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ブックマーク / hyoshiok.hatenablog.com (13)

  • 9月末で60歳定年退職しました - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    当社の規定により満60歳で定年退職をした。長いようで短かった会社員生活も一区切りだ。自分のプログラマとしての会社員生活を振り返ってみる。無駄に長いし結論はないのでお忙しい人は飛ばして欲しい。 9月末なのでブログ界隈では退職エントリーがそこかしこに書かれると思うが、その中で自分の退職エントリーを連ねることにどれほどの意味があろうか。もちろんないのだが、それでも多くの書き手の年齢を考えると満60歳定年退職というところに若干の希少価値を見出せなくもない。 1984年に大学院修了して以来、プログラマとしてのキャリアを重ねてきた。大学時代の同期でプログラマとして就職したものは皆無だ。当時、工学部の同期はメーカーに就職するのがほとんどで、大手家電メーカー、自動車メーカー、電力会社などなど、当時の誰でも名前を知っている人気企業に就職するものが大半だった。 その中で、日ディジタルイクイップメント(DEC

    9月末で60歳定年退職しました - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    raimon49
    raimon49 2018/10/01
    >自分たちが作っているソフトウェアなのに、自分たちがどのようにバグを作り込んでいるか、驚くほど知らないことに唖然とする。どのようにバグを発見しているかの知見も乏しい。
  • プログラマ60歳定年説、FA宣言 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    タイトルは釣りです、すみません。無駄に長いのでお忙しい人は、どーぞ、飛ばしちゃってください。 自分は今年の9月で満60歳になる。60歳というと多くの日企業の御多分にもれず定年である。定年後に何をするのかしないのか、ここで簡単に記してみる。 日の伝統的な大手企業(経団連に属するような企業)では、定年などの制度がしっかり整備されているので、先輩たちがどんな暮らしをしているかおおよそのロールモデルがある。一方で自分が今所属している企業は20年ちょっと前に創業したネット系である。規模は大企業だが相対的に若い企業なのでそもそも50代の従業員がそんなにいなくて定年退職した人も数えるくらいである。 日において職業プログラマの世界では、特にフリーランスではなくて会社に所属している場合、35歳定年説というのが炎上系のネタとしてよく議論される。特にSI系の場合、多重下請け構造の中で歳をってプログラミン

    プログラマ60歳定年説、FA宣言 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • Netscapeがすごい会社だった頃の話(1996年前後)。 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    夏休みなので、たまたま読んでいたCoders at Work プログラミングの技をめぐる探求というの中にJamie Zawinskiのインタビューが載っていた。このは著名なプロラグマを集めたインタビュー集で、Unixを創ったKen ThompsonやらDonald Knuthやらすごい人たちが登場している。 その中でJamie Zawinskiはそれほど著名でもなければ誰もが使っているすごいシステムを開発したというわけでもない。私が彼の名前を知ったのはNetscapeのソースコード公開時にMozilla.orgを仕切っていた頃なので、20年近く前である。 彼はxemacsの開発者としても著名で、当時GNU Emacsではなくてxemacsを日常的に使っていたので馴染みにある名前だった。xemacsとGNU Emacsはのちにマージされるのだけど前者が今で言う所のバザール型開発で、後者が

    Netscapeがすごい会社だった頃の話(1996年前後)。 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    raimon49
    raimon49 2016/08/21
    >スコープと品質を限定するという常識が共有されている。素人がやると人員がいない、人員追加だという話になるが、プロがチームを作ると徹底的に話し合って、機能を削り落とす。それができるのがプロだ。
  • 質問される力 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    セミナーとか勉強会で話をしていて、あるいはそのような勉強会を主催していてよくある悩みの一つが質問が出ないというのがある。 質問がでないのは、日人が奥ゆかしいのだとか、質問するのが恥ずかしいとか、文化的な何かにその原因を求める人もいれば、講師の発表がそもそも質問を前提としていないとか、セミナーの形式にその原因を求める人もいる。 原因はなんであれ、一方通行のセミナーより、インタラクティブな質疑応答が活発にあるものの方が、参加者にとっても講演者にとってもメリットが多いと思うのだが、なかなかその価値観が共有されていない。 その問題についてFacebookで話題になっていたので、ちょっと考えをまとめてみた。 なぜ質問が必要なのか。なぜ質問が重要なのか。 勉強会などで質問が求められるのはなぜなのだろうか。もちろん質問を受けることを前提としないセミナーや講習というものはある。そうではなくて自主的な勉強

