OSSへの貢献に関して社内の勉強会で発表しました。 OSSへの貢献に関心のある方の参考にしてください。
「あ、この人ムリかも」「関わってもムダだな」——そう感じたことはありませんか?どんなに近しい人でも、価値観のちがいはあるものです。 今回は、会社員兼ブロガーのはせおやさいさんに、「分かりあえない人との関わり方」について執筆いただきました。 どうすれば、わたしたちは「分かりあえない」から一歩前に進むことができるのでしょうか? 「多様性」、幅広すぎませんか 最近よく耳にするようになった「多様性」という言葉。 「多様性」ってなに? と問われたとき、年齢や性別といった「属性」的な面であったり、ライフスタイルや価値観といった「思想」面での違い、というようにまとめると伝わりやすいかもしれません。 でも、わたしたちの「違い」をフォローするために、「多様性、大事だよね!」と単語ひとつでカバーしてしまうのは、あまりに安直で、幅が広すぎる。そう思うことはありませんか? たとえば、わたしは働く母親なのですが、同
みなさん 「議事録」 をどのような方法で作成し共有していますか?Wordファイルで書き、関係者にメールで連絡などしていませんか? 近年では、会議中にWEBブラウザ上で議事録を書き、かんたんに共有できる便利なツール・サービスが数多くあります。本記事では議事録作成・共有に便利なツール・をご紹介します。 議事録を書く側・読む側が注意すべき点や、議事録作成のポイントはこちらの記事にまとめてありますので、ご一読してください。『今さら聞けない!議事録の書き方とポイントをおさらいしよう』 また、議事録作成サービスに近い情報共有ツール「社内wiki」について、以下で紹介しています。 • 社内wikiの導入から活用までの完全マニュアル 成長企業が実践する情報共有術! おすすめ議事録作成ツール・ソフト <選定ポイント> クラウド上で議事録を管理 かんたんに議事録作成、共有できる 議事録の変更履歴を管理できる
こんにちは!kintone フロントエンドリアーキテクチャチーム (フロリア) の西川 @nissy_dev です。 最近のフロントエンド開発で導入されることの多い TypeScript ですが、開発期間の長いプロジェクトに導入する際にはバックエンドとの結合部分の型定義をどう扱うかが問題になる場合があると思います。 今回の記事では、フロリアで取り組み始めた、HTML に埋め込んだ JSON データをフロントエンドで型安全に扱う施策について紹介します。 フロリアのプロジェクトの詳細については、 @koba04 が書いた次の記事をご覧ください。 blog.cybozu.io 目次 フロリアでのバックエンドからのデータ取得 HTML に JSON データを埋め込む方法の問題点 Java のクラスから TypeScript の型定義を生成できる typescript-generator types
こんにちは、Necoチームの鈴木、石井、そしてストレージチームのsatです。 サイボウズは毎年サマーインターンシップを開催しています。去年に続き、今年もCOVID-19の影響でフルリモート開催でした。 インターンには様々なコースがありますが、本記事ではその中で我々が取り組んだKubernetes基盤開発コースの模様をお届けいたします。ここでいう「Kubernetes基盤」とはKubernetesを用いたサイボウズの次期インフラ基盤Necoのことを指します。 cybozu.co.jp 今年のKubernetes基盤開発コースは8月23日~9月3日(10日間)の日程で開催、7人の学生が参加してくれました。 彼らには本コースが提供する以下3つのチームに分かれて課題に取り組んでもらいました。 コントローラチーム Kubernetesコントローラの実装方法を学び、サイボウズで開発しているKubern
この記事は vjeux 氏によって Prettier 公式ブログに投稿された「$20k Bounty was Claimed!」を許可をもらって翻訳したものです。 もとのタイトルを翻訳するのが難しかったので、できるだけわかりやすいものに翻訳しました。 PrettierというJavaScriptのコードフォーマッターは、人々がコードを書く様々な方法を慎重に扱うことで、驚くほど広く採用されています。この時点で、フォーマットロジックは安定しており、私たちの三項演算子に関する作業が完了すれば、それは満足のいく状態になるでしょう。 これは、次の重要な側面に注目できるということを意味します:パフォーマンス。Prettierは決して速いとは言えませんが、ほとんどの使用例には十分な速さです。これはいつも不満足な感じがしたので、何かをすることを望んでいました。それには、友好的な競争以上の方法はありません。
