アルドール反応一般式 アルドール反応(アルドールはんのう、aldol reaction)はα位に水素を持つカルボニル化合物が、アルデヒドまたはケトンと反応してβ-ヒドロキシカルボニル化合物が生成する反応で、求核付加反応のひとつ。 アルデヒド同士がこの反応を起こすとアルドールを生成することから、この名で呼ばれる。 『韃靼人の踊り』で有名な歌劇『イーゴリ公』を作曲したアレクサンドル・ボロディンが最初に発見したと考えられている。 基本反応[編集] α水素を持つカルボニル化合物がアルデヒドまたはケトンであるアルドール反応では酸または塩基が触媒として用いられる。 α水素を持つカルボニル化合物がエステルやアミドであるアルドール反応ではリチウムジイソプロピルアミド(LDA)のような強塩基が触媒として用いられる。 酸触媒を用いた場合や塩基触媒で温度が高い場合で、生成したβ-ヒドロキシカルボニル化合物のα水
ハンスディーカー反応(ハンスディーカー反応、Hunsdiecker reaction)とは、有機化学における化学反応の一種で、カルボン酸の銀塩 (RCO2Ag) に臭素 (Br2) を作用させ、有機臭素化物 (RBr) を得る反応である。ロシアのアレクサンドル・ボロディン(現在では作曲家として著名だが、本職は化学者であった)にちなみ、ボロディン反応 (Borodin reaction) とも呼ばれる[1][2][3][4][5]。 ハンスディーカー反応 銀の代わりとして、酸化水銀(II) (HgO) を用いた例も知られる[6] [7]。 反応機構[編集] ハンスディーカー反応は、下図のようなラジカル的な機構で進むと考えられている。 ハンスディーカー反応の機構 まず、カルボン酸の銀塩 1 が臭素と反応して中間体 2 に変わる。そこから、酸素と臭素の結合がホモリティックに開裂してカルボキシルラ
ハリコフ近郊に捨てられていたロシア軍のレーション(戦闘糧食)。前線にはレーションが行き渡っていないと見られている。(写真:ロイター/アフロ) ウクライナの小さな街で、市民から受け取った食料を食べた2人のロシア兵が死亡し、28人が重症で病院に搬送されたとウクライナの情報当局が発表した。英INDEPENDENTなどが報じている。 ウクライナで2番目に大きな都市であるハルキウ(ハリコフ)から南東に130kmほど離れた街・イジュームで、ロシア陸軍第三自動車化狙撃師団に所属する兵士たちに対して、市民が小さなパイやピロシキを振る舞った直後に、兵士2人が死亡。さらに28人が重症となり、地元の病院に運ばれた。 30人を死傷させた食料には毒が入っていたとみられ、ウクライナの情報当局は「ウクライナ人はあらゆる手段で占領者に抵抗する」と声明を出している。現時点で、どのような毒物が使われたかはわかっていない。 E
2021年11月発売、約5万円の開放型ヘッドホンです。以前Hi-X55という密閉型を購入したのが結構良かったので、それの開放型が出たということで気になって買ってしまいました。 Hi-X65このブログを読むような人ならすでにご存知かと思いますが、Austrian Audioは名門AKGの流れをくむ欧州オーストリアの新興プロオーディオメーカーです。数年前にAKGがサムスン傘下に吸収されてウィーンの本社工場が閉鎖された際に、現地スタッフの多くが集合して近場に新たなオフィスを設立したという流れで、このヘッドホンもオーストリアの本社工場製です。 単純に往年のAKGのネームバリューを利用した模造品を作るのではなく、心機一転の再スタートとして、プロの現場の最先端に積極的に関わっていくスタンスを重視しているようで、これまで斜陽の社内ではOKが出なかった様々なアイデアを実践しています。AKGの流れをくむ新興
テレワーク用に社員に貸し出すノートパソコンに、起動すると自動で動画を撮影するソフトをインストールして、部下の女性社員を撮影したとして57歳の会社員が書類送検されました。 調べに対し「若い女性社員のプライベートをのぞき見たかった」などと供述しているということです。 書類送検されたのは、都内のソフトウェア開発会社に勤務する埼玉県川越市の57歳の男性会社員です。 警察によりますと、おととし6月、テレワーク用に社員に貸し出すノートパソコンに、起動すると自動で動画を撮影するソフトを無断でインストールし、部下の女性社員の映像を録画した疑いが持たれています。 このソフトは高齢者の見守りなどに使われるもので、撮影された動画はインターネットを通じて会社員が見られる状態になっていたということです。 去年7月に身に覚えのないソフトが入っていることに気付いた女性が警察に相談して発覚し、貸し出しを担当していた男性会
