先日、日本最大の掲示板サービス2ちゃんねるの「●」と呼ばれる有料サービスから、個人情報が漏えいしたことは記憶に新しいだろう(関連記事 「『2ちゃんねる』の有料サービスで情報流出、カード情報などが3万件以上」)。●とは2ちゃんねるを利用するためのサービスツールの総称で、書き込みを規制されたプロバイダーからの掲示板への書き込みや、過去データとしてアーカイブされた(DAT落ちした)データの閲覧など、様々な機能を月額300円(年額3600円)で利用できるものだった。 この有料サービスを利用していたのは3万2000人ほど。2ちゃんねる側は、ここで得た収入をサーバーの増強やサーバーの維持管理費などに充ててきた。 今回の●の利用者情報が漏えいしたことによって、既に様々な問題が発生している。なんといっても今回漏えいした情報の中に、個人を特定する情報が含まれていたことが最大のポイントである。 名前や住所電話
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