「小説家という職業」という本を読んだのだが、すこぶるおもしろい。 小説家という職業 (集英社新書) 作者: 森博嗣出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/06/17メディア: 新書購入: 7人 クリック: 273回この商品を含むブログ (103件) を見る著者は工学博士で某国立大学の工学部の教授をしている(追記 デビュー当時助教授で、現在は退職されているみたいです。情報教えてくださった方々多謝!)そうなのだが、彼が大学の仕事のかたわら小遣い稼ぎを目的に37歳から小説を書き始め、実際小遣いどころか莫大な印税が手に入るようになったまでの経緯を書き連ねている。 自分は研究職というのは小説家と同じような仕事だと思っているのだが、小説家が気をつけなければならないこと、というのを読むと非常に参考になる。いや、確かにこれは必要。いくつも感銘を受けるくだりはあるのだが、一つだけ選ぶとするとここかな?