恋と禁忌の述語論理【電子書籍】[ 井上真偽 ] 価格: 946 円楽天で詳細を見る ・レッスンI「スターアニスと命題論理」 「毒殺と事故死を論理的に見分けることは可能か」。八角(スターアニス)入りカレー料理を食べて毒殺され、豊富な植物知識を持つ清楚な花屋探偵、藍前あやめが動機を重視して見事解決した事件。主人公の20歳の大学生森帖詠彦が、探偵の叔母「硯さん」に事件の検証を依頼するが、硯は数理論理学を駆使した華麗なロジックの展開により、1人の「ウソ」と、事件の真相を暴く。 ・レッスンII「クロスノットと述語論理」 多すぎる容疑者の中から「ネクタイ」をヒントにロジックで犯人を指摘した、「思考機械」探偵、女子大生、中尊寺有が解いた謎を硯さんが検証する。命題の「対偶」は全て真とは限らないという「真理」を使い、それまで見えていた風景を一変させて、「クロスノット(ネクタイの巻き方)」による真犯人を推測す