ヤフーによる独自のスコア「Yahoo!スコア(ヤフースコア)」の外部提供開始のプレスリリースを受けて、一部の有識者やメディアから批判的なコメントが相次ぎ、炎上騒ぎにまで発展した。 なぜ今回の炎上は起きてしまったのか? 実際に問題となったのはどのような点で、それはどうすれば防げるものであったのか? 本記事では、ヤフースコアの炎上事件について情報を整理した上で、今認定制度が進められている情報銀行の考え方を参考に、データ提供のあるべき姿について考えていこう。 ヤフースコア炎上の発端 炎上の問題はどこにあったのか? 問題点に対するヤフー側の回答 情報銀行認定スキームにおける考え方 情報銀行に限らずユーザー中心の設計へ ヤフースコア炎上の発端 2019年6月3日、ヤフー株式会社は、独自開発のスコア「Yahoo!スコア」のパートナー企業への提供を7月に開始する旨のプレスリリースを発表した。 about