社員2人で自動販売機に行けば、ドリンクを1本ずつタダでもらえる――「社長のおごり自販機」と名付けられたサービスが登場時から大きな話題になっている。手掛けたのはサントリー食品インターナショナルだ。 2人そろって自販機に向かう必要があるので、「自販機に行かない?」など社員同士が声掛けするきっかけになる。オフィスでのコミュニケーション活性化につながると期待されているが、本当に効果はあるのだろうか。 既に導入済みの印刷大手TOPPANでは、「今日はもうドリンクもらった?」など会話が自然に生まれるようになったという。その一方で「始めた当初、私は大失敗をした」と笑いながら明かすのは、導入プロジェクトをリードしたTOPPANデジタルの瀧野誠氏だ。 TOPPANは社長のおごり自販機をどう活用したのか。滝野氏が実際の利用シーンをITmedia主催のオンラインイベント「デジタル戦略EXPO」(2月25日まで)
古文書カメラは、スマートフォンで撮影したくずし字資料をAI-OCR技術で手軽に解読可能な無料アプリ。今回のアップデートでは学習データの追加とAI-OCRモデルの刷新を行い、100枚程度のサンプルでフルオート処理をした場合の精度を計測したところ、とくに手書きの古文書に対して大幅な解読精度の改善が認められたという。 あわせて、さまざまな条件下で撮影した画像に対応できるよう画像編集機能を追加。斜めから撮影した画像の補正する「台形補正」、シミやノイズなどを軽減する「ノイズ除去」、余分な画像を除去する「トリミング」、資料画像を回転できる「角度補正」、モノクロ状態で白黒を反転する「白黒反転」を利用できる。また、これまでの1日あたり10回だった解読機能の利用回数を30回に増加させた。利用回数は毎日0時にリセットされる。 関連記事 Pixel Foldの「デュアルスクリーン通訳モード」が日本でも利用可能に
凸版印刷からグループ組織の再編によって持株会社へと生まれ変わった TOPPAN ホールディングス株式会社。システム基盤のモダナイゼーションを重要テーマに掲げる同社は、DX 推進基盤として SAP S/4HANA を導入。SAP がアマゾン ウェブ サービス(AWS)上でマネージドサービスとして提供する SAP HANA Enterprise Cloud を採用しました。グループ会社の経営情報をクラウド上で一元管理することで、データドリブン経営の実現を目指しています。 1900 年の創業以来、120 年以上にわたり印刷テクノロジーを進化させてきた TOPPAN グループ。2021 年 4 月に発表した中期経営計画に基づき、事業ポートフォリオの変革を進めながら、DX と SX(Sustainable Transformation)をグループ全体で推進しています。「TOPPAN グループが目指す
当社処理に起因する交通系ICカード使用不能事象に関するお詫びとお知らせ 2019年10月9日 TFペイメントサービス株式会社 このたび、トッパンフォームズグループのTFペイメントサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:末永京吾、以下「TFPS」)が行った交通系電子マネー取引データ送信処理において発生した手違いに起因して、一部の交通系ICカードが使用不能となる事象が発生いたしました。 本件につきまして、ご利用者様をはじめ関係各位に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びするとともに、影響範囲等について以下のとおりお知らせいたします。 【影響範囲について】 2019年10月5日(土)23:00~23:30にTFPSの決済ゲートウェイセンター※を介して決済処理が行われた交通系ICカードの一部(630枚)です。 ※接続先店舗における各種電子マネー取引を処理し、電子マネー事業者各社
TOPPANホールディングスは11月9日、社内システムのプログラム開発業務に特化したLLMを開発し、プログラムの要約やコード作成などに導入したところ、業務時間が最大約70%短縮したと発表した。 オープンソースのLLMを活用して自社サーバー上に生成AIを構築。特定の業務分野・領域に特化したLLMにすることで必要な学習量をおさえ、高頻度かつ半自動で情報更新できるようにしたという。 このLLMを8月から10月にかけ、プログラミングの要約とコード生成をに活用したところ、プログラマーがシステム稼働を確認するまでに要する時間を最大約70%短縮できたという。 今後、国内外システムのプログラミング支援に活用する他、社内全体のシステム開発保守の効率化に活用。研究サポート業務や技術アーカイブなどより専門業務へ展開し、その効果を検証する。業務特化型LLMを提供する外販サービスの展開も目指す。 関連記事 生成AI
