名古屋市の地下鉄御器所駅前には、「土」のモニュメントがそびえている。 「土」の記憶 デジカメの記録によると、僕はこの写真を二〇〇九年八月六日に撮影しています。 撮影場所は、名古屋市昭和区の地下鉄御器所(ごきそ)駅まえの交差点。 秀吉の母親の出生地である名古屋の御器所が、瓦、食器、土人形などを製造する「やきもの産地」であったことを知り、その痕跡をもとめて、現場取材に向かったのです。 羽柴という秀吉の名字が「土師(ハジ/ハシ)=やきもの師」に由来するのではという説について考えることが目的でした。 小さな手がかりがあれば、ともかく現場に行ってみるというのは、新聞社に勤務しているとき、しつこく言われつづけたことのひとつ。 現場に行けば、「字にできること」がなにか見つかるかもしれないからです。 インターネット時代のいまでも、その土地に行って、はじめて気づくことは少なからずあるものです。 巨大な陶芸作
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