ロシアに隕石(いんせき)が落下して世界的に隕石への関心が高まるなか、隕石を販売している東京・新宿の店にも、訪れる客が急増しています。 東京・新宿の販売店では、ふだんは化石や珍しい鉱物を扱い、今月14日からは隕石の特別展を開いて販売を始めたところ、翌日の15日にロシアで隕石が落下し、その後、訪れる客が1.5倍から2倍に急増しているということです。会場には、石ころくらいの大きさから重さが70キロを超える隕石まで、合わせて300点ほどが並べられています。 このうち、127年前の明治19年に鹿児島県に落下したという「九州隕石」は、縦9センチ、横12センチ、厚さ3.5センチで、675万円の値段が付けられています。 また江戸時代の末期に岩手県に落下した「気仙隕石」や、1836年にアフリカのナミビアで発見された重さが74キロある「ギベオン隕石」などが、訪れた人の関心を集めていました。 一見では普通の石と