリンゴ農家・木村秋則が絶対不可能といわれていた完全無農薬リンゴ栽培に成功したという話です。 石川拓治『奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録』(幻冬舎 二〇〇八)がベストセラーになり、さらに二〇一三年には、映画にもなりました。 木村秋則は、妻美栄子が年に十数回も
次は2019年6月23日にFacebook左巻健男に書いたものだ。 https://www.facebook.com/samakitakeo/posts/2534378569926350 ↓ ぼくがとくに共産党に不信感をもつ理由を書いておこう。 ぼくは共産党に期待をもっていた。しんぶん赤旗日刊紙や日曜版に取材されたりもした。それで日刊紙に「水曜エッセイ」の連載を依頼されたとき喜んで引き受けた。その連載が「ニセ科学の正体」だ。その3回目のEM菌について読者から反響が強かったからとさらにフォロー記事を書いた。 その連載を見てか、新日本出版社という共産党の出版社からニセ科学本の依頼を受けた。 ぼくは一生懸命に書いた。それが『ニセ科学を見抜くセンス』だ。 その本はすぐに増刷になった。そして6刷りになるまで日刊紙に「好評販売中」と大きな広告が続いた。いわゆる「民主書店」と言われる書店での売れた部数一
EM菌 2 - Skeptic's Wiki - Spファイル友の会 http://sp-file.qee.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=EM%B6%DD%A1%A1%A3%B2 はEM菌についてよくまとまっている。 そこでの、「サイエンスポータルのEM菌批判記事が消える」を見て、JST (科学技術振興機構)とのやり取りを思い出した。 ・JSTサイエンスポータルに『RikaTan(理科の探検)』誌の毎号からいくつか記事を掲載していた。そのときはJSTが日本の科学リテラシー向上のためにも努力していると思っていたので。 ・しかし、松永勝彦さんの「EM団子の水環境への投げ込みは環境を悪化させる」が何の連絡もなく消えた。 ・それで担当者とやり取りしたが対応が非常に悪かった。 もちろん謝罪もなかった。 ・ぼくはJSTサイエンスポータルへのRikaTan提供を止めた。 ・
EM菌比嘉照夫氏は、日本をEMモデル国家にするのに国会議員の有用微生物利活用推進議員連盟(EM菌議運)と有機農業推進議員連盟を重要視。 自民党が中心だが超党派。例えば紙智子氏(共産党)は後者の幹事。 EMモデル国家は国民がEM生活。その一端↓ EM生活のすすめ http://em-hokkaido.org/article-90.html *彼は今北海道EM普及協会理事長。朝から寝るまでEM製品づけの生活。農業用微生物資材のEM1、EM入りシャボン玉本舗の石けん・洗剤、EMXGOLD、EMを焼き込んだというEMセラミックス製品など。今はさらにEM結界づくりも。 比嘉照夫氏 EM生活をすると… https://www.ecopure.info/rensai/teruohiga/yumeniikiru74.html 1. EM製品を身に着けていたので交通事故に遭っても大事に至らなかった。 2.
