プロ野球・巨人の元投手らによる野球賭博事件で、元投手らから賭け金を集めて賭博をさせたとして、警視庁は12日、ともに名古屋市中区の大学院生の松永成夫(40)、大石健太郎(26)の両容疑者を賭博開帳図利容疑で逮捕し、発表した。松永容疑者は「手数料を取ろうとしていない」と容疑を否認し、大石容疑者は認めているという。 組織犯罪対策4課によると、2人は共謀し、2014年3月~15年8月、プロ野球公式戦と高校野球のそれぞれ約15試合で、笠原将生(25)、福田聡志(32)の両元投手ら客計8人から賭け金を集めて賭博をさせた疑いがある。警視庁は、両元投手ら客も賭博容疑で書類送検する方針。 両容疑者は協力して客に賭博をさせる関係にあり、野球賭博の予想に使う「ハンディ表」の準備と、客の予想を受ける役割を分担するなどしていた。笠原元投手は3月の朝日新聞の取材に、「野球賭博をしていた別の胴元に高額の賭けを断られたた
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