サンデー読み切り『野球教えて！』（豊林サカネ）が素晴らしかった件！
で、今作の読み切り『野球教えて！』のヒロイン九条さんの髪がストレートでした。 「一体どうしたんだ？」と心配したら杞憂でしたね。 ポニーテール ふむ。 黒髪ロングだったのは最初の学校シーンだけです。バッティングセンターではヘルメット被るから…ってポニテールにしたと思ったら、その後ずっとポニーテールだったので流石だと思いましたね。 流石は令和のポニテール伝道師と呼ばれる豊林サカネ先生だ（呼んでるのは私だけです）。シレッとポニテが標準にする手管が見事です。 含みがめっちゃある 汐見くんと九条さんさんは表面だけ見ると「恋」と呼ぶには早すぎる、それでも淡いものが芽生えそうな甘酸っぱさがあります。友達って言葉がぴったりかな。 しかし、心眼（ラブコメ脳）を持ってすれば別の解釈も出来る仕様となってる。 「九条さん見てたら打ちたくなったんで。」 （ガッツポーズ決める九条さん） はい！ここ重要！ そもそもだよ
『ダイヤのA act2』堂々の完結！歓喜と絶望が隣合わせの人間丸出しドラマが最高すぎた件
演者が違う ディティールは違えど似たような展開で、去年を彷彿させる構図や演出の中で分岐点は稲実の同点のランナーを刺したか刺さなかったの違いでしょう。 去年はカルロスにしてやられた。今年は成宮をアウトにした。勝敗を分けたのはここだというのは誰もが思うことでしょう。 演者が違うのも面白いところかなと。去年、バックホームしたのがノリさんでなく降谷だったらカルロスはアウトにできたか。今年は、ランナーが成宮でなくカルロスだったら降谷でもアウトにできたか。 まさに「たら」「れば」が満載でドラマなんだよねぇ。一瞬の交差のドラマが満載だし、読者の想像を掻き立てる「…だったら？」がある。去年の試合を含めてね。 勝者と敗者 試合も激熱でドラマチックだったけど、試合後のドラマが最高だった。 元祖191話「残響」 act305話「黄金メダル」 完全に一致！！ まあ演者は正反対ですが…。似たような終盤の試合内容と勝
『女神のカフェテラス』平成の名作を踏襲して令和最高傑作の美少女わんさかハーレムラブコメな件
年齢を重ねてもなんか子供の頃や若い頃と同じような扱いを受けるケースってあるじゃないですか。学生時代の部活の先輩とか、親戚のおばさんからおっさんになっても「○○ちゃん」って子供の頃のような言われ方したり。 自分にとって瀬尾公治先生ってそんな感じなんですよ。今やマガジンでベテランだし大御所なんだけど、場外で森川ジョージ先生や赤松健先生に若い頃からかわいがられてるの見てたので、永遠の若手作家みたいな…正確には永遠のちくびの王子様なんですよ！ 『女神のカフェテラス』はそんな懐かしさと永久の不滅の良き味が満載です。 運命の女×５と一つ屋根の下！ヒロイン多すぎシーサイドラブコメ！ 東大現役合格の秀才・粕壁 隼。ケンカ別れしていた祖母の訃報を聞いて、3年ぶりに海辺の町の古びた実家「カフェテラス・ファミリア」に帰ると、そこには見知らぬ５人の女の子が！ しかも彼女たちは「おばあちゃんの家族」を名乗り…!?
