また新聞記事に突っ込みを。ネタはまたまた朝日新聞。 昨日の新聞に、都立高校の入試点数改竄の記事が載っていました。 僕も、それはマズイだろう、と思います。 しかし記事に、「指導困難高」に着任して「毎日、自らジャージーに着替え、ほうきやガムをはがすへらを手にして、校内を掃除」したりして、「すさんだ雰囲気をなくすと共に、生徒と言葉を交わすきっかけにした」というスーパー校長先生の話が出てくると、どうもイヤな臭いがしてきます。 いや、この校長先生は、純粋にすげーなーと思いますよ。別に揶揄する意図はありません。 僕が危惧するのは、この手のお話が、精神論に行き着き、問題が教師の心の問題に帰されてしまうことです。 つまり、「教師がやる気を出し、生徒に本音で向き合えば、いくら荒れた生徒でも分かってくれるようになる」みたいなストーリー展開が、そのうち反転し、「生徒が荒れているのは、教師が本音で向き合っていない