え!国立歴史民俗博物館の「1968年」のパンフレット、連合赤軍とか革マルとか中核とかの記述、一切ナシなの???これは、確かに呉座さんや與那覇さんが「遊就館」って言ってるくらいのビビるくらいの歴史修正主義でワロタ。
森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。それに激怒した松崎の執拗で陰湿な攻撃が始まった。松崎一派が葛西のスキャンダルを暴露するキャンペーンを行ったのだ。前回に引き続き、お伝えする。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第8回中編 「とぼけたことを言うんなら…」 葛西はJR東海の常務取締役総合企画本部長から1990年6月に副社長に昇進し、名実ともに経営の舵を握った。それからおよそ1年後の91年8月、事件が起きた。 佐藤が新たにJR東海労を立ち上げた翌日の、8月1
“国鉄改革3人組”のなかで、ただ一人「革マル」を拒絶した男「JR西日本」井手正敬の激白…「常に眉に唾をつけていました」 昭和の終わりを象徴する出来事だった「国鉄分割民営化」については、いまもまだ評価が定まっていない。JR東海、JR東日本、JR西日本の本州3社は順調だが、JR北海道などは経営が逼迫し、社長が続けて自殺するという悲劇も生んでいる。 この「分割民営化」を国鉄内部で推進したことで、絶大な権力を持つに至った葛西敬之氏自身の評価にも、同じことが言える。彼は本当に巷間言われるような「国士」なのか? 森功氏の新刊『国商 最後のフィクサー葛西敬之』は、それに大きな疑問を投げかけている。 後に葛西が国鉄改革で利用したのが「革マル」松崎明だった。しかし、同じ「国鉄改革3人組」でも、後にJR西日本のトップになる井手正敬は、松崎に対して、常に懐疑的だった。『国商 最後のフィクサー葛西敬之』から国鉄改
立花隆の「中核VS革マル」上下巻を読み終わった。 中核VS革マル(上) (講談社文庫) 作者:立花隆 講談社 Amazon 有名な連合赤軍事件を始め、学生運動の話を見ていると多数の党派と思想が飛び交う。 「ブントって何?」「革共同って何?」ということが整理されて書かれている。 現代では理解しがたい、なぜあれほど苛烈な暴力が運動に持ち込まれたのか、その思想的背景や経緯、歴史も辿れる。 先日、読んだ「文化大革命 人民の歴史 1926‐1976」の中で、残酷なリンチ描写が出てきた。「恐ろしい時代だ」と思ったが、本書に出てくる殺し合い(としか言いようがない)の描写もすさまじい。 特に下巻は凄惨な暴力の応酬の描写が続き、被害状況も逐一書かれている。苦手な人は薄目で斜め読みしたほうがいいかもしれない。 巻末の抗争の年表を見るだけでぐったりしてしまう。 この本を読むまでは、連合赤軍事件はかなり極端な例だ
昭和の終わりを象徴する出来事だった「国鉄分割民営化」については、いまもまだ評価が定まっていない。JR東海、JR東日本、JR西日本の本州3社は順調だが、JR北海道などは経営が逼迫し、社長が続けて自殺するという悲劇も生んでいる。 この「分割民営化」を国鉄内部で推進したことで、絶大な権力を持つに至った葛西敬之氏自身の評価にも、同じことが言える。彼は本当に巷間言われるような「国士」なのか? 森功氏の新刊『国商 最後のフィクサー葛西敬之』は、それに大きな疑問を投げかけている。 その葛西が国鉄改革で利用したのが「革マル」の松崎明だった。「カリスマ」と称された松崎はどんな男だったのか。『国商 最後のフィクサー葛西敬之』から国鉄改革の裏面史をお届けする。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第9回中編 革マルのカリスマ・松崎明という男 松崎は1936(昭和11)年2月3日、埼玉県比企郡高坂村(現東松
森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。それに激怒した松崎の執拗で陰湿な攻撃が始まった。昭和の終わりに果たされた国鉄改革の、まさに裏面史である。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第8回前編 「鬼の動労」松崎明という男 国鉄分割民営化が果たされてから、JR総連では旧国労組合員の扱いを巡り、旧動労系と旧鉄労系の労働組合の意見対立が顕著になっていく。それは、1047人の国労組合員の再雇用問題の対処にもくっきりとあらわれた。 かつて「鬼の動労」と名をはせた、旧動労の松崎明が委員長を務めるJR東日本のJR東労組は、「分割民営化を妨害した国労