【スティーブ・ジョブズの場合】 ─────────────────────────── 左巻健男『暮らしのなかのニセ科学』平凡社新書から: 第1章 ニセ科学をなぜ信じてしまうのか ~ 1 スティーブ・ジョブズの場合 ○すい臓がんの発見 スティーブ・ジョブズ(1955年~2011年)は、米国の実業家、説明するまでもなく、アップル社の創業者の1一人です。 ~ 2003年、彼にすい臓がんが見つかりました。 ~ 2003年10月、彼は、腎臓結石のときに治療を受けた医師とたまたま顔を合わせ、腎臓と尿管のCTスキャンをする受けるように勧められました。5年ぶりのCTスキャンでした。腎臓に問題はありませんでしたが、すい臓に影がありました。 すい臓の検査をした結果、すい臓がんが発見されました。ただ、ほとんどのすい臓がんは、治療できない「腺がん」と呼ばれるタイプなのに、彼の場合は、「すい臓神経内分泌腫瘍」と呼
『RikaTan(理科の探検)』誌サイトに“「謎水装置」NMRパイプテクター”から再度来ました!10/8 http://samakita.hatenablog.com/entry/2019/10/08/175539 について、10月13日(日)に「照会」回答をしました。→■以下が「照会」回答■ それについての連絡が以下です。 つまり、プロバイダの【ロリポップ!】は、今のところ『RikaTan(理科の探検)』誌サイトを非表示にしたり、内容削除をしないままにする、ということです。 *日本システム企画 「謎水装置」NMRパイプテクター側から正式に裁判所に処分を申請する場合は裁判所の判断待ちになります。 ■「照会」回答後のプロバイダからの連絡■ この度はご連絡いただき、ありがとうございます。 カスタマーサービスでございます。 ご連絡をいただきました「【ロリポップ!】侵害情報の通知兼送信防止措置に関
【プロバイダ】から: 拝啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。 平素は弊社に対し、格別ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。 さて、この度、お客様が管理されていたウェブサイトから発信された 情報の流通により権利を侵害されたとする方から、 弊社に対する投稿記事削除仮処分命令申立事件(事件番号:令和元年(ヨ)第3108号)が 東京地方裁判所に申し立てられました。 つきましては、本件に関する情報を削除することについて、 ご意見の有無をご照会申し上げます。 2019年10月15日までに、下記回答フォームの内容をご記入の上、 ユーザー専用ページ内のお問合せフォームよりご回答いただきますようお願いいたします。 2019年10月15日までにご回答いただけない事情がある場合は、 その理由を弊社までお知らせください。 また、削除に同意されない場合には、 その理由を回答フォームに具体的にお書き添えくださ
「NMRパイプテクターが効果のない製品であるという見解を出した公益財団法人日本技術士会千葉県支部の文書,日本システム企画は誹謗中傷だから削除されたというデマを流していますが,文書そのものは否定されていません。こちらからダウンロードできますので活用してください。」by小波秀雄さん。 「NMRパイプテクター」の効果についての見解書 公益社団法人日本技術士会千葉県支部 技術者教育支援チーム https://drive.google.com/…/1YT5Bm0eK3b46aH8Fe-r5YiA7Iu…/view 「まとめ 磁石だけが使用されているこの装置では、赤錆を減少させる有用な効果は生じないと考えられる。また、この磁石で生じると主張する「電磁波が厚さ数 mm の鉄管壁を通過する」ような高エネルギーを持つということには根拠がない。なお、誤認する人もいるようだが、特許登録や諸機関への製品登録は効果
【日本システム企画株式会社からのインチキ情報】 http://www.jspkk.co.jp/pt_201909.html が、日本システム企画株式会社サイトにあった。 ↓ そちらからの東京地裁への仮処分申し立ててでプロバイダのロリポップからRikaTanサイトが一時非表示にされたことは事実だ。 そして表示が復活したとき、RikaTanサイトからの小波秀雄執筆記事「謎水装置NMRパイプテクターに翻弄される人々」への無料ダウンロードのリンクが切られていたのは事実だ。 しかし、記事「謎水装置NMRパイプテクターに翻弄される人々」は削除されていない。 なぜそんな嘘をつくのか? 製品がインチキだからか? ↓ http://rikatan.com/ には、冒頭にそのリンク切れの経緯の一部を載せている。 是非一読してください。 日本システム企画株式会社は、NMRパイプテクターについて科学的に検討した記
