太陽を完全再現するロボット・アーム。 史上最も古い時計は日時計。太陽の位置と角度で落ちる影の向きから、現在時刻を読み取る古代人の知恵ですよね。 でも日時計の最大の欠点は、いつでもどこでも太陽光が差さないこと。夜間はもとより、曇天や雨天時だったらもう腹時計に頼るしかありません。 そんな日時計を、テクノロジーの力でアート作品に消化してしまったグループがいます。彼らはチューリッヒとマルセイユ出身のふたり組AATB。そしてこの作品は目玉焼きの英訳と同じ「サニー・サイド・アップ」と名付けられています。 Video: AATB/vimeo太陽の代わりを務めるのは、LEDが仕込まれたロボット・アーム。そしてノーモン(指柱)は釘が一本、壁に刺さっているのみというシンプルなものです。 日時計は1日24時間で360度、地球の自転によりグルっと回転します。なので割り算すると1時間が15度。ですが陽が沈む時間帯は
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