米新興電気自動車(EV)メーカーのフィスカーは18日、連邦破産法第11条の適用を申請した。写真はフィスカーのEVの車体にある同社のロゴ。米カリフォルニア州で5月撮影。(2024年 ロイター/Mike Blake/file photo) [18日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカーのフィスカーは17日、連邦破産法第11条の適用を申請した。米国と欧州でのスポーツユーティリティービークル(SUV)「オーシャン」の販売に伴い急速な資金不足に陥った。資産売却や債務再編に取り組むとしている。 この2年間に、プロテラ、ローズタウン、エレクトリック・ラスト・マイル・ソリューションズなどのEVメーカーが相次いで破綻。手元資金の枯渇、資金調達のハードル、サプライチェーン問題による生産能力増強の難しさなどが原因とされる。フィスカーのEVは米規制当局の調査も受けていた。
【ニューヨーク=川上梓、西邨紘子】米国の電気自動車(EV)の新興企業が苦境に陥っている。3強の一角と目されたフィスカーは17日付で経営破綻した。米市場の減速に加え、本来、自国メーカーをもり立てる趣旨の米政府による補助金政策が北米生産で出遅れる新興勢には逆風となっている。「テスラの次」を担うEV専業があらわれる道筋はみえていない。「市場やマクロ経済など様々な逆風に直面した」。フィスカーは17日声
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