サンデー新連載『小さい僕の春』が期待大な件！
高身長女子×低身長男子 『小さい僕の春』は高身長女子の東雲朝日（身長182㎝）と低身長男子の鈴木草太（身長155㎝）のバレーボール部のラブコメなり。 最初はバレー部ってのは舞台装置でラブコメ全力投球かなと思ったら、予想以上に真面目にスポーツしてて本格的なスポーツ漫画でラブコメになる予感がします。 身長差カップル漫画といえば今は『僕の心のヤバイやつ』が大人気で、『かぼちゃワイン』『ラブコン』『富士山さんは思春期』などこのジャンルは一定の人気がある（と思う）。また、低身長のバレーボール部とえば田中モトユキ先生の『リベロ革命！！』もありましたね。 ヒロインの東雲朝日 東雲朝日 はい！可愛い！ ヒロインの東雲朝日さんはめっちゃ可愛い。肉付きも素晴らしい。 一方の主人公の草太は現実主義者で高望みなどはしない。 人には身の丈というものがある。身の丈に合わないものは欲しがっても手に入らないから見ない方が
『ワンピース』ナミさんのおパンツを考察する
服全体にスリットがありパンツをはいてないのが分かる。 とはいえ、この衣装はあくまでもゾウでの友情の証としての衣服の交換。ミンク族がパンツをはいてない種族だけで、普段のナミさんはパンツをはいてるかもしれない。この服にした時に、パンツは邪魔になると脱いだだけの可能性も。 ナミさんはパンツはいてるのか？ 果たしてナミさんはパンツをはいてるのか？ そもそも『ワンピース』世界にパンツは存在するのか？ 入浴などお色気シーンはあってもパンチラは絶無なのがワンピです。 まず、『ワンピース』の世界にパンツは有るか無いか？これは100％あると断言できる。なぜならブルックのお約束の台詞がパンツの存在を示唆してるからです。 すいませんパンツ見せて貰ってよろしいですか？（524話） ブルックのお約束のような台詞「すいませんパンツ見せて貰ってよろしいですか？」です。この台詞でワンピ世界にはパンツが実在する証左となって
『トニカクカワイイ』香坂ひまりが兎に角シコい件！
1話から登場してた 1話 私は漫画で初期にネタのように名前だけ出てて実際に登場することが好きだったりする。 古くは『スラムダンク』冒頭で「ごめんなさい桜木君。あたしバスケットボール部の小田君が好きなの」でフラれたら、劇場版でその小田君の高校と対戦したり。 『スクールランブ』で播磨拳児がクラス替えでハリー・マッケンジーと間違えられたら、ハリー・マッケンジーがマジで登場したり。 最近では『古見さんは、コミュ症です。』で只野くんが中学時代にフラれた河合さんが本格的に登場しています。 『トニカクカワイイ』の香坂ひまりもそういった系統のキャラです。1話の幼稚園児の頃にナサって名前をおかしいと指摘してた子でした。 ちゃんと「ひまり」って名札付いてる この過去エピソードのモブキャラとしか言えないひまりちゃんが、成長して本編に登場したんだからビックリですね。 しかも、畑健二郎作品史上で最強に可愛い（当社比
『I”s<アイズ>』（桂正和）は今でもクリスマスに1番読みたいレジェンドラブコメである！
1話 『アイズ』は瀬戸一貴と葦月伊織と秋葉いつきの三角関係が織りなす鉄板ラブコメです（中盤までは）。発行部数累計1,000万部を謳っておりました。もちろん、ニセコイの方が上（累計1,200万部）ですけど、1巻単体で比べるとアイズがやっぱレジェンドやね。 SF要素もバトル要素も無い普通の人たちによるジャンプラブコメ（SF要素ある電影少女1,400万部、オレンジロード2,000万部）では、アイズとニセコイの2作品が2トップでしょう。 さらに時代背景を考えるとジャンプとマガジンは週刊少年誌の熾烈なライバル関係が繰り広げられてました。ジャンプの天下終わってマガジンがナンバーワンになった1997年から、再びジャンプがマガジンの背中に迫りつつあった99年～02年（2002年8月に再びジャンプがトップを奪還）。 『アイズ』がはじまってからみるみる人気作品になった当時の状況を覚えてるなら、マガジンが『BO
『葬送のフリーレン』魔王直下「七崩賢」まとめ！
「七崩賢」とは？ はじめて名前が登場したのは11話。アイゼンの「人類最強といわれた南の勇者も魔王直下の七崩賢に討たれた」と述べてました。「南の勇者」の名前もはじめて出た。 魔王軍の幹部で魔王直下の精鋭であることが分かる。本編ではほぼ故人となってるが過去編などで登場することが多く、掘り下げられることもある。 倒された順番 作中では「断頭台のアウラ」を最初に倒したが、時系列では勇者ヒンメル死後に生き残ってた「七崩賢」はアウラとマハトの2人のみ。残り5人は既に故人となってる。 約90年前に南の勇者にとって3人討たれる 約80～90年前に勇者ヒンメルたちが2人討つ（ベーゼ、グラオザーム） フリーレン様がアラウを討つ（マハトも近い？）
