ディスプレイに複数のインターフェイスが混在するワケ アナログディスプレイ(ブラウン管)時代から、パソコン標準のディスプレイ接続コネクタといえば、アナログ(D-Sub 15ピン)でした。液晶ディスプレイが普及してからは、よりクリアに表示できるデジタル方式(DVI)が多く使われるようになりました。 一方、テレビ・映像機器は、地上波アナログ放送用のコンポジット端子が使われてきました。しかしSD解像度(720×480ドット)までの対応だったため、ハイビジョン(1024×768ドット)放送が始まる頃にはアナログ方式のD端子やコンポーネント端子も搭載されるようになりました。 その後、Blu-rayでの映像コンテンツ提供やデジタル放送への移行を受けて急速にHDMIの普及が進み、今では主流の映像端子となっています。HDMIは1本のケーブルで映像と音声のデータ送信が可能で、HDCP(著作権保護技術)に対応し