kintone フロントエンド刷新プロジェクトリーダーの @koba04 です。この記事では kintone フロントエンド刷新プロジェクトにおける Web パフォーマンス方針について紹介します。 kintone フロントエンド刷新プロジェクト(フロリア)とは プロジェクトの現状 なぜ Web パフォーマンスに取り組むのか Web パフォーマンスと生産性 kintone においての Web パフォーマンス 誰もが利用可能にするための Web パフォーマンス Core Web Vitals をメトリクスの中心に Core Web Vitals とは ローディングのパフォーマンス インタラクティブ性 レイアウトの安定性 なぜ Core Web Vitals を計測するのか SpeedCurve を活用した計測 Web パフォーマンスに取り組みやすい状態を作る これから 参考 kintone フ
国が存在しなくなったらその国のトップレベルドメイン(TLD)はどうなるのか? というブログ記事が Hacker News のトップに上がっています。 アメリカ西海岸在住の余茂琦さんは、ご自身の使っている台湾のドメイン aay.tw にページを置いて、そのページを指すQRコードでイレズミを彫ろうとしたそうです。 Astrid Yu さんのQRコードタトゥーを紹介するブログ記事 しかし、誰かに「それ .tw ドメインでいいのか?」と尋ねられて考え込んでしまったそうです。.tw という TLD はこの先何十年と確実に続くものなのか? たいへん不吉な心配ではありますが、刺青として彫るとなると、彫った後に URL が無効になるのは問題でしょう。TLD の永続性を考えてプロフィールは結局別の .org ドメインを取得されたそう。 270万個登録されているらしい台湾の .tw ドメインや、70万個近く存
サムネイル こんにちは!kintone のフロントエンド刷新プロジェクト(フロリア)の@nkgrnkgrです。 フロリアでは、kintone のフロントエンドの ClosureToolsで書かれたコードを React に置き換えています。 本記事では フォーム画面の UI の状態管理に使うライブラリを選定する際に、どのような検証と意思決定を行ったかについて紹介します。この記事が UI の状態管理を行う際に何かの参考になれば幸いです。 kintoneのアプリ作成フォーム はじめに アプリ作成フォーム画面 アプリ作成フォーム画面とは? ユーザーの操作と状態管理で考慮すべきこと ライブラリを選ぶ上での前提 今回の選定で考慮したライブラリの種類と特徴 3つのライブラリの特徴 Redux(ReduxToolkit) について Zustand について Jotai について 利用状況とプロダクト要件を
こんにちは。サイボウズの小林大輔といいます。社内で「アクセシビリティエキスパート」として活動しています。 サイボウズでは、2014年ごろからアクセシビリティについての取り組みを行ってきました。社内啓発活動の一環としてアクセシビリティの社内勉強会やワークショップを継続的に開催したり、実際の製品改善の取り組みも多数行ってきました。さらに社外に向けて、アクセシビリティの重要性や取り組み方を発信する活動もしてきました。 最近では、社内外でアクセシビリティという言葉を少しずつ聞くようになってきました。社内にも社外にもアクセシビリティを発信しつづけてきた身としては嬉しい限りです。 今回は、全盲 (両目が見えない) のエンジニアSUGIさんが入社したことで、私たちサイボウズが得た知見について紹介しようと思います。 もともと、私がアクセシビリティに関わることになったきっかけは、弱視の方へのユーザビリティテ
Next.js 13には、LayoutとTemplateというよく似た機能が存在します。 この記事では、それぞれの特徴と使い分け方についてまとめてみました。 Layoutとは? Layoutは複数のページに渡って共有されるUIのことを指します。 特徴としては画面遷移が行われた際に、その状態を保持し、再レンダリングは行われません。またLayoutはネスト(入れ子)にして使用することも可能です。 Layoutの定義方法 appディレクトリ配下で layout.tsx ファイルを定義するとLayoutとして定義できます。 例えば、以下のようなLayoutを定義することができます。 // app/posts/layout.tsx export default function Layout({ children, }: { children: React.ReactNode; }) { retur
