デルタ株より重症化しない傾向 米国では新型コロナの新変異株「オミクロン株」がまん延し、1月10日には1日で新規感染件数が135万件を超えたと伝えられた。昨年11月からオミクロン株感染が急増したニューヨークなどの北東部では感染ピークに達したという見方もあるが、米国は広いので私の住むテキサス州など内陸の州ではまだまだ猛スピードで感染拡大中。テキサス州でピークに達するのは2月頭頃と言われている。 猛威を振るうオミクロン株だが、明るいニュースもある。1月12日、オミクロン株はデルタ株と比べて、重症化例が少ないことを示す調査結果が発表された。これは医療保険組織のカイザーパーマネンテと米疾病対策センター(CDC)の共同研究で、南カリフォルニアで2021年11月末から2022年1月1日までの間にオミクロン株で陽性になった5万2297人と、デルタ株で陽性になった1万6982人を比べたもの。 調査対象者の中