Appleは米国時間4月7日、「iTunes」における一律99セントという従来の価格体系を変更した。レコード会社は今後、新たにリリースされた楽曲に1.29ドルを課金することを選択できるようになる。カタログに含まれる一部の旧作は69セントで販売されるが、他の楽曲はすべて、これまでの成功で実証済みの価格である99セントが維持される。価格変更については、2009年1月にCNET Newsが最初に報じていた。 iTunesの新価格体系は、Appleの同サービスの顧客にとって、忠誠心が試される過去最大の試練になるかもしれない。iTunesは2001年1月のサービス開始以来、デジタル音楽販売の同義語となってきた。同サービスは1曲の価格を99セントに固定し、5年以上にわたり値上げをしていなかった。 この戦略は、これまでAppleに成功をもたらしてきた。調査会社NPD Groupが最近行った調査によると、