CodeCaptcha.io は、文字通り Code で CAPTCHA させるためのサービスです。 webサービスの利用や登録時に、プログラム(bot)による不正な自動投稿や大量の連続投稿・いやがらせなどを防ぐため、人間でないとできない入力を要求する CAPTCHA 、一番よく見かけるのはグネグネと曲げられたりした文字列を入力するものだと思います。 一般的なCAPTCHA の目的はbot を弾いて人間を通す関所のような役目ですが、CodeCaptcha では、この通行資格を人間ではなくプログラマ、あるいは少なくともプログラミングが多少わかる人、としているわけです。 デモで出てくるプログラムはこちら。 「プログラマといったって、道具も言語も人によってバラバラだろうし、どんな問題が出るのか?」と思いましたが、言語は JavaScript です。特にweb系のプログラマ向けなら妥当な選択ですね
はじめに こんにちは、Necoプロジェクトのsatです。Necoプロジェクトではサイボウズのクラウドサービスcybozu.comの次期インフラ基盤を開発しています。その根幹となるコンポーネントの一つがお客様のデータをあずかるストレージです。本記事ではNecoのストレージの本番適用に向けた取り組みの一つを紹介いたします。 たくさんの取り組みをしているのですが、ここではストレージシステムの運用にあたって、データを格納するRook/Cephクラスタの運用に必要なオペレーションを作る部分について扱います。 用語解説 ここでは本記事を読むにあたって必要になるCephの用語について、いくつか説明しておきます。 OSD OSDとはCephクラスタに組み込まれる個々のディスク上に存在している、ユーザの実データを保存する領域です。Cephは自身を構成するノード上にあるOSDを束ねてストレージプールを作ります
こんにちは!DOGO プロジェクトでソフトウェアエンジニアとして活動している @nissy_dev です。 DOGO プロジェクトでは、画面刷新を進めていく中で CI の実行時間が長く不安定になってしまい、開発生産性に大きな影響が出ていました。今回の記事では、CI の課題改善のために取り組んだことを紹介します。 目次 DOGO について CI を改善することになった背景 CI の改善のために取り組んだこと ビルド時に tsc を実行しない .next/cache を除いて、artifacts にアップデートする E2E テストをより多くの shard 数で分割する Playwright のブラウザのインストールをキャッシュする PR ではコード差分に関連するテストのみを実行する Hydration の挙動によってテストが flaky になっていた問題の解消 CI の改善の結果 今回取り組ま
こんにちは、Necoプロジェクトの池添(@zoetro)です。 今回は、Kubernetes向けにTopoLVMというCSI (Container Storage Interface) プラグインを開発したので紹介したいと思います。 TopoLVMは以下のような特徴を持っており、Kubernetesでローカルストレージを有効に利用することができます。 LVM (Logical Volume Manager) によるボリューム管理 トポロジーを考慮したダイナミックプロビジョニング ノードの空き容量に応じたスケジューリング github.com 本記事では、CSIプラグインを自作するに至った経緯とTopoLVMの特徴の紹介、Elasticsearchのストレージとして利用する例を紹介します。 ストレージへの取り組み Kubernetesでストレージを扱うことは難しいとよく言われています。しかし
Server-Sent Events (SSE) 目新しい技術というわけではありませんが、最近 Server-Sent Events (SSE) について言及する記事をよく見かけます。 何番煎じかはわかりませんが、個人的に興味があることと、正直触ってみたことがなかったので、コードを書きつつ調べてみました。 ※本記事で登場するサンプルコードは次のリポジトリで公開しています。 SSE とは SSE 自体を解説する記事は無数に存在するため詳細な説明は割愛しますが、簡単に言うと、サーバーからクライアントへ一方向の Push 通信を行うための仕組みです。 MDN にもページが存在するため、参考になります。 独自プロトコルを必要とせず、HTTP/1.1 でも動作するのも特徴です。 SSE の歴史 wikipedia に SSE に関するページが存在し、次のような記述があります。 SSE メカニズムは、