『RikaTan(理科の探検)』誌の読者サポートサイトがプロバイダの【ロリポップ!】によって非表示になって見られません。 日本システム企画が東京地裁へ「人格権」で訴えたからと、プロバイダの【ロリポップ!】にRikaTanの目次から小波秀雄「「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々」などを削除せよ、その記事をダウンロードできるとの紹介を削除せよと要求しているようです。 【ロリポップ!】とやり取り中ですが、こちらが「削除しない、裁判所の決定が出たら従うから表示にしてください」と言っても、【ロリポップ!】は、こちらが当該部分を削除しなければ非表示のままにすると言います。 それで『RikaTan(理科の探検)』誌の読者サポートサイト全体が見られなくなっています。 RikaTan読者サポートサイト全体を非表示にしてそれを人質に取るような形で対応を迫るのは【ロリポップ!】は顧客を大事にしている
まずは【大腸菌についての基礎知識】 大腸菌はほとんどの仲間が無害。中にはO157のような病原性大腸菌もいるが。 水質検査で検出しているのは無害菌。検出されれば人畜の糞便があるとの指標(ものさし)となる。 しかも大腸内でごく少数派。腸内細菌総数の0.1%程度。 *今起こっていること。お台場で大腸菌の数値が基準オーバー。 ↓ おかしいなあ。 EM菌比嘉照夫氏がEM菌団子や活性液投入し続けてで現在の東京湾は、お台場も含めて全域で泳げるレベルに達していると述べていたのに、糞便性大腸菌がウヨウヨとは! EM菌を効くまでじゃんじゃん撒け!ってしないでね。もっと水質悪化するから。 EM菌のような雑菌の集まりにはどんな菌がふくまれているかわからない。EM菌製品で黒いカビ状のものが発生という事態もあって、その製品は販売を止めた。 ↓ パラトライアスロンの国際大会が、本番の会場となる東京 お台場海浜公園の水質
最近、また磁化水(水を磁石で改質と謳う)で水あかが防止できると称する機器がマンション管理組合などに売り込まれているようだ。 この種の機器は、1980年後半に「理水研究所」という会社が売り出していた。 当時の新聞記事のタイトルを紹介しておこう。 ・ 理水研究所、磁化水利用防錆装置――水に磁場、錆を除去1987/10/13 日経産業新聞 ・ 理水研究所――磁化水で水道管の錆落とし1988/04/27 日経産業新聞 ・理水研究所ハイテク――磁化水で赤水退治――研究者集め社会認知(挑戦成長 への道) 1989/04/25 日経産業新聞 ぼくは、『入門ビジュアルエコロジー おいしい水 安全な水』日本実業出版社 2000/8/25 を書いたときに、この磁石で水あか防止が元にしていたロシアの文献などを読んだ。 『入門ビジュアルエコロジー おいしい水 安全な水』 磁石で配管内の錆を防止出来るならば格安
EM菌比嘉照夫氏、DND出口俊一氏の代理人が創価学会系で有名な事務所ということで「EM菌は創価学会とどう関係しているのか?」が新しい謎になった。 光伸法律事務所 通知人出口俊一氏代理人 弁護士 松村光晃 弁護士 中村秀一 弁護士 屋宮昇太 弁護士 成松昌浩 EM菌はもともとは世界救世教の「神からの贈りもの」とされた。麻疹の集団感染で話題になったMC救世神教も世界救世教の流れの宗教でEM菌推進だ。 創価学会もEM菌を使っている多数の宗教団体の1つなのか。→EM研究機構(新潮社への返事)「今やEMは特定の宗教集団に属するものでなく、立正佼成会、天理教、アナナイ教、創価学会、善隣教、各派キリスト教、イスラム教、仏教等々、多数の宗教団体でも差別なく使われています。 」 そこで、「公明党 EM菌」でググってみる。いやあ、市町村議員にたくさんいる。 トップは「EM菌・・大活躍!! - 公明党」という市
