中国ファーウェイは9月6日、新型スマートフォン「Mate 50/50 Pro」を発表した。Mate 50には、衛星と直接通信できる機能が搭載されており、衛星を介してメッセージと位置情報を送信することができるという。 衛星通信は、中国が2012年から運用している衛星測位システム「北斗」を介したもの。北斗衛星は、GPSなどと異なり、地上機器からの信号の送信も可能で、Mate 50は、Changlianアプリを使いメッセージと位置情報の送信に対応。北斗からのメッセージ受信はできないものの、モバイル回線がつながらないエリアでも、緊急時など自身の居場所を伝えることができるという。 なお、衛星通信に関する項目は中国向けのサイトのみに記載されており、グローバル向けの製品紹介ページでは全く触れられていない。そのため、現時点では中国国内のみでのサービス展開になると考えられる。 スマートフォンと衛星の直接通信