twitter で @fozmeadows さんが紹介した、「英語の名前を中国語で書くための変換表」 my 3rd grader came home with this today from school, excited to show me how he’d written his name in Chinese. I had to gently explain to him that this is, uh… extremely Not Correct pic.twitter.com/iClXmRLcjo — Foz Meadows (@fozmeadows) February 2, 2022 小学三年生の息子が今日学校でこれを貰ってきて、自分の名前を中国語で書けることを興奮して説明してくれました。私は彼にやさしく、それはとんでもなく間違っていますと伝えなければいけませんでした。 こ
9社のSaaS・OSS開発の現場で活躍する開発エンジニア・セキュリティエンジニアの方々に、2022年のセキュリティ分野での取り組みや2023年に取り組みたいことなどを聞いた2週連続企画の後編です。後編では、5社からのコメントをご紹介します。 今回コメントをいただいた方々(社名五十音順・順不同) 後編(本記事) サイボウズ 開発本部 PSIRT SmartHR セキュリティグループ 岩田季之さん メルカリ Security Engineering Team Manager Simon Girouxさん Ubie 水谷正慶さん LayerX 鈴木研吾さん 前編 Aqua Security Open Source Team 福田鉄平さん カンム 金澤康道さん グラファー 森田浩平さん Finatextホールディングス 取締役CTO/CISO 田島悟史さん ▼前編記事 flatt.tech 今回
サイボウズ株式会社が主催する、クラウドサービスの総合イベント「Cybozu Days 2021」。 今年のテーマは「LOVE YOUR CHAOS」と題し、めまぐるしく変わる混沌の中で、変化の波を乗りこなす柔軟さを追求する思いが込められています。ITや働き方に関するさまざまなセッションの中から、「僕らのアップデートが職場を変える! アラフィフ世代に贈るカオスのススメ」をお届けします。前半では、銀行員からサイボウズに転職した松川隆氏が、自らの失敗談を率直に振り返りながら、価値観をアップデートしていくまでのエピソードを語りました。 銀行からサイボウズへ転職した、アラフィフ社員の変化 松川隆氏:みなさん、こんにちは。ようこそおいでくださいました。数あるセッションの中で、微妙なタイトルのセッションをわざわざ選んでくださり、少し参加しづらかったかもしれないですね(笑)。「アラフィフとか、私は違うんだ
こんにちは、READYFORでVP of Engineeringをしております、いとひろです。 この度、めでたくREADYFORのOSSポリシーをGitHub上で公開しましたので、共有いたします 👏👏👏 github.com OSSポリシー策定の背景 READYFORでは、息をするようにOSSにコントリビュートをしている @kotarella1110(React Hook Formコアコントリビュータ)や @yuji_developer(自作gem多数、OSSにPRやissueで貢献)や @ksss(CRubyやmrubyに貢献、最近はRBS関連の活動多し)をはじめとする多くのエンジニアがOSS活動を行なっています。 かくいう私自身も、かつてはEclipse CollectionsというJavaのOSSライブラリのリード・コミッターをしていたこともあり、OSS活動に対しては非常に前向
はじめに こんにちは。事業開発部のこむろ@さっぽろです。 最近、諸事情から所属部署でどこにでも顔を出す人として活動しています。 今回はJVMのメモリ周りについて初めて調べました。 背景 Javaアプリケーションを利用している場合、最近ではContainerを利用してアプリケーションを起動しているところも多いかと思います。わたしの所属する事業開発部では、ECSを利用して複数のJavaアプリケーション(Spring Boot)をContainerで稼働させています。 Containerで稼働させるため一つのホストのリソースをすべて割り当てられるわけではありません。Containerには利用できるリソースにハードリミットが設けられているため、リソースの配分には少々気を使う必要があります。 今まであまり意識してチューニング等していなかったのですが(富豪的にメモリを割り当てたりしてて深く考えていなか
「入社おめでとう。はやくみなさんは、サイボウズをいつでも辞められるような人になってください」 2015年の4月。サイボウズの入社式で、副社長の山田理さんがこんなことを口にしました。その年の新入社員として入社式に参加し、「さあ、これからサイボウズで頑張るぞ」と意気揚々としていた私は度肝を抜かれました。だって、入社式なのにいきなり辞める時のことを話すだなんて……。 ですが、その「時」がくるのは早いもので、2020年3月10日の今日、私はサイボウズを卒業します。 サイボウズに所属した5年間は、私にとって、自分自身と会社と向き合い、そして、会社との距離感を模索し続けた時間でした。 「やりたいこと」を仕事にするまでの1年半 私はサイボウズに入社して、最初は自社製品のプロモーションをするマーケティングの部署に配属されました。会社で楽しく仕事をしつつ、プライベートも大切にする。まさに「ワークライフバラン