『ワンピース』世界で有名ブランドの「ドスコイパンダ」はワノ国ルーツ説！
『ワンピース』のドスコイパンダ 「東の海」で流行ってる 「ドスコイパンダ（DOSUKOI PANDA）」という文字とパンダのマスコット。作中で散見され14巻のSBSで質問を受けました。それについて尾田っちは以下のように解答してます。 これは、ブランド名です。〝東の海〟で今、流行っているブランドです。結構高いです。Tシャツ1枚で1万ベリーを越える高級ブランドです。ガセ商品「DOSUKO1 PANDA」には気をつけて下さい。ドスコイパンダ本店は、東の海のミラーボールアイランドにあります。 ドスコイパンダは衣類のブランドで本店はミラーボールアイランドにあると。 後にミラーボールアイランドは扉絵連載シリーズ（ジャンゴのダンス天国）でジャンゴとフルボディがダンスコンテストで死闘を繰り広げ（ヒナに一目惚れ）した舞台であります。 135話扉絵 ジャンゴのダンス天国vol.8「東の海流行発信地ミラーボール
【黒脚】黒スト・黒タイツが国宝級なヒロイン漫画特集！
黒脚（黒タイツ・黒スト）って良いよね。 なんかセクシーで大人っぽいし、黒いおみあしを見ると思わず「踏まれたい！」と思いませんか？「足蹴にされたい！」って思いませんか？ アニメ『ダイの大冒険』でポリコレだか何だか知りませんけど、マァムが生足でなく黒タイツ装備になったら余計エチエチになってしまったじゃないですか。 イワヒバリという鳥はメスが求愛行動する珍しい鳥ですけど、黒脚はイワヒバリと同じです。オスを惹きつける！もっとも足を輝かせるのは黒脚なのかもしれない。 また無表情系ヒロインも黒ストであることが多い。ミステリアスさを増幅する効果があるのも黒ストの特徴です。 そんなわけで黒脚が素晴らしいヒロイン漫画特集です！
サンデー新連載『GOLDEN SPIRAL（ゴールデンスパイラル）』が超期待大な件！
『GOLDEN SPIRAL』レビュー 設定が良い まず世界観が良い。 かつての人類は巨大文明を築いていました（描写的に現代のようなものかな）。しかし、神の鉄槌で天使が3日で文明を滅ぼしてしまう。 そして急激な海面上昇によって土地を追われ、世界最高峰のプラフォンの火口で最期の国を築いて1000年。ベルソー王国…別名「すりばちの国」と呼ばれるところが生き残った人類が住んでいる。 『進撃の巨人』初期のように残された人類ってのがワクワクするね（本当は外に何かあるかもしれないけど）。 気になったのは1000年前の詳細。なぜ神は人類の文明を滅ぼしたのか。そういうおとぎ話に変換したのかガチで神が鉄槌を下したのか。 主人公が良い 主人公の名前はザビ。 元皇子で本名は別にある様子。 普段の仕事は、給水ポンプ（海水を真水にしてると思われる）のメンテナンスする整備班を崖崩れや獣から守る「エスコート」と呼ばれる
『UQホルダー』堂々の完結！小をかき消す大なるハッピーエンドで感無量だった件
『UQホルダー』28巻読了。これで完結です。 『ネギま！』から続くのこシリーズが終わったと思うと感慨深いものがありますね。まあ、ネギまとしてはUQ15巻で完結したと言えなくもないんですが。 それにしても風呂敷広げまくって「あれどうなったのか？」「これはどういうことだってばよ！」といった疑問がたくさんあって、そのままぶん投げたというか浦沢直樹作品を読み終わった後の気持ちになったりしました。 それでも「すっごい良かった」という感想なんだなー！！ ※マガポケなら基本無料で読めます。
サンデーまんが家バックステージで畑健二郎先生の記録をひらかわあや先生が抜いた件
サンデー漫画家バックステージを振り返る サンデー漫画家バックステージ生まれる サンデー漫画家バックステージは2000年6月7日にサンデー公式ホームページが立ち上がった時の目玉企画（？）としてスタートしました。 今の様にSNSがあるわけでもなく、それどころかブログすら無かった時代。当時は漫画家さんが露出する機会が極めて少なく、それ故に読者は常に作者の情報（趣味とか日常とか）を知れる貴重な機会でした。 最初に更新したのは「青山剛昌先生」「あだち充先生」「高橋留美子先生」「藤田和日郎先生」「椎名高志先生」です。 その中で椎名先生は新規のイラストを上げて、「七人の侍」のフィギュア買ったとか、当たりさわりない挨拶や近況報告ではなくサンデー漫画家バックステージで楽しませるというプロの仕事をしてました。その後、藤田先生も長文で楽しませるなど、サンデー漫画家バックステージもひとつのコンテンツとなったのです
『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』home.4話「特別、だから。」感想 次女の二琥さんが圧倒的ヒロインな件
