ヒソカ対クロロの対決は初期から温められてきたビッグマッチだけに個人的に期待大だったものの、いまいち心の琴線に触れる戦いにはなりませんでした。 むしろ、面白くなったのは、クロロとの対決後に敗れたヒソカが本格的に幻影旅団を狩り出したことです。これがまた実に情け無用である。 シャルナークとコルトピ… えぇー!重要キャラだったのにあっさりと退場してしまった。 流石は『ハンター×ハンター』である。 私は少年漫画といえども、強敵が「今日はこの辺で勘弁してやろう」とか「〇〇に免じて見逃してやろう」とか抜かしたりすると一気に萎えてしまいます(大抵その後にやられる)。どんなに面白からろうが「あ、はい…」と。そこいくと、『ハンター×ハンター』は少年漫画とは思えないぐらいの容赦の無さがあるからね。 ヒソカの何でも有りで殺害する蜘蛛狩りが非常に熱い。0巻の質疑応答で「今後、クラピカは、幻影旅団はどうなるでしょうか