こんにちは、Neco プロジェクトの責任者 ymmt です。 Neco は、2018 年 1 月に開始した cybozu.com のデータセンターを一から刷新するプロジェクトです。 今回は Neco の成果が結実した新データセンターが稼働開始したことをお知らせします。 あわせて、現時点までの活動内容・システムの概要・今後の予定もお伝えいたします。 Neco プロジェクトについて 成果の紹介 2019年9月時点のシステム 移行プロジェクト Maneki を開始 採用イベントのご案内 Neco プロジェクトについて サイボウズの主力クラウドサービスである cybozu.com は自社で構築したデータセンターにて2011年に提供開始しました。 以来順調に業容を拡大し、現在は 30,000 社以上のお客様にご契約いただいております。 一方で、当初 100 台に満たない台数のサーバー向けに設計された
2019年10月10日、私、及川卓也は単著では初の書籍『ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略』を出版します。このnoteでは、出版の経緯や書籍づくりの裏話、発刊時に削った原稿の公開など、本書の制作にまつわるさまざまな情報を発信していきます。 こんにちは、及川です。2019年10月10日に『ソフトウェア・ファースト』というタイトルの書籍を出版することになりました。 (※正式な出版日は10月15日なので、全国各地の書店に行き渡るまで少しタイムラグがあるかもしれません) この本は、最新テクノロジーを使った新規事業の創出や、ITを活用した事業変革を進めたいと考えている方々に向けて執筆しました。最近のトレンドで言うと、デジタル・トランスフォーメーション(DX)やAI活用、クラウド(特にSaaS)をベースにした新ビジネスなどに取り組む企業の方向けです。 ただし、DXほか個別の
「Web系の最新情報を知りたいけど、日々業務が忙しくて追いかけられない」という方のために、1ヶ月のWeb系ニュースの中で「これだけは押さえておきたい」というものを1つの記事にまとめています。 Figma XD→Figmaに変えた理由とその運営方法やメリットについて|駒ヶ嶺 亮一|note 今月はXDやSketchからFigmaへの乗り換えの記事が多かった気がします。 共有用と開発用のURLを生成・更新する必要がなく、共有用のURLは即自に共有できる というのはXDと比較したメリットですね。 デザインツール「Figma」を5名のデザインチームに導入して半年経った振り返りとビジネスメリットについて|rinoside|note こちらはSketchからFigmaへの乗り換え。Sketchだと周辺ツールの月額費用がかかりますが、それが込みになっているのは大きそうですね。 Figma FAQ 、 よ
React Aria Components は Adobe によって提供されている Headless UI コンポーネントライブラリです。振る舞いや国際化に, アクセシビリティに関する機能を備えており、Button や Input, TextField, Label などのシンプルな要素から、DatePicker や ComboBox などの様々なコンポーネントが提供されています。 今回は React Aria Components の設計について紹介します。 React Aria Components のコンポーネントの設計 React Aria Components の API はコンポジションを中心に設計されています。これにより、パターン間で共通のコンポーネントを共有することも、個別に使用することも可能です。なお、コンポジションについては React Component Compos
こんにちは、Necoチームの池添です。 みなさんKubernetes向けのコンテナレジストリにはどこのサービスを利用していますか?そのサービスの調子が悪くて困ったりしたことはありませんか? 今回はコンテナレジストリをKubernetesクラスタ上にセルフホストし、システムの可用性を高める取り組みについて紹介したいと思います。 セルフホストコンテナレジストリがなぜ必要か コンテナレジストリには、Docker Hub, Red Hat Quay, GitHub Container Registry (GHCR), さらには各種パブリッククラウドベンダーによるものなど、数多くのサービスが存在します。 これらのコンテナレジストリのいずれかひとつに頼っていると、そこが単一障害点になってしまいます。 コンテナレジストリがダウンすると新しいコンテナを立ち上げる事ができなくなり、障害につながる場合もありま
