私の方向オンチは土地勘だけではありません。 例えば、照明のスイッチ。 明かりを点けるときに、 点けたい照明ではない方のスイッチを 押してしまうことがよくあります。 でも、不思議なことに 日本では、照明とスイッチの関係が すんなりと理解できて、 さっと明かりを点けることができます。 ところが、ミラノでは家でもアトリエでも、 スイッチがなぜここにあるのかしら?と 思うことが多々あります。 例えば、アトリエがある建物の門。 門扉が2つ並んでいて、 ひとつは自動車用で、もうひとつが歩行者用です。 自動車用と歩行者用のスイッチが どちらだったかいまだに迷って、 結局、全てのスイッチを押して、 両方の門の鍵を開けてしまいます。 ▲これが門です。 この門には、左右の壁に開閉スイッチがあります。 手前の小さな門扉が歩行者用、 大きい門扉が自動車用です。 ▲門の右側の壁についているスイッチがこちら。 右から