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2007年7月20日のブックマーク (15件)

  • 発言者の問題 - おおやにき

    前期最後の授業終わり(挨拶)。まあまだ試験(とその採点)があるわけですがこれで一段落ですよ。原稿書かないとなあ。 さてのっけから断言するのは憚るのだがたとえば我が国の外交姿勢が朝鮮新報とか北朝鮮国営通信とかから激しく批判されたところで大変に心を痛める我が国の市民というのももう多くはねえだろうという気がするわけである。もちろん理性の人であるわたくしとしては重要なのは発言の内容であって発言者が誰かではない、と一応言っておきたいのだが、しかし第一に実際の問題として個々の発言の信頼性を判断するために我々に与えられたリソースは限られているから「発言者の信頼性」のような代理変数を利用せざるを得ない・した方が賢明な局面というのは多いわけであるし、第二に多くの発言者は自己の過去の発言との整合性や人格的な統一性integrityというものにこだわるので過去の評価を踏まえて現在の発言を理解することはそのような

  • 「意識の骨格」というもの - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 糖尿病のコントロールが悪い患者さんは、しばしば手足の痛覚を失ってしまう。 麻痺が出るとか、振るえてしまうとか、機能的なダメージはほとんどでないのに、 痛覚を失った患者さんは、手足に対する「関心」を失ってしまう。 糖尿病患者さんの手足はしばしば感染する。関心がないから放置する。 「足が膨らんで、が履けなくなっちゃったよ」なんて訴えて、 完全に腐敗してしまって、真っ黒になった足を引きずりながら外来に来たりする 子供の頃に住んでいたアパートの近くに、坂道があった。 一番幼い頃の記憶は「小さいけれどすごく急な下り坂」。 そこを下るのが怖かった。 小学校に上がる前になると、「巨大な滑り台」のイメージ。とても長くて大きな坂道で、 自転車でノーブレ

    rajendra
    rajendra 2007/07/20
    ケトレっぽい。>普通に生活している人の写真を何万枚も重ねていくと、たぶんそこには「平均的な人」の姿が見えてくる。
  • ナショナリズムの由来 - 池田信夫 blog

    ナショナリズムは、現代の謎である。それは自由主義や共産主義のように一定の政治的な主張をもつ「主義」ではなく、ひとつのネーション(民族・国民)に所属しているという感情にすぎない。ところがアメリカのように「国民国家」ともいえない国が極端なナショナリズムを掲げて戦争に突入したり、民族とは関係のない「慰安婦」問題が日韓のナショナリズムを刺激したりする現状は、なかなか合理的には理解しにくい。 ただナショナリズムについては、教科書ともいうべき何冊かのがある。ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』やエルネスト・ゲルナー『民族とナショナリズム』あたりがナショナリズムをフィクションとする主流の立場で、それをある程度自然な民族感情とする立場としては、アンソニー・スミス『ネイションとエスニシティ』といったところだろうか。 アンダーソン流の理解は、印刷資主義によって各地の言語や文化が統合された「国語」

  • 鈴鹿国際大学事件 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    最高裁HPに載った最近の労働判例ですが、 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070713160229.pdf 被告は鈴鹿国際大学、原告は久保憲一教授です。新聞にデカデカ出てるんだから匿名にしなくってもいいでしょう。 この久保先生、比較憲法論と比較政治論の先生なんですが、マスコミでこういう発言をしたんだそうです。 >① 第二次世界大戦の敗戦国はすぐに自国の歴史を取り戻しているのに,我が国においてのみ戦勝国の史観が続いている,② 戦争においては当事国のどちらかが一方的に悪いと決め付けられるものではなく,先人の功罪を正しく見つめる必要がある,③ 県立施設であるC県人権センター(以下「人権センター」という。)の展示内容は,ほとんどが部落問題で占められ,残る2割ほどが反日,自虐史観に基づく展示であって,どういう子どもや日人を育てようとしているのか疑問に感じる

    鈴鹿国際大学事件 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    rajendra
    rajendra 2007/07/20
    問題は一部の先生のトンデモ発言によって大学全体が評価されてしまう消費者の視線にあるのだろうが、その消費者によって生かされている大学としては視線を無視するわけにもいかないと。
  • Expired

    Expired:掲載期限切れです この記事は,産経デジタルとの契約の掲載期限(6ヶ月間)を過ぎましたのでサーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。

    rajendra
    rajendra 2007/07/20
    "『WHAT TO MAKE(何を作るか)』で米国に負け、『HOW TO MAKE(どのように作るか)』でアジア勢に負けた"/産経の記事ね。http://www.sankei.co.jp/keizai/kseisaku/070719/ksk070719000.htm
  • 平林久和氏がセタの社長に―ゲームアナリスト | インサイド

    平林久和氏がセタの社長に―ゲームアナリスト | インサイド
    rajendra
    rajendra 2007/07/20
    平林さんが社長になっている。
  • 病院で受診する? - NATROMのブログ