    質問される力 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    raimon49
    raimon49 2015/02/19
    分かる気がする。イベント後に共有されるスライドよりも、実はその場で発表後にあった質疑応答の方に価値があったという事もままある。
  • Linuxとgitを作ったLinus - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    誰でも知っていることだけど、LinuxというOSというかカーネルはLinus Torvaldsが学生のときに趣味で作ったのがはじまりだ。それは1991年ころの話で彼が21歳の頃だ。個人の趣味で作ったものが、いつの間にかに世界中のコンピュータだけでなく、携帯や家電や様々な機械の制御に使われている。 Linus Torvalds - Wikipedia 1994年ころには、PCで動く個人向けOSとしては十分な機能を持っていた。Xもあるし、gccなどのコンパイラもあるし、GNU Emacsやbashもあるので、ちょっとしたプログラムを作るには十分な機能を持っていた。 当時、勤め先のマシンはSunのワークステーションで仕事Linuxを使う機会は全然なかったのだけど、自宅のPCSlackwareのCDを入れてみたりした。日常的に使うことはなかったけど、1998年にOracleLinux版を出し

    Linuxとgitを作ったLinus - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • オープンソースのコンプライアンス問題と利用の成熟度 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    先日、オープンソース関連のセミナーを聞く機会があって、弁護士の先生がオープンソースをコンプライアンスの観点から解説をされていた。 弁護士の仕事はクライアントからの相談事を主に法律等の観点からアドバイスすることなので、クライアントがオープンソースにはどのようなリスクがあるかという質問をすれば、当然ながら「XXXというリスクがある」とか「XXXのリスクを避けるためにYYYという対策をとる必要がある」とか言う回答になる。 コンプライアンスという観点から、オープンソースのライセンスを検討すれば、GNU GPLのオープンソースを利用して、著作権者から訴えられない利用方法とか、MITの場合はどうだという方向になる。 クライアントも別にオープンソースに詳しいということもないから法律的な相談をするわけで、いかにリスクを最小化するかという文脈では上記のようなやりとりになる。 つまりこの文脈の中では、オープン

    オープンソースのコンプライアンス問題と利用の成熟度 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • 再利用できる画像の検索方法 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    プレゼン資料で画像を使いたい場合がある。 インターネットで検索して適当にコピペするというのは、その画像の著作権を持っている人の権利を侵害する可能性が高いので、よろしくない。 そこで、再利用可能な画像の検索方法が必要になってくる。 1) Image検索で、Search Toolsをクリック 2) Usage rightsをクリック。そのなかで権利関係で選ぶ。ライセンスでフィルターしない。再利用、変更可能。再利用可能。非商用、再利用、変更可能。非商用、再利用可能。のなかから選ぶ。 再利用可能な画像はいっぱいあるので、そこから選んで利用しよう。くれぐれも、自分が著作権を持たない、画像をぺたぺたはるのはやめよう。よく、マンガのキャラクタなどを分別なしに使っている人がいるが、おすすめできない。多くの場合は引用の範囲を超えているので、やめたほうがいい。 下記のサーチエンジンのリストも便利だ。 http

    再利用できる画像の検索方法 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    raimon49
    raimon49 2014/04/17
    画像検索 ライセンスフィルタ
  • gitって難しいのかなー - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    いろいろな人がgitは難しいという。そうなのかなー。ふーん。自分はあんまりそうは思わないけどつらつらと考えてみた。(無駄に長いし、有意義なことを書いてあるわけではないので、お急ぎの人はスルーしちゃってください) 前提として、分散バージョン管理システムを使うケースというのは、複数の人が共同でソフトウェアなどを作るという状況のときだ。管理の対象は通常ファイルになる。複数の人が同じところにいるという必要はないけど、別に同じ場所にいてもいい。「分散」というぐらいだから、インターネットさえ繋がっていれば、地球の裏側でもいいし、火星から共同開発をしてもかまわない。そーゆー前提でソフトウェアを開発するとする。 それのレポジトリをどこに置くかという問題は、社内のどっかのサーバーでもいいし、自分のPCでもいいし、インターネット経由でコラボレーションをするのならgithubみたいなサービスを使うというのでもい

    gitって難しいのかなー - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    raimon49
    raimon49 2014/03/22
    GitHubに乗っかるフローだけ覚えるのは易しい(それくらいGitHubが良く出来てる)けど、Gitというツール自体は複雑怪奇なオプションや.gitの中身をいじると何でも出来ちゃうので玄人向けだと感じる。Mercurialの方が易しい。
  • 社内が英語化してよかったこと - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    なんだか、ネガティブなことばかり世間では書かれているので、個人的によかったことなど感想を一つ二つ書く。 どーでもいいことから 英語への抵抗感がなくなる。どっかで英語で話しかけられても怖くない。へらへら対応できる。切符を買えなくて困っている外国人とお友達になれる自信ある。 30分くらいの英語の会議だったら集中力が持続する。 外国籍の友達が増えた。会社に外国籍の人がいっぱいいるので、顔見知りがいっぱい増えた。英語で雑談するのが好きだ。仕事で絡みがなくても気さくに話しても大丈夫である。 海外情報がいろいろ回ってくるような気がする。翻訳される前の情報がいろいろ出回っているような気がする。(まあ、気がするだけかもしれないけど) インターネットで流通している技術情報のほとんどは英語であるということを確信した。日語の情報は遅い、古い、不正確で、量も少ない。ググるときに日語じゃなくて英語のページを見た