森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 【画像】「最後のフィクサー」葛西敬之のヤバすぎる人物相関図を見る…! しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。それに激怒した松崎の執拗で陰湿な攻撃が始まった。昭和の終わりに果たされた国鉄改革の、まさに裏面史である。本年度の講談社本田靖春ノンフィクション賞(7月20日に最終選考会)にもノミネートされた本作から一部を抜粋してお届けする。 「鬼の動労」松崎明という男 国鉄分割民営化が果たされてから、JR総連では旧国労組合員の扱いを巡り、旧動労系と旧鉄労系の労働組合の意見対立が顕著になっていく。それは、1047人の国労組合員の再雇用問題の対処に
森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 【画像】「最後のフィクサー」葛西敬之のヤバすぎる人物相関図を見る…! しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。それに激怒した松崎の執拗で陰湿な攻撃が始まった。松崎一派が葛西のスキャンダルを暴露するキャンペーンを行ったのだ。前回に引き続き、お伝えする。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第8回中編 ---------- 前回記事 【国鉄改革裏面史】「俺たちに協力せんと、どうなるかわからんぞ」…JR東海・葛西敬之が裏切って捨てた、革マル・松崎明からの陰湿な「逆襲」の中身 ---------- 「とぼけたことを言うんなら…」 葛西はJR東
【国鉄改革裏面史】「俺たちに協力せんと、どうなるかわからんぞ」…JR東海・葛西敬之が裏切って捨てた、革マル・松崎明からの陰湿な「逆襲」の中身 森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。それに激怒した松崎の執拗で陰湿な攻撃が始まった。昭和の終わりに果たされた国鉄改革の、まさに裏面史である。本年度の講談社本田靖春ノンフィクション賞(7月20日に最終選考会)にもノミネートされた本作から一部を抜粋してお届けする。 「鬼の動労」松崎明という男 国鉄分割民営化が果たされてから、JR総連では旧国労組合員の扱いを巡り、旧動労系と旧鉄労系の労働組合の意見対
組合問題にいちばん強いのは井手だった 牧 国鉄分割民営化とは何だったのか。つきつめて言えば、あれは「組合潰し」のためにやったんです。 森 はい、私もそう思います。そして、当時最大の勢力を誇った労組・国労を叩き潰すために、葛西氏ら「改革三人組」は動労の松崎明と手を組みました。 牧 当時から取材をしている私から見ると、三人組と松崎との関係には温度差があります。まず、井手(正敬・のちのJR西日本トップ)は最初から最後まで一貫して松崎を嫌っていたし、松崎も井手にはあまり近づかなかった。 森 井手さんは私の取材にも、「葛西は松崎に騙されたんだ。僕は最後まで松崎を信用してはいけない、と距離をとってきたけれど、最初に葛西が松崎を信用し、松田(昌士・のちのJR東日本トップ)も国鉄改革のためには仕方ないと妥協したんだ」とよく言っていました。実は三人組のなかで、組合問題に本当に精通していたのは井手さんだったよ
「鈴木邦男」で検索し、色んな人の思い出や追悼ツイート読んでいたが。 鈴木さんはいつも笑顔だった。盗聴法反対の集会時、私の両隣に鈴木邦男さんと佐高信、宮崎学、中核とカクマルの人たちが並んだ。どう見ても朝鮮人に右翼と左翼、ヤクザと過激派が並んでいるとしかみえない。暗澹たる私の隣でニコニコ笑っていたのが鈴木さん。 追悼番組https://t.co/xgyniqQCO8— 辛淑玉 (@shinsugok) February 1, 2023 これが問題ないなら、国際平和やら家庭教育を考える集会・シンポジウムなどに、統一教会や”その友好団体”なるものの関係者が出席するのだって問題なくなるだろうよ(反語)。 新・言論の覚悟 作者:鈴木 邦男創出版Amazon
