民放の番組の音響効果の元担当者が、自身が著作権を持っている曲を複数回にわたって放送したとJASRAC=日本音楽著作権協会にうその申請をして、使用料およそ1600万円をだましとったとして、詐欺の罪で在宅起訴されました。 在宅起訴されたのは東京の音響会社の元社員、村田惇被告(36)です。 村田元社員は日本テレビの番組で音響効果を担当していましたが、東京地方検察庁によりますと、平成28年と平成29年に、実際には番組で放送していないのに、自身が著作権を持っている曲を複数回にわたって放送したとうその申請をして、JASRACから著作権使用料およそ1600万円をだましとったとして、詐欺の罪に問われています。 JASRACは、朝のニュース番組の音響効果を担当していた元社員が不正に受け取った総額は7400万円余りに上るとして、このうち5500万円余りについて、勤務していた音響会社に賠償を求める訴えを東京地方