DND(+EM研究機構顧問だった)出口俊一氏との裁判 の控訴審判決(左巻健男完全勝利確定) http://samakita.hatenablog.com/entry/2019/05/23/145104 2019/05/22 に関連して、『RikaTan(理科の探検)』誌2019年4月号に報告したものを紹介しておこう。 EM菌擁護者・DND出口俊一氏との裁判の報告 左巻 健男 SAMAKI Takeo ○DND出口俊一氏との裁判と結果 2015年2月、ぼくは、EM菌擁護者・(株)DND研究所代表出口俊一氏から名誉毀損で提訴された。その請求内容は、「1100万円の支払い」「関係の各記事の削除」「ブログに謝罪広告を出せ」だった。 出口氏側の主な理由は二つだった。 一つは、出口氏がDNDサイトに、EM菌開発者比嘉照夫氏が「EMにpHのみの効果でない事例が無数にあることを補足したい」として「EM1号
学校に、環境活動に、福島復興に、政治に、入り込んでいるEM(EM菌) 法政大学教職課程センター教授 左巻健男 1 EM(EM菌)とは何か? EMは有用微生物群Effective Microorganismsの英語名の頭文字であり、製造・販売している(株)EM研究機構、(株)EM生活などの商標登録の商品群である。通称EM菌とも呼ばれる。 乳酸菌・酵母・光合成細菌などの集合体だという。しかし、専門家が調べると肝心の光合成細菌は検出されないという報告がある。 開発者は当時琉球大学農学部の比嘉照夫教授。比嘉氏が書いたEM本、『地球を救う大変革』(サンマーク出版 1993)はベストセラーになった。表紙には「食糧・環境・医療の問題がこれで解決する」と謳っている。たとえば、EMを使った自然農法を行えば、農薬や化学肥料をまったく使わなくても質のよい作物が通常栽培の何倍もとれる、トイレの排水から洗剤まで混入
次で配布した資料を紹介しておく。 政界を蝕むニセ科学 『RikaTan(理科の探検)』編集長・左巻健男さん講演「政界を蝕むニセ科学~EM菌、デトックス、親学発達障害、ナノ銀…~」(2019/4/20土@大阪) 市民社会フォーラム ─────────────────────────── 政界を蝕むニセ科学(+カルト・オカルト) ~EM菌、デトックス、親学発達障害、ナノ銀…~ サマキタケオ 左巻 健男 東大講師・元法政大学教授・年金・印税生活者 Samakita★@★nifty.com(★を削除し詰める) FB:左巻 健男 ツイッター:@samakikaku ・ニセ科学…「科学っぽい装いをしている」あるいは「科学のように見える」にもかかわらず、とても科学とは呼べないもの。 ・オカルト…「秘密、隠されたもの」という意味のラテン語のoccultに由来する語で、「神秘的なこと。超自然的なさま」(広辞
おしどりマコ氏は放射線・放射脳問題について非科学的な態度も見られていたが、EM菌応援もしていた。そこで、次の記事の抜粋をあげておこう。 さすがにEM菌が放射能を除去することは否定したようだが、他は効果があると述べたとのこと。 ─────────────────────────── おしどりマコ氏のEM菌応援:1年半前の投稿が出されたので問題性を述べておこう http://d.hatena.ne.jp/samakita/20170306/p3 ─────────────────────────── 2015年にEM菌宣伝映画の会があり、そこに「おしどり ♀マコリーヌ @makomelo」という芸人が呼ばれて参加していたのでそれを、当時、問題にした。 すると、彼女は、 “2015年9月15日 EMイベントは「私はEMに肯定的なことは発言できないので参加できない」と言うとその発言でもいい、一度
【EMで塩が肥料に】WEBエコピュア 122回でEM菌比嘉照夫氏は田畑に塩を入れるとEMの原子転換力で肥料に変わるという。 「この結果から言えることは、10a当り2トンも塩をやると、基肥も追肥も不要ということになります。」 具体例として「鎌倉の小泉農園で行っている畝間の塩の施用方法です。この方法なら塩害を起こすことは全くありません。」と紹介。 それで比嘉氏のいうことを忠実に実地している小泉農園で実際はどうだったのか? 小泉農園:2018年6月26日 トマトの通路へ塩追肥 今年のトマトは、元肥に入れた塩が多かったようで、だいぶ塩害を出してしまいました。 10a当たり2tの塩は多過ぎのようです。 アブラムシの繁殖区も多く、ほとんどのミニ、中玉トマトの葉先に枯れが出ています。 EM信者の小泉農園は負け惜しみ。「しかしながら、塩のおかげで味は濃くしっかりとした甘さのトマトになりました。 この失敗を
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『左巻健男&理科の探検’s blog』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く