ウクライナから避難してきた人たちを乗せた政府専用機が5日午前、羽田空港に到着しました。避難してきた人たちの受け入れや支援の動きなど、時系列で詳しくお伝えします。 全国知事会 連絡調整本部を設置 “安心して滞在できる環境を” 全国知事会の会長を務める鳥取県の平井知事は記者会見で「日本のそれぞれの地域で、ウクライナの方が安心して滞在できる環境を、国際社会の連帯のために提供していきたい。今後は、縁故のない方々の避難も予想され、関係知事で協議する場を設けたい」と述べ、知事会に連絡調整本部を設置して、自治体間や政府との調整にあたる考えを示しました。 日本に到着したウクライナ人20人のうち2人を大阪 吹田市が受け入れることになりました。吹田市が受け入れるのはウクライナの首都キーウ出身で20年前に来日した重山ネリさん(59)の37歳の長女と13歳の孫の2人で、羽田空港に到着したあと国内線に乗り換え午後6
長男を拘束して自宅に監禁した容疑で父親らが逮捕される事件が起きた民家=川崎市で2022年3月22日午後3時10分、宮島麻実撮影 精神疾患の可能性を指摘されていた長男(当時37歳)を自宅でロープや手錠を使って約4カ月拘束したとして今年1月、川崎市の両親と妹が逮捕監禁容疑で逮捕された。精神障害のある人を自宅に閉じ込めることが法律上認められた時代はあったものの、戦後まもない1950(昭和25)年に法律は廃止された。閉じ込めが禁じられてから72年。家族が身内を「座敷牢(ろう)」に閉じ込めるような陰惨な事件はなぜ起きたのか。 神奈川県警が父親(70)と母親(65)、妹(36)の3人を逮捕したのは1月31日。逮捕容疑は2021年9月6日までおよそ4カ月間、川崎市内の自宅で同居する長男の両手足をロープや手錠などで拘束し、自宅に監禁したというものだった。長男は9月6日に死亡が確認されている。 県警によると
先日に疑問をもった下記の論点について、インターネットの反応を調べていたところ、おそらく謎がひとつ解けた。 呉座勇一氏を支援している労働組合委員長のブログエントリを読むと、女性差別の認識は危ういものを感じる - 法華狼の日記 新世紀ユニオンの、3月31日の下記エントリがはてなブックマークを集めていた。 脅迫・圧力に屈し違法解雇を行った人間文化研究機構・日文研! - 委員長の日記 違法解雇の発端は歴史学者のG先生のカギ付きアカウントの(ツイッターでの)「つぶやき」で、相手の名前を出さずに皮肉っていたことでした。これを実名で公表したのは「被害者」側でした。自分で差別発言だと実名を出し、社会化した場合、普通慰謝料は請求できません。 まず、この書き出しでいきなり首をかしげた。記憶では被害者は慰謝料を請求していなかったはずだが、いったい何を主張したいのだろうか。 そもそも、大同小異のエントリがならぶ新
東京大学の研究グループは、埼玉大学や東京工業大学のグループと共同で、空間反転対称性の破れた超伝導体「PbTaSe2」において、外部磁場がなくても巨大な整流特性を示すことを発見し、その微視的な機構を明らかにした。 整流効果は常伝導状態より超伝導状態の方が大きく増大 東京大学の研究グループは2022年3月、埼玉大学や東京工業大学のグループと共同で、空間反転対称性の破れた超伝導体「PbTaSe2」において、外部磁場がなくても巨大な整流特性を示すことを発見し、その微視的な機構を明らかにした。 空間反転対称性の破れた物質は、電流の正負によって電気抵抗が異なる整流特性が期待されている。特に近年は、いくつかの空間反転対称性の破れた超伝導体において、超伝導相で物質固有の整流現象が報告されており、超伝導ダイオードへの応用などが注目されている。 研究グループは今回、PbTaSe2について「常伝導状態」と「超伝