森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 【画像】「最後のフィクサー」葛西敬之のヤバすぎる人物相関図を見る…! しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。一方でJR東日本は、松崎らと手を切れてなかったとされるのが定説だ。しかし、JR東日本は本当に松崎に屈したのか。本年度の講談社本田靖春ノンフィクション賞(7月20日に最終選考会)にもノミネートされた本作から一部を抜粋してお届けする。 【前回記事】バラまかれた「不倫写真」、社内には盗聴器…‟革マル“のあまりに陰湿な攻撃に「俺、もう辞めるわ」と、JR東海・葛西敬之が涙を流した日 JR東日本は脅しに屈したのか? 革マル派は言うにおよばず
公に目にする記者会見の裏で、ときには一歩も譲れぬ駆け引きも繰り広げられる外交の世界。その舞台裏が語られる機会は少ない。外務省のみならず国連でも事務総長特別代表を務めるなど国際舞台で活躍してきた山本忠通氏に、半世紀近くにわたった外交官生活を振り返ってもらった。 英語が上手な父《広島県出身の両親のもと、長崎県佐世保市で生まれた》 父は戦前、三井物産に勤め、戦後の財閥解体で佐世保重工に移りました。私は佐世保に5歳まで住み、小学3年まで東京に住んだ後、佐世保に戻りました。中学2年のとき、佐世保重工ロンドン事務所の初代所長になった父とともに、ロンドンに移りました。 父は物産時代の大戦中、上海で英語を勉強し、会社で英語が一番うまいと言われたのを誇りに思っていたようです。英語力を維持するため、毎朝起きると、英語の発音を繰り返していました。会社を辞めてから大学でも英語を教え、商業英語の本も執筆した。母は、
HONZメンバーをはじめ、身近なノンフィクション読みから「絶対読んだ方がいい!」とオススメされる1冊が登場しました。ここからのノンフィクション本のアワードやベストセラーに入ってくるだろう1冊、それが『トラジャ』です。 もともと、『週刊東洋経済』に集中連載されていた「JR歪んだ労使関係」をもととした単行本となっており、JR労組に起こった労使問題を中心にその裏側を暴き出したノンフィクション。(この前日譚である『マングローブ』 で著者は講談社ノンフィクション賞を受賞しています。) 『マングローブ』の出版を巡っては雑誌連載時(その当時は週刊現代)がJR東日本の中吊り広告の掲載拒否をされるなど大きな話題となりました。その後を描いたこちらも今じわじわと売れ出しています。 まだ発売から間もないため購買者のクラスタをしっかりみられるレベルに達していません。テーマがテーマだけに団塊の世代が多いかと思いきや4
安倍元首相が国士と賞賛した葛西敬之が死の床についた。政界と密接に関わり、国鉄の民営化や晩年ではリニア事業の推進に心血を注ぎ、日本のインフラに貢献してきた。また、安倍を初めとする政治家たちと親交を深め、10年以上も中心となって日本を「事実上」動かしてきた。 本連載では、類まれなる愛国者であった葛西敬之の生涯を振り返り、日本を裏で操ってきたフィクサーの知られざる素顔を『国商』(森功著)から一部抜粋して紹介する。 『国商』連載第23回 『「常に眉に唾をつけていました」狡猾に擦り寄る「革マル」とたった一人の男の「国鉄民営化前夜」の争い』より続く 改革三人組の相克 最大労組の国労を骨抜きにする国鉄の分割を進めるにあたり、先鋭的な動労を抱き込んだのは、葛西の戦略だったに違いない。ひょっとすると、中曽根政権の参謀である瀬島龍三から授けられた作戦かもしれないが、葛西自身が鬼の動労と呼ばれた松崎の革マル派と
森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。それに激怒した松崎の執拗で陰湿な攻撃が始まった。松崎一派が葛西のスキャンダルを暴露するキャンペーンを行ったのだ。本年度の講談社本田靖春ノンフィクション賞(7月20日に最終選考会)にもノミネートされた本作から一部を抜粋してお届けする。 「とぼけたことを言うんなら…」 葛西はJR東海の常務取締役総合企画本部長から1990年6月に副社長に昇進し、名実ともに経営の舵を握った。それからおよそ1年後の91年8月、事件が起きた。 佐藤が新たにJR東海労を立ち上げた翌日の、8月12日のことだ。 〈この資料はJR東