サイボウズ株式会社(以下、サイボウズ)は、大阪府と連携しkintone(キントーン)[1]を活用した「新型コロナウイルス対応状況管理システム」を作成しました。大阪府が作成した本システムは、新型コロナウイルス感染症患者の健康状態等の把握や、各種情報の集計を効率化することが可能です。また、大阪府は同様の課題を抱えている全国の自治体を支援するため、大阪府モデルのシステムをテンプレート化し、要望があった自治体に対して提供を開始します。サイボウズからは「飲食店テイクアウト情報共有システム」等、新型コロナウイルス感染症に対応する上で活用できる各種テンプレートを、自治体に提供します。さらに、これらのテンプレートを利用して業務のシステム化を目指す自治体に対し、サイボウズ社員が設定サポート等の導入支援を行うことを発表いたします。 大阪府が作成した新型コロナウイルス対応状況管理システムの概要 新型コロナウイル
近年、TypeScript を取り巻くエコシステムでは、ユーザーに明示的な型注釈を求めることで、推論や型生成のコストを下げるというアプローチが注目されています。TypeScript 5.5 beta で 発表された --isolatedDeclarations オプションはその代表的な機能ですし、Deno の提供する新しいパッケージレジストリ JSR が提唱している slow types という考え方も同様のアプローチを求めるものです。 この記事では、上記のようなアプローチが提案された経緯や解決したい課題について、TypeScript を利用するエコシステムの状況も踏まえて整理します。 TypeScript を取り巻くツールチェインと型情報を利用する上でのパフォーマンス 皆さんがご存知の通り、TypeScript の型推論は非常に賢く、その機能は日々アップデートされています。特に以下のよう
こんにちは。Necoチームの池添とsatです。 サイボウズは毎年サマーインターンシップを開催しています。 今年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で一時開催が危ぶまれました。 しかし、この状況で学生の皆さんの就業体験の機会が失われてしまうのもよくないと考え、フルリモートでインターンシップを実施することとしました。 blog.cybozu.io Kubernetes基盤開発コースは8月と9月の2回開催で、1回目の8月3日~14日(9日間)の日程には4人の学生が参加してくれました。 Kubernetes基盤開発コース担当のNecoチームはサイボウズの中でも、もっともOSSを活用しているチームです。 そこでこのコースでは、Necoチームが取り組んでいるKubernetes基盤開発について、OSSへの貢献を通して知ってもらう機会にしました。単に開発をするだけではなく、サイボウズがどういう
初めに kintoneチームの前田です。 kintoneはサーバーサイドがJavaで書かれていて、最近ではこれが結構な分量になっており開発上の障壁となっています。 その解消のため、kintoneチームではコード分割を進めています。 今回は、コード分割の目的や具体的方針、取り組みをチームでうまく進めていくための工夫、 これまでに得られたことや今後の見通しについてご紹介します。 コード分割とは kintoneがリリースされてから10年経過し、その間に継ぎ足し継ぎ足しでコードが追加されてきました。 最近ではコード行数が35万行を超えてなお増えており、それに伴い複雑性も増している印象があります。 このまま何もしないと、コードの調査や影響範囲を確認するのがどんどん大変になっていったり、 新しくチームに参加した人がコードを把握するのにいままで以上に時間がかかってしまうことが懸念されます。 このような問
この記事はサイボウズアドベントカレンダー17日目の記事になります。 こんにちは。サイボウズで働いているエンジニアのもやし丸 です。 エンジニアとして働き始めて今年で3年目になります。 入社1年目のときは自分の3年目の姿なんて全く想像できませんでした。どんなエンジニアに成長しているかなー。そもそも仕事続けられているのかなー。と期待と不安が入り交じる感情を抱きながら仕事をしていたことを覚えています。 今はどうでしょう?いざ3年目になってみたら転職を考えていました。 ちなみに1年目の活動はブログに書いてあるので、もしよければ読んでみてください。 dev-moyashi.hatenablog.com 仕事では kintone のフロントエンド刷新プロジェクトに携わっています。プロジェクトの概要はkintoneのフロントエンド刷新に向けた取り組みに記載しています。 blog.cybozu.io 20