北趙晋侯墓地(ほくちょうしんこうぼち)は、曲村天馬遺跡(きょくそんてんばいせき)ともいい、中国の山西省臨汾市の曲沃県曲村[注釈 1]と翼城県天馬村[注釈 2]の境界に位置する周代の晋国の墓である。 1992年から1994年にかけての5度にわたる発掘で、17基の大墓が確認された。そのうち晋侯の墓が8基、晋侯夫人の墓が9基である。これらは8組の夫婦並穴合葬墓であり、そのうち1組だけが1侯2夫人から成っていた。墓の年代は9号墓と13号墓が最も古く、西周の穆王期に属する。最も新しいのが93号墓と102号墓であり、春秋時代の初期にあたる。 9号墓と13号墓 9号墓は被葬者が男性で、青銅器・玉器などのほか、馬車7台が出土した。13号墓の被葬者は女性で、遺体の頭部には髪を束ねる玉管、胸部には胸飾り2点、腹部や足元には宝貝や玉器が置かれていた。 6号墓と7号墓 盗掘が激しく、副葬品は残されていなかった。
チリ南部アイセン地方のサンラファエル氷河(2022年2月13日撮影)。(c)PABLO COZZAGLIO / AFP 【3月20日 AFP】チリ最南端のサンラファエル(San Rafael)湖に浮かぶ、10階建てのビルほどの氷塊──湖に流れ込むサンラファエル氷河に大きなひびが入り、砕け落ちてできた。地球温暖化の影響をまざまざと見せつける光景だ。 今日、サンラファエル湖には、氷河から崩れ落ちた約100の氷塊が浮かぶ。50年前には氷河が湖面の3分の2に広がっていたが、今や氷の覆いはない。 面積3500平方キロの北パタゴニア氷原(Northern Patagonian Ice Field)には、サンラファエル氷河を含む39の氷河がある。アイセン(Aysen)地方にある1万1000平方キロの南パタゴニア氷原(Southern Patagonian Ice Field)が合わさり、世界最大級の氷原
意識はあるが全身麻痺状態にある男性が、脳に取り付けた電極を使って文章でコミュニケーションを取ることに成功した。男性はスープやビールを注文し、家族と息子について話すことさえできるようになった。世界初の快挙だ。 by Jessica Hamzelou2022.04.05 44 14 ある全身麻痺状態の男性が、自身の脳活動を記録する装置を使って、完全な文章を伝達することに成功した。男性は、脳に埋め込まれた装置を使い、脳の使い方を鍛えることで、マッサージやスープ、ビールを注文し、息子と一緒に映画を見られるようになったという。 この記事はマガジン「世界を変える10大技術 2022年版」に収録されています。 マガジンの紹介 「完全閉じ込め症候群」の患者、つまり意識と認知能力はあるが完全な麻痺状態の人物が、このようにコミュニケーションできたのは初めてだ——プロジェクトを手がけた研究者たちはそう語っている
キーウ近郊において、民間人に対して極めて凄惨な行為が繰り広げられていたことに強い衝撃を受けています。無辜の民間人の殺害は、国際人道法違反であり、断じて許されず、厳しく非難します。ロシアは、その責任を厳しく問われなければなりません。
島崎邦彦「葬られた津波対策をたどって――3・11大津波と長期評価」目次 島崎邦彦 しまざき・くにひこ 東京大学名誉教授,地震調査委員会長期評価部会部会長(1996 〜 2012年),原子力規制委員会委員長代理(2012 〜 2014年) 連載「葬られた津波対策をたどって」(2019年1月号〜2020年6月号)を著者加筆の上,副題として「3・11大津波と長期評価」を加えて,公開いたします。 政府機関として地震調査研究推進本部は「地震発生可能性の長期評価」(「長期評価」)をとりまとめており,2002年7月に「三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価について」が公表されました。そのとりまとめにあたった島崎邦彦氏が長期評価に対する圧力を振り返ります。政府と東京電力の責任を問う裁判で論点の一つともなってしまっている長期評価とはそもそも何か。とりわけ東京電力福島第一原子力発電所にとって不都合であっ