    社内が英語化してよかったこと - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • 日本IBMの売上推移 2012-04-08 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    先日、日IBMの社長交代のニュースがあって、それを聞いて驚いたのが、社長が日人ではなくなるということではなく、この10年で売上が半分近くに下がったという業績であった。*1 わたしの世代ではIBMという企業はコンピュータ業界の超エクセレントカンパニーで仰ぎ見る遠い存在、憧れの存在でいわばロックスターである。コンピュータ興亡史でいえば、IBMが先頭にいて、DECがそれを追撃するもかなわず、Sunが80年代華々しくデビューして、90年代一世を風靡する。90年代にはいると時代はMicrosoftとIntelが支配していた。90年代前半に巨像IBMは泥沼に足をすくわれもがき苦しむが、ガースナーによって復活する。メインフレーム・ハードウェアを主軸とした事業構造から、ハードウェア、ソフトウェア製品、サービスという3柱に見事に転換させた。 若い人達には実感がないかもしれないが、GoogleやFace

    日本IBMの売上推移 2012-04-08 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    raimon49
    raimon49 2012/04/12
    従業員数の上下がものすごい激しいけど整理や合併があったのかな。
  • ビアバッシュの段取り - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    某ML社の中で最もビアバッシュに精通したダンドリストと言えばわたしだ。あ、ちなみにビアバッシュつーのは、シリコンバレーあたりで、金曜日の夕方に、(別に金曜日じゃなくてもいいんだけど)、会社でピザなどの軽をとりつつビールとかワインとか飲みながらわいわい歓談する、まあ言ってみれば、飲み会みたいなものですな。 カーネル読書会をミラクル・リナックスで開催するときは通常ピザパーティと称してこのビアバッシュをとりおこなう。つまみはピザ、飲み物はビールとアイテムが固定しているので幹事としてはこれほど簡単なものはない。 ピザの発注 発注先:わたしはよく、ドミノピザ http://www.dominos.jp/ を利用するのだが、インターネットで注文すると5%オフになったりするので、各自確認しておこう。ピザーラ、ピザハットなどチェーンの出前などもチェックするとよい。 発注量:カーネル読書会の場合、L一枚3

    ビアバッシュの段取り - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    raimon49
    raimon49 2011/03/30
    ピザ3人でL1枚, ビールは1人350lml缶1.5本が目安
  • 40代、50代の人たちはなぜ表現しないのか - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    インターネットの未来の一断面を「総表現社会」と梅田望夫は「ウェブ進化論」(2006年)の中で希望をもって述べた。3年たった今日現在、日という地域では、インターネットを能動的に利用する若い世代(おそらく40前後がその上限)、あるいはヒマ人以外には、表現をする人というのはほとんど現れていない。少なくともわたしと同世代(50歳前後)にはそのような表現をする人はほとんどいない。 例外的なアルファーブロガーというのはいることはいるが、梅田が期待したような、「不特定多数無限大」として1000万人程度の表現する人々は出現していないように思える。 例えば、わたしの世代では、中間管理職として企業の中核を担いつつ、家庭では子供が中学、高校、大学と、進学だ教育だというところで悩み、住宅ローンの返済に追われ、両親の健康状態が心配というような世代なのだが、彼らはほとんど表現していない。日々の日記として、会社の愚痴

    40代、50代の人たちはなぜ表現しないのか - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    raimon49
    raimon49 2009/05/18
    ブログやウェブ日記といったフォーマットが40代-50代の人たちに合ってないってことかな。20代-30代の人たちがPCの世界ばかり見ていてモバイルの世界で余り表現しないことと似ているかも。
  • 上から目線の人達は失敗を隠蔽する社会を作っている - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    はてぶとか見ていると、すげー上から目線の人がいて、あああ、こーゆー人達って、何様?とか思ってしまう。あ、俺様かあ、なるほど。 デブサミのコミュニティLTの裏番組で、株式会社はてなの開発戦略*1というのがあって、わたしも司会なんかしていなかったら、聞きにいきたかったセッションなのだけど、それが予想にたがわず、素晴しいものだったということは、皆さんのブログの感想戦などを拝見していると思ったりする。 gitいいよねgitという内容なのか、そうでないかは現場にいなかったので微妙な空気まではわからない。git移行のきっかけが、SVNのリポジトリの崩壊、瓦解、というのがほほえましくもあり、ツッコミどころでもあり。 はてぶのコメントで http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/rx7/20090212/p1 なんかで、エラソーに言っている人がいる

    上から目線の人達は失敗を隠蔽する社会を作っている - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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