0002革命的名無しさん垢版2010/12/04(土) 12:14:18 スレ立て乙! そういえばガツンの会(革マル)って今どうなってんの? 誰か知っている人いたら教えてください。 0003革命的名無しさん垢版2010/12/04(土) 18:51:43 カクマルは消滅しました。 中核派が頑張ってます。 0004革命的名無しさん垢版2010/12/04(土) 19:41:31 チュン大といえば、ブントじゃねーの? あのデブ三上もチュン大だったような、違ったような。 0005革命的名無しさん垢版2010/12/04(土) 22:29:03 ほう 良スレ期待 0006革命的名無しさん垢版2010/12/06(月) 15:11:07 >>2 中大の現役3年生ですが、今もガツンの会は名前を変えて存在してますよ。 今は「戦争と貧困の強制NO!C-NET」という名前です。よく8号館 にはビラがまかれて
「共産趣味者」の過去記事から 【ブログ注】80年代の当時現役の革マル派の「世界観」が恐ろしいほど率直に描かれている。おぞましい。 段落はブログで付けた Name: すえいどん(【注】趣味者の中心の1人) Date: 03/19 17:45 [4678]竹田先生(革マル)の回想に基づく78年以降の横国大情勢性の利用 >中核派は、78年9月以降、横国大を武装制圧し始めた。 そして、中共派の日本労働者党の協力の下、横国大を拠点化しようとした。1978年9月30日の文化系サークル連合の総会に出席するために全学連の学生は、9月29日の夜10時ごろに、横国大を武装制圧した。9月30日に総会に出席する事は、広く宣伝してあった。その日、中核派を来させないためである。 しかし、我々が大学を武装制圧した後に、中核派はやってきた。中核派は、我々と遭遇すると、トラックで、我々に向けて、突っ込んできた。トラックに2
森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。一方でJR東日本は、松崎らと手を切れてなかったとされるのが定説だ。しかし、JR東日本は本当に松崎に屈したのか。本年度の講談社本田靖春ノンフィクション賞(7月20日に最終選考会)にもノミネートされた本作から一部を抜粋してお届けする。 JR東日本は脅しに屈したのか? 革マル派は言うにおよばず、中核派や革労協など、国鉄時代から労働組合運動に極左の過激派が潜んできたのは公知の事実だ。彼らの活動は警備、公安警察の監視対象でもあった。それだけに民営化されたJR各社では警察の天下りを受け入れ、当局とのパイプを保
森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 【画像】「最後のフィクサー」葛西敬之のヤバすぎる人物相関図を見る…! しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。それに激怒した松崎の執拗で陰湿な攻撃が始まった。松崎一派が葛西のスキャンダルを暴露するキャンペーンを行ったのだ。本年度の講談社本田靖春ノンフィクション賞(7月20日に最終選考会)にもノミネートされた本作から一部を抜粋してお届けする。 前回記事 【国鉄改革裏面史】「俺たちに協力せんと、どうなるかわからんぞ」…JR東海・葛西敬之が裏切って捨てた、革マル・松崎明からの陰湿な「逆襲」の中身 「とぼけたことを言うんなら…」 葛西はJR東海
森功著『国商 最後のフィクサー葛西敬之』では、「改革三人組」と呼ばれた若き日の葛西敬之も描かれる。葛西は国鉄分割民営化の際に、最大労組である国労を潰すために、革マル派労組・動労トップの松崎明と手を組んだ。 しかし、分割民営化が果たされJR東海が発足すると、葛西は「反松崎」「松崎切り」を鮮明にする。一方でJR東日本は、松崎らと手を切れてなかったとされるのが定説だ。しかし、JR東日本は本当に松崎に屈したのか。前回記事に引き続き、国鉄改革の裏面史をお伝えする。 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第8回後編 JR東日本は脅しに屈したのか? 革マル派は言うにおよばず、中核派や革労協など、国鉄時代から労働組合運動に極左の過激派が潜んできたのは公知の事実だ。彼らの活動は警備、公安警察の監視対象でもあった。それだけに民営化されたJR各社では警察の天下りを受け入れ、当局とのパイプを保ってきた。それ
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