TOPPAN INNOVATION WORLD ERAは 4人のクリエイターが毎月週替わりでナビゲート。 豪華ゲストをお迎えしてイノベーションの種をお届け。 Podcastでノーカット版を同時配信中! 第一週真鍋 大度(Rhizomatiks) 第二週後藤 正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION) 第三週のん 第四週小橋 賢児 Podcastはトークセッションをノーカット拡大版で毎週2回配信中! (時間は変更になる場合があります) FRI17:00頃更新 SUN23:00頃更新 J-WAVEの音声配信サービス 「I’m donut?」、「AMAM DACOTAN」などを手がけるオーナーシェフ平子良太さん / 元メガバング支店長、お金の専門家 菅井敏之さん ■ FROM THE NEXT ERA さまざまなジャンルのイノベーターをお迎えする“トークセッション”。対話の中からイ
「ふみのは®ゼミ」は、ご利用者自身が くずし字AI-OCRのアシストを受けながら、 オンラインで古文書や古典籍などの 歴史的資料を解読できるサービスです。 複数人での共同解読にも対応しており、 授業やイベントにもご活用いただけます。
【概要説明】 国立大学法人 熊本大学(所在地:熊本県熊本市、学長:小川久雄、以下熊本大学)とTOPPAN ホールディングスのグループ会社であるTOPPAN 株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:齊藤昌典、以下 TOPPAN)は、熊本大学が公益財団法人永青文庫から寄託を受けている歴史資料『細川家文書(ほそかわけもんじょ)』のうち、専門家でも解読が困難な難易度の高いくずし字で書かれた約5 万枚の未解読の古文書(藩政記録)をAI-OCR を用いて短期間で解読し、約950 万文字のテキストデータを生成することに成功しました。 さらに、くずし字資料の解読システムと連動するキーワード検索システムを構築することにより、江戸時代前期の細川藩領国(小倉領40 万石から熊本領54 万石)の、約90年間にわたるあらゆる社会的事件や統治制度の変容を示す記述を含んだ資料を即時に検索収集できるようになりました
TOPPANは4月19日、ディスプレーへの加飾と鮮明な映像表示を両立した特殊な化粧シート「ダブルビューフィルム」を開発したことを発表した。 このダブルビューフィルムを搭載した、施設やホテルのエントランスなど、高いデザイン性が要求される空間での使用に適した、デジタルサイネージ「ダブルビューサイネージ」の販売を、ホテルや商業スペース用向けに同日より発売した。 ダブルビューフィルムは、TOPPANが建装材事業で培ってきた木目等の表現方法を進化させた透過加飾技術を使用した化粧シート。特殊な印刷技術とインキを用いた化粧シートにより、ディスプレーを鮮明に表示できるため、デジタルサイネージと組み合わせることで、インテリアと調和するスマートなディスプレー表示が可能になる。広告や天気予報などを、インテリアとの調和を乱さずにデジタルサイネージに表示できる。 ダブルビューサイネージでは、特殊な印刷技術とインキの
文章校正支援ツールは、執筆中には気づかない細かな入力ミスや表記ゆれ、誤用などを指摘してくれるため、文章の表記を整え、ブラッシュアップする際の心強い味方となってくれます。 本記事では、手軽に使えるフリーの文章校正支援ツールのうち、よく知られている5つのサービスについて、機能の特徴や使い方などを紹介。また、文章校正支援ツールを活用する際に気をつけたいポイントをあわせて解説します。 無料で使える文章校正ツールおすすめ5選 文章校正支援ツールには、オンライン上で利用するものと、PCにインストールして利用するものがあります。手軽に利用できる無料ツールとして知られる5つのサービスをみていきましょう。 PRUV(プルーフ)はオンライン上で利用する文章校正ツールです。提供元はサービス名と同じPRUVとなっています。 Webサイト上のテキストボックスに文章を貼り付けて「チェック開始」ボタンを押すことで文章校
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANは2023年12月5日、同年3月末に経営破綻したJOLEDの能美事業所(石川県能美市)を買収したと発表した。次世代半導体パッケージの開発/量産ラインを構築する予定で、2027年以降の稼働を目指す。 2023年11月28日、TOPPANがJOLEDと能美事業所の土地/建屋の売買契約を締結した。TOPPANは同事業所において、主にデータセンターのサーバ向けや生成AI(人工知能)向けの需要増などで伸長を期待する高密度半導体パッケージ「FC-BGA(Flip Chip-Ball Grid Array)」のさらなる高速伝送やチップレットに対応する次世代技術開発および、量産ラインの構築を行う予定としている。 TOPPANは、FC-BGAを生産する新潟工場(新潟県新発田市)の生産能力を2025年度までに2022年度比で倍増させる計画を立てている