iOS 向けのAmazonアプリのアイコンが長年使われていたカートのデザインから最近変更されていたそうなのですが、この新アイコンがあるものに見える、という指摘がいくつか上がり、急遽再変更されたそうです。 アマゾンの段ボールに、ギザギザにカットしたテープを使って梱包したアイコン、アマゾン利用者なら見慣れたアイテムですね。カートよりよほど「アマゾン」という感じがしますし、スマートフォンのホーム画面の中でもわかりやすくアマゾンを示すと思います。 がしかし、 Someone should tell @amazon that a mouth with a little moustache is a big no-go… https://t.co/bqQSDFYhHm — Michael ✌️ (@inMikesLife) January 26, 2021 「誰か、口にチョビヒゲはダメダメだとアマゾン
TypeScript 5.5で、@graphemeclusterさんによって正規表現リテラルの構文チェックが導入されました🎉 この構文チェックによって、正規表現に間違いがあった場合、事前にTypeScriptがエラーを出力してくれます。 この機能について、次のことが気になったので調べてみました。 どんな構文がエラーになるか なぜ導入されたか どうやってチェックしているか JavaScriptで実行できるがTypeScriptでエラーになる構文はあるか ESLintとのカバー範囲の違い 本記事に関して、誤り等があれば指摘いただけると嬉しいです。 どんな構文がエラーになるか TypeScript 5.5では、正規表現に関するエラーメッセージが40個程度追加されています。 例えば、下記のような構文は、5.5でエラーになります。 // 存在しないフラグ var re = /a/b; // エラー
2020年のオープンソース活動の振り返り記事です。 今までの振り返り。 今年のOSS活動振り返り @ 2019 | Web Scratch 今年のOSS活動振り返り @ 2018 | Web Scratch 今年のOSS活動振り返り @ 2017 | Web Scratch 今年のOSS活動振り返り @ 2016 | Web Scratch 今年のOSS活動振り返り @ 2015 | Web Scratch 今年のOSS活動振り返り @ 2014 | Web Scratch 2020年のGitHubのPublicなContributionsは7000~9000ぐらいを推移していました。 最近はPrivateリポジトリをメモやブックマーク管理などでも使うようになったので、Private比率は増えてPrivateなContributionsは13400でした。 GitHub Issuesを個人
はじめに 「ミラティブのエンジニアの発信の文化やポリシーってどうなってるんですか?」 本ドキュメントは、多くの方に聞かれるこの問いに答えるものになります。 好きでつながり、自分の物語(ナラティブ)が生まれる居場所 ミラティブはエンジニアの技術に対する強い思いによって成り立つチームです。ミラティブのエンジニアのミッションは、ミラティブというチーム・プロダクト・技術に貢献することであります。 一方、私達はナラティブが生まれるコミュニティの会社であり、わかりあおうとし続けるために、エンジニアチームのビジョンとして、ミラティブをテックな組織としてブランディングすることを掲げます。 すなわち、ミラティブのエンジニアは社外に対して積極的に発信し、イベントに参加し、OSSコミュニティに強く貢献するものであります。当然、社内においてもエンジニア同士が積極的に交流し、勉強会を開催し、互いの健やかな成長を促す
CIサービス(Continuous Integration = 継続的インテグレーション)の LayerCI の CEO がブログで指摘したのが、LayerCI やその競合である GitLab, GitHub Actions, TravisCI, CircleCI, Wrecker などのサービスの無料枠を悪用した暗号通貨マイナー(miner = 採掘者)の実例です。 CIサービスの無料枠 CIサービスでは、GitHub や BitBucket などのソースコード管理サービスでコードの変更がある度に、自動的にテストセットを実施し、ソフトウェアが壊れていないかを確認してくれます。CIサービスはこれらのテストを実施するためのコンピューター資源を大量に確保・実行しています。 多数のプロジェクトを持つ企業は毎月の使用料を払ってこれらCIサービスを利用しますが、普及宣伝のために個人開発者やスタートア
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