DAOのガバナンスモデル解説 DAOという頭字語の説明から始めるのが、最も分かりやすいでしょう。まず初めに、DAOとは自律的な(Autonomous)、つまり、スマートコントラクトにより稼働している組織です。DAOのスマートコントラクトとは、DAOの初期開発者が合意し、ブロックチェーン上に保存した一連の自動実行型のコードです。スマートコントラクトのおかげで、DAOの雇用や報酬の分配、一般的な組織で見られる制度的または重要な問題は、自律可能となっています。 次に、DAOでは既存の組織とは異なり、意思決定はCEOや幹部によってではなく、集団的に共同で行われます。DAOによって異なってはいますが、一つまたは既定量のネイティブトークンを保有しているDAO参加者は、スマートコントラクト、戦略に関する提案、および投資アイデアなどを提出し、それらに投票することができます。 この仕組みのおかげで、DAOの
2021年6月10-11日に開催された「Non-Fungible Tokyo2021」DAY2のセッション“スポンサーセッション2 Jenny Metaverse DAO”をレポートします。 Benjamin Rameau(ベンジャミン・ラモー)氏 Founder of Jenny Metaverse DAO Jenny Metaverse DAOはUniclyプロトコル上で最大のコミュニティ。Uniclyは、1日約250万ドルを扱う世界最大NFTマーケットプレイス(2021年6月現在)。Uniclyは、コミュニティおよびコレクターがNFTを分割することを可能にする。 NFTは現実とブロックチェーン世界をつなぐ架け橋 私はJenny Metaverse DAO創設者のBenjamin Rameauです。共同創設者のJacobと共に活動しています。私は約4年前にJacobと出会いました。私が
『デジタル広告法務 実務でおさえるべきFAQ)』 (池田・染谷法律事務所 編著) 広告実務に携わるすべての方に向け、必要な情報を過不足なく盛り込んだ、コンパクトで正確なガイドブック。
はじめに 今回の記事も、NFT企画の記事になります。前回は、NFTの利用事例として、デジタルコンテンツへのアクセス権管理や、リアルコンテンツと絡めたNFT利用について紹介しました。これらの事例については、未解決の課題も存在していますが、中央集権的な仕組みでは解決できない課題の解決策として模索されている取り組みになります。 このように、現在模索されているNFTのユースケースとしては、前回、前々回の記事で紹介させていただきました。そこで、今回は、NFTと関わりながら、周辺で動き始めている事例について取り上げたいと思います。 事例一覧 カストディアン HexTrustがイーサリアムNFTのカストディサービスを開始 まず、カストディサービスとは、事業者に暗号資産の保管(カストディ)をしてもらうサービスのことを指します。このため、上記のHexTrustの事例以外でも、日本だと今年度に入って提供を始め
はじめに 今回の記事も、NFT企画の1つになります。前回は、NFTの利用事例について、ブロックチェーンゲームとデジタルアート/コンテンツ、およびNFTオークションプラットフォームについて紹介しました。これらの事例は、今のNFT利用に関する一番多いユースケースです。一方で、今回の記事では、今後広がっていくと面白そうなプロジェクトについて取り上げてみました。 事例一覧 デジタルコンテンツのアクセス権管理 フォーブス誌が会員権を仮想通貨ETHで販売 NFTトークン化で転売が可能に Gaudiyが少年ジャンプ「約束のネバーランド」向けにブロックチェーン活用公式コミュニティ提供 これらは、会員情報をNFTを用いて管理する方式になります。 まず、フォーブス誌の会員権については、広告表示がない有料会員情報をNFTを用いて管理する事例になります。この仕組みとしては、有料会員権をETHを用いて支払った際に、
はじめに 今回の記事は、先週から始めているNFT企画の1つになります。最初である先週の記事 ではNFTについての説明と、そのユースケースが大きく3つ(鑑定士方式、金庫窓口方式、博物館方式)に分けられていることを紹介しました。そこで、今回は前回の予告通り、実際のニュース記事やサービスを引用しながら、NFTの利用事例と、その解説をしたいと思います。ただ、イロイロと引用していると、結構な量になってしまったので、今回はブロックチェーンゲームとデジタルアート/コンテンツ、そして、これらを取り扱うNFTオークションについて紹介したいと思います。 事例一覧 ブロックチェーンゲーム 海外: CryptoKitties NBA Top Shot Sorare 日本: MyCryptoHeroes CryptoSpells BraveFrontierHeroes ブロックチェーンゲームの事例として最初に取り上
久々のブログ記事になります。最近は、MG-DXの医療DX関連の活動が多く、技術的なところよりビジネスを進めることに注力していたのですが、NFT関連の話が活発化したこともあり、自分も波に乗ってみようと思います。 はじめに 2021年に入ってから、NFT市場への資金投入が活発化しており、その取引額が注目を集めるニュースが多く発信されています。そんな中で、ブロックチェーンスタジオにも問い合わせをいただく機会があり、NFTについて説明したりビジネスの相談を受けるといった活動もしていました。ただ、その中で、ブロックチェーンスタジオでNFTについても調査しているとは思っていなかったという話もあるので、今回からNFT企画として、NFTの情報を数回に分けて発信します。 最初の本記事では、まずはNFTについての解説を紹介します。(注:弊社グループでの活動を中心にしているので、メディア・コンテンツ分野に偏った
フィンテック:仮想通貨やNFTへの適用が問題となる暗号資産交換業規制とは?金融業界経験弁護士が解説 2022年1月23日 2022年5月14日 フィンテック・資金決済・送金・電子マネー NFT, ブロックチェーン, 暗号資産, 資金決済法 はじめに 前回及び前々回の記事では、「FinTech(フィンテック)のうちキャッシュレス決済サービスや送金サービスには資金決済法の規制が及ぶことが多い。」「同法のどのサービス類型の規制が及ぶのか及ばないのか、規制が及ぶとしても、どんなときにどんな義務が発生し、どんなときには発生しないのか等を把握しておかないと気付かないうちに資金決済法に違反してしまうリスクがある。」という観点から、 ○前払式支払手段の規制(「フィンテック:前払式支払手段の規制とクリアランスのポイント5つを金融業界経験弁護士が解説」) と、 ○資金移動業の規制(「フィンテック:送金サービス
2024/7/29TECH, IP AND TELECOMS LAW UPDATES TECH, IP AND TELECOMS LAW UPDATES Vol.10 July 2024 July 26, 2024DATA SECURITY NEWSLETTER Japan's Data Protection Authority Releases Interim Summary of Proposed Amendments to … 2024/7/25MHM VIETNAM NEWSLETTER Government Decree on the Direct Power Purchase Agreement (DPPA) Mechanism View All
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