『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』の二琥さん正ヒロインすぎる件 二琥さんは一番チョロい 2話 この漫画の基本フォーマットは「イケメン男子」からの「可愛らしい乙女表情」のギャップの破壊力。千賀のお化けフォークのような落差で読者を打ち取ってくる。 2話では主人公の綾世優の「いってらっしゃい！」に悪くなかったと照れ顔を見せた三姉妹。その中でも二琥さんが一番チョロかった。 というのも3人とも照れた顔してたけど、二琥さんだけ尺が多めの大盤振る舞い。一番顔が赤かった。鏡で自分の顔を見て「ボーン」と大爆発です。 さらにサンデー漫画家バックステージで続きが描かれ破壊力をさらに増すのである。 【ひらかわあや先生がバックステージを更新!! 】 『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』#帝乃三姉妹は案外チョロい #ひらかわあや ↓先生からのメッセージ全文はこちらから↓https://t.co/d1oiZjE3b1 pic
『BE BLUES!』第465節「策と心」感想 オンナをみせた江藤さんが最高すぎる件
『BE BLUES!』最近の江藤さん 親に見ててくれと頼む 私にとって大切な人たちの大一番だから…ふたりにもみててほしいの…できれば、お願い！（455話） 優希が幼なじみとしての強さを見せつけたり、コーメイとレノンがグッとくるやり取りをしたり、決勝戦が集大成であることを印象付ける中、江藤さんは親に決勝戦をテレビで見て欲しいと頼むのであった。 なんてことないシーンのようでいてすごく重要ですよ。 頼み事するのも珍しいそうです。 ずばり、前向きに覚悟を決めた女の顔してました。 というのもですね…。 「なりたくないもの」があった 江藤さんは実家の和菓子屋継ぎたくない子でした。将来の夢がない子でした。「逃げ」の姿勢で英語を学んだという。いわく「将来なりたいものはないけど、なりたくないもはある」ですよ。 なりたいものなんて無いです。なりたくないだけなんです。（254話） 江藤さんは別に通訳になりたいわ
『葬送のフリーレン』南の勇者があまりにもナイスガイだった件
11話で語られていた 人類最強といわれた南の勇者も魔王直下の七崩賢に討たれた。俺達だって生きて帰れるかどうかわからないんだ。（11話） 11話で描写されたヒンメルとアイゼンの会話である。勇者ヒンメルパーティの旅がはじまったばかりの頃に人類最強の南の勇者が七崩賢に敗れたそうな。南の勇者も七崩賢の名前も初登場でした。 その後、アウラが登場した事で「七崩賢」というのは魔王軍の幹部であることが判明するものの、南の勇者ってのは人類最強といっても七崩賢の一人に敗れたんだというぐらいの印象しかありませんでした。 『ダイの大冒険』における「北の勇者」みたいなポジションなんだなぁって。 ところがどっこい！ 「南の勇者」はガチのマジで最強だったのです。 「南の勇者」の功績 ※左から2番目は不死のベーゼ、3番目は断頭台のアウラちゃん。あとは初登場ですかね。 七崩賢の一人に敗れたなんてとんでもない！なんとたった一
『ワンピース』キャプテン・ジョンを巡る財宝
『ワンピース』のキャプテン・ジョンについて。 大分前から名前が登場してたり、将軍ゾンビの一角で死体が登場したりしましたが、かなりの大物海賊であったことは間違いない。957話では元ロックス海賊団の一人として名前が挙がっていました。
久米田康治先生と赤松健先生が歴史的な会合をした件！
かってに改蔵終了後 『かってに改蔵』終了後、ヤングガンガンに読み切りを描いてた久米田先生ですがほぼ沈黙状態。そんな中で、2005年ネット上で大激震が起きるのです。それが『王道の狗』（安彦良和）4巻の帯。 久米田先生が帯で推薦しておられたのですが、そこには以下のように紹介されていました。 05年4月より週刊少年マガジンにて「さよなら絶望先生」連載予定 新連載で週刊少年マガジン！？ タイトルまで出ており初出が白泉社の単行本の帯というのも衝撃ですね。これについて赤松健先生はご自身のHPで以下のようにコメント。 2005年2月26日（日記） あの久米田大先生がマガジンに来るという噂がネットで広がっていますが、それは事実です。(^^;)これに対して私にコメントを求めるメールが多数。（・・・なぜ私？） 無論、私の方では去年の段階から分かっていて、なぜならあらかじめ編集部から打診があったのです。「危険な
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教科書に載らないジャンプの乳首漫画の歴史！
『ワンピース』1063話〝たった1人の家族〟感想・考察 「サラダ食べて海賊王」が本編で具現化した件
