デルは2008年9月5日、インテルの小型のモバイルインターネット端末向けCPU「Atom」を搭載したミニノート「Inspiron Mini 9」を同社のWebサイト上で本日から販売すると発表した。価格は4万9980円からで、店頭でも8日から順次販売する。国内で販売中のミニノートでは初めてOSにLinuxベースで高速な動作を売り物にする「Ubuntu(ウブンツ)」が選べるのが特徴。同社がUbuntu搭載モデルの販売に踏み切ったことで、他メーカーがこの動きに追随するのか、今後の動向が注目される。 アスーステック・コンピューターやヒューレット・パッカードなどミニノートを販売する他メーカーは、米国など海外ではUbuntuを搭載したモデルを広く展開している。しかし、国内ではWindowsユーザーが多く、ユーザーサポートのしにくさを考慮して展開は見送っていた。
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