精神科Q&A 【1470】「小鳥を飼ったほうがいいでしょうか」について(【1302】の続き) Q: (【1302】をご参照ください) 林: 【1302】は、統合失調症の発症初期です。一刻も早く精神科で治療を受けることが必要です。【1302】の時期に、本人に病気のことを詳しく説明することは治療上好ましくないと判断できるため、【1302】の回答は簡潔にとどめました。一年が経過し、この方が治療を受けて、安定した状態になっておられることを期待して、ここに回答を補足したいと思います。 まずメール全体から、漠然とした不気味な感じ、あるいは奇妙にまとまりのない感じが読み取れるかと思います。この雰囲気が、統合失調症の発症初期に特有のものです。この状態を描写する用語としては、統合失調症 患者・家族を支えた実例集 のp.38にも紹介した、トレマというものがあります。トレマは、俳優が舞台に出る前に体験する緊張感
Q: 30代の小学校主任教諭をしております。 保護者には様々なご病気を抱えておられる方が多くおり、児童や保護者の気持ちに寄り添いながら教育活動をしていこうの意識しております。 しかしながら、余りに難しい保護者がおり、教育関係機関以外にどのように繋げたらよいかお知恵をいただきたく、メールさせていただきます。 私の担任する中学年の保護者の方に統合失調症のお父様がおられます。 入学式当日から、日頃の教育観について教室で怒鳴るということがあり、その後も毎日のように来校があり、当時の担任は病気になりお休みしています。 その事実を保護者が知ってからは、少し行動が控えられています。 ただ、行動のモチベーションが『先生の力になりたい』ということからのため、なかなか変わりません。 訴えの内容は、最近だと『コロナは風邪であり、世界の陰謀だ』『非接触の体温計はレーザーによる暴力行為だ』『タブレット端末による害の
英スコットランドの海で元気にジャンプするマイルカ。研究者たちは、ネズミイルカのような鳴音を発する単独生活の野生マイルカ「カイリー」を観察した。(PHOTOGRAPH BY SCOTLAND: THE BIG PICTURE, MINDEN PICTURES) 英スコットランド西岸にあるクライド湾という大きな入江には、数千頭のネズミイルカと、「カイリー」と名づけられた1頭のメスのマイルカが暮らしている。 少なくともこの14年間、カイリーが他のマイルカ(Delphinus delphis)と一緒にいる姿は目撃されていない。だが、決してひとりぼっちではない。よく晴れた日にクライド湾の遊歩道を歩いていると、カイリーがネズミイルカ(Phocoena phocoena)たちと一緒に泳ぐ様子を目にすることがある。ネズミイルカは小型のイルカで、カイリーの3分の2ほどの大きさだ。 このほど新たな研究により、
安全保障政策をめぐり自民党内で防衛費の増額の必要性を訴える声が出ていることについて、公明党の山口代表は歳入が限られる中、防衛費だけを突出させるのは妥当ではないとして慎重な姿勢を示しました。 安全保障政策をめぐって自民党内では安倍元総理大臣が3日、防衛費をGDPの2%を念頭に増額し来年度予算では少なくとも6兆円程度を確保すべきだという考えを示すなど防衛費の増額を求める声が出ています。 これについて公明党の山口代表は、視察先の千葉県八千代市で記者団に対し「防衛費を全体として強化していく議論は必要だが、いきなり単年度で倍増に近い増額はすべきない。新型コロナや物価高騰で国民生活が打撃を受けているもとで歳入にも限界がある」と指摘しました。 そのうえで「社会保障や教育などの需要はとても大きく、それらを削る形で防衛費だけを突出させるというのは妥当ではない。税をどう配分するか政治の適切な判断が必要だ」と述
ウクライナからの避難民20人を乗せた政府専用機は5日昼ごろ、日本に到着する予定です。政府は、自治体や企業などとも連携しながら国内に受け入れる避難民をきめ細かく支援していく方針です。 ウクライナからの避難民の受け入れを進めるため、岸田総理大臣の特使として、今月2日からポーランドを訪れていた林外務大臣は、避難民の滞在施設を視察するなどして現地の実情を把握するとともに、ドゥダ大統領ら政府要人と会談し避難民の支援で連携していくことを確認しました。 一連の日程を終えた林大臣は、記者団に対し「ロシアによる侵略によって祖国を追われた避難民の厳しい状況を目の当たりにし、一日も早く元の生活に戻れるように、日本政府として国際社会と連携しながら、最大限の支援を行っていかなければならないという思いを新たにした」と述べ、日本への避難を希望しているものの、自力での渡航手段の確保が困難な20人を人道的な観点から政府専用
