2022年度以降の高校の履修科目で、これまでの「現代社会」を廃止して「公共」という科目が新設されます。しかし公共では、「基本的人権の保障」や「平和主義」の項目が削除されていることが問題視されています。その背景には何があるのでしょうか?(『らぽーる・マガジン』原彰宏) ※本記事は、『らぽーる・マガジン』 2020年7月13日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。 18歳からの選挙権を見据えた変更? 中央教育審議会の専門部会は、2022年度以降に導入する高校の次期学習指導要領の地理歴史・公民について、「現代社会」という科目を廃止して「公共」という科目を新設するとしています。 学習指導要領とは、文部科学省から、幼稚園と大学を除くすべての学校で教える内容を定めたものです。国公立や私立に関係なく影響を及ぼすものです(私立は比較的影響力は弱い)。 小中
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