    業界用語はその業界にどっぷりと浸かっているとあまりにも当たり前になりすぎて、それが業界用語であることを自覚できなくことがある。医療業界では、「頻回(ひんかい)」というのが、自覚されない業界用語の代表格であろう。「何度も」「たびたび」という意味である。ここを読んでいる医療従事者の諸君は、これが業界用語であるとご存知だったか?私は数年前まで普通の言葉だと思っていた。基的に、患者さんへ説明するときに「頻回」という言葉を使うのはあまり望ましくないのである。Microsoft IMEでは変換してくれない。Googleで「頻回」で検索すると、医療関係者のサイトばかり。詳しくは、現時点でGoogleトップである■頻回(医学都市伝説)を参照されたし。 さて、復氷− とけた氷がまたこおる − そして吸盤…*1というブログで、「病院を受診する」という言葉が業界用語みたいなものである可能性が指摘された。 ■病

    病院で受診する? - NATROMのブログ
    rajendra
    rajendra 2007/07/20
    「病院」は場所or建物を示す言葉だから、「で」でつながるのはそう疑問はないがなあ。/「空を飛ぶ」と似たようなもんかな。
  • 海外のプレスもこの程度 - von_yosukeyan の日記

    厭債害債さんのとこで知ったのだが、ぐっちーさんのとこで、新潟県中越沖地震におけるTEPCOの対応が批判されている。個人的には、CNNは良く見るのだが、日向けのニュースはほとんどスルーしているので、こういう報道がなされていることは初めて知った次第なのだが、内容自体は「海外のプレスもこの程度の質の報道しかできないのね」という感想しかない どこが、冷静な報道なんだ、単にFOXに負けてるから扇情的な報道しかしてないだろ、と思うのだが、少し事実誤認を指摘しておきたい CNNの論調はかなり冷静だけど、論点を整理すると、 1)大体柏崎原発は1970年に作られていてそもそも老朽化のリスクが高いのに、この種の議論が日では一切なされていないこと(というか政府が取上げさせないということ) 2)二言目には唯一の被爆国という割には原子力発電所のリスクについての管理が甘く、日政府がきちんと国民に説明していないこ

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 権利や自由ばかりだった教育について朝っぱらから、元教師の近所のおばあさんと話す。

    話のおもしろい元教師のおばあさんがいて、時々、話すのだけれど、きょうは昔の教育のこと。戦後、かつての教育が封建的だと批判されて、自由と権利ばかりがもてはやされた。それを苦々しく思っていた教師もたくさんいて、このままでは、何十年か後には、人殺しばかりの世の中になると思っていた、という。で、それが「今」実現して人殺しばかりになったというふうに感じているみたい。そして、そのために規範意識が大事であり、昔の日人の美徳を取り戻さなければならない、というような展開。 絵に描いたようなストーリー。やはり、これがその世代にとってのリアリティなのだろうなあ。 それにしても、権利・自由ってそんなに悪いものなのか。 義務・責任・規範など、最近もてはやされるキーワードが、それだけで転がり出すのもまた問題。大事なのはバランスだろう。 おばあさんは、日のよさが失われたから、ふたたび規範意識を前に出すべきだと

    rajendra
    rajendra 2007/07/20
    "おばあさんは、日本のよさが失われたから、ふたたび規範意識を前に出すべきだというのだけれど、ぼくにはぼくたちの文化が抱える「過剰適応性」みたいなものの方が、よほど怖い。"
  • 「コピーネバー」と全なるアーカイヴとあなたのコレクションサイト - 万来堂日記3rd(仮)

    私は、普段録音・録画をあまりしない人間だし、HDDやらコピーワンスやらになると、その存在こそ知っているものの、実際の恩恵やら不便さやらを実感していないもので、このへんの関係については扱わないようにしていたんだけども、こんな記事を読んだんですよ。 「コピーワンス」による当の機会損失とは デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS いや、面白かったんです。 規制緩和をする軸の話とか*1。「接触機会」というものに関しては、放送の権利者に限らず、音楽や書籍の権利者もあまり意識した論調が見られないんですね。その点を視野に入れた議論を行っていくべきだという意味においては、なるほど、と。 で、ですね、これは心からいっているというよりも、誇張して言っているのかもとも思うんだけども、ちょっと引用しますね。 規制緩和をすべき軸は接触機会の最大化に向けられるべきだ。ネットワーク上のどこかに番組が正

    「コピーネバー」と全なるアーカイヴとあなたのコレクションサイト - 万来堂日記3rd(仮)
    rajendra
    rajendra 2007/07/20
    個人のコレクションが消失し、マイリストのみが無数にある世界か。
  • ブランドは大きくなり続けることでしか継続できないよ。 - SUKEBENINGEN-DEUX