米Intel(インテル)は、デスクトップPC向け電源仕様の新版「ATX 3.0」を2022年3月23日(現地時間)に正式発表した ニュースリリース 。2003年にATX 2.0が発表されて以来、約20年ぶりのメジャーアップデートだという。 ATX 3.0での最も大きな改訂点は、PCI Express Card Electromechanical Specification Revision 5.0で新規追加された、最大600Wの電源を供給するコネクターへの対応が盛り込まれたことである。この新しい電源コネクターは「12VHPWR(12V High Power)補助電源コネクター」と呼ばれる。12の電源ピン(12V×6ピンとGND×6ピン)と4つのセンスピンで構成される。PCI Express 5.0に対応した拡張カードは、ATX 3.0対応電源を利用すれば、最大600Wの消費電力を補助電源ケ
改憲の早期実現に向けた自民党の「山口県総決起大会」であいさつする安倍晋三元首相=山口市で2022年4月3日午後、東久保逸夫撮影 自民党の安倍晋三元首相が3日、山口市で講演し、憲法9条への自衛隊明記など憲法改正の早期実現を訴えた。改憲機運を高めるため党が全国で展開する活動の一環で、岸田文雄首相(党総裁)ら執行部は、夏の参院選をにらみ、保守層に訴求力の高い安倍氏を今後も改憲論議の「顔」に据える。だが、安倍氏が前面に立つことで逆に野党の反発が強まり、国会論議が停滞する可能性もある。 安倍氏は講演で「これまで国民は賛成にせよ、反対にせよ、一度も憲法への意思表明をする機会がなかった。本当におかしいと思う」と語り、「新しい時代に向けて、私たちの手で憲法を変えていく時を迎えている」と何度もこぶしを握り訴えた。会場に集まった1000人超の聴衆から拍手が湧いた。
日本の安全保障政策をめぐり、自民党の安倍元総理大臣は、中国の軍事力増強に懸念を示し衝突を避けるためにも防衛費を増額させるべきだという考えを強調しました。 自民党の安倍元総理大臣は山口市で講演し、中国が軍事力を増強していることに懸念を示したうえで「衝突の危険性がないようバランスを取っていくことが大切だ。ロシアとウクライナのように軍事バランスが大きく崩れると予期せぬ衝突が起こりやすい」と指摘しました。 そのうえで、「防衛費を増やすことに偏見を持つ必要は全くない。自国の防衛に努力しない国のために、命をかけてくれる国はどこにもない」と述べ、日本の防衛費をGDPの2%を念頭に増額し、来年度予算では、少なくとも6兆円程度を確保すべきだという考えを示しました。 また、いわゆる「敵基地攻撃能力」について「日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと確信している。基地に限定する必要はなく、中枢を攻撃することも含む
ドネツクとルハンスクの「人民共和国」の承認に関する国家安全保障会議でのプーチン氏発言を見守る女性=2月21日、サンクトペテルブルク/Anatoly Maltsev/EPA-EFE/Shutterstock (CNN) 悲痛な映像は、西側諸国の視聴者がウクライナの戦争で目にしているものとそっくりだ。1人の老婦人が分厚いコートで寒さをしのぎ、村を襲ったロケットで焼き尽くされた木造の家の前で泣きながら立ち尽くしている。「彼らに全てを破壊されました!」と老婦人は叫ぶ。「跡形もありません」 だが、これはロシア国営テレビ局「ロシア24」の映像だ。村を襲ったのはロシア兵ではなく、ウクライナ兵だと報じられている。ロシア人特派員はウクライナ兵を「ナショナリスト」と呼ぶ。民間人を「人間の盾」に使う「ネオナチ」「ファシスト」「薬物中毒者」だと言うリポーターもいる。 戦争のニュースはほぼ全て、ウクライナ東部の分離
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