中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東(おおひがし)隆行さん=当時(72)=が平成25年に京都市山科区の本社前で射殺された事件で、京都府警と福岡県警の合同捜査本部が、王将創業者の長男に任意で事情聴取したことが1日、捜査関係者への取材で分かった。捜査本部は、創業家が経営を担っていた時代に特定の企業グループの経営者と不適切取引をしていたことと、事件との関連性に関心を示しており、取引の実態を解明するために創業家にも事情を聴いたもようだ。 殺人容疑などで逮捕された特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)系組幹部の田中幸雄容疑者(56)と、大東さんや王将側との接点は確認されていない。 王将フードサービスを巡っては、事件後の28年、第三者委が、創業家とこの企業グループとの不適切取引が長年存在していたとする報告書を公表。王将側から200億円超が流出し、約176億円が未回収
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