    ファッションデザイナーが自分の才能だけで勝負できる期間は限られている。多分出だしの十年ぐらいまでだ。それ以降は服の知識は上がるけど、センスの方が古いものになってしまう。 もしも最後まですべてを自分でデザインしようとすると、そのブランドはファンと一緒にだんだん歳を取っていくことになる。少しずつ離れていく顧客分を個々の商品単価を上げることで補う。最後まで逃げ切れたら御の字というような感じ。(そしてエキセントリックな事を売りにしたインディーズ系ブランドが僅か数年のブームで消えて無くなるのは、ファンたちが学生から社会人になり「コンサバな服」を求めるようになった時に「今までのテイストを残しつつ、しかも同時に彼等の期待にも応えるような服をデザインをする」というのが相当に難しいから) だからブランド展開のあり方として、「ア・ベイシング・エイプ」や「ヒステリックグラマー」のスタンスはきっと正しいのだと思う

    rajendra
    rajendra 2007/07/20
    これ、カリスマ性で勝負する企業には多く当てはまるな。>成功してある程度の段階に入ったら(今までのファンに失望されても)よりたくさんの人達に受け入れらる「凡庸なデザインのブランド」に切り替えるべき
  • DQIVにおけるピサロのマネジメント能力の件。 - 殿下執務室2.0 β1

    ◆魔王のマネジネント能力について。@不倒城 なかなか愉しいエントリ。 で、この辺りの力感覚で面白いと思うのは、DQIVのピサロ辺りかなぁなどと考えつつ、彼の失敗について軽くケーススタディでもしてみよう。 基的に、魔族を統べる存在でありながら、地底を除けば実効支配してるのはリバーサイドの上流のみで、高度な科学技術を誇りドラゴンキラーなどの重武装を誇るリバーサイドの民辺りとガチで戦ったら多分いい勝負程度の「弱い魔王」的なパワーバランスという感じ。恐らくその程度の能力でしかないので、自身の目的とする「人間を滅ぼす」という野望を達成するには「進化の秘法」などに頼らざるを得ないのでしょう。ただ、個別の魔物は結構強いわけで、では何故にその程度の弱い現況で燻ってるのかというと、結局のところは「数で劣る」からだと考えるのが妥当っぽく思われます。そして、そうであるならば、基的にその辺で出くわす魔物たちは

  • 【ゲーム世界遺産】いつプレーしても色あせることなく、感動を与えてくれる「ドラゴンクエストV」 - 日経トレンディネット

    機種:プレイステーション2 メーカー:スクウェア・エニックス カテゴリー:ロールプレイング 発売日:2004年3月25日/2006年7月20日(アルティメットヒッツ) 価格:8190円(税抜)/2940円(アルティメットヒッツ) 第1回ということで、誰もが納得するタイトルの登場だ。 ファミコン全盛期のゲーム黎明期から現在に至るまで、『ドラゴンクエスト』の名前を聞いたことのないユーザーはいないだろう。その中でも、現在も人気の高いタイトルが、『III』と『V』の2タイトルである。 『III』は転職システムやロト3部作の集大成として、オールドファンの人気を得た。シリーズ上、もっともバランスの取れたタイトルだろう。それに対して『V』の魅力は、なんといってもストーリーだ。 これまでの『ドラクエ』作品とは違い、親子3代(主人公は2代目)に渡り、長い年月をかけて物語が展開される。主人公の幼年時代

  • ちょーちょーちょーいい感じ:村上裁判:結局は利益至上主義を罰したかっただけでは?

    村上世彰氏に懲役2年の実刑判決が言い渡されました。 ■検察の執念実る 思い出したのは、4月にこの裁判を傍聴したときに見た検察側と村上氏とのやり取りでした。検察側が、村上氏に「あなたは最悪でも執行猶予がつくと思っているようだが」と聞くと村上氏が、「国内の過去のインサイダー取引で実刑判決はありませんでしたので」と答え、それを聞いた検察側が、過去に2度インサイダー取引で実刑判決が出ている事例を誇らしげに紹介した場面です。検察側はニヤリとし、村上氏は多少狼狽したように見えました。 突然、何の脈絡もなく検察側が公判中に言い出したこの執行猶予か実刑かの話題。検察側の実刑にしたいという執念みたいなものを見た気がしました。その意味、今回の判決はある程度想定された流れではあったものの、内容は裁判所が一方的に検察の主張だけを認めたという印象です。 ■宮内証言を重視 今回の判決要旨では「ライブドアの宮内ほかの各

  • 梶ピエールの備忘録。 - 優等生だったはずなのに・・

    満州事変から日中戦争へ―シリーズ日近現代史〈5〉 (岩波新書) 作者: 加藤陽子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/06/20メディア: 新書購入: 3人 クリック: 66回この商品を含むブログ (49件) を見る 岩波新書は新赤版になってから重量級の作品が増えたような気がするが、この1冊も新書とはとても思えない内容のヘビーさ。というか新書で紙幅が限られているので余分な説明がそぎ落とされているせいか、僕なんかは3回最初から読み直してようやくだいたいの内容が頭に入った始末。このような格的な啓蒙書と、20分間くらいで読めてしまいそうなカジュアルと同じ「新書」というカテゴリーでくくってしまってよいのだろうか、というのはひとまずおいとくとして・・ 書の特色をあえて言うなら、「条約と国際法」の解釈をめぐるすれ違い、という観点から1930年代前後の日中関係の複雑さおよび戦争にいたる

    梶ピエールの備忘録。 - 優等生だったはずなのに・・