新型コロナウイルス感染症によるリモートワークの増加により、マルウェア対策が不十分なPCがサイバー攻撃の標的になるなど、セキュリティへの脅威がさらに高まっています。 ここ最近では、「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙う攻撃メールが、国内の多くの企業に送られており、危機感が高まっています。セキュリティ侵害を受ければ、金銭面の負担や企業ブランドの棄損などさまざまな被害が想定されます。サイバー攻撃が増える中で、自社システムの脆弱性をしっかりと検証しておくことは、今後企業にとって必須の取り組みになってきます。 こんにちは、2016年からAPT先制攻撃サービスにはじまり、現在はペネトレーションテストサービスの実査を担当している戸谷です。世界中のセキュリティ技術者によるクラウドソーシング・セキュリティテストサービス「Synack」の日本向けカルチャライズを担当している川島です。