高橋 グラフィックデザインには、情報を視覚化して伝えるという役割があります。これまでにさまざまなジャンルで仕事をしてきましたが、20代の終わりに、「目が見えない人たちにはこれって通用しないよね」と思うようになりました。 というのも、私自身、左目の視力がほとんどないんです。幼少期に頭をぶつけたか何かで、小学生の時に網膜剥離が発覚しました。白内障を併発していたため、手術をして今は眼内レンズが入っています。 片目の生活は長いので慣れましたよ。でも自分の仕事をふりかえった時に、視覚伝達を扱っているのに目の見えない人たちには通用しないものをつくっている、という現実とのギャップに罪悪感のようなものを感じてきて。「目が見えない人のためには何ができるだろう」と、自分の中で課題になっていきました。 高橋 まず、点訳(※)の講習会に通い始めました。目が見えない人は点字を使うはずだから、何かの足掛かりになるかも
校正の基本的なルールと心がけ はじめに、校正の基本的なルールと、校正記号を使った校正作業を行う上で気をつけたいポイントを把握しておきましょう。 修正指示は、見落とされたり誤解されたりしないよう、修正箇所と修正してほしい内容がひと目でわかるように書き込む必要があります。そこで共通の手段として用いるのが校正記号です。 日本の印刷校正記号は、JIS(Japanese Industrial Standards:日本産業規格)で定められる統一規格です。DTPの普及に伴い、2007年に改正されました(JIS Z 8208:2007 )。 このJISで示されている校正記号とその使用例について、日本印刷産業連合会がコンパクトにまとめた「印刷校正記号一覧表 」が発行されています。 印刷校正記号一覧では、校正指示の記入は赤色を使用することとされています。 ただし、赤色を使うのはあくまでも目立たせるためです。修
リモートワークによって柔軟な働き方が定着した一方で、社内の人脈が広がらない、チームマネジメントが難しいといった社内コミュニケーションにまつわる課題が表面化している。印刷大手のTOPPANも同様の悩みを抱えていた。 「リモートワークの弊害を感じる中で、意図的、集中的にコミュニケーションを促進させる必要があると感じました。そこで始めたのが『ZATSUDAN倍増計画』です」――雑談を生みたいと話すのは、TOPPANデジタルの瀧野誠氏(総務部 部長)だ。 ZATSUDAN倍増計画と銘打ったコミュニケーション改革は5つの施策から成る。上司と部下の1on1ミーティングなどに加えて、社員証をかざすとドリンクが無料になる「事業部長のおごり自販機」の導入や、愛らしい見た目のペットロボット「LOVOT」がオフィスを動き回るユニークな仕掛けも取り入れた。 こうした施策でどのような効果が生まれたのか。瀧野氏は、取
そのお悩み、WebBureauが解決します! 「WebBureau/ウェブビューロー」は、安心・安全に請求書や支払通知書など各種帳票をWeb上で閲覧するクラウドサービスです。 帳票データを弊社に送信いただくことで、エンドユーザーさま(受け取り側)に応じて「Web」「FAX」「郵送」でお届けします。 サービス紹介 WebBureauは、帳票システムを一括アウトソーシングできるクラウドサービスです。 請求書などの各種帳票をPDFやCSVデータでWeb上で閲覧できます。 担当者は発行した帳票データをWeb上で一度に閲覧可能。 CSVファイル形式で帳票明細をダウンロードでき、会計システムとの連携もスムーズです。 請求書や支払通知書といった各種帳票の印刷・封入・発送にかかっていた 膨大なコスト・時間・業務負荷が軽減され、郵送コストと到着までのリードタイムを大幅に削減します。 紙で運用する帳票印刷配送
凸版印刷は3月9日、同社の事業を継承する事業会社の商号を「TOPPAN」とすると発表した。〈印刷〉は「既存の事業領域を規定する」文言だとして外す。 現・凸版印刷は10月1日付で持株会社体制に移行する。主要事業は事業会社「TOPPAN」に、DX事業は「TOPPANデジタル」に継承する。ICカードなどを扱うセキュリティ事業は、現トッパン・フォームズと統合し、新会社TOPPANエッジとして立ち上げる。 東京メトロで展開した交通広告 凸版印刷は、グループ全体の事業コンセプトを「デジタル」と「持続可能性」の大きく2つに据える。2021年からはテレビCMでも、「あのー、凸版のこと印刷の会社だと思ってません?」と、印刷会社のイメージを払拭する狙いを示していた。 「凸版」は印刷手法に由来する社名。印鑑などと同じ要領で、インクが付く部分が飛び出ていることから凸版と呼ぶ。雑誌や新聞などで主流の印刷手法だった。
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