2017年8月にスタートした「VMware Cloud on AWS」。ヴイエムウェア製品をAWSのデータセンターから提供する新サービスの実用性は、ユーザー企業やSIベンダーにとって気になるところ。サービス開始に先駆けて、ベータプログラムでサービスを検証した野村総合研究所(NRI)の評価を紹介する。 「vSphereを使ってサーバー仮想化を広く展開しているNRIにとって、これをパブリッククラウドで動かすサービスは注目に値する」。NRI 基盤サービス本部 基盤サービス推進室の西尾有平氏はベータプログラムに参加した動機をこう話す。検証は2017年7月に2週間をかけ、同社のオフィスビルと、VMware Cloud on AWSを提供するAWS米国西部(オレゴン)リージョンを使って行った。 VMware Cloud on AWSのベータプログラム検証に携わった、野村総合研究所 クラウドサービス本部