新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京など3都府県に「まん延防止等重点措置」の適用が拡大された12日、各地では65歳以上の高齢者へのワクチン接種が各地で始まり、1139人が受けた。菅義偉首相は6月末までに2回分のワクチンを用意すると説明するが、政府が終わらせるのはワクチンの確保まで。自治体による接種実務はその後で、高齢者が打ち終わる時期は、政府内には「お盆までに」との声も上がる。16歳以上の全国民に行き渡るのがいつになるのかは、さらに不明確だ。(生島章弘、山口哲人)
新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の感染や重症化のリスクを上げないためには、バランスのいい食事と良質の睡眠を含んだ休養をとったり、適度な運動をしてストレスをためない生活をおくることが重要だ。生活習慣でいえば、喫煙や過度の飲酒も免疫機能を下げ、感染リスクを上げる要因になる。最新の研究から喫煙と新型コロナの関係について考えてみよう(この記事は2020年12月4日時点の情報にもとづいて書いています)。 喫煙者が重症化するのは確か 喫煙と新型コロナの間の感染リスクや重症化との関係は、この感染症が世界的に広がり始めた頃から指摘されてきた(※1)。 WHO(世界保健機関)は6月30日に新型コロナと喫煙に関した複数の研究論文を吟味した結果を報告している(※2)。WHOはこの報告で、喫煙は新型コロナの入院患者が重症化したり死亡したりすることに関連が示唆されると指摘している。 一方、この報告でWH
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